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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第30期無線工学第6章FM送受信機 番外編〜送信機の構成その2〜
2022年6月26日 9時30分の記事
 
            第5章FM送受信機の構成
              番外編〜FM送信機の
                構成その2〜

今回は、位相変調器のお話です。
数式ばかりで恐縮ですが、それ程、難しい式でもあり
ませんので最後迄お付き合い下さい。

2.位相変調器
  位相変調とは、音声信号で搬送波の位相を変える
  変調方式です。
  しかし、FM 送信機に なぜ位相変調器が有るので
    しょうか?
  その理由は、間接周波数変調をする為なのです。
  それでは、間接周波数変調と位相変調とは、 どの
    様な関係に有るのでしょうか?
  実は、 音声信号を 積分回路に通してから 位相変
  調をします
と、FM変調が得られるのです。
  積分回路とは、 コンデンサーと 抵抗からなる 回路
    です。音声信号を抵抗に通しその出力とグランドの
    間にコンデンサーを入れたものが積分回路です。
  
     
  抵抗を通った音声信号は、コンデンサに蓄えられま
    す。つまり、蓄積している訳ですから積分ですネ。   
   ここで位相変調について少し触れておく事にします
    。

    Vpm:位相変調された搬送波の電圧
    f:音声信号が無い時の搬送波の周波数
    E :搬送波の最大振幅
    Fp:音声信号の周波数(音声信号は、お話を簡単
       にする為に 1 つの周波数だけとします。
           )
    εm:音声信号の最大振幅
    ε:音声信号の瞬時値
 Δθ:音声信号が最大の時の最大位相偏移 ( 一定
      の定数)
   Vc:搬送波
   Vp:音声信号

   Vc = E・sin(2・π・f・t)  
   Vp  = (ε/εm)・sin(2・π・Fp・t)

    Vpm = E・sin{(2・π・f・t) + 
          Δθ・(ε/εm)・sin(2・π・Fp・t)}  (1)

  中カッコの前半は、 音声信号が 無い時の 搬送波
  の大きさが 2πftでSIN波状に変化する事を表して
  います。
    中カッコの後ろ半分は、音声信号で搬送波の位相
  が変わる事を表しています。
  位相とは、本来 sin(2・π・f・t)の t = の時の始まり
    の位置で位相:β が”0”の時は、

   "Y = sin(2・π・f・t+β)= 0”

  しかし、β ≠ 0 としますと t = 0 でも
  
     Y = sin(2・π・f・0 + β) ≠ 0
  
  このように  Y は、 値を持ちます。 ( β = 180° と
  β=360°及びそれらの整数倍を除きます。)
  (1) 式をみますと、t は、 中カッコの中の前の項と
  後ろの項に掛ています。当然、t は、同じ値で変化
    します。



続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]
2022年8月期向け第30期のシラバスは、当ブログの
特性上、同じ位置に掲載できませんのTOITAの「
航空無線通信士受験塾」
でご覧下さい。

貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し
ない資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから
こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ
うか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま
すか?

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり
ます。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大
変重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み
下さい。


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[カテゴリ:無線工学]
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