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くる天
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〜〜真実が浮かび上がるのは、夜。見つめるのは、ナイチンゲールの瞳。〜〜
「TALES OF NIGHTINGALE」にお立ち寄りくださいましてありがとうございます。当ブログでは、真実を見つめ続けるナイチンゲールの視点を借りて時事政治経済、フィギュアスケートなど関心のありますことについて硬軟問わずネットの森の片隅で語っております。
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【衆院選】私の検証 第三極編
[”民主主義はタダでは手に入らない!”政治・経済・デタラメディア]
2012年12月14日 18時40分の記事

【維新】
経済対策における維新の主張は、一見自民等と一線を画するようにも見えるが、市場の飽和と地球のキャパという外部要因の制約を度外視して市場原理を過剰に評価していると言う点で自民と同じ右肩上がりの幻想に囚われているように見える。
それは日本独自の国内事情も勘案せずなんでもかんでもアメリカ式にすれば事足れりとばかりに小泉政権においてアメリカ式競争市場主義導入の最大の首謀者たる短絡竹中氏をブレーンとして重用していることからも伺えるが、過剰な競争原理主義が、格差是正に奏功するどこりか、その矛盾が一直線に弱者に皺寄せし、格差を拡大してしまう事は小泉政権で証明済みだ。

「みなさんには貧しくなる自由がある。何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな」
とは竹中氏の言だが、この言葉からも伺えるように、競争から脱落した者はあくまで自己責任による敗者であり、そこに富の再分配のような視点は微塵も見られない。
こんな言葉を吐く竹中氏に、小泉改革の反省があるようにはとても見えない。

誰もが好きで貧乏をやっているとは限らない。中には生まれつきハンデがあったり、そこまで明確に認識できるようなハンデはなくとも家庭の経済事情等でどれ程努力しても貧乏せざるをえないケースもあり得ると言う事を理解しているとは思えない。

全員が同じスタート地点に立っているわけではなく、また構造不況という言葉があるように、どれほど働きたいと思っても職にありつけない事すらあるのに、そのあたりへの目配りがあるようには見えない。
構造的に人員が余剰するならどれほど努力しても雇用の絶対数から漏れる底辺の弱者を生み出してしまうのに、その結果を全て自己責任に帰すのはあまりにも雑で乱暴な議論というものだろう。
また、市場原理をユニバーサルサービスあるいは社会福祉の分野にまで適応すれば、訪れるのはコスト削減至上によるユニバーサルサービスの不全だ。

過度の競争原理の導入は、弱者切捨てになりかねない。何でもかんでも市場原理を持ち込めば、弱者は生き残れない。そして、弱者を切捨てることによって仮に数字上の経済が好転したとしてもそれが日本のあるべき姿だとはとても思えない。
社会的弱者の固定は、自暴自棄や暴発を招きかねないという点で、社会的コストの面からも見合わない。
リーマンショックを引くまでもなく、グローバリズムと市場原理に過度に依存する事がどれほど危険かの認識もなく、このような富者から貧者への目配りが完全に脱落した論理の持ち主が、日本を真の発展に導けるとは私は思わない。
経済対策については、過度の競争原理に頼るよりも、福祉の拡充によってセーフティネットの充実に主眼を置く民主の方向性のほうが、地味ではあっても日本に必要な堅実性だと私は考える。

この経済政策に象徴されるように、維新の主張を聞いていて一番気になるのは、それらが自民同様、「強者の論理」になりかねないリスクを孕んでいる点だ。
TPPにせよ原発にせよ需要喚起型経済政策にせよ、一歩間違えれば弱肉強食の弱者切捨てに繋がりかねない。
橋下氏はおそらく否定するだろうが、それは自民の利権体質と通じかねない部分を潜在的に持つという事だ。

ちなみにその竹中氏にまつわるりそな銀行に関する、インサイダー取引だが、植草氏の痴漢事件は冤罪だという噂もある。
資本主義そのものの是非が問われようとしている今、そんな経済政策が先見あるものとは思えない。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1244603967
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4620316466/ref=sr_11_1/503-5876633-4395915?ie=UTF8
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552018716&sid=552018716&tid=a4ja4bda4ja5a4a5sa55a5a4a5c0a1bc5bf9v&mid=1&first=1
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/7bfea938ee76eb3f78fc665f3c872ef9

