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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第31期無線工学第8章電気回路 (6)コイルの働きその2 |
2023年1月30日 9時30分の記事 |
第8章電気回路 (6)コイルの働きその2 前回は、2つのコイルの間で起こる電磁誘導のお話迄 でしたが 今回は、1つのコイルだけでも電磁誘導が起 ると言う変なお話からです。 コイルが、単独であり交流が繋がれている時の事を考 えてみます。 コイル自体に 交叉する 磁力線の数と向きは、 時間と 共に変化します。 ![]() すると、 上の図でのコイルA がコイル Bの立場を同時 に取ってしまう為に コイルA 自身に起電力が発生して しまうのです。 つまり、コイル A自体が発生する磁力線は、コイルA自 体にも交差し、変化しているからです。 この様にコイル自身が時間と共に変化する磁力線を発 生させる事で自己が誘導を受けてしまう現象を 自己誘 導と言います。 しかもその起電力は、元々の電源の電圧の向きと逆に なります。 (コイルが 2 つあるときのコイル B の両端電 圧の向きもコイルAに掛かる電圧の向きと逆です。) この場合も磁力線の数と向きの変化が速い程、起電力 が大きくなります。(ここがポイントです。) 電磁誘導と自己誘導は、どちらも多変重要ですので 理 解しておいて下さい。ちなみに、二つのコイルの電磁誘 導の場合は、相互誘導と言います。 この自己誘導のし易さをインダクタンスと言います。 (ここもポイントです。) これまでコイルと呼んでいましたがこれからは、インダク タンスと呼ぶことにします。 ちなみに、コンデンサーは、キャパシタンスです。 [自己誘導により起こる現象] ここまで、お話してきました通り、コイル A が単独で存在 しても、自己誘導で電源とは、逆の極性の 電圧がコイル Aに発生してしまいます。 この事を例えて言いますと、 電池を 2 本逆向きに接続し たのと同じ事になります。1本は、元々の電源。そして、も う1本は、自己誘導です。 よって、元々の電源からの電流が流れにくくなります。 つまり、交流だけに 作用する特別な抵抗 (直流について は、抵抗として働かない)になるのです。 この特別な抵抗を誘導性リアクタンスといいます。 (ここも、ポイントです。) 大切な言葉ですので覚えておいてください。 もう一度整理しますと コイルAに加えた交流電源の極性と逆向きの電圧が コイ ル Aに発生する為に、元々の交流電源からの電流が 流 れにくくなると言う事です。 この流れにくさは、元々の 電源の周波数が高くなる程、 流れにくくなります。 「おまけ」 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し ない資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ うか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま すか?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり ます。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大 変重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み 下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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