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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第29期無線工学第2章航法支援施設 (1)VORとDMEその5 |
2021年9月21日 9時30分の記事 |
第2章航法支援施設 (1)VORとDMEその5 前回迄に航空機から見た VOR局の方位が分かる仕 組みをお話いたしましたので今回は、 VORの使い方 をお話致します。 1.小型機のVOR計器 図-6を見ながら、以下の説明を読んで下さい。 伊丹空港 (大阪空港:RJOO) のVORを例にお話いた します。 貴方の操縦する航空機が伊丹空港の周辺を飛行中 とします。 VOR の受信機の周波数を 113.9[Mhz]に合わせます と、伊丹空港のVOR局の識別符号である OWEが可 聴音のモールス符号で −−− ・−− ・ ( ツーツ ーツー トツーツー ト ) と聞こえてきます。 VOR の構成や原理のお話しの時には、VOR の電波 から方位を知る優先しましたので混乱しない様に 識 別信号のお話しは、しませんでした。 識別信号は 現 在、受信中の信号が目的のVOR局のものである事を 確認できる様にする為に発せられるものです。 識別信号は、1020 [Hz] の可聴周波数をモール符号 で断続して基準位相信号(30[Hz])の送信機に加えら れます。つまり、 基準位相信号の送信機は、 基準位 相信号の 30 [Hz] のSIN波と 1020 [Hz]のSIN波を振 幅変調しています。 機上では、 この識別信号を聞き、 伊丹のVOR局を受 信しているを確認します。 次に図-6の計器の真ん中の白い線に注目して下さい 。 白い線はCDI (Course Deviation Indicator)を表してい ます。 この針は、上端を支点に 針の下が左右に振れ る様になっています。この針は、図-6 の左下の (OBS と言います。)と連動しています。 このツマミをまわしますと数字の書かれた円盤が回り ます。針の下端が真下に来たときの円盤上の真上の 数字又は、目盛りが VOR局 の方位と言う事になりま す。 図-6では、メータの上がNになっていますので伊丹空 港のVORは、真北にある事になります。すなわち、 貴 方は、VORの真南にいる事になります。 仮に CDI が少し 図-6より右に振れていたとしますと VORから真南に引いた線より少し、西側に いる事に なります。 左に触れていれば、 VORから真南に引いた線より少 し東側にいる事になります。 ここで、チョットご注意ですが 図-6では、機首も 真北 に向いていますが CDI が真っ直ぐ上を向いているか らと言っても これは、貴方の航空機がVORの真南に いる事を示しているだけで機首の方向を 示している 訳では、ありません。 機首の方位は、コンパスで確認します。 さて、もう1つ計器の中で説明する必要のある物があ ります。 図-6のCDI の右の三角形に注目して下さい。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し ない資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ うか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま すか?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり ます。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大 変重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み 下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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