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TALES OF  NIGHTINGALE
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〜〜真実が浮かび上がるのは、夜。見つめるのは、ナイチンゲールの瞳。〜〜
「TALES OF NIGHTINGALE」にお立ち寄りくださいましてありがとうございます。当ブログでは、真実を見つめ続けるナイチンゲールの視点を借りて時事政治経済、フィギュアスケートなど関心のありますことについて硬軟問わずネットの森の片隅で語っております。
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2011年8月30日 20時22分
野田内閣
 
輿石氏・前原氏の起用は非常にいい判断だと思います。
最初の一歩は間違えていません。
小沢氏は政権交代の最大の功労者です。恩を仇で返すような真似をしてはなりません。
輿石氏適任ですが、体力面がやや心配なので、不測の原発トラブルや余震に備えて、代行も早急に任命しておくべきでしょう。
与謝野氏も残してほしいところです。彼は日本の財政がどれほど困難な状況にあるか理解でき、加えて世論にブレることのない信念を以って事にあたれる数少ない人物の一人です。
与謝野氏に限らず、使える人間ならば、昨日掲示板に投稿したように派閥はもとより、与野問わず起用すべきでしょう。心ある政治家なら受けるでしょうし、それが日本の将来に資するなら有権者への裏切りにはなりません。

これまで菅氏の一挙手一投足にケチをつけまくって菅降ろしのお先鋒をかつぎまくってたくせに今になって二年で三回目の交代云々等と騒いでいる自称メディアの言の矛盾には呆れますが、これまで再三にわたってブログ等で述べているように、この首相交替に何の必然性もありませんでした。そしてその弊害は極めて大きい。日本以外の諸外国はすべからく首傾げてるでしょう。
しかしながらそのなかからメリットをあげるとするなら2点あります。
ひとつは菅氏が、到底理不尽なものも含め、震災以降の政府への批判という全ての泥をかぶって退場されたことです。菅氏はもともと総理の器ではありませんでしたが、それを差し引いても期待値が高すぎた点は同情に値します。
特に原発事故に関してはシステム破綻後に人間に出来ることは極めて限られているにもかかわらず、蒙昧なメディアその他によって”スーパーマン”になることを強要された点は気の毒ですらあります。冷静に考えればそんなものを期待するほうが間違っているのは歴然です。後日その点は徹底的に検証されるべきでしょう。

今ひとつは、野田氏と今後の復旧等についての期待値が低いことです。
遅まきながら、半年を経て、復旧復興も経済の建て直しも原発収束も一朝一夕にはならないと言う認識がようやく世間にも浸透しつつあります−−−ま、もっと早く共有されるべきだったのは言うまでもありませんがね。
そして、野田氏自身、決して知名度や人気が高いわけでもなく、根拠のない期待をもたれていない点は、野田氏就任の最大の利点と言ってもいいと思います。
今必要とされるのは間違いなくクールでスマートな政治なんかではなく、どじょう政治です。

野田氏「尊敬できる政治家はいない。」

貴方自身が、その「尊敬される政治家」になってください。
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2011年8月28日 18時55分
民主代表選
 
前回代表選の時にもブログで言及しましたが、前回・今回の代表選で最も重要なことは誰が選ばれるか、ではありません。代表選を転機として結束できるかどうかです。そしてその結束すら、単なる起点に過ぎない。そこからの議論・政策実行こそが政治です。
小沢氏は新首相に必要な資質を「経験と知識」と見ているようですが、私的には、先見性と説得力ですわ。
今の日本の状況は、様々な意味においてこれまで日本が直面したことのないような事態だからです。
また、日本のあらゆるシステムにおける制度疲労を抜本的に見直す必要もあると考えます。
もちろん状況に応じて最適解を模索する柔軟さがあれば経験も無駄にはならないでしょうが、生半な経験則は逆に大胆な解を縛る可能性もあることを心しておくべきだと思います。

