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TOIAの「航空無線通信士受験クラブ」第31期受験直前講座 (6)LCR並列回路の解答
2023年2月14日 9時30分の記事
 
                 第31期受験直前講座
            (6)LCR並列共振回路の解答

今回は、前回出題致しました、 並列共振回路の解答を
行います。 
それでは、前回の演習問題から見ていきましょう。 

 演習問題 (5)
次の記述は、図に示す LCR 並列共振回路について述
べたものです。(    )の中に入れるべき字句の正しい組
合せを答えて下さい。
共振回路は、 共振状態にあり、コイルや導線の抵抗分
は、無視できるものとします。
交流電源の電圧:v は、3 [V] とし抵抗:R は、3[Ω] とし
ます。



(1)交流電源から見た 合成インピーダンスの 大きさ は、 
   (  A  ) [Ω]である。
(2)電源電圧:v により流れる電流:i の大きさは  (  B  ) 
     [A]である。
(3)vと i の位相差は、(  C  ) [rad] である。

 

        A      B        C
  1     3      2       π/2
 2  3   1   π/2
 3  0   2   π/2
 4  0   2    0
 5  3   1    0

[解答]
(A) コイルのリアクタンス:XL  = j ωL 。  そして コンデン
    サーのリアクタンス:XC = 1 / ( j ωC )です。   
   そして、それらに抵抗:R  が並列に繋がれています。   
   電源から流れ出る電流: i は、 抵抗に流れる電流:i R
    、コイルに流れる電流:i L 、 そして コンデンサーに流
   れる電流:i C に分かれます。 この状態を式で書いて
   みます。 ( 以下、斜体の太文字は、 ベクトルを表しま
    す。)
     
    i = i R + i L + i C                     (1)

    この回路は、並列回路ですので 抵抗、コイル、コンデ
    ンサーに等しく電源電圧:vが加わっています
ので (1)
    式は、

    i = v/R  + v/( j ωL)   + v/{ 1/(  j ωC ) }
          
           ( j ・j  = −1 ですから )

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受験クラブからの重要なお知らせ

TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」は、2023年2月末日をもって
閉講とさせて頂きます。
永らくのご愛読と応援を頂きまして誠に有難う御座いました。
なお、今後は、TOITAの「航空無線通信士受験塾」又は、TOITAの「
航空無線通信受験クラブ」FC2校
でご覧頂く事ができますので、今後
ともご愛読の程、宜しくお願い致します。
 
                            2023年2月1日 TOITA




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[カテゴリ:無線工学]
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