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それにしてもイエス・キリストがなぜ青森に眠るのか。ゴルゴダの丘で磔にされたはずではなかったのか。
[森羅万象]
2018年10月20日 20時28分の記事



『Asahi Shimbun Weekly AERA 2018、10.22』
『キリストは青森に眠る?』
東北に不思議な「歴史遺産」が多いわけ
古くから人々の心を捉えてきた河童や源義経の伝説。
青森にキリストの墓、秋田にピラミッド、福島にUFOの聖地―—。
東北には不思議な伝説が数多く残る。一体なぜ?



<キリストのお墓の前>
・浴衣姿の20人ほどの女性たちが、呪文のようなフレーズに合わせ輪になって踊っている。
「ナニャド〜ヤ〜ラ ナニャドナサレ〜ノ ナニャド〜ヤ〜ラ」
 輪の中心にあるのは………驚くなかれ、十字架がそそり立つ「キリストの墓」だ。

・ここは秋田県との県境にある青森県新郷村の戸来地区。6月の第1日曜日、盛大に開かれる「キリスト祭」は今年で55回目を迎えた。人口2500人ほどの村に約1千人がつめかける。外国人の姿もあり、不思議そうに踊りを眺めていた。
「踊ると背筋はシャキッとしますね。キリストのお墓の前ですから」
「ナニャドヤラ」保存会長の佐藤久美子さんは舞い終えた後、楽しそうに話した。

・佐藤さんによれば、ナニャドラヤとは元々、青森県南部から岩手県北部など旧南部藩に伝わる盆踊り。しかしその意味も語源も、諸説あるがよくわかっていないという。

<古文書が伝えた「異説」>
・それにしてもイエス・キリストがなぜ青森に眠るのか。ゴルゴダの丘で磔にされたはずではなかったのか。渦巻く疑問に対し、新郷村の元職員で「日本国青森県新郷村キリスト日本渡来説案内人」を名乗る永野範英さんは次のように話す。
「1931年に『竹内文書』が発見されるんですけど、その中にキリストの遺言状らしきものがありまして……… 
『竹内文書』とは、超古代の歴史を記したとされる古文書だ。
茨城県磯原町(今の北茨城市)にある皇祖皇太神宮の管長を務め、天津教教祖だった竹内巨麿の自宅に伝わっていた。そこに「キリストが戸来に住んでいた」と記されていた。竹内氏は4年の歳月をかけ「戸来」の場所を突き止め、小高い丘の竹やぶの中に土饅頭を発見するとこれをキリストの墓と「認定」した。そこに村が十字架を立てたのだ。

・『竹内文書』によれば、ゴルゴダの丘で処刑されたのは身代わりの弟だったという。キリストは生き延び、船で青森県の八戸にたどり着き、戸来へ。そこで日本人女性と結婚し3女をもうけ、106歳で死んだ――。
 敬虔なクリスチャンが聞けば卒倒しそうな話だが、村にはマスコミや学者も押しかけるようになり全国に広がった。
 異説を裏付けるような材料もそろっていた。
「当時の村名『戸来』は『ヘブライ』に由来すると言われました。また、村には子どもの額に十字を墨で描く風習があった。そんな傍証もつけ加わったのです」
 村でも「まんざら見当違いではなさそうだ」との声が強まり、64年から観光行事としてキリスト祭を行うことに。今や村をあげてキリスト来村説を歓迎し、墓を取り囲んで「ナニャドヤラ」を奉納するのだ。

<ピラミッドもUFOも>
・東北――。かつて時の中央政府から「蝦夷」と呼ばれた人々が住んだこの地には、摩訶不思議な話が多い。
 秋田県鹿角市にはピラミッドとストーンサークル。岩手県遠野市には河童伝説。青森県外ヶ浜町には、はるか南の平泉で没したはずの義経伝説が残る。福島県飯野町の千貫森は数多くのUFOが目撃される「聖地」だ。
 鹿角市にあり「日本のピラミッド」と呼ばれているのは黒又山。標高281メートルで、形のよい三角形の山姿は、離れて見るとピラミッドに見えなくもない。
 実は、黒又山=ピラミッドという壮大な仮説は昭和初期からある。山の南西2キロに、約4千年前の縄文時代の遺跡・ストーンサークルがあり、ピラミッドは縄文人が造ったのではないかなどといわれた。1992年、東北学院大学教授をリーダーとした学術調査隊が現地に入りナゾに迫った。地中レーダー探査の結果、山がピラミッドかどうかはっきりしないが、祭祀を行う場所だったことは間違いないと結論づけた。

・「4世紀に大和朝廷が成立すると、古事記や日本書紀などによって神話が文章化され、政権が公認する「正史」が成立します。またその過程で、幾内から西には一つの統一文化圏が成立していきました。そういうところに、キリストの墓やピラミッドがあるという話を押し込むことはできない。それに対し、東北は中央に取り込まれなかった分、伝説などが入り込む余地があったのではないでしょうか」
 
・福島県飯野町。町の北側にそびえる千貫森(標高462メートル)。この山では大正時代から「ひかりもの」という発光物体がたびたび目撃されている。

<自由に考える心の広さ>
・「地底に強力な磁場があって、山自体がUFOを呼び寄せるパラボラアンテナの役割を果たしているからだと思います」
 そう持論を展開するのは、山の中腹に立つ「UFOふれあい館」の元館長でUFO研究家の木下次男さん。すでに6回もUFOを「目撃」したことがあるという。
 木下さんが最初にUFOを見たのは72年、25歳のとき。福島県中部の安達太良連山を仲間と登る途中、山頂付近にヘルメット形の物体が現れた。
1円玉のような少し鈍い銀色。空中で約30秒静止し、目をそらした瞬間に消えていたという。
 超常現象か、ただの見間違いか。UFOの存在を証明することは難しい。だが大切なのは興味をつきつめる探求心だ。いまもUFOに思いを巡らしているという木下さんは熱く語った。



ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より引用
<キリストの墓>

1934年(昭和9年)に十和田国立公園区域に編入漏れした戸来村の村長から村の視察と紹介を頼まれた日本画家の鳥谷幡山が村周辺を探索。1935年(昭和10年)8月初に、鳥谷幡山が1934年(昭和9年)10月に見つけた大石神のピラミッド確認のため青森県戸来(へらい)村(現在は三戸郡新郷村大字戸来。)を鳥谷とともに訪ねていた新宗教団体の教祖、竹内巨麿(たけうちきよまろ)は、2間〜3間の長方形の盛り土をみると立ち止まり、それが古文献を一人で調べた結果により、そこに統来訪神と書いた目標と前の野月の二ツ塚に「十来塚」と書くよう村長に話したという。

この後竹内巨麿は竹内文書に、「イスキリス・クリスマス。福の神。八戸太郎天空神。五色人へ遣わし文」にはじまる記述や「イスキリス・クリスマス」の遺言があるとし、イスキリス・クリスマスはゴルゴダの丘で処刑されず、弟のイスキリを身代わりにして日本に渡来して死に、その墓が「十来塚」であるとする。このイスキリス・クリスマスがイエス・キリストであり「十来塚」が「イエス・キリストの墓」であるという。ただし、竹内文書は多くの研究者から偽書と断定されている。