私的に今回の首相交替はその必然性をどこにも見出せないものであり、したがって大きく踏み込むことは避けますが、各候補について一言だけ。

海江田氏…別に泣いたっていいと思いますわ。これだけの未曾有の事態ですもの、時には泣いたり取り乱したってそれほど不思議ではないと、同じ人間として私は思います。この方の場合、むしろ問題なのは、安易に辞任を口にしたり、首相がああ言ったこうしたと恨み言を繰ってることでしょう。部下としてボスに花をもたせるくらいの度量があればあんな言動にはならないと思います。『逆命利君』(佐高信)の対極を地で行ってるわ、この方のやってることは。まぁ、この方に限ったことではありませんが。部下の弁えがないといことはおそらくボスのあるべき姿も見えてないんじゃないかしら。反対にあっても自らの主張を貫くようなホネもないでしょう。

野田氏…少なくとも私の見る限り、言っている事は筋が通っているし、思慮があり、政局ではなく政治を見つめているという点で、トップの器だと思う。問題点を的確に見極め、今自分が何を言いやるべきかが判断できる。国会は捩れてるし、判断能力があるそのことと実際にそれを実行に移せる行動力があるかどうかは、また別の問題ですが、大局に立って物事を考えることができる姿勢というのは国のトップに不可欠の資質です。この候補者のなかから誰かを推挙しろといわれたなら、私は野田氏を推します。

前原氏…岡田氏、枝野氏もそうですが、残念ながら首相の器じゃありませんわ。人気があるだけの、こんな”青い”人間が国のトップにつけば国の将来を誤ります。特に今のような政治状況において、”サラブレッド”は役に立ちません。

馬渕氏・鹿野氏…この両氏については、これまでその言動に触れる機会があまりなく、どのような言動をされてきた方なのか良く存じないので論評は避けますが、馬渕氏の言う、自律的な判断で首相を選ぶべきというのは同感です。馬渕氏は体力がありそうなところもセールスポイントですね。

樽底氏…代表選に出るべきでした。前回代表選まで全く存じなかったのですが、その際の弁舌には確かに相応の支持を集めるだけのものがありました。メディアや世論との距離のとり方もうまい。今後次第の部分もありますが、国のトップとしての素養はかいま見えました。

選ぶにあたっては各候補が、その言論とあわせ、震災以降何をやってきたのかについても諮られるべきでしょうね。

繰り返しになりますが、誰が勝つか負けるかはさして重要ではありません。今日本に一番必要な人材を選び、その首相のもと、結束できるかどうかが最も重要です。
せめて今回ぐらいは、人気者探しや勝ち馬探しではない選挙にしなければなりません。それができなければ民主も日本も沈みます。
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2011年8月21日 20時54分
香川県立中央病院移転問題について
 
臨海F地区への建設が決まったと報道がありましたが(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110803-00000053-san-l37)、あんな水際に最重要基幹病院を建てるべきではないと思います。

臨海地区への建設根拠に

・他の場所より公的病院の配置バランスに優れている
・移転が遅れ費用が余分にかかる

とありますが、基幹病院として最も重視すべきは、そこに通うあるいは入院する患者さんの安全確保でしょう。
その安全より配置バランスや費用・遅滞を優先事項とする選択は本末転倒のナンセンスな発想としか思えません。

まして、あの地区は数年前の台風で派手に水をかぶったばかりであり、いくら防潮堤や防波堤を補強したとはいえ、それらがあれば万全とならないことは先日の大震災が示すとおりです。

病院は社会的弱者ともいうべき患者のための施設であり、あの候補地がその目的に合致した選択と言えるのか、甚だ疑問です。

また、実質的に一方向からしか進入路がない現候補地は、津波だけではなく、仮にほかの理由でその道路が寸断されれば、たちまち孤立してしまうリスクも伴います。いくらへリポートを持つとはいえ、道路が使えなくなれば、病院へのアクセスが遮断されてしまうのみならず、病院内にいる側が取り残されるという事態を招き、それは持続的なケアが必要な重症患者がたちまち命の危険にさらされてしまうことを意味します。

いくら液状化対策・耐震補強を施すと言っても万一土台がえぐられれでもすれば、その被害は内陸部の比ではありません。

開院遅滞については、分院なり仮設を暫定的に設置すればすむことではないのでしょうか。

水害の危険がなく、また四方からアクセス可能な回遊性のある場所を選ぶことは病院という社会的弱者のための公共施設を建設するにあたって「あるに越したことはない」要件ではなく「必ず必要とされる」必須条件であると考えます。

