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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第30期無線工学第6章FM送受信機 番外編〜FM変調波の復調その1〜
2022年6月28日 9時30分の記事
 
               第5章FM送受信機                   
                               番外編
                FM変調波の復調

これまでにFM 変調は、どの様な変調方式で、どの様
に変調すのか?と言うお話をしてきました。 それでは、
FM の電波を受ける受信機は、 FMの電波からどの様
に音声信号を取り出すか? と言うお話を今回と次回の
2回に分けてお話を致します。

振幅変調やSSBの変調波から元の音声信号を取り出
す回路を
検波器と言いますが、FM の場合だけは、変
調波から元の音声信号を取り出す回路を周波数弁別
と言いますので覚えておいて下さい。 


それでは、周波数弁別器のお話をする前に チョットだ
けFM変調について復習をしておきましょう。

1.FM変調の復習
  送信側では、皆様の喋る声や音の大きさの変化が
  、マイクで電圧の大きさの変化となります。
  マイクで拾った音や声から 得られる電圧は、 極微
  ですので、 増幅し 高い電圧の変化にして、変調器
  で搬送波の周波数の変化させます。
  以上の事は、下の様な流れとなります。

  音声の変化電圧の変化搬送波の周波数の変
                              化
     

  受信側では、以下の様になれば良い訳です。
  搬送波の周波数の変化電圧の変化音声の変
                                化
                         

  問題は、周波数の変化をどの様に電圧の変化にす
  るかです。

2.周波数弁別器の下準備
    
             図-1

 図-1 の上の回路図をご覧下さい。右側の
コイルとコン
 デンサーが並列に繋がれいる回路を 並列共振回路(
 直列に繋がれている場合は 直列共振回路と言いま
 す。)です。
 回路図の左側に交流の電源が繋がれてます。
 
 電源の周波数が変わるとします。すると共振回路のイ
 ンピーダンス (交流に対して電気を通しにく くする働き
 で、この中には 抵抗も含まれます。インピーダンスは、
 電源の周波数により変わります。)  は、共振回路の共
 振周波数  {地震の周波数(周期)と ビルの共振周波数
 が合うと 大きな揺れとなりますが共振回路にも当然、
 共振周波数があります。}で最大(直列共振回路では、 
 インピーダンスが最小になります。) になります。
 
 
 共振回路のインピーダンスが最大になりますので共振
 回路の両端電圧も 最大になると言う訳です。( 直列共
 振回路では
、共振周波数で 電圧が最低になり電流
 最大
になります。)
 直流回路で抵抗に流れる電流が同じであれば 抵抗が
 大きい程、 抵抗の両端電圧が 大きくなるのと同じ事で
 す。
 I  x  R = V ですネ。
 インピーダンスを Zとすれば、Z の両端電圧V は、
 I  x  Z = V です。

 図-1の左下は、電源の周波数と 共振回路の両端電圧
 の関係を示したグラフです。
 図では、Fo で一番大きくなりそれより周波数が低くても
 高くても共振回路の両端電圧は、小さくなっています。
 

3.周波数弁別器の原理


続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]
2022年8月期向け第30期のシラバスは、当ブログの
特性上、同じ位置に掲載できませんのTOITAの「
航空無線通信士受験塾」
でご覧下さい。

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こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ
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独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
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[カテゴリ:無線工学]
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