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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第29期受験直前講座 (11)トランジスターの解答
2022年1月28日 9時30分の記事
 
               第29期受験直前講座
              (11)トランジスターの解答


今回は、前回出題致しましたトランジスターの電流増幅率
に関する演習問題の解答と解説を行います。

まずは、演習問題からご覧下さい。

[演習問題16]
次の記述は、トランジスターのベース接地電流増幅回路の
電流増幅率:αとエミッター接地電流増幅回路の電流増幅
率:β の関係について述べたものです。
(  )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から
選んで下さい。

(1)図-1に示す回路は、( A ) 接地電流増幅回路で、エミッタ
  ー電流;IE [A]とコレクター電流:IC[A]の間には、IC = αIE
   の関係がある。 このときのベース電流:IBは、 図-2 で表
   される。

     IB = IE - IC = ( B ) [A]

 (2)βとαの関係は、次の式で表される。

   β = IC/IB = ( C )

 (3) よってα は、β より ( D )。

       A                   B                  C            D
1 エミッター    (1-α)IE         α(1-α)           小さい
2 ベース       (1-α)IE         α/(1-α)        小さい  
3 エミッター    (1-α)IE         α/(1-α)        大きい
4 ベース      (1-α)IE        α(1-α)        大きい
5 ベース      (1-α)IE          1/(α-1)       大きい


        図-1

        図-2


[演習問題16の解答と解説]

A  答えは、 ”ベース” 。 トランジスターを使った増幅回路
   には、

   エミッター接地増幅回路
   ベース接地増幅回路
   コレクター接地増幅回路

  
  以上の3種類があります。 航空無線通信士より上級試
  験では それぞれの回路の特徴に関する問題が出題さ
  れますが 航空無線通信士の試験で問われるのは、上
  の 2 つの電流増幅率を知っているか?と言う事だけで
    す。
  それぞれの増幅回路の回路図をイメージで覚え、 その
  名前も 意味も分からずに 暗記されると言う方も多いの
  では、ないでしょうか?
  内容を理解する事で 不確実な暗記をしなくても 済む様
  になります。
  そもそも各回路に共通して付いてる ”接地” とは、何の
  事でしょうか?その点から考えてみましょう。
     
                 図-3

   図-3 は、ベース接地増幅回路です。GNDと書いてある
   所はGROUND の事です。GND は、電気の世界では、
   EARTH(アース:地球)と同義語です。
   電気の電圧の基準GND です。


続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]

貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し
ない資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから
こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ
うか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま
すか?

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり
ます。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大
変重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み
下さい。
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[カテゴリ:無線工学]
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