ここで費用と見直しの手間を惜しめば、そのツケが将来何十倍、場合によっては何百倍にもなって返って来る恐れがあり、その時になっていくら知事が責任を取って辞任しようと人命だけは取り返しがつきません。

別に瀬戸内海だからというわけではありませんが、水際は転じて瀬戸際になるような選択は捨てるべきでしょう。大震災を教訓としなければなりません。
今ならまだ間に合います。
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2011年8月13日 20時58分
お盆
 
先週期待した立秋を過ぎましたが、もう、ひたすら暑い。

立秋様もそれなりに頑張ってはおられるんですけど、温暖化でパワーフルスロットル状態の太平洋高気圧様に一蹴されてる感じの今日この頃…残暑お見舞い申し上げます。ああ、暑い。

今週は、お盆のため政治もフィギュアもお休みです。
帰省されている方も多いと思いますが、うちは田舎の迎撃組なので、先週からひたすらてんやわんやしておりますが、暑すぎて能率あがらず、汗かいてるだけ!のような気も…。
特に先週のエアコンの初動遅れによる二日酔いどぜう余波と円高のため、週明けは溶けたバターみたいになってしまって、スイカ様も通常2、3切れのところを5切れはいただかないと鎮熱(?)と蘇生が間に合わない始末。
おまけにスイカの消費量がどぜうならぬうなぎ上ったために、あろうことかこの真夏の必須アイテムをうっかり切らせてしまい、その晩は除湿入れてるにもかかわらず体内の残留熱除去系がうまく機能せず翌朝頭ガンガン状態に。
即日、お盆で賑わってる桃やマスクメロンなどのご進物用高級果物様には目もくれずスーパーのスイカ売り場に突進した私です。
その後は、カブト虫しましたおかげで、無事リオのカーニバル状態に戻りまして、一層ハイテンションマンボ!(笑)な日々を送らせていただいておりますが、スイカ様の底力をあらためて思い知った一週間となりました。いやはや、やはし、夏はスイカ。

今晩は、もうすぐ市内の砂浜で花火大会が始まります。前に一度現地まで見に行ったことがありますが、確かに間近で見る花火は迫力満点でしたが、翌日ひたすら首が痛かったので、それからは専ら自宅バルコニーから多少小ぶりちゃん花火を楽しんでいます。

皆様もあわただしくも骨休めのお盆となりますように。
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2011年8月7日 20時15分
真夏全開!
 
あぢーよぉぉぉ〜。

いつもお越しくださりありがとうございます…。今日はあづがったですなぁ…。私的には昨日はさらなり。でしたが。
昨日はじっとしてても汗がコメカミを伝い落ちるような真っ向真夏な一日で、それでも昼間はなんとかエアコン使わずごまかしてましたが、夜はさすがに寝苦しすぎてなでしこ以来今シーズン二回目の除湿稼動と相なりました〜。んがっ、右へ左へ寝返りうってうってうってうってうちまくった疲労困憊のすえに朝の4時エアコン稼動だったので今日一日は二日酔いしたどぜうみたいにウネウネクダ巻いてましたーーー。
昼間はスイカさえあれば!(笑)だいたい34度くらいまでならそんなに苦にならず、逆にリオのカーニバルモードにシフトできる私ですが、夜暑いと眠れない…昨日はなんか自分がグリルに入っているような錯覚すら覚えましたわ…。
それでももうすぐ立秋…昔は立秋すぎれば夜はそれなりに過ごしやすかったですが今年は如何に。

今年は節電問題もあって例年以上に期待は高まるばかり…期待してるよ!立秋様。

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2011年8月7日 16時2分
約束された破綻
 
先日エコノミスト誌で日本の政治に絡めて欧米指導者を批判する記事が話題になっていましたが
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110802-00000057-jijp-int.view-000)、日本の政治の問題点を一刀両断にして、欧米への風刺以上に日本への痛烈な風刺になっているあたりは痛快ですらありましたが、どこの政治団体も何のクレームを出さなかったところを見れば、少なからず心当たりあった、というところでしょうか。まぁ、あまりの直裁図星ぶりに毒気抜かれたところも多少なりともあったのではないかと拝察しておりますが(笑)。