この後「古代史書研究会」が来村、戸来村の村名は、ヘブライに由来するとした。 アメリカ在住の川守田英二が現地の伝承歌であるナニャドヤラがヤハゥエをたたえるヘブライ語の歌であるという書簡を戸来村に送った。

また鳥谷は日蓮行者で降霊術師の小松周海に招霊を依頼し、「キリストの妻の名はユミ子、娘が三人いる」との答えを得、その子孫が村の旧家の沢口家であるとした。その旧家に伝わる家紋は「桔梗紋」と言われる五角の形であり、ユダヤのシンボル六芒星である「ダビデの星」と酷似しているとしイスラエルの失われた十氏族やイエスとの関わりを指摘する説もある。 戸来村では子供の額に健康祈願などの意味合いを込めて墨で黒い十字を書く風習があったという。

キリストの日本渡来を固く信じる山根キクが鳥谷の紹介で来村し、1937年出版の自著『光りは東方より : [史実]キリスト、釈迦、モーゼ、モセスは日本に来住し,日本で死んでゐる』の中で戸来村のキリストの墓を紹介する。翌1938年にニューヨークの新聞に戸来村のキリストの墓の写真と記事が掲載され、それを見て興味を持った仲木貞一が映画『日本におけるキリストの遺跡を探る』を制作し広く知れ渡った。

東京大学の余郷嘉明助教授による世界34カ国にわたるヒトポリオーマウイルス分布調査によれば、コーカソイドに見られるEUタイプウイルスが秋田県で見つかっている。 これはコーカソイドの集団が秋田周辺にやってきた可能性を示すものである。ヘブライ人もコーカソイドであることから、これら遺伝情報調査結果は日ユ同祖論の傍証となっている。

ただし、全くの奇説であり、大多数の日本人はおろか、他国でも全く認められておらず。また、その根拠としているものも、学術的な論拠にもならない。竹内の来訪以前に、キリストやそれを彷彿とさせる貴人が戸来に逃れて来て死んだという伝承は現地になかった。「ナニャドヤラ」やそれに近い「ナニャトヤラ」も戸来固有ではなく、岩手県北部にかけて広く歌われていた。

(十和田湖畔戸来岳)
1938年、山根キクは著作『光りは東方より』(釈迦、モーゼ、ヨセフ、キリストが修行のため来日したという)で十和田湖畔の十和利山(戸来岳)にキリストの墓があるとした。なお、前述の戸来村は十和利山(戸来岳)の山麓にあたる。



『新潮45』 2017年9月号
『めくるめくパワースポット    高橋秀実』



<空を見上げればUFOがいる?>
<その地は磁気が強く、方位磁石も狂う。そしてUFOが多数目撃されているということだった。>
・パワースポットのパワーは大抵、目に見えないものだが、中には「見える」という場所もある。
 例えば、福島市飯野町の千貫森(せんがんもり)。標高462.5mの小さな山なのだが、かつては良質の砂鉄が産出したそうで磁気が強いらしい。場所によっては方位磁石も狂い、磁気に引き寄せられるようにUFO(未確認飛行物体)が頻繁に飛来するという。これまでに数多くの目撃例があるそうで、UFOが「見える」ことがパワーの証拠になるのだ。

<UFOに見える>
・JR福島駅から路線バスに乗る。阿武隈川の流れを横に見て、林道をくねくね進むこと約30分。目の前に現れた千貫森はまるでメロンパンのような形のかわいい山だった。

・そして登山口には福島市の施設「UFOふれあい館」がある。UFOを模した8角形の建物で、そこでUFOに触れ合うらしい。

・「都会の人はわからないかもしれませんが、このあたりはトイレも離れでして。夜、トイレに出かける時に、山のほうに発行体が見えたという話は昔からよくあるんです」女性スタッフにそう教えられ、とりあえず私は館内を見学することにした。

・全体的に地味な印象だが、私が目を引かれたのは千貫森周辺で撮影されたというUFO写真の数々である。
—―これは何ですか?
思わずスタッフにたずねると、彼は即答した。「雲でしょうね」千貫森山頂近くに浮かぶ円盤状の雲。雲のように見えたのだが、本当に雲なのである。その下の写真も「おそらくつるし雲です」とのこと。その隣の写真には白い発行体が写っている。「これはUFOに近いですね」
—―近い?
「持ち込まれる写真の多くは、鳥、月、金星です。そこにモヤがかかっていたりするとUFOに見えるんです」
 いずれも未確認だが、未確認な物体のことをUFOと呼ぶのである。

・名物は地元の鶏でダシをとった「W地鶏ラーメン」。食べてみると本当に美味しい。県外からこれを目当てにやってくる観光客も多いらしく、経営的には「UFOふれあい館」も黒字のこと。子供連れの家族などはUFOと聞くと「とりあえず行ってみよう」という気にもなるわけで、UFOが利益をもたらしているようなのだ。

・UFOをお迎えするために設置されたという「UFOコンタクトデッキ」に上ると、一気に展望が開けた。風が心地よい。見渡せば、「一貫森」「天井山」「女神山」など周囲の低い山々が着陸したUFOのように佇んでいる。空を眺めると、たなびく雲。

<何かしら用がある>
・「UFOを見たのは6回です」
 そう明言したのは飯野町在住の木下次男さん(70歳)だった。彼は「UFOふれあい館」の元館長。60歳で定年退職後、現在も自宅の研究室でUFOの研究を続けている。実は500件を超えるという福島県内のUFO目撃情報も彼が聞き取り、整理したものなのである。
—―6回も見たんですか?
 私が驚くと、彼はニッコリと微笑んだ。「初めて見たのは24歳の時。1972年5月7日午前10時30分」
 正確な日時を報告する木下さん。彼はその日、福島県の安達太郎連峰を縦走すべく、箕輪山の尾根を登っていたという。
「印象としては私の真上。ちょうど箕輪山の頂上のあたりにヘルメットのような形の物体が浮いていたんです。色は一円玉と同じようないぶし銀。大きさはおそらくマイクロバスくらい。4人で登っていたので、みんなで指差しながら『ヘンなのがいる』と言い合いました」
—―UFOは停まっていたんですか?「空中停止していました。25〜26秒くらいですかね。これはもしかして頭上付近にいるんじゃないかと思いまして、とにかく急いで登ろうとしたんです。頂上まで駆け足で15分ですから」
—―それで?
「まず足元を確認したんです。靴紐がきちんと締まっているかと。それで1、2歩進んで見上げると消えていました」

