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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第29期無線工学第9章電気回路 (8)電力その1 |
2021年12月24日 9時30分の記事 |
第9章電気回路 (8)電力その1 2022年2月期向けの 通常の講座もいよいよ 今日と明 日の 2 回となりました。通常の講座終了後は、試験の 前々日まで 試験に向けた実践的なお話をします受験 直前講座と銘打ちまして実践的なお話を致します。 それでは、今回のテーマである 電力のお話しを致しま す。 最近、 大学の電気関連の学部においても、 力率を扱 わないケースが有る様です。 扱わない理由は、色々有ると思いますが、力率は、難 しいものと思われている節があります。航空無線通信 士の試験を受験される方は、試験に出ると言う事もあ りますが、簡単ですので、今回のお話を通じて 理解し ておいて下さい。 そして、超簡単に 三角関数が理解出来る方法をお話 いたします。 1.電力とは? 電力とは?と質問しますと皆様は、以下の様に答え られると思います。 P(:電力)= V(:電圧) x I(:電流) (1) 直流の場合は (1)式で良いのですが、 前回迄のお 話の様にコイルやコンデンサーが 回路内にありま すと電流と電圧の間に位相差が生じてしまいます。 その位相差を考慮しますと (1) 式は、(2) 式の様に なります。 P = V・I・cosθ (2) ここでθは 電圧と電流の位相差です。そしてcosθ を力率と言います。 何故 cosθを電流と電圧の積に掛けるのでしょうか ? 下の図をご覧下さい。 荷物を右側へ引っ張る様子を描いています。 物理の世界では、荷物を水平移動する事を「仕事」 と言います。 仕事を Wとし、Fの力で水平に Lだけ動かしたとしま すと W = F・L (3) となります。 上の図でθが ”0°”つまり、地面と水平に力を加え れば良いのですが、図の場合、θが ”0°”では、あ りません。 それでは、θ が ”0°" でない時の 仕事は、どの様 に考えれば良いでしょうか? θ が "0°” でない時、力:Fがどれだけ水平方向へ 引っ張る事に寄与するかを考えてみたらどうでしょう か? 図の Fをベクトルと考えますと F の水平面への影が 、横方向へ動かす力となります。 と言う事は、横方向への力を Fh としますと Fh = F・cosθ (4) となります。 つまり、Fに cosθを掛ける事によりFの 水平方向の成分(有効成分)を求めた事になります。 よって(3)式の一般式は、 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し ない資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ うか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま すか?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり ます。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大 変重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み 下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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