この記事は、有料記事です。
TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第28期受験直前講座 (6)自由空間の特性の解答その2 |
2021年7月22日 9時30分の記事 |
第28期受験直前講座 (6)平面波の解答その2 平面波の演習問題には、聞いた事がないか、 その意 味が分からない事柄が含まれていますので、前回は、 その内の”平面波”と”位相速度”についてのお話を致 しました。 位相速度とは、波の形が進む速度をいいます。 但し、波を形成する物質そのものは、すすみません。 と言う事を前回お話し致しました。 今回は、 その続きで、「そもそも、 位相って何?」と言 うお話から致します。 図-4 説明の中に不明な点がありますと、 記憶に残りにく くなります。 皆様が参考書を読んで分からない時は、 その説明 の中に不明な点が含まれるからです。 さて、 図-4の横軸は、時間軸であり、それぞれの時 間における角度を示しています。角度の単位は、 [ rad] (ラジアン)です。 そして、縦軸は、振幅です。 時刻 t1 と 時刻 t2 の振幅は、共に+A1 です。 この隣り合う同じ振幅の間を 1周期と言い、 その時 間は、T [sec(秒)] です。 1周期の中のある時刻での角度を位相と言います。 t1 の位相は、θ1 で t2 の位相は、 θ2 でθ1 = θ2 です。 位相速度を厳密に言いますと、θ1 から θ2 へ進む 速度の事ですので、位相速度と言います。位相速度 とは、 位相の進む速度の事です。 図-4を見ますと T の上に λ と書いてあります。 新たに横軸が距離を表す事とします。 すると(t2 − t1)= T の間に 1 波長分の波がある事 を表します。 それでは、ある程度、予備知識が出来た所で、解答及 びその解説を行います。その前に もい一度 問題をご 覧下さい。 [演習問題8] 次の記述は、自由空間における 平面波の伝搬につい て述べたものです。( ) 内に入れるべき字句を下の 番号から選んで下さい。 ただし、平面波の位相速度を c [m/s] 、周波数を f [Hz] 及び 波長をλ [m] とし、自 由空間の誘電率をε [F/m] 及び 透磁率を μ[H/m] とします。 (1) c は、c = fλ [m/s] で表される。 その値は、約 ( ア ) [m/s] である。 (2) c を ε と μ で表すと、 c = ( イ ) となる。 (3) 位相定数βは、( ウ ) [rad/m] で表され、1[m] 当りに変化する位相量を表す。 (4) 任意の点における 電界強度 E [V/m]と磁界強 度 H [A/m]の比 ( エ )は、自由空間固有イン ピーダンスといい、その値は、ほぼ ( オ ) [Ω] 。 (5) 電界E と磁界H が画面上に図に示す関係にあ るとき、電波は、画面の ( カ ) の方向に進む。 図は、右手系で 描いていますので 上、左、奥がそれ ぞれ”+”になります。実際の試験では、左手系で描か れていますので、上、右、奥が”+”になります。 当ブログでは、一般的な右手系で描きました。 1 3x10^10 2 75π 3 εμ [m/s] 4 π/λ 5 E/H 6 表から裏 7 3x10^8 8 1/sqrt(εμ) [m/s] 9 H/E 10 2π/λ 11 120π 12 裏から表 [解答と解説] (ア) 答えは、"7"の 3x10^8です。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し ない資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ うか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま すか?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり ます。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大 変重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み 下さい。 |
[50ptでこの記事を購入する(確認画面へ)] |
[カテゴリ:無線工学] |
このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] |
このブログの評価 評価はまだありません。 [このブログの評価を見る] |
| |