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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第29期無線工学第5章FM送受信機 (2)FM送信機の構成その2
2021年11月13日 9時30分の記事
 
                 第5章FM送受信機
              (2)FM送信機の構成その2

前回は、位相変調器を使用してFM 変調波を作るお話を
しましたが、お分かりになりましたでしょうか? 式の展開
は、別としましても 音声信号を積分回路に通してから位
相変調をすると
FM変調が得られる事だけは、 覚えてお
いて下さい。
また、位相変調は 音声信号の大きさと 音声信号の周波
瞬時周波数が広がってしまうと言う事も今回、
お話をします IDC 回路に必要な知識です。


前回のお話がお分かりでない方は 前回のお話を読み直
してから今回の記事をお読みください。

それでは、今回は、周波数逓倍器からお話を始めます。

 

3.周波数逓倍器
  この周波数逓倍器の目的は、 振幅変調の送信機と同
  様に発振器で発振した周波数を 送信周波数になる様
  に整数倍する事です。
  発振器で発振する高周波の周波数は、 あまり高くでき
    ません。
   そこで 目的の送信周波数にする為に 整数倍するので
    す。
   例えば送信周波数が110.4[MHz] だとします。
   発振器の周波数が、9.2[MHz] としますと、

    
     9.2 [MHz] x 2 x 3 x 2 = 110.4 [MHz]

   の様に幾つかの逓倍器を用いて 周波数を整数倍して
    元の発振周波数を高くします。
   この時の周波数総逓倍数は、12です。
  (試験では、この周波数総逓倍数を求める問題が出題
   される事が有ります
。)

  
   逓倍器はC級増幅と呼ばれる増幅器で増幅をします。
   本来増幅器は 信号の形を変えずに大きくするのです
   が、C 級増幅は、 効率良く増幅が出来る反面、 出力
    信号の波形が 入力の信号の形とは大きく変わってし
    まいます。
   波形が違うと言う事は、 歪を多く 含んでいると言う事
    です。
   歪ませる事で元の信号(発振器で作る信号は 正弦波
    です。) の 2倍や3倍、4倍等などの基本波の周波数
    の整数倍の信号を含んでしまいます。
   その中から 目的の整数倍、 例えば 2倍としますと C
  級増幅器の出力の負荷に 2倍の共振周波数の共振
  回路を設ける事で 2倍の周波数の信号だけを取り出
    す事が出来ます。
   3 倍の周波数を得たければ、C 級増幅の負荷に発振
    器の発振周波数の 3 倍の周波数の 共振回路を入れ
    る事で発振周波数を3倍にする事が出来ます。



続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]

貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し
ない資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから
こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ
うか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま
すか?

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり
ます。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大
変重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み
下さい。

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[カテゴリ:無線工学]
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