「欧米指導者が、まるで日本の政治家のように(痛みを伴う)厳しい決断をしようとしていない」と批判」とあるとおり、臭い物には蓋をし、あるいは出る杭は例え正論だろうと叩きまくり、かりそめの予定調和を演出し、なすべきことをなさずして政局に明け暮れてきた戦後日本政治の極めて真っ当な評価というべきでしょう。
海外は的確にそれを看破しているということが、この風刺によって図らずも露呈されてしまったわけですが、さよう、いくら政争と政治は切っても切れないとはいえ、一歩外から見れば、本来的なスタンスから乖離し、あまりにもお粗末きわまりないのが日本の政治です。
そして自民を筆頭とするその腐った体質は、この国難ともいえる非常時においてすら、省みられるどころか、まさに千年一日のごとく政局しか頭にない自称政治家の皆様のよって反芻されているという事実は、まさしく恥の上塗りに他なりません。
それは何も政治家だけの責任ではなく、失言・失態等の感情的な標的となる部分にはやたらヒステリックに反応するくせに、本来最も必要とされるロジカルな議論となれば、面倒はご免とばかりに思考停止することによってこれを放棄し、隅に押しやることによって世論のあるべき姿を捻じ曲げてきたメディアや世論もまたその責任を逃れるものではありません。
菅氏が退陣表明した際の、それに至る経緯の検証、もっと直裁にはあの時点での不信任案の妥当性を全く吟味することなく、即日退陣時期とポスト菅のみに集中特化した四国新聞をはじめとする自称メディアなどはその典型と言えましょう。
政治が三流なのはメディアを含む世論が三流だからです。

福島第一の破綻はそういう意味において日本的社会の問題点が最悪の形で露呈してしまったものであり、そこにはある種の必然性が内在されていたと言わざるを得ません。
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2011年7月31日 20時36分
夏は、スイカ。
 
夏真っ盛りの今日この頃。

本来ならば暑さ真っ向勝負の暑々しい日々が続く土用の頃のはずですが今年は台風様のご到来や不安定な大気やらでこれまでのところ暑いなかにもどこか風がそよ吹く、エアコン除湿稼動未だ一日のみ!という暑涼しい(?)日々を過ごしておりますが、皆様地方はいかがでしょうか?(中越豪雨で被害にあわれました方にはお見舞い申し上げます。)

さて、そんなシンプルに暑いだけじゃないプラススチーム効果で不快指数がうなぎ昇る蒸し暑い日本の夏を乗り切る私の必須アイテムと言えば、スイカ(というわけで、掲示板見てしずちゃんネタを期待してお越しくださった方、もしおられましたら、今日はスイカネタですだ、ごめんにゃ。)。

清少納言様によれば夏は夜。だそうですが、なかなか穿ってますね。確かに夏は夜。だなぁ…。で、私的に、プラス夏はスイカ。


夏は、スイカ。

やうやう甘くなりゆく。

土用の頃はさらなり。

氷箱(*)から取り出したるを持て渡るもいとつきづきし。


*氷箱=冷蔵庫(笑)


本当は昨夏スイカに寄せる愛を語ろうと思ってたのですが、昨年八月に『八月の氷片』で持っていかれてるうちにあっという間に夏が終わってしまい、その後間髪を入れず某プロに足元取られたせいでそのままお蔵入りしてました。あらためて私的夏の一押しアイテムは、スイカ。

暑くなればなるほど、作業効率は低下するわ、エネルギー消費量は増えるわ、でロクなことがないように思われがちですが、暑くなれば暑くなるほどおいしくなるのがスイカ。このスイカ様に限っては暑さはおいしさ係数の相加相乗ツールと言えましょう。

冷房嫌いの我が家において本当にスイカ様にはこれまでどれほど助けられたことでしょう。
まず、視覚から涼しさを強調。
赤、と言えば暖色系という言葉が示すように、通常、どちらかと言えば温かさを表す色、と相場が決まってますが、さっくり包丁を入れますと現れますルビーレッドは、情熱の赤という概念に真っ向から立ち向かうがごとくの涼しく瑞々しい赤。これほど涼やかな赤が他にありましょうか。まさにスイカレッド(注:ナントカ戦隊とは関係ございません。)。