・UFOを目撃した時、人は2種類の反応をするという。恐怖で物陰に隠れるか。近づいて確かめようとするか。木下さんの場合は後者で、以来、「確かめたい」という一念でUFOを研究しているそうなのである。
「あの驚きたるや出会った人でないとわかりません。見ちゃったから間違いなく『いる』。いるんだからどこから来たのか。どんなエネルギーで動いているのか。確かめていくしかないんです」
—―UFOを見たことで……。
 私が言いかけると、彼が遮った。
「『見た』ではなく、『見せられた』感じがするんです」
—―見せられた?
「向こうさんだって人や場所を選んで出てくるわけでしょ。『ここならでてきてもいいかな』とか『自分たちに興味を持ってほしい』とか。だからお互いに選ばれているんです」
 彼は宇宙人のことを「向こうさん」と呼ぶ。「向こうさんからすれば、地球の様子を見にきたんじゃないですか」という具合で、わざわざ地球に来るくらいなので彼らも何かしら用があるはず。用もないのに来るはずがないらしい。
「何か役に立つことはないか、と探しているんじゃないかと思うんです」

・これはUFO研究の伝統的なスタンスである。研究の始祖ともいうべきジョージ・アダムスキーも「先生が生徒にたいしてするように彼らも地球人が宇宙的な生命の諸法則を学ぶのを手伝うために地球に来る」として金星人から宇宙哲学まで学んでいた。日本で本格的にUFO研究に取り組んだ「日本空飛ぶ円盤研究会」(昭和30年設立)も、地球上での米ソの冷戦を憂い、「対立混迷を続ける人類の現状では、彼等に応接する準備もできていない」と嘆き、世界平和、ひいては「宇宙全体の平和確立に向って邁進する」ことを誓う「宇宙平和宣言」を発表していた。会員のひとりである作家の三島由紀夫も空飛ぶ円盤を「現代生活の一つの詩として理解します」とのことで、宇宙人小説『美しい星』を上梓したのである。

<見る人は見る>
・木下さんが作成した目撃情報リストを拝見すると、目撃した日付、目撃者の名前、場所、UFOの形などが克明に記されている。読んでみて気がついたのは、同じ人が何回も目撃しているということだった。
—―見る人は何回も見る、ということなのでしょうか?
 私がたずねると、木下さんはうなずく。「目撃する人に共通しているのは自分の生活環境を見直したい、と思っているということです」
—―どういうことですか。
「『UFOを見た』と人に話しても、夢でも見たんじゃないかと相手にされないわけです。だから私のところに来る。そこで『いつ?』『誰と見たのか?』などと訊いていくうちに、おのずと生活環境の話になっていくんです」

・視界に「空を入れる」。山に登るとおのずと「空が入ってくる」わけで、だから目撃情報が多いらしい。ちなみに木下さんはUFOが出ようが出まいが毎日必ず空を見るという。空を見ることで自分も宇宙の一部であることを確かめているそうなのである。
「要するに『上を向いて歩こう』ってことです」
 隣で聞いていた事務局長の菅野さんがつぶやいた。見上げることで胸を張る。それが「UFOの里」飯野町の基本姿勢なのだろう。

・たまたま登ってきた親子連れを呼び止め、私は一緒に確認してもらうことにした。方位磁石を見せながら私が、「動くでしょ」と言うと、お父さんがスマホを取り出し、内蔵された方位磁石を当てる。方位を示す数値が激変し、「本当だ、すごい」と叫んだ。やはり千貫森は磁場が狂っている。しかし狂っているからといって何かを感じるかというと特にない。



『実録 自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO』
佐藤守 元自衛隊空将・南西航空混成団司令 講談社 2010/7/22



<なぜ自衛隊でUFOはタブーなのか>
・ただ単に、「UFOなどという非科学的なものを見たというような人物は精神的にどこかおかしい」とする観念に国や自衛隊のトップが囚われていて、UFOの目撃は非現実的な錯覚だと決め付けているのです。

<自衛隊パイロットが接近遭遇したUFO>
<「こんな問題には深入りしないほうがいい」>
・UFOに遭遇したなどというと、精神異常を疑われかねません。精神的におかしくなった人間を任務に就かせるわけにはいかないので、パイロットを辞めることになるか、最悪、自衛官の職を失うことになりかねないのです。
 これは民間航空会社の話ですが、実際、UFOを見たと週刊誌に喋ったパイロットが、精神状態がおかしいとされて、飛行停止になったという事件が、ずいぶん昔にありました。

<UFOとともに発生した機体異常>
・しかし、三陸沖の飛行物体には翼がなく、葉巻型で変則的な飛行をしている。どう見ても民間航空機ではないという結論に達したそうです。

・この一件は当時の松島基地では有名な話で、誰も口には出さなかったものの、皆が知っていた「UFO騒動」でした。

・「航空自衛隊でUFO目撃が相次いでいる」などというと、「航空自衛官はなんと非科学的な人たちばかりなのか」と誤解する方もいらっしゃるかもしれません。

<UFOが見える人、見えない人>
・UFOを頻繁に見る人もいれば、私のようにパイロットを長年務めていても、一度も目撃できない人間もいます。

<それは超高速で飛んでいた>
・今回取材したなかで、UFOの最多目撃回数を誇ったのは船附昇元三佐でした。彼は候補生時代から、築城基地で、私と共に飛んでいた信頼できる人物ですが、松島基地でT-2練習機の教官を務めていたときの彼の体験です。

・船附の証言によると、スピ―ドは地上では想像できない速さで、マッハ8〜10ぐらい。高度は恐らく6万フィート(約18キロ)。

・当時の同僚Sが、入間から西に向かっているとき、名古屋上空で物凄く大きな葉巻型のUFOを発見しました。高度は2万4000フィートだったそうですが、「こんなに大きな物体が空中に浮かべるのか!?」と驚いたくらい巨大だったそうです。

<シンガポールでも遭遇したUFO>
・船附元三佐はよほどUFOと縁があるらしく、退官して民間航空会社にパイロットとして再就職した後も、UFOらしき飛行物体に遭遇しています。

・船附によると民間航空機のパイロットたちもたびたびUFOに遭遇しているといいます。

<UFOの故郷、福島の千貫森>
・こうした数々の証言から自衛官がUFOを頻繁に目撃する地域は、関東以北が多いということがわかりました。
UFO伝説が盛んに囁かれているのも東北地方です。たとえば、福島県。福島にはUFOが頻繁に飛来することで有名な場所があります。
 私の両親の故郷と近い福島県福島市飯野町一帯などです。飯野町は「千貫森」という山のふもとにあり、千貫森では数多くのUFO目撃例が報告されているのです。

・霊力に引き寄せられるのでしょうか。霊山付近にはUFOがたびたび訪れるそうで、実際、目撃した地元の人も多く、最近ではテレビでも紹介されているようです。
 飯野町ではUFOを町おこしに活用しようと考えたのでしょう。霊山に向かう途中の飯野町青木に、「UFOふれあい館」なる施設がつくられています。私は両親の墓参りの際に偶然、「UFOふれあい館」に出会い、ここがUFOの名所だと知りました。
 
・興味を持った私が、土地の人々にUFOについて尋ねると、笑いながら曖昧な答えしか返してこなかった人がいる一方で、「昔からUFOがよく出る場所だ」と淡々と話す人もいました。

