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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第29期無線工学第9章電気回路 (7)LCR並列共振回路の考え方
2021年12月22日 9時30分の記事
 
                   第9電気回路
             (7)並列共振回路の考え方

今回は、前回出題致しました、 並列共振回路の解答を
通してLCR並列回路を考えます。 


それでは、前回の演習問題から見ていきましょう。 

 [演習問題 4]
次の記述は、図に示すLCR並列共振回路について述べ
たものです。(     )の中に入れるべき字句の正しい組合
せを答えて下さい。
共振回路は、共振状態にあり、コイルや、導線の抵抗分
は、無視できるものとします。
交流電源の電圧:v は、3 [V]とし抵抗:R は、3[Ω]としま
す。



(1)交流電源から見た合成インピーダンスの大きさは、  
   (  A  ) [Ω]である。
(2)電源電圧:v により流れる電流:i の大きさは  (  B  )   
     [A]である。
(3)vと i の位相差は、(  C  ) [rad] である。

 

        A      B        C
  1    3       2     π/2
 2  3   1   π/2
 3  0   2   π/2
 4  0   2    0
 5  3   1    0

[解答]
(A) コイルのリアクタンス:XL = j ωL。 そして、コンデン
    サーのリアクタンス:XC =1/(j ωC ) です。
  そして、抵抗:R が並列に繋がれています。
  電源から流れ出る電流: i は、 抵抗に流れる電流:
  i R、コイルに流れる電流:i L 、そして、コンデンサー
   に流れる電流: i C に分かれます。 この状態を式で
   書いてみます。( 以下、斜体文字は、ベクトルを表し
    ます。)
     
    i = i R + i L + i C                     (1)

    この回路は、並列回路ですので  抵抗、コイル、コン
    デンサーに 等しく電源電圧:が 加わっています

    で、(1) 式は、

    i = V/R  + V/( j ωL)   + V/{ 1/( j ωC) }
          
           ( j ・j  = −1 ですから )

           = V/R  − j V/(ωL) + jVωC
           = V/R  +  j { ωC − 1/(ωL) } ・V 
                                                    (2)

   この回路は、題意より共振していますので、

      ωC = 1/(ωL)              (3)
                (ここが、ポイントです。)
    ですので、


続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]

貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し
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新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから
こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ
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合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま
すか?

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり
ます。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大
変重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み
下さい。


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[カテゴリ:無線工学]
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