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Cell系 3
 
2015年5月14日 15時55分の記事


列島 雛型説

島々のカタチを利用された方々は

どんな呪い 術 で
ライン・カタチ 相互間バランスなどを保ってこられたのでしょう


何とかパワーが世界中に駆け巡っちゃって

後始末が大変だ


    ・


ああ「逃げ場」?… 信濃・皆神山

出雲と吉備を結ぶ葦嶽山ピラミッド

飛騨高山の日輪神社を中心とする16方位のネットワーク

富山の尖山 津軽の岩木山を頂点するピラミッド

等々の それぞれが 「群(システム)として独自に作動」する 一方「全体においても相互に連携する関係」に あるらしい


「御皇城(おんみじん)山と立山 位山が太古日本のピラミッド・センターの位置を占めていたというのは事実だったのではないか」

「何度か 地球の大異変によって神都を移転せざるを得ない状況があったにも関わらず 一貫して「すべての人類の元宮」としての地位を保っている」

(御皇城山 立山 位山のピラミッド・ゾーンと富士を結ぶラインは)
「太平洋側から押し寄せるマントル対流の圧力を最も強く受けるところであり」

いわば 列島の「重心に相当する地点」

「その圧力を防御の盾としながら 御皇城山 立山 位山のピラミッド総山が背後から支えている関係が見て取れる」

「確実に大地のツボを押さえ」

「最も緊張度の高いところを選んでピラミッドが建設されたことによって」

「異変と破滅の危機から救われている」

そして「大地から受けるエネルギーのコントロール」などにより

「大地のバランスを保ってきた」

「ばらばらに千切れてしまいそうな」列島を

「要所要所で固定し」

「その安定化を図っているように見え」

(…むしろ そんな風に蓄積することが何かに繋がるような気もしますが)


「ほとんど唯一」「世界に類がない」ほど「見事に組織されたピラミッド・ネットワーク」

それらが凄く効いたままで「安定化」も そのままならば



「見事」なほどに目覚めなくても 不思議はないでしょう

歪みなどは相当溜め込んだままで

「ほとんど唯一」変化しないことを「固定」し続ける「島」


「ネットワーク」外の動きなどもありましょうから

そのままかどうか?


    ・


『細胞の老化』2006 井出利憲

【Rポイント】

Rポイント - レストリクションポイント

細胞周期の中で 周期の回転を調節するポイントがある ことは「古くから知られていた」


適切な増殖因子を与えれば細胞は増殖する
(増殖抑制のシグナルがはずれている必要はある)

が 増殖因子を抜けば増殖を停止してG0期にとどまる

細胞周期全体の中で 増殖因子が必要なところを解析したところ

G1期の終わり S期の直前までの段階であることが分かった

増殖因子存在下で細胞周期を回っている細胞でも
増殖因子を与えてG0期から細胞周期を向かって走っている細胞でも

増殖因子が必要なのはG1期の終わり(Rポイント)までであって

その後は増殖因子を抜いてしまっても
細胞はS期 G2期 M期を順調に終了して次のG1期まで進行する

Rポイントまでの間の途中で増殖因子を除去すると
細胞はその先の細胞周期進行ができず G0期に戻ってしまう


「増殖因子によって刺激され続ける必要があるのが Rポイントまでの時期」


つまり G1期の終わり近くには 細胞がDNAを合成し

さらに細胞分裂をするための準備が終了する重要なポイントがあると考えられ

これをRポイントと呼んだ

ひとたびRポイントを越えてしまえば
増殖因子なしで次のG1期まで順調に進行できる



細胞周期をさらに詳しく見ると、増殖因子に感受性の高い時期であることが分かった。タンパク質合成を完全に停止させれば細胞周期のどの時期の進行も妨げられるが、この期間だけは、タンパク質合成をわずか20〜30%阻止するだけでもRポイントに到達できなくなる。

この期間は、細胞が増殖因子によって刺激され続け、その刺激によって構成されるタンパク質合成が非常に重要な役割を持っている、もう少し具体的にいえば、分解を上回る合成があって、タンパク質が蓄積する必要がある何事かが起きているものと推定される。


