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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第29期無線工学第3章半導体・電子管 (5)接合形電界効果トランジスター |
2021年10月13日 9時30分の記事 |
第3章半導体・電子管・電子回路 (5)接合形電界効果トランジスター(FET) 今回は、電界効果トランジスターの 一般的な特徴についてお 話をする予定でしたが、電界効果トランジスターそのものにつ いて当講座では、 お話をしていませんでしたの 予定を変更し まして、電界効果トランジスターのお話を致します。 FETには 接合形とMOS形があります。今回は、接合形の FET のお話をいたします。 それでは、今回のテーマである FET についてのお話をします。 前回迄お話をしましたトランジスターは、 バイ・ポーラ・ト ランジスターと言います。 何故バイ(2つのと言う意味 )が付いているかと言いますと、” 正孔”と“電子”(実際は、どちらも電子に関係します)の移動が 、電流になるからです。 今回お話します FET は、ユニ・ポーラ・トランジスターと呼 ばれます。 何故ユニ(1つのと言う意味)と言う言葉が付いているかと言い ますと”正孔” か ”電子” のどちらか1つだけの移動が電流に なるからです。 それでは、その様子を見てみましょう。 上の図は、P形半導体に電池をつないだものです。 P形半導体の右側に電池の ”−”が繋がれいますので、内部 の正孔が右方向へ移動します。一方、P形半導体の左端には 、電池の”+”が繋がれているために左端近くの原子から電子 が奪い取られ、新たに”正孔”と”自由電子”が生まれます。 ”正孔”は、先に説明しました様に右へ移動します。そして 新 に生まれた電子は 電池を経由してP形半導体の右端へ移動 し、P形半導体の内部を左から移動して来た ”正孔”と結合し 、"正孔”と”自由電子”が、消滅します。 まとめますと P形半導体の左端で ”正孔”と”自由電子"が生 まれ、正孔は、半導体の中を右へ進み”自由電子”は 電池を 経由して、P型半導体の右端で正孔と結合します。 この時の半導体内部での正孔の移動が電流となります。 勿論、 半導体の外では、導線や電池内部を電子が移動して いますので、外部にも電流が流れています。 次にN形半導体で見てみましょう。 N 形半導体の右端に電池の”+”が繋がれいますので、N形半 導体内部の自由電子が右端へ移動してきます。 この電子は 電池を経由してN形半導体の左端から内部へ入 ります。 その電子は、N形半導体の右端へ進み、電池を経由してN形 半導体の左端から N形半導体の内部へ進むと言う循環を行 います。この時の電子の動きが電流です。 ここまで、見て来ました様にP形半導体又は、N形半導体に電 池を繋いだだけでも電流(電子又は、正孔の移動)が流れます 。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し ない資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ うか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま すか?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり ます。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大 変重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み 下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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