三菱ミニカアミLターボに乗っていた時の話 | |
[☆車の話・写真] | |
2023年1月19日 0時4分の記事 | |
その前に、普通自動車運転免許を取ってから時々借りて乗っていた、兄の三菱ランサーセレステ1600GSRの話を少ししたいと思います。
普通自動車運転免許を取っても自分の車も家の車も無かったのですが、全然運転しないと車両感覚や運転技術が鈍るので、時々兄の三菱ランサーセレステ1600GSRを借りて乗っていました。家族を乗せた時に自分の代わりに運転できる運転手がいなくなると困るので、兄も車を使うことを了承していた感じです。 セレステ1600GSRで強く印象に残っているのは、とにかくハンドルが重かったということです。もしかしたら、兄がノーマルのよりも太いタイヤに履き替えていたのかもしれません。パワーステアリングではなかったので、前輪が受けるショックがハンドルに伝わってくるキックバックがあって、雨の日の藤沢バイパスで怖い思いをしたことがありました。 その日は道路に水溜まりができるような大雨で、藤沢バイパスでも所々に水溜まりができていたのですが、走行していてその水溜まりに入る度に、タイヤが水の抵抗を受けているのがハンドルに伝わってくるのです。左右のフロントタイヤが同時に一つの水溜まりに入って左右同じ抵抗になれば良いのですが、片方のタイヤだけが水溜まりに入るとハンドルが水の抵抗を受けた方に切れる感じがして、その度にハンドルを持っていかれないように押さえなければならないので、とても怖くて緊張しました。 ↑正面から写した三菱ミニカアミLターボです。 当時、友人が軽自動車に乗ってよく遊びに来ていたので、エンジンを回して走る軽自動車の面白さを知りました。三菱ミニカアミLターボを購入したのは、その友人の軽自動車に乗った体験がかなり大きかったです。普通車に比べて税金や維持費が安かったのもあります。軽自動車は走行時のエンジン回転数が高いので、スピードを出さなくても速く走っているような気分が味わえました。回して走っていたので、走行経路の近隣の方にはエンジンの音がちょっとうるさかったかもしれません。違法改造などはしていないノーマルの音でしたが。 この車はフェンダーミラーですが、すぐにドアミラー装着のアミLターボが発表されたので、フェンダーミラーのアミLターボは販売台数が少なかったのではないかと思います。 ↑三菱ミニカアミLターボのエンジンです。 軽自動車のMT車だったので、エンジンを自在に回すことができたから面白かったです。1速、2速で引っ張って乗れば、制限速度内でもちょっとしたレーサー気分が味わえました。ターボ付きのモデルにしたのは、当時ターボが流行っていたからです。猫も杓子もターボターボでした。それから、家族を乗せた時に馬力があった方が楽に違いないとも思ったのでした。 よく引っ張ってエンジンを回して乗っていたな、という記憶があるだけで、良いとか悪いとか語れるだけの印象がこのミニカアミLターボにはありません。この車は外で酔っ払った父親の迎えのタクシー代わりになってしまい、曜日かまわず夜中に呼び出されて迎えに行かなければならなくなったことが度々あって、迎えに来る車が家に無ければ飲みに行くのを控えるだろうと思い、処分することにしたのでした。 四輪車に興味があったのは若い時だけで、四輪車は長い間運転していないので、今は怖くて運転ができなくなってしまいました。この怖いというのが、特に免許を取得したことが無い方には理解できないらしく、免許があるのに何で運転できないの? と不思議に思われることがあります。運転に不可欠な車両感覚・車幅感覚が無くなってしまっているから怖いのですね。 以上で三菱ミニカアミLターボに乗っていた時の話は終わりです。 ありがとうございました。 | |
このブログの評価 評価はまだありません。 [このブログの評価を見る] [この記事を評価する] |
◆この記事へのコメント | |
コメントはありません。 | |