真偽の判断は各人に任せるとして、実際に小泉改革に代表される一連の自民の政策に障壁になる人物が次から次へと闇に葬り去られているのは事実であり、小沢氏もまたその象徴でもある。
こんなきな臭い人物を重用している時点で、どこまで地に足のついた経済対策が可能なのか、という胡散臭さは払拭できない。

橋下氏は確かに、批判一辺倒ではなく自ら解を模索する実際的な知恵、野田氏と異なり批判を恐れず物を言う度胸、そして党利党略のためなら国債特例人質戦略をも辞さない国賊自民などとは一線を画した分別の持ち主だと思うが、反面、TPPにも見られるように喧伝されるグローバリズムの効能を鵜呑みにしてその裏を見ることができないところ、それから最後の粘りに欠けて変節が過ぎる部分が気になる。

大飯の再稼動における二転三転はまだ記憶に新しい。
せっかく電力会社間の相互電力融通にまで踏み込みながら、突然主張を変えれば、面倒を避け日和ったと取られても仕方がないだろう。
あの程度で利権にくじけているようでは、利権が跳梁跋扈する国政の変革なんか無理ですわ、ムリ。
そんななまっちょろい覚悟で海千山千の利権とは渡り合えるものですか。今の民主同様、体よく利権に丸め込まれて気づけばそのパペットにされるのがオチだわ。

選挙戦においては橋下氏はちょっと組む相手を間違えましたね…石原氏の意気は私も素晴らしいと思いますが、原理の全く違うこの二人が組めば、維新の維新たる所以の否定に繋がりかねない。
そしてその野合以上に、未来の登場以降、いくら第三極の票の潰し合いが死活に直結するとはいえ、その未来相手に原発利権ご用達のようなバッシング一辺倒になっているのが非常に残念だ。

橋下氏 「10年後に原発ゼロなんて絶対無理。」

既得権益打破を党是とする貴方がまるで原発利権の手先のような事を言ってどうするよ。

脱原発に関しては、大飯の再稼動で自明のように再稼動への原発利権マフィアからの圧力という向かい風が常に吹くなかに立つ覚悟が何より必要なのであり、少しくらいの再稼動はいいだろうとか、じっくり議論をなどと言っていたのでは絶対に達成困難だ。

仮に未来等脱原発派が政権を取ったとして、今から10年後に果たして脱原発が実現できているかどうかはその時になってみないと分からない。
しかし、福島第一事故にもかかわらず依然として利権の手先となって続原発を指向する国賊自民や「脱原発なんか絶対無理!」と最初から匙を投げる維新が政権にあるよりそれに近づく事だけは確実だ。

大事な事は目標に向かって死に物狂いでまい進する覚悟であり、どんな逆風にあおうと、目標を定め、工程表を組み、一歩でも脱原発に向けて努力することこそ、今政権につく者に最も求められる姿勢であると私は考える。

この選挙で脱原発を謳う事は、その決意宣言に他ならない。

全てはそこからしか始まらないし、断固たるその決意なくして脱原発はできない。そして脱原発は福島第一を経験した私達の世代で絶対に実現しなくてはならない、先送りしてはならない命題だ。

ゴルバチョフ氏はソ連で絶対できないと言われていた改革を成し遂げた。

先程も述べたように、今から脱原発に舵を切って本当にそれが達成されるのがいつになるかは、未来を待つしかない。
しかし最初から無理だと結論を先行させてそこへ傾けるべき努力を放棄するような真似だけは絶対に許されない。


ちなみに、

橋下氏 「10年後の脱原発は無理。10年後の火星旅行と同じくらい無理。」

本気で取り組めば10年あればできるんじゃないかしらね?火星旅行。

やるかやらないかは別として、技術的・理論的には十分可能だと思うんですけど。あとは人間というフラジルがその環境に耐えられるか否か(特に心理面)の問題だけで。
確かどっかの砂漠だかで火星旅行に模して外界から隔絶された閉鎖空間で長期人間が生活できるかの実験が既に行われてるんじゃなかったかしら。