・「千貫森」が古来UFOの里といわれているのは、この山自体がコンパスの針を狂わせるほどの強力な電磁波を出しているからだそうです。

<キリストの墓とUFOの関係>
・青森県にはUFO伝説や宇宙人の飛来を連想させる話も多いのです。その一つに三沢基地の南西にある戸来村(現在は青森県三戸郡新郷村大字戸来)に関する伝説があります。戸来村は、その昔キリストの兄弟が住んでいて、その墓があるというので有名になったところです。

<日本にもピラミッドがあったのか>
・注目すべきは戸来村周辺に人工的とも思えるような、きれいなピラミッド型の山が並んでいるという事実です。

・地元を訪れると、「UFOがその特殊な山を目標によく飛来してきていた」と語ってくれた人もいました。今でもUFOはよく姿を現すそうです。
 私が青森県内各地を回ってみて、この地の宇宙人伝説、UFO神話に関して一番信憑性が高いと思ったのは、津軽半島の付け根付近にある青森県のつがる市木造の亀ヶ岡遺跡周辺です。

・ここでは、有名な縄文時代の「遮光器土偶」も発見されています。この地で発掘された遮光器土偶は、当時の技術では制作できないだろうというほどの高温で焼かれた土偶。土地の専門家の話では「1000度以上のコークスでしか焼けない土偶」だそうです。
 もちろん、土偶が盛んに作られた時代、そんな高度な技術は東北地方のみならず、地球上のどこにもなかったでしょうから、これはやはり宇宙人が作ったものではないか?というのです。

<古代の技術では焼けないはずの遮光器土偶>
<地球外生物の空港>
・いずれにせよ、環状列石や人工山、電磁波の関係を考えれば、遮光器土偶は亀ヶ岡遺跡近辺の「環状列石空港」に「着陸」した宇宙船から移民してきた宇宙人作であるという説も、あながち否定できなくなるかもしれません。

<異星人に救われたパイロット>
<かぐや姫と日本人の「宇宙人観」>
・日本人の宇宙人伝説ともいえる天女物語には、様々なストーリーがありますが、いくつか共通点があります。
 最大の共通点は、天女はみなこの世の存在とも思えないほどの美女ということです。そして、空を翔るための羽衣をまとっています。天女は、最後には天へと帰っていくという結末も似ています。
 
・たとえば、有名な謡曲『羽衣』の三保の松原の天女物語は、天女が水浴びをしている間に羽衣を盗まれて天に帰ることができなくなり、渋々その羽衣を盗んだ漁師と結婚して子供をもうけるのですが、やがて羽衣のありかがわかり、子供を残して天に帰っていく、という筋書きです。

・また、沖縄の宜野湾市に伝わる天女物語も、
「昔、大親という百姓が畑から帰る途中、今の宜野湾市にある森の川という泉で手足を洗っていると、一人の美女が沐浴していた。大親は都から来た女だと思い近寄って衣を盗む。女は自分が天女であることを告げ、衣を探してほしいというので、大親は騙して自分の女房にする。やがて二人の間に一男一女が生まれる。
 ある日、姉が弟の子守をしながら『母さんの衣は六柱の倉にある、母さんの舞衣は八柱の倉のなか』と歌うのを天女が聞き、衣を見つけて天に舞い上がる。天女は子供や夫と別れるのが辛く、何度も行ったり来たりしていたが、意を決してとうとう飛び去った。そして残された子供が後の察度で、やがて王となった」というものです。

<奇怪な墜落事故>
・私は、UFO目撃情報が集中する松島基地近辺には、東北電力の女川原子力発電所があり、だからこそ自衛隊パイロットが頻繁にUFOと遭遇するのではないかと考えています。

<予言されていた2件の事故>
・Sさんは、私が松島基地司令時代に知り合った地元の方です。石巻の山中に神社を創設して、そこの神主さんも兼務しています。地元では「超能力者」として知られている方。

・すぐにSさんに電話すると、「済んだことは仕方がない。問題は7月4日にもブルーインパルスの2機が墜落して3人が死ぬから、これを止めないといけない」というのです。

・――それから、1ヵ月余り過ぎた7月4日、予言どおりに事故は起きた。

<UFOが原発を回避させたのか>
・この周辺にはUFOが飛来するということを地元の人たちは古くからよく知っています。

・その真偽は定かではありませんが、多くの自衛隊パイロットたちが、松島基地でUFOを目撃しているのは事実です。「UFOに愛された」船附元三佐も、秋の総合演習時に、基地上空に丸い点がぽつんと浮かんでいたといっています。
 先述のジョンソン博士も「UFOの背後に存在する知性体が核兵器や原発に関心を示していると推測できなくもない」としていますから、案外、いつも基地上空で訓練を眺めているUFOは、チェルノブイリ同様、女川原発事故を防いでくれたのかもしれません。

<自衛隊機墜落とサリン事件を予言した人物>
・Sさんの答えは実に明瞭でした。まず事故の原因ですが、
「旧日本軍や自衛隊の戦死者や殉難者に対する供養は実に大切なことであり、松島基地周辺には、旧海軍時代からの多くの英霊たちが眠っているが、供養を怠ると英霊たちの加護が弱まり、霊的な乱れや邪気が生じ、その影響で事故に至る。今回もその一例であった。その危険を私に知らせてくれたのはUFOである」というのです。

・「大きな事件か事故が起きる直前に、なぜかUFOが現れて私に知らせるのだ」

・そして、彼が松島基地周辺でよく見かけるUFOまでスケッチしてくれました。
 私は今回、これを書くためにUFOに関する資料を濫読しましたから、Sさんが自ら描いて送ってくれたUFOのスケッチを見ても驚きませんが、読者の皆さんはきっと驚いたことでしょう。
 こんなものが四六時中、松島基地上空を飛んでいたわけです。しかも、私には見えず、船附元三佐や一部の部下たちにはよく見えていたというのですから、いささか癪に障ります。
 そこで私は、「松島基地上空に来るのは円盤型だけですか?」と聞いてみました。

・もちろん、Sさんにはそのことを黙っていたのですが、彼は「かなり昔に、T-2の編隊飛行か? と思ってみていたが、後ろの物体がやけに長い。射撃の標的を引っ張っているのかな、と思ってよく見ると、T-2の長さの3倍近くある葉巻型のUFOだったことがあった」といったので驚きました。私はやはりM一尉とG一尉が見た「葉巻型UFO」は本当だったのだ、と感じました。

・こうなると何だか神主を務めるSさん本人が宇宙人ではないのかと疑いたくなります。
 ハリー・古山氏が『私が出会った宇宙人たち』という本を書いていますが、それによると、地球上にはかなり多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうですから、案外当たっているかもしれません。すると、UFOに愛された船附元三佐が長崎の喫茶店で会った店長も、宇宙人だったのかもしれません……。

