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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第30期無線工学第6章FM送受信機 番外編〜FM送信機の構成その3〜 |
2022年6月27日 9時30分の記事 |
第6章FM送受信機 (2)FM送信機の構成その3 前回は、位相変調器を使用してFM 変調波を作るお話をし ましたが、 お分かりになりましたでしょうか? 式の展開は 、別としましても 音声信号を積分回路に通してから位相変 調をすると FM変調が得られる事だけは、 覚えておいて下 さい。 また、位相変調は、 音声信号の大きさと 音声信号の周波 数の積で瞬時周波数が広がってしまうと言う事も今回お話 をします IDC 回路に必要な知識です。 前回のお話がお分かりでない方は、 前回のお話を読み直 してから今回の記事をお読みください。 それでは、今回は、周波数逓倍器からお話を始めます。 ![]() 3.周波数逓倍器 この周波数逓倍器の目的は、 振幅変調の送信機と 同 様に 発振器で発振した周波数を 送信周波数になる様 に整数倍する事です。 発振器で発振する高周波の 周波数は、 あまり高くでき ません。 そこで 目的の送信周波数にする為に 整数倍するので す。 例えば送信周波数が110.4[MHz] だとします。 発振器の周波数が、9.2[MHz] としますと、 9.2 [MHz] x 2 x 3 x 2 = 110.4 [MHz] の様に幾つかの逓倍器を用いて周波数を整数倍して元 の発振周波数を高くします。 この時の周波数総逓倍数は、12です。 (試験では、この周波数総逓倍数を求める問題が出題さ れる事が有ります。) 逓倍器はC級増幅と呼ばれる増幅器で増幅をします。 本来増幅器は 信号の形を変えずに大きくするのですが 、C級増幅は、効率良く増幅が出来る反面、出力信号の 波形が入力の信号の形とは大きく変わってしまいます。 波形が違うと言う事は、歪を多く含んでいると言う事です 。 歪ませる事で元の信号(発振器で作る信号は 正弦波で す。) の 2倍や3倍、4倍等などの基本波の周波数の整 数倍の信号を含んでしまいます。 その中から 目的の整数倍、例えば 2倍としますと C級増 幅器の出力の負荷に2倍の共振周波数の共振回路を設 ける事で 2 倍の周波数の信号だけを 取り出す事が出来 ます。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 2022年8月期向け第30期のシラバスは、当ブログの 特性上、同じ位置に掲載できませんのTOITAの「 航空無線通信士受験塾」でご覧下さい。 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し ない資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ うか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま すか?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり ます。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大 変重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み 下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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