次に栄養。
スイカの組成はほとんど水分らしいですが微量ながらもリコピン、カリウム、ビタミン、ミネラル等を含み、疲労回復にも一役。毎日スイカを食べ続けて腎炎を治したツワモノのお話も聞いたことがあります。スイカをいただくと感じる何となく身体を中から洗い流されるような錯覚も一概に気のせいとばかりも言えないのかもしれません。

そして要の味。
一昔前のスイカはヘタをすると瓜の仲間であることをあらためて思い出すくらい甘みの少ない野菜と果物の境界ギリギリのものもありましたが、最近のスイカってもう食べる芸術品と言っていいくらい甘くておいしい。毎夏、商品作物農家様の執念と底力をスイカに見る思いです。おまけに清涼飲料水や氷菓と違い、後口も爽やか。
私の場合、なんというか真水よりも細胞への浸透性があるというか、身体への親和性があって、本当に岩に染み入る清水の如く、身体に染み渡るような気がして、食べてる途中からうっとりしてしまいそうになるのですが、これだけおいしければタネがあっても四角くなくても黄色くなくてもいい!と思ってしまうのは私だけ?
炎天下の昼下がりなどに、冷蔵庫から取り出しましたスイカをいただきますとまさに五臓六腑に染み渡るスイカのおいしさに感嘆しきりです。

スイカの利点はこれだけに止まりません。
加えて安価で庶民的。安価でポピュラーな果物と言えばバナナ様がまず頭に浮かびますが、確かに安いのは安いんですけど燃油サーチャージやフェアトレードのことを考えるとイマイチその安さの犠牲になっているものが頭をよぎり、手放しに喜べない。翻ってスイカ様は文字通り地産地消の筆頭果物。まこと、自然の摂理に沿った日本のモンスーン気候に生きる生き物に神様が賜った傑作果物と言えましょう。

さてここで、いつもこちらにお越しくださってる皆様だけに、特別に!(笑)スイカを10倍おいしく食べる取っておきの方法を伝授いたしましょう。

その取っておきの秘法とは。

ずばり!

「昆虫になりきる。」

でございます。
別に暑さで頭がショートしているわけでもカフカの読みすぎでもありませんわ。カブト虫になったつもりで無心にスイカに食らいつきますと、スイカのおいしさが大脳前頭前野系ワープしてより一層ダイレクトに小脳エリアに伝わるような気がする、というお話。
というか、暑すぎて思考停止状態で無我夢中でスイカ食べてると、時々自分が昆虫になったような錯覚に襲われてしまうのですわ〜。で、そうやって無心でいただくとより一層おいしい…。

是非お試しあれ。



以上、身土不二をまさしく地で行っておりますワタクシとスイカのお話でした。

今年の夏は、清浄な水や空気同様、当たり前にありすぎてありがたみが分からなくなってる物や事の価値を省みる夏であってほしいと思います。


それではこの原稿を書く前に氷箱に入れたスイカ様が程よく冷えた頃だと思われますので、ワタクシ、ただ今から昆虫仮面に変身して一切れ所望してまいりますので今日はこの辺で…。

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2011年7月24日 18時57分
永田町解体論
 
自民内に不信任再提議の動きがあるようですが、不信任あるいは問責に関しては、もしそれが否決された場合は、問責を出した方々が暫時国会出席停止等、そして一度否決されたものを再提議の場合は、バッジを外すくらいの措置を以って臨むべきだと思います。そうでなければ、今回のように政局政争の具になりかねない。その度に政治が混乱し遅滞するにもかかわらず、この非常時にすらそれを省みず政局をやることの愚かさを考えれば、それくらいの覚悟を持ってしかるべきでしょう。

総理の座は重い。
その交代が、政争の具として、軽々に行われるべきではありません。国のトップの首をすげ替えようというのであれば、それを模索する側もその首をかけてしかるべきです。

大震災後三ヵ月にして出された先の不信任動議は震災後の国会における最大の汚点と言っても過言ではありません。本当に復旧復興に没入していればそんな暇と余念があろうはずがない。

不信任を提議された方々は、今選挙なんかやってる暇はないと口を揃えましたが、その通りですわ。そして、その暇がないということは、同様に不信任案なんか出してる暇もありませんでした。首相をすげ替えてる暇も、ということです。