実際に火星旅行が実現した暁には是非とも潤沢な資金と原発持たせて真っ先に原発利権どもを火星に島流しにしていただきたいわ、もちろん、

片道切符で。

推進派にはカネと原発さえあればあとは何も必要ないんですものね。

ま、脱原発派の皆様は、火星旅行に比べりゃ、ということで死に物狂いでやってほしいです。

--------------------------
【共産】
前々回衆院選だったか、ようやく共産の姿勢が注目を浴び、まさに躍進しようかとした時は、公明の徹底的なイデオロギーバッシングで不発に終わったが、あれは、公明が宗教団体を母体にしながら、敵対勢力に対してどこまでアコギであざといかを知らしめるものだった。何だよ、「そうはいカンザキ!」って(笑)。
ま、それはともかく原発にしても震災前後で首尾一貫している社民や共産はもっと評価されていいと思う。
後で未来のところで詳述するが、アメリカと財界言いなり政治からの脱却にしても主張していることは極めて真っ当で正しい。
ただ問題はやはり政権担当能力だ。
原発や反増税も勿論大事だが、本気で政権を担う覚悟があるのなら最大の懸案である外交をどうするか、特にアメリカとどう渡り合っていくのか、そこを徹底的に語る必要があるように思う。
--------------------------
【新党日本】
仮に直接選挙で首相を選べるなら、首相に推したいのがこの新党日本を率いる田中康夫氏だ。
ベーシックインカム(※)といい、各党の主張を聞いていて、最も先見性があり、また具体性・理論的な裏付けを持ってると感じるのがこの新党日本の主張だ。

田中氏 「今こそ過去の成功体験という固定観念を打破し、的確な認識、迅速な決断、明確な責任を併せ持った政治家、指導者が信念と行動力で日本の再興を成し遂げなければならない。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121204-00000064-jij-pol

実際に政権を担った事がないので、「明確な責任と行動力」の部分は未知数だが、「固定観念を打破」し、「的確な認識」、そして「迅速な決断」については、確かに頭の回転も速く、物事の本質を把握し、対策を模索できる能力もあって一目置くに値する人材だと思う。
汚染エリアの棄県についても、混乱を恐れず忌憚なく語っているのはこの田中氏だけだ。
廃炉作業を公共事業にという考えにしても、原発に依存せざるをえない地元の事情を逆手に取った非常に優れた発想の転換と言えると思うが、ただ通常の公共事業と異なり被曝というリスクがある点をどうするか、あるいは、果たして必要なだけの雇用を満たす事ができるかどうか、そのあたりをもう少し詳しく聞いてみたいところだ。

残念なのはこうした才走るタイプにありがちというか、一匹狼気質というか、数を集めて何がなんでも政権を取って、という欲が見えないのがいいところでもあり悪いところでもあり…。
民主政治において数は力であり、一匹狼ではやれる事は限られてしまう。
そのあたりをどう考えているのか。

どちらかと言えば小沢氏には田中氏を担いでほしかったかな…まぁ、田中氏が蹴るかもしれませんが…。

妥協できる点は妥協して、一大潮流を作ってほしいものだと思うが、ブティックもたまには商店街挙げてのセールに参加しないとね。

※ベーシックインカム
http://www.youtube.com/watch?v=yhef6c7elKY
--------------------------
【日本未来】
党を割った時は豪腕小沢氏ももはやこれまでと思ったが、やはり長年政治の世界にあっただけのこたある、ただでは起きないな。
党を割るべきではなかったという私の考えはいささかも揺るがないが、この目のつけどころはさすがだな。
嘉田氏には行政経験もあり、粘りもある。女性の視点が時代の要求となっている点からも適任だと思う。