老化細胞に増殖因子を与えたとき 細胞内で何も反応が起きないのではなく

むしろ Rポイント近くまでは進行できるけれども
そこを越えることができないように見える

(老化細胞がなぜ増殖できないのか)

Rポイントに至る細胞内で 何が起きているのか




【Rポイントで起きること】

G1期の細胞内では RBというタンパク質が
E2Fというタンパク質と結合した状態にある

E2Fタンパク質は S期に必要なタンパク質や酵素の遺伝子を活性化する 転写調節因子の複合体である

E2Fが活性になると DNAの材料であるデオキシリボヌクレオチドを提供するヌクレオチド還元酵素や

高分子DNAを構成するDNA合成酵素など DNA合成に必要な酵素の遺伝子を活性化する

遺伝子が活性化されることで それらの酵素がたくさん作られるようになって

S期への進入の最終的な準備に入れる

G1期には E2FがRBと結合しているために
E2Fは活性がない

つまり S期に必要な遺伝子を活性化できない状態にある



「G1期の終わりの時期に S期へ進行する全ての準備が整った」

その先は増殖因子がなくても先に進んでよろしい という判断がなされ

実際に『S期へ進め』という信号が発せられると考えられる


「実はその信号が何であるのか、具体的にはよく分かっていない」

「一番肝腎なところが分かっていない、というのは良くある話」


細胞の準備がそろうと 信号が発せられ

それまでに蓄積していたサイクリン・CDK複合体が活性化され タンパク質をリン酸化できるようになる

リン酸化されるタンパク質として重要なもののひとつがRBで

RBがリン酸化されるとE2Fが活性状態になり S期に必要な遺伝子が活性化される


「これが 具体的にRポイントを超える、ということなのだろうと考えられる」




【DNA合成に至るG1期のブレーキ】

(もうひとつの)サイクリン・CDK複合体の活性を調節する重要なタンパク質

CKI (cyclin-dependent kinase inhibiter)というタンパク質のファミリー

たくさんの種類のタンパク質を含んでいる

名の通り サイクリン・CDK複合体の活性を阻害する

増殖を抑制する環境にさらされると
それらのいずれかが作られて

サイクリン・CDK複合体の活性を抑制する


老化細胞でたくさん合成され 蓄積していたp21というタンパク質は

CKIファミリーのひとつ

つまり 老化細胞では p21が蓄積していて 増殖因子によってサイクリン・CDKが合成・蓄積しても活性が抑制されていて

そのため RBのリン酸化が起きず
E2Fが活性化されず S期を開始することができない


増殖を停止している若い細胞では同様にp21が蓄積していて、増殖因子を与えた後にはむしろ合成と蓄積が高まり、どんどん蓄積するサイクリン・CDK複合体に結合して、S期へ進んでもよろしいという細胞内の準備がそろうまで、複合体を不活性状態に保っている。だから、若い細胞でも、増殖停止期にはDNA合成開始を阻止する物質を含んでいた。

細胞内の準備がそろって、もう先へ進んでよろしいとなると、p21タンパク質が急速に分解し、同時にサイクリン・CDKタンパク質の特定のアミノ酸にリン酸化と脱リン酸化が起きて、リン酸化酵素活性が現れる。

(Rポイントの実態に含まれる反応のひとつ)




【CKIはファミリーである】

CKIタンパク質は p21以外にも p15 p16 p19 p27 p57 など 多くの種類のタンパク質から成るファミリー

それらのCKIタンパク質は細胞接着や 増殖因子の低下 その他細胞が増殖に不都合な状態にあるとたくさん作られて

サイクリン・CDK複合体のタンパク質リン酸化活性を抑制する

いずれも G1期で細胞周期をS期へ進めないように抑制しているブレーキの役割をしているタンパク質のファミリーなのである


どのような条件下でどのCKIが作られて働くかについては

細胞の種類や増殖停止の条件に応じて 役割分担があるらしい
-『細胞の老化』






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