その自己矛盾をまずは説明すべきでしょう。

与党にありながら首相降ろしに加担せんとする与党内野党の方々も同様です。私は聞きたい。

そもそも貴方方は一度でも石にかじりついてでも何としてもこの手で復興を成し遂げるという覚悟を持ったことがあるのか。

もし、その覚悟あらばそんな発想してる暇があろうはずがありませんわ。

やっていることは完璧とは言えなくても少なくとも私は菅氏にはその覚悟を見る時があります。
辞めたほうがどれほど楽でしょう。でも何としても復旧とエネルギーの未来に道筋をつける、というその気持ちだけは伝わってきます。
翻って与党内野党の方々自らのやっていることは、そういった思いの切片もない利敵行為にほかならないことを少しは自覚すべきでしょう。

野田財務「私は菅内閣の一員であり、職責を全力で果たすこと以外何も考えていない」(http://219.122.3.3/iphone/general/news/f-gn-tp3-20110610-788451_iphone.html)
まさしくその通りですわ。辞めるか辞めないか周りが先走ることのほうがおかしい。そんなことにうつつを抜かしてる暇があるならガレキの一つでも片付けるべきです。

与党に限らず、国会議員全員、復旧復興のために何をやってきたのか、一目瞭然できるシステムがあればいいと思います。

一体、これらの方々は、この四ヶ月、それら政局以外に何をなしたのか、箇条書きにしてネットにでも掲示すべきです。

国民も、選挙期間中の名前の連呼の数や握手してもらったかどうかということではなく、一体公示までにその政治家が何をやって来たのかということをしっかり見極めて、投票の判断基準にすることが最も大事だと思います。

震災復興に不可欠な公債特例については、その他の法案と引き換え条件にしていることがそもそもおかしい。足元見ている以外の何物でもありません。特例公債に賛成しない方々は、万一そのことによる復旧遅滞が生じた場合はその全責任を負うべきです。

菅総理は、外野の雑音に惑わされることなく信ずるところを推し進めてほしい。諸案件の重要度の見極め・順列化は不可欠です。牛ちゃんについては、全面出荷停止にして全頭検査にかかる費用を補償にまわすのが最も現実的だと思います。
前述したように総理の座というのは重い。パチンコ屋さんの新台入れ替えじゃあるまいに、総理を入れ替えただけでどうにかなるのなら、とうの昔にどうにかなっていたでしょう。周りがしっかりしてさえいればそれで済むことです。誰がやっても困難を極めるのが今回の震災復旧であり、原発対応です。

少なくとも全ての避難所が解散し、例え誰が首相になっても原発事業が後戻りしてもとの木阿弥にならないような布石を打ってから、あらためて国民投票代わりに原発存廃を問う選挙を行うとういうのが個人的には最も道理にかなった道筋のように思います。時期なんか明言できるわけがありませんわ、特に原発対応がいつ収束するかは誰にも明言できないのですから。別に任期満了まででもかまわないと思います。

貴方が首相まで上り詰めたのは、その”市民感覚”ゆえであると私は思っています。そしてそれは未だ失われていない。であれば、それを以って今後のエネルギー政策、とりわけ原子力エネルギーへの対応を決するにあたっての拠るべき柱とすべきと私は考えます。

所詮一国の首相なんて孤独なものです。

かつて小泉元首相は自民党を向こうに回して大立ち回りを演じましたが、なんでもかんでもアメリカ式にすればいいと考えたその短絡はともかく、その胆力はトップにふさわしいものであったと思います。まぁ、解散総選挙の得票は歌舞伎役者のその大見得に投げられたおひねり以外の何物でもなかったですがね、私に言わせれば。

ま、それはともかく、同じような覚悟があるかどうか。

今回想定する相手は『永田町』です。
菅総理の言動を指して「永田町の常識にはずれたことをして省みない。」と書ける四国新聞社様あたりはその「永田町の常識」に全幅の信頼を寄せているのでしょうが(笑)、変わるべきはこれまでの政治のあり方です。

いずれ誰かがやらないといけないことです。




永田町をぶっ壊してください。

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2011年7月18日 11時50分
なでしこの夏  5,000人様ご来場記念御礼カキコ
 
昨日はカキコに懸命で気がつきませんでしたが、いつの間にかご来訪者様、5,000人突破!