・というのは、私事で恐縮ですが、私は三沢に転勤する前年の7月に義父を失い、その4ヵ月後に今度は義母が他界するという不幸に見舞われただけでなく、義母が死の直前に、ベッドの上で「幽界」の話を始めたという不思議な体験があるからです。
 あのときのことは今もくっきり脳裏に刻まれています。
 ベッドに横たわって点滴を受けていた義母が、突然私たち夫婦に向かって、「そこにもう一人私がいるでしょう?」と足元の病室の壁を指しながら語りかけたのですから。
 普段と変わらない語りかけでしたから、私と家内はつられて壁を見たのですが何も見えません。続いて義母は私たちにはっきりとこういった
「これは私の幽体なのよ」と。
 そして突然、大声を張り上げました。点滴針が刺さった腕で何かを払う仕草をしながら。「だめ! まだ行かない!」
 義母には何かが見えていたのでしょう。が、私たちには見えません。私は驚いて、ゆれている点滴袋を止めるのが精一杯でした。
 その後、しばらく何かつぶやいていた義母は昏睡状態に陥り、家内はこの時点で母の死を覚悟したようです、義母が息を引き取ったのは翌早朝です。奇しくも義父の納骨の日でした。 
 あとになってから、「あのとき、きっと母の元に、あの世からお迎えが来ていたのだわ」と家内は振り返っていました。そのとき、私はこの世には見えない世界があることを悟ったのです。



『深宇宙探訪記』  
(オスカー・マゴッチ)(加速学園) (発売 星雲社)1992/11



<葉巻型の宇宙船は世界各地で目撃談が多い大型の宇宙船>
・中型船内宇宙研究室(連盟登録番号 SLA8701)
宇宙研究用の移動研究室。12の異なる世界を展示。多種族の乗組員と科学者が搭乗。総搭乗員数3000『人』
全長2400m。直径約400m(厚さ約188mの単独航行可能モジュール18基で構成)

<宇宙研究室の外観>
・各モジュールは、居住者の便宜を考え、それぞれの貫通路に沿って観測窓が、一つずつ付いている(実際には大型の展望用球体で、拡大機能および夜間赤外線利用暗視機能がある。)

<種々のUFO>
・『帝国同盟』の三角形をした地球外の戦闘機。『悪魔機』として知られている。

・7機の円盤を収容できる中型円盤型母船。直径100m。高さ40m。

・偵察型の円盤(直径25m。高さ10m)

・幽霊船(およそ、長さ40m、幅10m)  本船が生きている存在で、固体の固い金属構造物ではない。準バイオニック船である。

・ダイヤモンド型エーテル船(高さ12m、幅12m)

<『深宇宙探訪記』に書かれてある中型船内宇宙研究室は、葉巻型UFO>
・宇宙研究用の移動研究室は、搭乗員が3000人で、全長2400メートル、直径400メートルで長さ122メートルの単独航行可能なモジュール18基で構成されているようです。そして、バミューダ三角海域の次元間移行ゾーンを利用しています。これが、有名な葉巻型のUFOのように思われますが、大きさから考えると世界中で見られているのとは違うかもしれません。

・「シリウスは連盟の送信センターである。暗黒の勢力とその地球の光明派の召使達はシリウスから来た善玉になりすましている。暗黒の勢力は、自分達の基地は、オリオン大星雲にあると、私達に思い込ませようとしている。しかし、彼らはそこからやって来たにすぎない。オリオン座は、光の主たちの故郷であり、銀河系委員会の故郷であるのだ。そしてアルクトゥルスを中継基地に使っている。暗黒の勢力と彼らが支配する悪の帝国の本拠地は、大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしている。宇宙連合の宇宙人は、友好的な善意の宇宙人であるが、惑星連合や地底連合の宇宙人は、邪悪な宇宙人である」

<アメリカ政府と宇宙人の契約>
・1947年7月2日ニューメキシコ州ロズウェルでUFO墜落事件が起きた。だが、米軍は、気球の墜落だと発表し、事実を偽装した。奇妙なことに1949年1月30日同じロズゥエルで、UFO墜落事件がおき、その際、偶然にも地球外生命体が1名生存しており、ロスアラモス研究所に送られた。その地球外生命体は、「イーバ」と名づけられ、1952年6月18日まで生きた。その間の調査では、イーバは自らの母星が、地球から55光年離れたところにあると告げたという。

・彼の身体的外観は、現在多くの人に知られるところとなった「グレイ」に似ており、爬虫類と昆虫の特徴を持っていた。そして、1954年1月、アメリカは、後に「ラージ・ノーズ・グレイ」と呼ばれるようになる地球外生命体と初コンタクトを行なう。この地球外生命体の出自は、オリオン座のペテルギウスを巡る一つの惑星だった。これは、500光年離れた赤色巨星を巡る惑星からやってきた事になる。

・1954年2月。ラージ・ノーズ・グレイの代理として、イーバそっくりの「クリル」と名づけられた地球外生命体が再度地球人とのコンタクトのため送り込まれ、この時、アイゼンハワー大統領が統括していたアメリカ政府は、この「クリル」を全権大使とした「オリオン座領域から来訪した」地球外生命体と何らかの契約を結んだと言われている。「それから50年、国家最高機密は、厳重に守られている」。

<ハリウッド映画で有名なグレイは、人類に比べ科学力で優に5万年を先んじている>
・Tシャツのプリントになるほど、スター化した地球外生命体の「グレイ」のルーツは、琴座である。約50年前、かって琴座領域にあったアペックスと呼ばれる惑星で核戦争が起き、生き残ったアペックスの人々は地下生活を余儀なくされた。核戦争を引き起こした2つの勢力は、ポジティブ派が、主として、レチクル座の2重星(ゼータ)付近を拠点としているが、ネガティブ派のほうは、その多くがオリオン座のペテルギウス領域や大犬座のシリウス領域に移住した。
ネガティブ派の中で特にオリオンに拠点を置く者たちは、リゲリアンという種族だが、地球でグレイと呼ばれる存在は、このリゲリアンを指している。リゲリアンという呼称そのものは、ケンタウルス座のα星であるリギル・ケンタウルスにも隠れたつながりがあるが、彼らのルーツには、判然としない部分がある。現在、地球には、惑星アペックスに出自を持つ地球外生命体が、時空を超え、過去、現在、未来の次元から同時に訪れている。

<ウォーク・インとワンダラー(スターピープル、スターシード、スターライト)>
・地球人に生まれ変わったワンダラーや、人生の途中で地球外の魂と劇的なソウル・チェンジ(魂の変換)を起こしたウォーク・インなどを地球外生命体(ET)の魂を持つという意味で、ETソウルと呼んでいる。ウォーク・インやワンダラーは、白色同胞団でも活躍している。白色同胞団(ホワイト・ブラザーズ・フッド)のルーツは、プレアデスと同じ牡牛座のアルデバランという説と、火星でアルデバランの人々と共存していたさそり座のアンタレスからの人々だという説がある。

