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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第31期無線工学第1章空中線と伝播伝搬 (4)半波長ダイポール・アンテナその1 |
2022年9月17日 9時30分の記事 |
第1章空中線と電波伝搬 (4)半波長ダイポール・アンテナ その1 今回から 3回にわけて、実際に使用されているアンテナ でありながらアンテナの基本でもある半波長ダイポール についてお話をいたします。 ちなみに本講座では、 試験に必要な事だけを お話して いる言っておりますが、今回の半波長ダイポールアンテ ナ迄は、 アンテナを理解する為に 必要な事柄ばかりで すので各期共にお話をしています。 それで半波長ダイポール・アンテナの半波長とは、 どう 言う意味かから考えてみましょう。 [半波長ダイポール・アンテナの”半波長”とは?] 下の図は、電波のモデルとして見て頂いた図です。 λと言う文字に注目して下さい。 ギリシャ文字で”ラムダ”と読みます。 例えば、 緑の電界について注目してみますと キツネ色 で示します、アンテナの所では、大きさが ”0”で、そこか ら距離が進むと上方向に大きくなり、その後小さくなり、 ”0”になり 今度は、下方向に大きくなりその後、又、小さ くなり、また、”0”となります。 この間の長さを”1波長”と言います。 赤で示しますSIN波状の変化は、磁界です。こちらも、λ と書かれた範囲が、1波長となっています。 ちなみに、 緑の電界は、距離・時間と書いてあります軸 より上が”+”で軸より下が”−”です。 そして、 赤の磁界は、軸より奥が”+”で手前が”−”です 。 どちらも”+”、”−”と変化しています。 波長は”λ”で表記されますので覚えておいて下さい。 ここで、波長と周波数の関係を調べてみます。 周波数とは、1秒間の振動の数です。 (1つの振動とは、1波長分の時間又は、距離における大 きさの変化の事です。) つまり、周波数とは、1波長分の振動が1 秒間に何回有 ったかと言う事です。 周波数の単位は、 [Hz](ヘルツと読みます)です。 単位は、重要ですので 今後、新しく単位が出てくる度に 覚えて下さい。 新しい単位が出てくる度に ノートの最初 のページに書き留めておくのも良いですね。 ここで、電波の伝わる速さを思いだして下さい。 もう忘れたと言う方もいらっしゃると思いますが今日から は、絶対に忘れない様にして下さい。 光は、電波の周波数が高いものですので 光の速度と電 波の速度は、同じです。 ズバリ、電波の速度は、30万キロ・メーター毎秒です。 地球の赤道の長さは、約 4 万キロ・メーターですから電 波は、1秒間 に地球を7周半する事になります。 1 秒間に 30 万キロ・メーター進む間の振動数を f だとし ますと λ = 3 x 10^8 / f (1) と言う事になります。 ここで10^8 と書きましたのは、エク セルの書き方で 10の8 乗を表します。 これからも 式は、エクセルでの書式としますので通常の 書き方で書き留めておいて下さい。 航空無線に使われる電波の周波数は、 [MHz] (メガ・ヘ ルツと読みます。)と言う単位で表されます。 メガとは、10^6 を表す補助単位です。 ちなみにギガ (G) は、10^9 ですからメガの1000倍を表す補助単位で す。 航空無線で使用される周波数は、 メガが 一般的で すので (1)式は、 (2)式の様に書けますのでこちらで覚え ておいて下さい。 λ = 300 / f [m] (2) f の補助単位は、メガです。 それでは、波長を実感してみましょう。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し ない資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ うか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま すか?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり ます。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大 変重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み 下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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