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くる天
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夢解釈とタロットなど?
[◆タロットあれこれ]
2013年8月30日 0時8分の記事

さて、昨日の記事の続きです.




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これから解釈する部分の夢の内容を抜粋します.

********************

またまた、場面は急に変わり、今度はひどく切り立ったところにある真っ直ぐな道を歩いています.
道の端から、下を覗いてみたような気がするのですがよく見えません.
その道は、ゴツゴツした形の大小様々の石で出来た道で茶色の土がところどころまばらに見えるだけのひどく険しい感じの道ではあるのですが、特にためらう様子もなく私は歩いています.

そこに私の妻が現れます.
妻は、私が此処にいることをひどい剣幕で非難し、戻らないならば別れると言います。
そこで、私は「じゃぁ離婚しよう」と言い放ってその場を後にします.

次に、私の知り合いの女性彼女の子供(5歳の男の子)が現れました.
男の子は、「はるだいぱぱに付いていく!」と言って、それを必死な形相で止めようとする母親を振りきろうとしています.

*************************

上の夢の場面までに分かった無意識からのメッセージとは

私のいままでとは違う新しいあり方の選択に対して

”頭ではリカイしているしている。
 けど、気持ち(心)がついて行ってない”

ということでした。


ここからが、残りの部分の解釈になります.


【とても高い切り立った場所にある険しい道】

*道の様子

○ ゴツゴツした石がたくさんある。
○ 茶色い土はそのスキマからところどころ見えるだけ.

土や大地は、女性性や母性または、肉体・物質的要素などの象徴です.「”母なる大地”」なんていいますからね。

いっぽう、石は意志でもあり、固さをイメージするところからも男性性の象徴と言えます..

つまり、道の様子を象徴的に読み解くと


「私の中の男性性が女性性をほとんど見えなくなるくらいに覆い隠してしまっている。」


もう少し突っ込んで、現実レベルで解釈すると


「やる気や考えばかりが先立ってしまって、物質的現実が見えなくなっている。」


そうした道の様子を私は”険しい”と表現しています.

これは、ゴツゴツした石ばかりが目立つことから、荒涼とした寒々しい感じしか伝わってこない.

逆に言えば、自然の豊さや調和を感じない。ということでもあり、これは女性性の欠如を意味します.

また、この道が”真っ直ぐ”なことも女性性の欠如を強調しているようです.

自然界は、曲線的であり複雑です。それに対して人間の精神や思考は直線的です。

実際、直線は人間の頭の中にしかなく、自然界には存在していません.

つまり、以上のことから心のバランス(男性性と女性性)が崩れていると無意識は伝えたいようですね.


*道のある場所

○切り立ったとても高い場所にあり、下が見えない.

”高い場所”というのは、精神性の高さを示しているのですが、”下が見えない”ということなので大地=物質的現実から離れすぎている。つまり、現実的ではないということを意味しています.

これは、先ほど同様に無意識からの警告です。それと同時に、下が見えるようにするには現実的な足場作り=現実的な基礎固めが必要ですよ。というメッセージでもあると感じました.


ということは、険しいと感じた道は切り立った場所にあるのですから、上で見てきた解釈を要約すると

「”現実的な基礎固めをすることが、心のバランスを回復させ、険しい道のりも豊かな道のりへと変わりますよ”」

というメッセージになります。


次に【険しい道の上での妻と私の口論】のシーンです.

これは夢ですから、妻というのは私の中の妻のような気持ちを表わしています.

また、夢の中の口論というのは、心の葛藤を意味することが多いようです.

ここで、タロットを少しでもご存知の方なら「18月」が思い浮かぶかもしれません.

ところで、私の中の妻のような気持ちというのは、現実重視、非常にリアリストな側面だと感じました.

これは、実際に私の妻が非情なリアリストである。というのではなく、あくまでも私の妻に対する潜在的なイメージです.

もちろん、実際には妻に対するイメージが”これだけ”というのではありません(笑)

ただ、夢の中では普段はあまり意識していない、潜在的なイメージが表の顔となって出てくるようです.

そして、妻は私がこんなところ(=切り立った場所にある険しい道)にいることを非難しています。

これは、私の現実的な側面が、私の中の現実離れしている側面(精神)を非難しているわけです.

しかし、最終的に私は妻に離婚を言いわたします。

”離婚を言いわたす”という行為は、判断し決断すること.つまり裁くという思考の働きです。”離婚”と”言いわたす”ということで、今までの夢にもあったように二重に強調されています.

つまり、私と妻との口論は、私の考えていることと現実とのギャップから来る心の葛藤を表現していることになります.

そして、この口論のシーンは、険しい道のすぐ直後にでてきたことから「”現実の基礎固めをすること”」のメッセージを強調するとともに、それをしない場合の警告だと感じました.