いつも来てくださってる皆様、本当に本当にありがとうございます(最敬礼)。

なんというか、5,000m級の山を走破したような感慨が今私を包んでおります…なんか、感動…。
夜鳴き鳥を始めた当初はこんな熱血ブロガーになろうとは夢にも思わず、本人が一番びっくりしてます、いやはや。
それもこれも一重にこうしてお越しくださる皆様の存在あったらばこそ!とあらためて感謝申し上げる次第です。
これからも微力ながら思うところを書き連ねてみたいと思っておりますので今後とも変わらずご愛顧賜りましたら幸いです。
どうぞこれからもよろしくお願いします(ペコリ)。



さて。

あれこれあれこれ知恵絞ってこれまでエアコン不使用記録を更新していたCANAL家ですが、昨晩はあまりの暑さにとうとう除湿機能、本夏初稼動させていただきました。二時までがんばったんですけど全然寝つけず、これ以上頑張ると明日に響くと判断してスイッチオン!

「ピピッ。」「…ウィィィィ〜ン。」

…す、涼しい〜〜〜〜。

さっきまでムワムワしてた敷布団からすっと熱が引き、なんとなくじとっていたお肌がサラサラ!ああ、蘇生〜。
この時ほど電気のありがたみを感じたことはありませんでした。
それまでアタマ掻きオシリ掻きして何となく落ち着かなかったワンコ部隊も程なく高イビキ。マルガリータでもやっぱり暑かったんだね、ごめんよぉぉ〜、お前達。
で、結局なでしこが気になって朝までまともに寝られず、未明テレビで勝利を確認し朝ごはん食べた後、爆睡してさっき起床しました、おはようございます、皆様。

あらためて、

おめでと!なでしこ!!アメリカもよくやった!

ちなみにこのなでしこ関係で一番印象深かったのが、日本でタコ予言大会を催した水産会社様の某社員様の一言。

水槽に入れたタコが墨を吐いたのを見て、

「これはドロー(泥)かも。」

ものの10分ばかり爆笑させていただきました。

んまいっ!座布団50枚、なでしこ勝利に終わったことだし大盤振る舞いだ!持ってけ、ドロボーッ!



…こんなブログではございますが、今後ともよろしくお願いいたします。
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2011年7月17日 19時24分
庇と連休コンバートを
 
都市部については、空気中もさることながら地表面の熱上昇を如何に抑えるかが、節電しつつ猛暑を乗り切る鍵のように思います。
電線等との絡みもあるでしょうが、できればビル屋上から屋上へ透水性のある遮光シートでも渡して区画ごとにまとめて覆うことができればかなり昼の地表温度上昇を抑えることが期待できるように思います。しかもこの対策は電源不要。昼間の温度が抑えられれば夜間の気温を下げることにもつながります。とにかく一旦熱を持ったアスファルトが蓄熱材となるのを防止することが最も重要でしょう。
どのみちここまで暑いなかで、あちこち気を使いながらでは仕事の能率もあがらないでしょうから、九月のシルバーウィークを土用期間にコンバートするのもひとつの手ではないでしょうか。
小手先ではなく大胆な施策を講じる必要があるように思います。

安定的な電力供給対策で最も急がれるのは電力途絶が許されない病院・半導体関連等への自家発電のバックアップ確立です。次に蓄電技術の開発です。蓄電は自然エネルギーの最大の弱点である不安定性を補完するものです。国策としてでも最優先で自家発電と蓄電はそのシステム確立を急ぐべきだと思います。
ピンポイントで自家発バックアップさえあれば、後は人間の工夫次第でしょう。最初に多少の混乱はあるでしょうが、そのうちやりくりできるようになるのではないでしょうか。
毎日数時間の停電が日常茶飯事になっている国ではもはや誰も停電で騒いだりしないそうですが、日本でもやはりこの”慣れ”が必要でしょう。

暑さと停電は”慣れる”ことができます。そこが放射能と決定的に違うところです。
人間に放射能への”順応性”はありません。

暑さと停電は、”不便”ではあっても、少なくとも放射能のリスクと隣あわせよりは”不幸で破滅的”ではないように思います。
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