小沢氏の傀儡との声もあるが、そこまで小沢氏を警戒する必要もなかろうと思う。選挙が政治と思い込んでいる時点で前時代のレガシーである事には変わりはなく、例え未来が躍進したとしても小沢氏は選挙参謀に徹するべきというのが私の意見だが、いかな豪腕とはいえ、ここまで合従連衡を繰り返せば、さすがにこれ以上の焼き直しはおのずと自重せざるを得ない抑制が働くだろうし、そもそも方向性さえ間違っていなければフランスのように人格二の次で使えるものは鍋でも釜でも使えばいい、黒幕であろうが傀儡であろうが、その方向性さえ正しければ問題ない、というのが私の考えだ。
政治に人格至上を求めれば、嘘つきと呼ばれたくないがためだけに同志の寝首を掻いて衆院を解散してしまう野田氏のようなバカを大量生産してしまうだけだ。

最も問われるのは政治を動かす力量と、真に国民のほうを向いた政治ができるかであり、その点小沢氏は大きく間違ってはいない。

福田政権時大連立を模索したのも小沢氏なら第七艦隊以外の米軍不要論に言及して、アメリカの不興を買うほどの自律ある外交を模索したのも小沢氏だ。

小沢氏 「_国民主権の政治をもう一度取り戻す!」
http://www.youtube.com/watch?v=YqLOxj1H3p8
http://www.youtube.com/watch?v=uMQMzCZkWgM

その小沢氏が中世の魔女狩りよろしく自称メディアの誘導のもとにここまで徹底したバッシングを食らい続け、アメリカの犬である検察に絡まれたのも、小沢氏がアメリカの犬となる事を拒んで自律を指向したためと見る事もできる。

第七艦隊についての言及はその象徴だ。
小沢氏 「アメリカのプレゼンス(存在感)は、私は必要だと思っております。それはおおむね、第7艦隊の存在で十分じゃないかなと」(2009年2月25日大阪市内にて)
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/03/post-2db6.html

「小沢さんは、「日本は自分で自分を守る」「米軍基地は出て行け」といっているのであって、それでは「日本を守ってやるからありがたく思え、隷属しろ」という押しつけが使えないわけです。

http://richardkoshimizu.at.webry.info/201205/article_112.html

大連立は短絡的な世論によって潰され、小沢氏が思い描いた自律的外交も濡れ衣も甚だしい起訴等によって未だならずだが、今や連立は選択のひとつとなり、小沢氏無罪は、検察の偽証というオマケ付であり、後から見れば、彼のやって来たことは概ね正しかったことは歴史が証明するところだ。

四国デマ新聞を始めとする自称メディアが書き立てているように政界の大黒幕なんかでなく、異常だったのはその偏向魔女狩り報道にまい進したほかならぬ自称メディアだったということだ。

「誰もがこの時期に小沢氏の公設秘書を逮捕して自民党関係者には手を付けていないことに、絶大な不信の念を持ち、検察が小沢氏個人を狙い国策捜査を発動していると考えている。」
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201205/article_112.html

ついでに静香ちゃん。

誰も知らなかった亀井静香 (+村山氏の器の大きさと功績)
http://www.youtube.com/watch?v=sQWYAk7bhSc

小沢一郎氏を自称メディアが叩けば叩くほど本当はいい人かもと…思う人が増加(あはは)。
http://www.youtube.com/watch?v=AT14UF1030M

これまでの不当極まりない扱いを考えれば遅ればせながらの感はあるが、いい傾向だな(笑)。
間違っているのは明らかに自称検察であり自称メディアだ。そしてその異常は、真実はメディア主張の対極にこそあると言っていいほどの甚大さだ。

離党にしても、小沢氏離党の際にも書きましたが、消費増税に見るように変節したのは執行部だという小沢氏の主張は一理ある。
第一、クーデターで政権を乗っ取っとりでもしたんならともかく、数を恃んだ奢りがあったとはいえ、政権交代の最大の功労者でありながらツンボ桟敷にした執行部にも当然問題はあるのであり、追い出される前に自ら党を出た、あるいは追われるように党を出た、と見る事も可能だろう。

小沢氏は、脱原発先進のドイツの視察にも行ったそうだが、未来の綱領に「東電は破綻処理し国の責任で対応」とある。これは原子力マフィアという既得権益に真っ向からケンカを挑んだ対決姿勢と取る事も可能だが、少なくとも初めから続原発で織り込み済みの自民や、再稼動や着工済み原発の建設続行を認める民主等とは一線を画するものだ。
そしてこの覚悟なくして脱原発はありえない。