そして最後に【私の知り合いの女性とその子供の口論】のシーンです。

先ほどの私の妻を解釈したのと同様に、この二人はそれぞれ

知り合いの女性=私の中の知り合いの女性のような気持ち(側面)
子供=私の中の子供のような気持ち(側面)

となります。

とすると、その女性は私の中では”母親”つまり”母性・女性性”です。

最初の夢のストーリーには、書いていないんですけど、この女性が現れたときには何故か彼女の背後に””が流れているのがずっと見えていたんです.

切り立った場所で、しかも下が見えないんですから、合理的に考えれば、とうぜん川が見えるはずはありません。

実は、最初この夢を書き始めたときは思い出せませんでした.ですが、こうやって夢の記憶をたどりながら書いているうちに思い出したんです.

少し話は脱線しますが、夢を書くときには最初はどうしても話のつじつまが合うように書こうという”合理的判断”が働くようです.

これは、自我の役割である意識の統合機能の現れであると思います.

ですが、書くという作業を通して内面に深く入っていくと、その自我のコントロールが外れるようなんですね.

そんな時に、このケースのように”ふと”思い出したりします.

ですから、この”ふと”思い出したり、思いついたりというのは無意識からのメッセージなんですね。

で、話を戻しますと

川や海など水は母性や女性性を表し、なかでも感情を象徴していることが多いです.

ですから、この川の突然の登場は、母性・女性性を二重に強調しながら、その中でも感情にフォーカスを当てているように感じます.

そして、子供はというと

私の中では、好奇心生命力エネルギッシュさ、つまり本能的な部分の側面だと感じます.

つまり、この親子の口論というのは、私の感情と本能との葛藤を表現しているようです。

これも、先ほどの私と妻との口論同様、警告だと感じます.

夢の解釈は以上で終わりです.



この夢の解釈をしている途中で”ふと”、一枚のタロットカードが思い浮かびました.

それがこの「21世界」のリバース(逆位置)です。



実は、そのイメージが浮かんだので今日の解釈に登場した人物たちの意味するものと、それらが示すメッセージが分かったのです.

私を含めた四人の登場人物は、それぞれ「21世界」に描かれている四隅の生き物に対応しているんです.

つまり

天使(風の元素) 思考・理性 = わたし
雄牛(地の元素) 物質・現実 = 私の妻
ワシ(水の元素) 感情    = 知り合いの女性
獅子(火の元素) 本能・生命力= 子供

そして、それぞれ上の二組同士は相反する性質を持っています.
これを相克(そうこく)というのですが

風と土 つまり わたしと私の妻
水と火 つまり 知り合いの女性とその子供

となり、見事に世界のカードに一致しているんです.

「21世界」のカードの象徴するところは、一つの世界の完成であり、それはその世界の終わりと新しい世界の始まりを意味しています.

そして、そうなるための条件として上にも挙げた四つの元素(風水火地)が、そろって調和することが必要なんですね.

ですが、夢の内容からすると次の世界へいくための条件がそろっていない.だから、世界のカードが逆さまになって思い浮かんだんだと思います.

それと同時にもう一つ疑問だったことも分かりました.

その疑問とは、最初のシーンで私の命を狙っていた3人の人物です.

ひとりは、刃物を持っていることから思考や知性を意味する風の元素です.

残りの二人がよく分からなかったのです。けれども、どうやら彼らは夢の最後のシーンで私の妻(地の元素)と知り合いの女性(水の元素)へと変身したんですね.

それが、口論として表現されていますので、まだ彼らとの決着はついていないわけです.

それともう一つ、トイレのシーンから険しい道のシーンへと急に変わったのも、一見すると荒唐無稽なようでいて実は繋がっているんです.

それは、この夢は大きくわけて二つの場面からなっているのですが、前半は男性性との格闘がテーマであり、後半は女性性との葛藤がテーマとなっています。

トイレのシーンは、水と関係する場所、つまり感情(女性性)を表すことから後半のシーンとのつなぎの役割を果たしているんですね.

それは、そのトイレの中には私以に後半のシーンで知り合いの女性に変身したであろう人物が隣の個室にいたことからも分かります.





こうして夢を解釈してみると、一見でたらめな設定や展開のように見えて、実はとても緻密かつ象徴レベルでの合理性を持って表現されていることが分かると思います.

また、今回の一連の解釈の仕方や流れには、カモワンタロットのリーディング方法ととても似ているところがあるようにも感じました.


ながながとお付き合い願いましたが、以上で夢解釈は終わりです


最後に、もう一つだけこの夢にかかわる番外編があります.

それは、また明日ということで
 






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