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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第29期無線工学第9章電気回路 (8)電力その2 |
2021年12月26日 9時30分の記事 |
第9章電気回路 (8)電力その2 今回は、 電力の 3 つの種類と力率の改善方法につい てのお話を致します。 力率の改善方法は、よく出題されますので、よく理解し ておいて下さい。 2.有効電力:P、無効電力:Q、皮相電力:S 電力には、表題のとおり3つの電力があります。下の 図をご覧下さい。 皮相電力とは、電圧と電流を掛けたもので位相差:θ が考慮されていません。 S = V・I 電気器具のカタログに書かれている電力は、 皮相電 力の事です。 有効電力とは、 次式の事で、 言葉の通り、実際に有 効となる電力を示します。 P = V・I・cosθ 無効電力とは、言葉の通り、実際には 役に立たない 電力です。 Q = V・I・sinθ となります。 電力会社からSの電力を買っているのですが 実際に 使用しているのは、Pと言う事になります。 Qだけ、無駄にしている事になります。 V・I に cosθ を掛けますと 前回、”仕事” についてお 話しをしました通り V・I の 水平成分ですので 役に立 つもの。 sinθ を掛けますと 垂直成分ですので 役に 立たないものと言う事になります。 この考え方は、 大 変、重要ですので、覚えておいて下さい。 ついでに、P と Q と S の関係を示しておきます。 S =sqrt(P^2 +Q^2) = sqrt{ (V・I・cosθ)^2+(V・I・sinθ)^2} =sqrt[(V・I)^2 ・{ cos^2・θ+sin^2・θ}] =V・I 注・・・cos^2θは、cosθの2乗。sin^2θは、 sinθの2乗を表しています。 それでは、 次に力率の改善方法について お話を致しま す。 その前に抵抗:R とコイル:Lの直列回路及び、 Rとコンデ ンサー:C の直列回路でそれぞれの力率は、 どうなるの かを見ておきましょう。 3.LRの直列回路の力率 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し ない資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ うか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま すか?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり ます。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大 変重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み 下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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