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捨て猫、保護犬はちまたに溢れている。これ以上の販売は不必要
 
2019年4月7日 13時29分の記事



ホームセンターにあるショップで見た光景 悲惨な現状、生き物のたたき売り written by スペクトル(CW)


■ショッピングモールやホームセンターでストレスに晒される動物達

先日、筆者は所要でホームセンターに買い物に行きました。その時、日用品を購入する合間にホームセンターの中にあるペットショップをちらりとのぞきました。

犬や猫が販売されている他にも小動物コーナーという部屋が用意されていて、いくつかケージが置いてありました。

その中にはウサギなどの他にも、珍しいリチャードソンジリスなども見られました。

このリチャードソンジリスは、ペットとしてとても人気のあったプレリードッグが2003年に新たに制定された法律で輸入禁止となり、それに伴いとても姿や習性が似ているということでショップに入荷されるようになった動物です。

つまりプレリーが輸入できなくなったから、じゃあ、とてもよく似ている姿の彼らを捕まえてきて代わりをさせればいいという非常に勝手な人間の思惑でこのジリス達は遠い国から連れてこられているということなのです。

それだけでもペットショップというものに倫理性はないような気がしますが、このホームセンターで見たジリスは、私が見た時には歯が大丈夫なんだろうかと思うぐらい激しくケージをかじっていました。

げっ歯類は本能的にかじるのが好きということもあるようですが、注意を引く、外に出たい、ストレスなどの理由からも自分の住むケージをかじることがあるそうです。

実際、このジリスがどんな気持ちでケージをかじっていたかは分かりませんが、リチャードソンジリスは本来、アメリカやカナダの広い草原に穴を掘って暮らす動物です。

このホームセンターで、このジリスが入っていたケージは十分な広さはなく運動も満足にできない状況でしたから、本来このような場所で暮らす動物がストレスを溜めるのは当然でしょう。

ゆえに私にはここから出して!お願い助けて!というように見えてしまいました。

また、別の日には大型のショッピングモールで子猫や子犬が販売されている光景を見かけましたが、この小さな動物達が放されているのはガラス張りの常に人間の視線にさらされる環境です。

いったい何時間ぐらい人に見られ続けているのかはっきりとは分かりませんが、もし自分がこのような状況になったら精神的におかしくなってしまうでしょう。
彼らは赤ん坊の時に親から離されただけでなく、たえず知らない人に見られ続けるというストレスに晒されているのです。

このようにホームセンターやショッピングモールなどの中にあるものも含め、ペットショップは、例え人間にそのつもりがないとしても、多大なストレスを動物達に与えていることが非常の多いのです。

また、2年ぐらい前の情報のようですが以下のような問題もあったようです。


■新潟のホームセンターで行われた「生命」のたたき売り

これは2016年〜2017年の間にツイッターなどで拡散され、その問題性が指摘された、新潟のホームセンターのペットショップの問題です。

この新潟のホームセンターでは子猫、子犬を小さなダンボールに1匹ずつ積めてそれを山積みにし、セール品などと表示して売っていたのです。

いったいこの動物達は真っ暗な箱の中にどれぐらいの時間入れられて販売され続けていたのでしょうか。

通常の倫理観のある人ならとてもできる方法とは思えません。

この販売法はネットで問題視されそれが広がった結果、新潟市はペットの売り方に関する条例を改正したそうです。
しかし、この店舗は変わらず営業していますし、このような悲しい現状は他の地域でも起こっている可能性もあるでしょう。

参考サイト http://catfish777.com/change-petshop3/

■動物は身寄りのない個体から引き取ろう

確かにペットを扱うお店の全てが悪質とは言えず、もちろんきちんとした環境で動物達を飼育し、販売している所もあります。

しかし、現在の日本では捨てられたりして身寄りがなく、処分される運命にある動物が溢れています。

また、ネットが普及した現代では、里親募集も犬猫だけでなく、小動物に至るまで簡単に探すことが可能です。

このような点から考えるとたとえ悪意がないとしても、ペットショップにおいて新たな動物を販売するというのは賛同しかねます。

すでに助けを必要としている動物が溢れているのに新しい動物を輸入し、売る必要はないからです。

飼う側としてもペットを飼おうと思う時はショップではなく、里親や保護施設から引き取ることを一度は検討してみるべきではないでしょうか。

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