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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第29期無線工学第2章航法支援施設 番外編〜ILSその2〜
2021年9月24日 9時30分の記事
 
                      第2章航法支援施設
           番外編〜(2)ILS その2〜

前回から 4 回に分けて、ILS のお話を致しています。
ILSとは、 (Instrument Landing System)  計器着陸方式
の事です。
飛行機は、離陸する時と着陸する時が 一番危険だと言
われてます。着陸の事を緩やかな墜落と言うそうです。
広島空港でのアシアナ機の事故では、局所的に発生す
る上昇気流の直ぐ後の下降気流をセットとした ダウン・
バースにより上昇気流に遭遇し、 下降の為の操作をし
た後、下降気流に遭遇して、 必要以上に降下した為に
ローカライザーにぶつかった事故の様です。
さて、広い空を飛んで来た航空機は 、空の広さに比べ
て幅が僅か 60[m] 程度の滑走路の真ん中の白線 (雪
国では、黄色)上に着陸する事が出来ます。
例えば、降下して来た航空機が低い雲の中に入り見通
しが悪く滑走路が 見え無い時があります。 それでも航
空機は、見えない滑走路へ向かって着陸を続けます。 
やっと滑走路が見えた時には、滑走路迄の距離が時間
にして1〜2分と言う事もあるかも知れません。
皆様が、乗っている飛行機のパイロットは、 天候の悪い
時、滑走路が見えないまま、時速 300 Km程の高速で滑
走路を目掛けて飛行している事があるのです。

霧で数m先が見えない時、 高速道路を高速で走行して
いる様なものです。(自動運転なら大丈夫かも知れませ
んネ)
それでも、滑走路の白線上に直陸する事が出来ます。
その着陸を助けてくれる のが ISL です。 非常に 重要な
航法支援施設です。その為、 試験には、良く出題されま
す。 
今回は、フライト・シュミレーションソフトを使ってILS を擬
似体験してみます。

今回、使いますソフトは、Microsoft社の Flight Simu-
lator FSX  です。

着陸しますのは、仙台空港の B滑走路です。 今回の機
材は、セスナ172 スカイホークです。
通常ですと、小型機用は、A滑走路を使用するのですが
が、ILSが有りませんので中型機が使用します B滑走路
へ着陸してみます。

絵が小さくて見にくいのですが、画面上部の海岸線の中
央より少し右側が仙台空港です。
セスナのコンパス( インスツルメント・パネルの上の四角
い計器)の直ぐ左にPAPIの灯火が見えます。
仙台空港の B滑走路及び ILS の諸元は、以下の通りで
す。

 長さ  :3000[m]
 幅   :  45[m]
  方位   :271°
 周波数 :111.7 [MHz]
識別信号 :ISD

諸元でも書きましたが、滑走路の幅は、45 [m] です。
有視界飛行時でも速度の遅い小型機では、 難なく着陸
できますが、セスナで計器着陸をしてみます。
降下中に視界が悪く滑走路が見えない時、 速度の速い
中型機以上では、 ILS なしには、 滑走路の センター・ラ
イン上に着陸する事は、不可能です。


続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]

貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し
ない資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから
こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ
うか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま
すか?

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり
ます。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大
変重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み
下さい。

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[カテゴリ:無線工学]
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