・また、チャネリングは、日常ではない別次元の意識やいわゆる地球外生命体と意識のレベルで交信することを言います。シリウス経由のチャネリングによりますと、地球に介入した2種類の生命体があると語ります。約2600万年前、地球に2種類の非人間的生命体が入植した。それらは、射手座星系からやって来た爬虫類的存在とオリオンのベラトリックス星系からの恐竜的存在だったという。

・ここで言う爬虫類と恐竜は生物学的に分類されるそれらの意味とは異なる。そして、地球ではこの2種類の生命体が入り込んだ後に、人間の祖となる哺乳類的生命体が現れる。


<●●インターネット情報から●●>

「Niftyニュース2017/09/16」
アラスカ上空でパイロットが「UFOに追いかけられた」との報告…国が乗務停止処分に

 私は講演会などで「パイロットは世界中を飛んでいるので、UFOを見かけるのでは?」という質問を受けることがある。そういうときは、「大半のパイロットは見たことはないが、なかには見たというパイロットもいる」と答えている。
 かつて私の知り合いでもある先輩機長がヨーロッパからアラスカのアンカレッジ空港に進入着陸しようとしていたときに、UFOに追いかけられたと報告した事例があった。機長の証言によると、最終進入中にUFOと思われるいくつもの光の集団が自機につきまとって離れなかったというのである。

 しかし、この報告を受けた国土交通省の対応は予想を超えるものであった。早速、同省が管轄するパイロットの身体検査証を発行する航空医学研究センターの精神科の医師に診断させ、結果、精神異常として乗務を停止する処分としたのである。
 この判断の元には、UFOなんてこの世には存在しないもので、それを見たというのは頭がおかしいとする考え方があったと思われるが、当時はUFOの存在に関する政府の考え方は存在しなかった。ちなみに政府はこの一件からかなり年を経た2007年12月18日、UFOについて「その存在を検討しない」のが日本政府の立場であると表明した。

 しかし、当時の町村信孝官房長官が「こういうものは絶対にいると思っている」と発言したかと思えば、石破茂防衛大臣もUFOが襲来したときに自衛隊の出動が法律上可能かどうかを個人的に検討する考えを示した。そして、「UFOは外国の航空機でもなく、領空侵犯への対応は厳しい」と自衛隊法では対応が難しいとの認識を披露。さらに「ゴジラが来たら天変地異だから自衛隊の災害派遣は可能で、モスラでも同様」との持論を展開したのである。
 政府首脳が個人的に発言するのであれば何を言っても構わないと思うが、日本政府はUFOはいると考えているのか、それともいないと考えているのかは現在でも明らかにしていない。であれば、アラスカでUFOを見たといった機長を処分できる根拠はない。

●本来は報告すべき
 私は今からでも、当該機長に政府は謝罪して当時の処分を撤回すべきであると考えている。そもそもUFOとは「未確認飛行物体」の略で、宇宙人が乗り物に乗って地球にやってくることだけを意味するものではない。なにか不思議な形をしたものなら、どんなものでもUFOなのである。パイロットはそのような物体を見たとき、たとえば演習中の戦闘機が太陽やほかの光との反射などの影響によって変わった形の物体に見えても、本来は報告すべきであろう。それは、場合によってはニアミス事故にもなりかねないからだ。

 しかし、現在の航空法にはそのような規定もないどころか、報告すると精神異常とみなされかねない。これでは今後、誰も実際に見ても報告するわけがない。実際、この一件以来、少なくとも日本航空(JAL)のパイロットの間では、「仮にUFOらしきものを見ても絶対に口に出してはならない」とのコンセンサス(合意)がある。言ったら最後、乗務停止になるかもしれないからだ。
 ちなみにアラスカでの一件は、のちにある民放のテレビ特番として放映され、科学の専門家たちによる検証も行われた。その結果、当時の気象状態、太陽の位置、それに飛行経路やほかの飛行機の運行状況などを併せて分析すれば、当該JAL機の影が乱反射して、あたかも明るい飛行物体がまとわりついてくるように見えることが判明した。

 だが、この特番でテレビ局の出した推定原因も、ひとつの仮説にすぎない。真相は今もって謎のままである。
(文=杉江弘/航空評論家、元日本航空機長)








『すべては宇宙の采配』
木村秋則   東邦出版 2013/5/24



<この世界で、人間が理解できること、理解していることなんて、ほんのわずかに過ぎないと>
・わたしは、不可能だといわれた無農薬・無肥料のりんごの栽培をなんとか成功させました。そのときに、世間で理解されているものほど当てにならないことを知りました。

・わたしの畑に1立方センチメートルあたり30億個いるといわれるバクテリアは、顕微鏡を使ってもその全貌を知ることは不可能です。

<マンダラ>
・会場から外に出て、主催者のひとりに早速尋ねてみました。
 すると、わたしが扉を開けて宴会場に入ってくると同時に、白くて大きな発行体が一緒にぷわーっと入ってきたらしいのです。そして、わたしが歩く速度でついていったというのです。
 その関係者は「見えた」といいましたが、すぐ隣りに座っていたもうひとりの関係者は「見えなかった」といいました。やはりだれにでも見えたわけではなかったようですが、「見えた」人が何人もいたのは、会場の至るところでばらばらと同時多発的にざわつきはじめたことから明らかです。

・果たして、現像から戻ってきた写真はしっかりと白い発行体が写っていました。最初は「人魂じゃないのかな」と思いましたが、スキャニングしてデータをパソコンに取り込み、その部分を拡大していくと、白いなかに、なにかぼんやりと見えてきたのです。
 それはなんと……曼荼羅でした。
 胡坐をかいて手を下で組んでいる仏像のようなものが6体ほど、丸く配置されている様子がおぼろげながらに見えたのです。
 調べてみると、曼荼羅とは、「仏教(特に密教)の経典の内容を仏画に置き換えたもの」もしくは、「宇宙における根本原理を具体的にしたもの」
 なぜこんなものがわたしの側で浮いていたのか、いまでもわかりませんが、わたしはこういった不思議な現象と非常に縁のある人生を歩んできたのです。

<初めて見たUFO>
・その場にはわたしを入れて9人いましたが、全員見ています。幽霊は見られる人と見られない人がいますが、UFOはそうではないようで、全員が全員、目撃しているのです。
 UFOはゆっくりと、うちの屋根の上を横切るようにして通りすぎ、やがてどこともなくフッと消えてしまいました。

・これを皮切りに、わたしたち家族は何度もUFOを目撃することになりました。毎回目撃場所は一緒です。うちはUFOの航路上にあるようです。目撃が続く時期は、「晴れた日の午後7時前後には必ず見る」というくらいでした。

・当時は「岩木山からUFOらしき物体が飛んでいるのを見た」という目撃情報が相次ぎ、新聞にも載るほど話題になっていました。
 わたしにとってUFOは、「信じるか、信じないか」という存在ではありません。「絶対にいる」としかいいようがないのです。それは女房もわかっています。
 そもそも津軽は神秘的な土地柄で、日本最古の文字といわれる『津軽草文字=つがるくさもじ』、幻の中世都市である『十三湊=とさみなと』、奇書といわれる『東日流外三郡誌=つがるそとさんぐんし』など、興味の尽きない地域なのです。

