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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第30期無線工学第4章DSB送受信機 (3)スーパー・ヘテロダイン受信機その4 |
2022年6月7日 9時30分の記事 |
第4章DSB送受信機 (3)スーパー・ヘテロダイン 受信機の構成その4 前回迄は、電波と言う高周波を捉え 周波数を変換して 増幅する所迄のお話でした。 前回の最後にお話した所 は、中間周波数増幅器で、まだ、周波数が低くなったと 言っても、高周波です。今回は、この高周波から音声信 号を取り出す検波器からのお話です。 ちなみに次の章以降にお話をします FM 受信機の構成 の内中間周波数増幅迄の構成は、DSB受信機と同じで す。 ただし、中間周波数増幅回路が 扱う周波数の幅がそれ ぞれ違います。また、今回お話します検波回路と次回お 話をします付属回路がそれぞれの受信機で違います。 その違いを理解する事が 4章以降で必要です。 6.検波器( Detector ) 航空無線では、118 [MHz] 〜 137 [MHz]の周波数を 使用しています。 図-10 の最初の中間周波数増幅器の周波数は 10.7 [MHz] です。 第二の中間周波数増幅器の周波数は、455 [kHz] で す。 118 [MHz] 〜 137 [MHz]の間の周波数から選ばれる 受信周波数は 最終的に全て455 [kHz] に変換される のですが 455 [ kHz] と言う周波数も十分に高い周波 数のRFです。 それに比べて電波に乗せて送られて来る音声信号は 、遥かに低い周波数で 低周波 と呼ばれます。英語で は、 Audio Frequency と呼ばれます。頭文字を取って AFと呼ばれます。 現在、 話題のハイレゾ音源は、 40 [kHz] 迄の周波数 成分を含んでいますが 人間の耳には、聞こえません 。聞こえる範囲は、20 [kHz]位迄です。AFと RFの境は 、ハッキリしていません。 ダブル・スーパー・ヘテロダイ ンの中間周波数を 更に 低い周波数に変換するトリプ ル・スーパ・ヘテロダイン では、50 [KHz]です。 この場合、この中間周波数は、RF に分類しています。 RF に対する AF は、直接、スピーカーやイヤホンで音 としての再生を目的としている事がその分類の仕方の 違い位です。 航空無線の場合のAFは、100 [Hz] ないし200 [Hz] 位 〜 3 [KHz]ですので 50 [kHz] は、十分に RFです。 DSBでは、搬送波の振幅を音声信号の大きさで変化さ せています。 455 [kHz] の DSB の高周波も同じく音声信号の大きさ でその振幅が変化しています。 搬送波の周波数だけが 455 [KHz]になった高周波から 音声を取り出す検波方法のお話をします。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 2022年8月期向け第30期のシラバスは、当ブログの 特性上、同じ位置に掲載できませんのTOITAの「 航空無線通信士受験塾」でご覧下さい。 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し ない資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ うか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま すか?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり ます。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大 変重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み 下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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