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2018年9月30日 18時46分の記事

定義されない「廃炉」
賠償和解案を拒否しつつ「やり遂げる決意」とは
木野龍逸きの りゅういち/ジャーナリスト

コラム 東京電力原発事後の情報公開 No.40
科学/2018年7月号より

「事故の当事者としての責任を放棄していると評価するほかない」(福島県弁護士会・会長声明)
センターには東電に毅然とした姿勢で臨むよう求め
国に対してはセンターの和解仲介案の受諾を義務化する立法措置を要求

  では国は,このことをどのように認識しているのだろうか。
  筆者が2月6日に経済産業大臣の閣議後会見でこのことを聞くと,世耕弘成大臣は「ADRセンターから提示された和解案を尊重して,真摯に誠実に対応することは,東電の当然の責務だと考えている」とし,「今後とも東京電力に対しては,ADRセンターにおける和解仲介手続きについて,丁寧な対応を求めていきたい。また被害者の方々の個々の状況をよく伺って,公平かつ適切な賠償を行うよう,引き続き指導してまいりたい」と答えた。
  これを受けて筆者は,経産省に,大臣が会見で述べた「指導」の内容がわかる文書の開示請求を行ってみた。その結果,出てきたのは15年6月と16年12月に政府が閣議決定した福島復興加速化指針だけで,実際に指導をしたことを示す文書はなかった。これでは何もしていないのと変わりがない。
  その後,4月4日に開かれた参議院,東日本大震災復興特別委員会では,和解仲介案を拒否する事例が相次いでいることについて山本太郎議員から質問を受けた吉野正芳復興大臣,林芳正文科大臣,平木大作経産政務官は,東電に指導をしていくと答弁した。
  しかし東電の姿勢に変化は見られない。委員会の翌日,4月5日にセンターは,浪江町の住民約1万5000人による集団申し立てについて,東電が和解仲介案を拒否し続けたため手続きの継続は困難として打ち切りを決定。
  さらに5月28日にセンターは,飯舘村の住民約300人による集団申し立ての手続きを打ち切った。これまで東電が4回,和解仲介案の受諾を拒否した末のことだった。
  東電の受諾拒否を受けて浪江町の馬場有町長は「東京電力には,原発事故の原因者,加害者としての意識がひとかけらもないと談じたい」というコメントを発表。飯舘村の案件で記者会見を行なった弁護団事務局次長秋山直人弁護士は「新たな立法措置がないと被害者は泣き寝入りになる」という見方を示した。
  また,秋山弁護士によれば,過去には経産省に東電に厳しく対応するよう要望したことがあるという。しかし結果は「なしのつぶてだった」。
  東電が蔑ろにしている「新々総特」は,経産大臣が許可したものだ。また東電の株式の50.1%は国が保有している。それでも経産省は,東電に対して厳しい指導をした形跡がない。過去,汚染水問題などでは社長を呼び出して注意することもあったが,センターの和解仲介案拒否については何もしていない。
  これでは経産省は,現状を容認していると疑われても仕方がないのではないか。
  そしてまた,このような状況を生み出している東電が,「賠償をやり遂げる」という言葉を保安規定に入れることに,どのような意味があるのだろうか。
  福島第一原発事故への対応が,柏崎刈羽原発の再稼働問題に関連する度合いが飛躍的に高まっている。原発事故は収束に向かうどころか,問題が複雑化,深刻化しているように見える。(0676)
0674-0676/KAGAKU/Jul.2018 Vol.88 No.7


🌫🌫🌫🌫🌫🌫🌫🌫🌫🌫
  紙が出まして
  お名前などの部分を知りたくて館へ
  (借りて 他もいろいろと)
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激しい炎症については 同誌0679/小澤祥司
「腸内細菌はメタボリック症候群を引き起こすか」

「酸化LDL」「アテローム性動脈硬化症」
「心筋梗塞」(脳梗塞)を「もたらすこともある」
流れにつながる

🌫

養生 って 何度も記入して 最近も‥
(そう思うたびに環境はどんどん悪くなり)

(「父」)(「年齢」)(ただし差異多し)
追体験でもあるような‥ 「人生」
とりわけ この1〜2カ月の酷すぎる自覚症状

http://ka-on.hateblo.jp/entry/2018/09/30/163835
個人的には
「縄文」「弥生」などという言葉の説明などにも
積極的に活かしたい

amorphous/4月1日
http://blog.kuruten.jp/ecru/379147

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