<運転手>
・もうひとつのトラブルは、ちょっと不思議な出来事です。
 大型トラックは真夜中にひとりで走ることが多いためか、運転手のあいだでは常識では考えられない話……たとえば幽霊を見たという類の話は日常茶飯事、当たり前のように話されていました。
 霊感などないわたしですが、「いて当たり前」の世界に翻弄されたことがあります。

・「だったら、ほら、お前の車、ここから見てみろよ」
 そういわれて自分の車を振り返って、思わず声が出ました。「わッ………なんだ。あれ!」
 助手席には、なにやら得体の知れない、青白い巨大な三角おにぎりのようなものが座っていました。見間違いかと思って何度か目をしばたかせて確認しましたが、三角おにぎりは消えることはありません。怖いというより、ワケがわからないという感じです。運ちゃんとて知るはずもありませんが、ふたりの目にヘンなものが映っていることは間違いないのです。
「なんにしてもよ、この先にドライブインがあるから、そこで降ろしたほうがいいよ」

・わたしには先ほど見た青白い三角おにぎり以外のものは見えませんでしたが、もしかしたら、最初に教えてくれた運転手さんも、ドライブインの店員さんも、それがちゃんとした幽霊のかたちに見えたようです。
「実はきょうの午後8時ごろ、この先のバスのUターン所で、バスガイドさんがひかれて亡くなる事故があったんだ。あんた、そこ通らなかった?」

<拉致>
・深夜2時くらいだったでしょうか。2階でひとりで寝ていると、いつもは朝が来るまで起きないのに、なぜか目が覚めてしまいました。「あぁ、生放送のテレビ出演に緊張しているのかな?」などと思っていたときでした。背後の部屋の窓が突然パーッと開いたのです。
 ちゃんとロックしてあるアルミサッシでしたが、壊されることもなく、まるで気で操られたかのごとく、自動的に開いたのです。

・2階の窓の外は3メートル空中です。彼らはからだのどこを動かすでもなく、わたしを抱えたまま空中を移動して上空へと上がっていきました。
 だんだん小さくなる自宅を眺めていました。自分の家の屋根を見たのは初めてです。抱えられたまま高く上がっていくと、やがて夜の闇のなかに縦状の光が見えました。オレンジとも黄色とも違う暖かい色の光が縞模様になっていました。
「あぁ、あの光源に向かっているんだな」直感的に思いました。
「きっとそこにはUFOがあるんだろうなぁ………」 
次の瞬間、気がつくとベンチのようなものに座らされ、まぶしい光に包まれていました。再び気がついたときは、UFOであろうものの室内にいました。

・普通ならUFOに連れてこられただけでも失禁もので、不気味な宇宙人に観察されるなど卒倒ものですが、不思議と「逃げたい」とか「怖い」といった感情は湧いてきませんでした。

・宇宙船の操縦席のようでした。そこでUFOの動力について教えてもらったのです。「これは動力物質のスペアです。ほとんど取り替えることはないのですが、予備で用意しています」厚さ1センチ、一辺が20センチほどの三角形の黒くて硬い金属を渡してくれました。

・「地球で発見されている元素は120くらいですが、実際につかわれているのは30くらいでしょう。しかし我々は256ある元素をすべて使っているのです」
「地球人は頭が悪い」といわんばかりの話でしたが、彼らが乗っているUFOと同じものを造る技術がないのは間違いありません。
 反論する気も起きず、黙って聞いていると、彼らは元素のほかにも、時間の感覚がまったく違うことを教えてくれました。
「地球の時間で1000年かけないと移動できない距離も、我々は『そこに行く』と思った瞬間に移動できます」
 こうもいっていました。
「我々は時間と時間のなかを歩いて移動しているのです」

・彼らにカレンダーの見方を教えてもらい、最後の数字を確認しました。果たしてそれは、幻想のなかでソクラテスに似た人に告げられた、地球のカレンダーが終わる年号と同じ数字だったのです。
 もしそれが本当なら……。年号はソクラテス似の人にいわれた通り、だれにも話せませんが、気が遠くなるほど遠い未来の話ではありません。いえるのは、時間がないということだけです。

・見えたのは、たくさんの明かりでした。
 高層マンションや高層ホテルが作り出す夜景を、ビルごと横に倒したような景色でした。たくさんの明かりが横いっぱいに広がっているのが見えたのです。
 連れてこられた道のりを考えれば、UFOは弘前市の上空にあるはずですが、青森県にそのような夜景はありません。
 そもそもわたし以外の人間ふたりは白人です。窓の外の明かりを眺めながら、「地球外の土地」に思いを馳せていました。

・帰りは、来たときと同様に断片的な記憶しかありません。気がついたら宇宙人のふたり組に両脇を抱えられ、自宅2階の窓の外にいました。部屋には彼らと一緒にスーッと入りましたが、気がつくといなくなっていました。

・『ズームイン朝』の中継はわたしの畑から行われ、生放送は無事終わり、無農薬栽培のアドバイザーとしての役目を果たすことができました。
 ホッとしていると、生中継が終ってすぐに『日本UFO研究会』と名乗る人たちが畑にやってきました。別にわたしの身に起こったことを調査しにきたわけではありません。
 彼らの情報網がどうなっているのかはわかりませんが、わたしの畑の周辺が観測に適していると思ったのでしょう。「2日間くらいの予定で調査を始める」といい、パラボラアンテナを載せた車、電源車、普通車と、合計3代を畑の横の小高い場所に停めました。

<共鳴>
・去年、畑の見学ツアーに50人くらいの団体さんが来ました。なかに背の低い外国人女性がいました。通訳の人がいるわけではないので、「英語で話しかけられたらどうしようか」と思っていると、近づいてきて、おもむろに日本語で話しはじめました。「わたしもUFOを見ました」
「はい?」
 白人女性からいきなり日本語でUFOの話をされるなど思ってもみませんでしたので目を丸くしていると、彼女はわたしの驚きを気にすることもなく話しつづけました。
「『奇跡のりんご』を読んで来たのです。UFOのことが書いてありましたよね。著者の石川さんは幻想を見たんだろうと書かれていますが、それは違うと思うんです」
彼女はりんご畑を見に来たんだろうと書かれていますが、それは違うと思うんです」

・「(白人女性の)母はヒュ〜ンヒュ〜ンという音と、パシッパシッという音に気づいて、以前のわたしと同じように、『うるさいわねぇ』とばかりに、リビングのカーテンを開けて音の正体を確かめにいきました。止める間はありませんでした。そこで見たのは、やはり窓の外に浮いているUFOと、玄関前に立っている宇宙人の姿です。母は腰を抜かしそうになり、『こんな怖いところは早く売って引っ越しなさい!』といいました。
 そういえば……と気づきました。たしかに怖いのですが、よく考えたら一切危害を加えてこないのです。何度も来ているのに、玄関の戸を破って家に侵入してきたり、窓を壊して入ってくるわけでもありません。一体なんの目的で来るのでしょう?わたしが怖れをなくすのを待っているのか、それともほかに想像もつかないような目的があるのでしょうか………」



