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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第31期無線工学第1章空中線と伝播伝搬 (8)VHF帯とUHF帯の電波伝搬その2
2022年9月28日 9時30分の記事
 
             第1章空中線と電波伝搬
           (8)VHF帯とUHF帯の電波伝搬
                   その2

前回は、周波数の区分とVHF帯及び、UHF帯の電波は、
直進性が顕著である事と、反射をすると言う事をお話致
しました。それでは、 具体的な場面でこれらの周波数帯
の電波が同の様に電波していくのか観てみましょう。


 (1)直接波大地反射波

   (図の番号が順不同になっています。)
 図2の様に送信アンテナから受信アンテナへ 直接届く
  直接波大地で反射して受信アンテナへ届く大地反射
  射波<
/b>があります。

 図-2を見て頂きますと直接波と大地反射波とでは  受
  信アンテナ迄の経路による距離の違いが出てきます。
 電波は、磁界と電界で出来ています。
 磁界と電界は、SIN波状に大きさを変えています。電界
  の最大値をVとしますと 大きくなったり 小さくなったりす
  る 1秒間の繰り返しの数 (周波数) を f 。時間を t、そし
  て電波の 時間毎の大きさを Eとし ますと

   E = V・sin( 2・π・f・t + θ)

  となります。ここで”θ”を位相と言います。位相は角度
  ですので °(度)又は、 [rad] (ラディアン)が単位になり
  ます。
  θ = 0 で t = 0 なら E = 0 となります。
  しかし、t = 0 でも θが ”0°” でないと E は、”0” にな
  らずにある値を持ってしまいます。
 直接波と大地反射波の2つの E があり その θに違い
  がある場合を位相と言います。
  同じアンテナから輻射された直接波と大地反射波は、
  受信アンテナ迄の 経路の距離の違いにより 両者の間
  に位相差が生じてしまいます。 勿論、両者の間の距離
 の差が、λの整数倍の時は、位相差が"0"になります。



 合成波とは、直接波と 反射波を 受信アンテナで捉え、
 両方の電波を足し合わせたものとなります。
 上の図では、位相差が”0”ですので足し合わせますと、
 元の大きさの2倍になっています。

 次の図は、直接波と 大地反射波の 位相差が 180°の
  場合です。

 
 この場合は、位相が逆ですので打ち消し合って 合成波
  は、”0” です。
  ここまでは、直接波と大地反射波の最大値が 共に Eの
  場合ですが、受信点迄の経路の距離が違う場合、直接
  波と大地反射波との 合成波の大きさは、 送信アンテナ
  から 受信アンテナ迄の距離により 複雑にその大きさの
  違いが 出てきま
す。
  移動しながら合成波を受信しますと電波の強さが強くな
  ったり弱くなったりしますのは、このせいです。

  直接波と大地反射波の電波では、ここがポイントです。
 
  その他、電波は、 建物や山等の地形そし短波帯の電波
  伝搬では、電離層での反射波が加わります。
  電離層は、別としましても例えば、TV の放送電波にして
  も、放送局から皆様のご家庭のアンテンへ届く迄に直接 
  波と沢山の経路による 沢山の大地反射波を受信する事
  になります。
  上の説明では、反射波の経路は、1つですが、実際には
  、1つの直接波と 複数の経路の 反射波の合成を受信す
  る事なります。

(2)VHF帯とUHF帯の電波の到達距離

続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]


貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し
ない資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから
こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ
うか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま
すか?

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり
ます。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大
変重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み
下さい。



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[カテゴリ:無線工学]
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