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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第31期無線工学第8章電気回路 (5)コンデンサーの働きその2 |
2023年1月25日 9時30分の記事 |
第8章電気回路 (5)コンデンサーの 働きその2 今回は、コンデンサーが どの様に電荷を蓄えるかと言 うお話を致します。 (4) コンデンサーは、どの様にして電荷を蓄えるのか? コンデンサーの両側には、金属板 A と Bがあり、そ れぞれの金属板には、導線 Cが付けられています 。 εと書いてあるのは、誘電率 :εの誘電体です。 導線も金属板も金属で自由電子が出来やすい事に 留意しておいて下さい。(誘電体とは、絶縁物の事で す。) ここで、分極の復習をしておきましょう。 (a) 図の赤い玉が陽子です。青い玉は、電子です。 電子の軌道は、どこでも陽子からの距離が同じです 。 つまり、円軌道です。 この原子は、電子が逃げる事がない絶縁物です。 (雷の様な 高電圧を掛けると電子が逃げますが、通 常の大きさの外力 {(光・電波・熱・電圧)} 程度では、 逃げる事が出来ません。) (b) 図は、外部から力(電界を含む)を加えた時、軌道 がずれます。(上の図では、左側へずれています。) 通常、原子から電子が離れる事により原子は、”+”。 電子は、 ”−” の電気の性質を示しますが (b) 図の 場合でも 電子の軌道がずれた為に 原子を外部から 見ますと電気の性質を示します。 この現象を 分極 と言います。 但し この場合、原子から電子が離れた場合と違い ” +” と ”−” の電気が 1 組となって存在します。 (c) 図は、その様子を示します。 それでは、コンデンサーに接続された導線Cに電池を 繋いでみます。 すると 電池の電圧により導線と金属板Aの中に書か れた青い玉 (金属中の自由電子)は、 電池の”+”に引 きつけられて電池の ”+” の端子へ。そして、電池の ” −”の端子から追い出されて 金属板 Bに到着します。 金属板 A の中の原子から 電子が奪われますので 金 属板A は 、”+” になります。一方金属板 Bは、電子が 集まって来ますので、”−” になります。 すると誘電体の中の原子に分極が起こります。 縦に並ぶ分極した原子の1列に 注目してみますとどれ も下側が”+”(赤)で上側が ”−”(青) になっています。 これは、金属板 Aが"+"になった為に一番上の原子が 分極した事により 金属板 Aに接する一番上の 原子の 上側が”-”。下側が”+”になります。 そしてその下の原子は、 一番上の原子の影響で 上側 が”-”。下側が”+”に分極します。 この影響は、金属板Bに接する原子に迄及びます。 金属板Bに接する原子の下側は、金属板Bが”-”と言う 事もあり”+”になります。逆に遡れば、金属板Bが”-”で ある事により 更に上の原子が分極するとも 考えられま す。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し ない資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ うか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま すか?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり ます。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大 変重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み 下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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