このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
くる天
プロフィール
TALES OF  NIGHTINGALE-ブロくる
CANAL さん
TALES OF  NIGHTINGALE
地域:指定なし
性別:女性
ジャンル:ニュース マスコミ
ブログの説明:
〜〜真実が浮かび上がるのは、夜。見つめるのは、ナイチンゲールの瞳。〜〜
「TALES OF NIGHTINGALE」にお立ち寄りくださいましてありがとうございます。当ブログでは、真実を見つめ続けるナイチンゲールの視点を借りて時事政治経済、フィギュアスケートなど関心のありますことについて硬軟問わずネットの森の片隅で語っております。
カテゴリ
全て (2225)
最初にお読みください。 (4)
”民主主義はタダでは手に入らない!”政治・経済・デタラメディア (847)
アクセス数
総アクセス数: 794471
今日のアクセス: 60
昨日のアクセス: 384
最近の記事
11/09 18:41 今こそ政権交代の時
11/07 20:58 【秘策アリ】「政権交代」こそ民意
11/04 18:58 「政権交代」こそ民意
11/02 18:42 【今は〇〇】閣議決定乱用国賊自民か、国会重視立民か【立民以外の野党の皆さんへ】
11/02 16:50 【今は〇〇】閣議決定乱用国賊自民か、国会重視立民か【立民以外の野党の皆さんへ】
10/31 21:08 【首班指名】閣議決定乱用国賊自民か、国会重視立民か【立民以外の野党の皆さんへ】
10/28 20:50 【首班指名】閣議決定乱用(出番なし)国賊自民か、国会重視立民か【立民以外の野党の皆さんへ】
10/26 14:55 日本を「犯罪詐欺多発、バクチ売春立国」にした国賊自民に政権担当能力なし
10/24 20:59 【今また非公認に2000万円発覚!】長期独裁ジャップはロシア中国北朝鮮の仲間【自称民主主義国家】
10/21 20:51 長期独裁ジャップはロシア中国北朝鮮の仲間【自称民主主義国家】
カレンダー
<<2012年04月>>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
プロメテウスの禁じられた火2
 
2012年4月15日 13時50分の記事

今や遠い未来に生きる人々にとって、最大の脅威は、その時代に当然存在するだろうはずの疫病や自然災害ではない。

彼らの最大の脅威は、今まさにこの時代を生きている我々の行動である。

彼らの時代を遠く遡り、彼らの祖先である現代を生きる我々の行動が、彼らの生きる時代の帰趨を決すると言っても過言ではないという事実を福島第一の事故は目の前に広げて見せた。

彼らが生きなくてはならない世界の在りようが、彼らの全く関与し得ない遥か以前の時代の人々の意思行動如何によって決してしまうのだ。

今、停止中原発の再稼動への蠢きがまたぞろ始まりつつある。あれほどの大事故を受け、また、早晩行き詰まりは不可避という原発の本質に気づき始めた人々の脱原発の潮流にあってなお、再稼動への蠢動は、動きを止めない。

原発が火を噴いたのは、テストや予備的対策が不十分だったことも当然あるが、ならばそれらが完璧であれば、安全か。

答えは否である。

自然の森羅万象の前には、人間の考える事は所詮”人間の浅知恵”に過ぎないからだ。
再稼動の方便にされると困るので敢えてここには書かないが、現安全審査段階でも少なくともふたつ死角が存在する。要するに人間が対峙しなければならない自然の脅威から見れば安全対策にはなっていないということである。
であるならば所詮人間が設定した”審査”にパスしたからと言って再稼動ということには決してならない。

仮にこれらの”死角”が消せたとしても、万全であるとは到底言えるものではない。
以前私は掲示板で、最悪の事態を想定することが危機管理であるという主旨の事を書いたことがあるが、原発における最悪とは「メルトダウン後」の事故処理を思考することである。
ところが、現在の審査は「いかにメルトダウンさせないか」までで止まっているのであり、その意味においても全く不完全なのであるが、これはある意味で当然の成り行きともいえる。
なぜならば、メルトダウン後に、整合性・実効性ある対策を取る事は、人間には事実上不可能だからである。それほど核は人間の手に負えないということであり、原発アウトの可能性が決してゼロにはならない以上、その手に負えない事態の可能性もまたゼロにはならない。

今早急に手を打たなければならないのは、停電”後”の対策であり、生命維持装置等命に関わる部分から巷のネオンサインまでにわたる、電力供給のトリアージである。この点では橋下市長に全く賛成である。

後世に、ガスマスクを装着しなければ呼吸も満足にできないような、全世界が核実験場跡地と化したSFじみた環境を渡すのか。
それともそれほど豪勢でも優雅でもなくても当たり前に呼吸し生命を謳歌できる地球を遺すのか。
事態はそこまで切迫している。

今ここで原発を動かすということは、後世に生きる人々に

「我々は遠い未来の貴方がたの安全・安心、そして貴方がたが当然享受してしかるべき当たり前の地球環境をリスクに晒してでも現世利益を追求する。」

という死刑宣告のような絶望に満ちた恫喝に他ならない。


我々は、遥か遠い未来に生きる後世の子孫に、優雅で快適至便な文明を残す義務は必ずしも負っていないかもしれない。
しかし、清浄な空気と水を残す義務は必ず負っている。

なぜならば、この地球に生まれてくるいのちは人間のみならずあまねくそれらを前提として生まれてくるからである。

それを奪う権利を何人と言えど持たない。


その責任と真実とに真摯に向き合うならば、答は既に出ている。



【PR】Licom高画質ライブ配信・通話システム


フィギュアについては、個々の選手およびフィギュアというスポーツの特性についても取り上げてみたいと思っておりますが、個々の選手についての記事につきましてはなるべく客観的に捉えて生きたいと考えておりますので、ファンの方にとりまして耳あたりのいい話ばかりにはならないと思いますので、ご贔屓選手については賞賛コメントしか受け付けないという方がおられましたら、その選手についての私の記事はどうかスルーでお願いいたします。文中敬称略にて書かせていただきます。
なお、著作権は”TALES OF  NIGHTGALE”に帰属しております。無断転載等はお控えください。
以上、よろしくお願いします。


くる天 人気ブログランキング

このブログへのチップ   0pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
★★★★★

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:



Copyright (c) 2008 KURUTEN All right reserved