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vol.34 自然観察の巻き |
2010年12月24日 8時50分の記事 |
それゆけクジラ号 vol.34〜vol.49『きゅうり君』編を一挙に掲載いたします。 今回、vol.34の本文の御試し読みをご用意いたしましたので御覧下さい。 本文の続きは、御購読を頂いた上で、お楽しみください。 sharkman それゆけクジラ号 vol.34〜vol.49『きゅうり君』 シリーズのストーリー:冷静沈着な少年の『きゅうり君』が難問、疑問を解き明かす。 社会情勢、経済情勢、日常の矛盾、それら諸事を他の登場人物らと 愉快に会話する形式で展開されるユーモアあふれる話。 今回の作品vol.34『自然観察の巻き』 ポコ太:おいおい、聞いたか。来週はさ、遠足に行くんだよな。 ドジョ子:そうよ、そうよ、自然観察が目的なんだって。 きゅうり君:種の共生、種の進化、ってやつを観るのか。 ドジョ子:いいじゃない、そうした野外勉強というのも。 ポコ太:そうだよな、大自然の営みを肌で感じる、それって素晴らしいよな。 きゅうり君:なら僕らは、それとは別に、種の起源の痕跡も見つけたいものだね。 ドジョ子:そうね、この目で何か、見つけたいわね。 ポコ太:ああぁ、化石とか石器土器、はたまた金銀小判、財宝か。 ドジョ子:やぁね、お宝探しの物欲。 ポコ太:違うやぁい、生物史と人類史の流れを想うんだよ。 ドジョ子:まぁ、どうかしら。 きゅうり君:いいじゃぁないか。宝かどうか、価値があるかどうか は、人が定めるもの。さほど気にすることなく、好奇心旺盛で臨もう。 ドジョ子:ええ、そうね。需要と供給で、価格決定があるんだしね。 ポコ太:市場って、市場経済って、無感傷な程、無機質的に動く傾向あるしな。 ドジョ子:そうよね。個人の想い入れ、個人の感情の結晶など、無縁よね。 きゅうり君:だから、いいのさ。時には金銭で計りきれない、想いや記憶は確かに存在するけども。 ポコ太:ああぁ、理性に宿る利己主義が、合理的に事を運ぶ、ってことか。 ドジョ子:お金の世界、そうした意味で非情よね。 ポコ太:そうは言っても、カネ嫌いなヤツ、この世にいないだろう。 きゅうり君:確かにな。カネで買える喜び、カネあっての幸福。カネのあるメリット。しかし、カネあることのデメリットもある。 ドジョ子:それって、傲慢、強欲、猜疑心、それらマイナス感情が持つ者の心に芽生えるってことかしら。 ・・・・・・・<この続きは御購読願います>・・・・・・・ |
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[カテゴリ:それゆけクジラ号・きゅうり君編] |
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