小沢氏脅威論未だ健在だが、小沢氏が党を牛耳るというのは杞憂だ。最初に書いたように小沢氏もこれまでの合従連衡の遍歴で懲りている部分も少なからずあろうし、残念ながらそんな余力はもうほとんどないだろう。実際同世代の政界引退が珍しくなくない年齢だ。政治の舞台を下りる前になんとか国を誤らないよう布石だけは打っておきたいというところだろう。

そして嘉田氏。

嘉田氏 「重い責任を感じることなく経済性だけで原子力政策を推進することは、国家としての品格を失い地球倫理上も許されない。皆さんはなぜそんなに小沢さんを怖がるのですか。 私は国の為に小沢さんの力を活用して行くつもり。 小沢さんを使いこなせなくて官僚機構を変えることなんかできません。」

いい根性だな(笑)。さすが火中の栗を拾うだけのこたある。しかり、小沢氏を尻に敷くくらいでなければ国政なんか動かせない。

嘉田氏 「関西電力と国から脅された」 http://tanakaryusaku.jp/2012/06/0004481

利権の脅威を身を以って知っている嘉田氏ならではの視点も存在するだろう。

そんなこんなで嘉田未来には大いに期待したいところだが、巷で言われるように政権交代時の民主の焼き直しの感がある事は否めない。
官僚組織については、排除して失敗した民主を教訓に使いこなす才覚が必要だろうし、既に指摘されているように財源をどうするかを徹底的に詰める必要があるだろう。ただし、

「富裕層と大企業の内部留保に1.8%課税するだけで消費税増税は中止できる」
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11389022577.html

という試算もある。確か今の日本は、構造不況で生活保護が急増する一方で、資産100万ドル以上の富裕層が300万人だかいたんじゃなかったっけ。あながち荒唐無稽とも思えない話だ。

TPPも合法的植民地化にほかならない。

今回の選挙で各種争点以上に重要なのは、その各種争点の優先順位だ。

最も大切なのは何か。どこに最大の価値を置くか。

その点で、あえて経済・景気対策のうえに脱原発に据える嘉田氏はその序列を見誤ってはいないと思う。

原発を動かせばそうでない時に比べ多少の利益はあがるかもしれない。

しかし命は育たない。

目先の利益に囚われない地に足のついた女性の視点が今ほど必要な時はない。福島第一事故を経た日本に今最も必要なのは、この目先の利益のみに囚われない、あるいはそれを超えたところにある本当に大切なものを見誤らない女性の視点であり、乱立気味の政党のなかで市民感覚に最も近いのは、やはり女性である嘉田氏率いる未来だと思う。

経済効率のためには何でも許されると信じて疑わない傲慢に委ね、一時の快楽に耽溺するのか。

それともその”おいしい利益”の誘惑を振り切ってでも命や安全に目を向けるのか。

問われているのはまさにそこだ。

平時の時こそ、最悪を想像する想像力が大事になる。それはすなわちあの大震災直後を思い起こす事に他ならない。
経済も金ももちろん大事だが、全ては命と健康あってのモノダネだと言う事を、健康な人ほどそれを失念しがちだ。

「経済とか景気とかもうどうでもいい どんなに質素でもいいからまともに呼吸したり食事したりできる最低限の生活ができる国を残してくれ。」

あの時、心の底からそう思ったのなら、その思いにこそ立脚すべきである。

それを見誤って利権に権力を渡せば、早晩福島第一と同じ過ちを繰り返す事になる。
そして次回誤れば、そこにあるのは日本の終了だ。

目指すのは、脱原発や卒原発の向こうにある滅原発だ。
原発のインフラのみならず、原発利権と言う怨霊を解体しなければ、解体され滅ぶのは人と国だ。
この国の将来があるか否かは、の大分岐点であり、方向を誤ることは致命です。

日本はもう一度原点に立ち返って国を創めなくてはならない。未来については、原発マネーを失いたくない利権はもとよりそのおこぼれに与るマスコミの反発も強まるだろうが、柳に雪折れはない。
嘉田氏にはメルケル氏どころか卑弥呼になって国を導いてほしいところだ。


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