『奇跡のリンゴ』 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録
石川拓治 NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」
幻冬舎    2011/4/12



<宇宙人に会った話>
・木村が酔って気分が良くなると、決まってする不思議な話がある。
宇宙人に会った話だ。

・「あれはさ、まだ軽トラックを売る前だから、無農薬栽培を始めて2年とか3年目くらいのことだ。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。夕方、何時頃かな、もうあたりは薄暗くなっていた。畑仕事が終わって、家に帰ろうと思って、軽トラの運転席に座ったの。そしたら、目の前に人が立っている。妙な人だった。全身が銀色に光っていて目も鼻も見えないのな。その銀色の人が、フロントガラス越しに、じっとこっちを覗き込んでいる。私、動けなくなってしまってな。目だけ動かして、何をするつもりだろうと思って見ていたら、なんと私のリンゴ畑に入っていくんだ。葉っぱが落ちて、荒れ放題の畑にな。それでさ、ものすごいスピードで畑の中を走り回っているんだよ。それから、ふっと消えたのな。いったい今のは何だったんだと、その時は首を傾げるばかりであったんだけどな。

・しばらくして、今度は夜中だ。夜中に起き出して、布団の横に座って、考え事をしていたときのことだ。寝床は二階にあるんだけどもな、カーテンが揺れて窓が開いたのな。そこから、人が二人入ってきた。小さくて、影のように真っ黒な人であった。その二人が私の両腕をつかんでさ、その開いた窓から外に出るの。気がついたら、空中に浮かんでいるのよ。下を見たら、家の屋根が見えた。黒い人たちは、何も言わない。私は二人に腕をつかまれたまま、どんどん上昇していった。空のかなり高いところに、ものすごく大きな宇宙船のようなものが浮かんでいてな、私はその中に連れ込まれたの。連れ込まれたのは、私だけじゃなかった。先客が二人いたのな。一人は若い白人の女の人、もう一人は白人の男だった。頭は角刈りでさ、なんか軍人のような感じであったな。しばらくそこに座らされていたんだけれど、そのうち一人ずつどこかへ連れていかれた。最初は女の人、それから軍人風の男、最後が私であった。

・歩いていくと、二人は平らな台のようなものにそれぞれ寝かされているのな。裸にされてよ。どういうわけか、逃げようとか、抵抗しようという気は起きなかった。ただ、私も裸にされるんだなと思いながら歩いていったの。ところが私は服を脱がされなかった。宇宙船の操縦室のようなところに連れていかれたの。操縦室といっても、計器のようなものは見あたらなかったな。そこで、どういう風にしてこの宇宙船が飛んでいるかを教えてくれてな。宇宙船の動力源だという、黒っぽい物質を見せてくれた。これで、空中に浮かぶんだとな。

・それから別の部屋に連れていかれた。そこには黒い人ではなくて、昔のギリシャの哲学者の……ソクラテスみたいな人がいた。大きな板が何枚もあってさ、それをこっちからこっちへ移動させろと言うんだ。よく見たら、地球のカレンダーなのな。一枚が一年。過去のカレンダーではないよ、未来のカレンダー。何枚あるんだろうと思って、数えてみたんだけどもよ……」
 何枚あったかは、いつも教えてくれない。そうたくさんはなかったと言う。

・ユングに言わせれば、空飛ぶ円盤は全体性の象徴ということになる。大きな困難に陥って自分を取り戻そうともがいているときに、現代人が見る典型的な幻視のひとつだ。中世の人々なら神を見た。神を信じられなくなった現代人は、そのかわりに空飛ぶ円盤を見るというわけだ。地上は現実の象徴であり、宇宙からやって来る何者かはその現実からの救いを意味する。ある意味では現実逃避なのだろうけれど、その何者かが円盤であることに重要な意味がある。困難に突き当たって分裂した自我は、再びひとつの完全な姿に戻ろうとする。円形や球体はその統一された完全な自我の象徴なのだ。何年もリンゴ栽培に失敗し続け、追い詰められて脳味噌が二つに割れそうなくらい混乱していた木村が、空飛ぶ円盤の幻を見たとしてもそれほど不思議ではない。

 もっとも、酔っている木村は、そういう現実的な解釈で自分の話が片付けられそうになると、とっておきのオチを持ち出して対抗する。

・「何年か経ってから、家でテレビを見ていたのよ。よくあるでしょう、『空飛ぶ円盤は実在する』みたいなよ、UFOの特集番組だ。その中に、宇宙人に連れ去られたという人が出てきた。それがさ、あの白人の女の人だったの。女房も一緒に見ていたんだけれど、驚いていたよ。私と同じ話をするんだもの。円盤の中には自分以外にも二人の地球人がいた、一人は軍人のような男で、もう一人は眼鏡をかけた東洋人だったって。それ、私のことでないかってな。あははは、あの時はさすがの私もびっくりしたよ」

・妻の美千子に、その話を確かめたことはない。困らせることになるのは、わかりきっているからだ。木村にしても、その話をするのは、酒を飲んだときに決まっている。
 だから、もちろんそれは木村のファンタジーなのだ。

・円盤とリンゴは何の関係もないようだけれど、木村の無意識の中ではおそらく深いつながりがある。円盤も無農薬のリンゴも、不可能の象徴なのだ。誰もがそんなものは幻だと言う。その円盤に乗ったということは、木村が不可能を克服するということだ。無農薬のリンゴは完成し、そして木村は完全な自己を取り戻す。
不可能を可能性にすること。
無農薬でリンゴを栽培することに、木村の全存在がかかっていたのだ。

<りんご農家が病害虫の駆除に膨大な手間と時間をかけている>
・しかし、その農家・木村さんの作るりんごは、農薬どころか有機肥料も一切使わず、そして「腐らない」といいます。いったいどんな秘密があるというのでしょうか。

・木村さんの無農薬でのりんご作りには、8年にも及ぶ試行錯誤の末に辿り着いた、独自のノウハウがありました。それでも木村さんは、相変わらずこう言いました。

「私、バカだからさ、いつかはできるんじゃないかって、ただイノシシみたいに突き進んだのさ」

<奇跡のリンゴ「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録>
・リンゴ農家の人々にとって、美しい畑を作ることは、豊かな実りを得るために欠かせないというだけでなく、おそらくはある種の道徳ですらあるのだ。
 そういう意味でも、そのリンゴの畑の主が、カマドケシという津軽弁の最悪の渾名で呼ばれているのは、仕方のないことだったかもしれない。

・なぜ、そんなに荒れているのか。
近所の農家で、理由を知らぬ者はいない。
農薬を散布しないからだ。
この6年間というもの、畑の主はリンゴ畑に一滴の農薬も散布していない。当然のことながら、リンゴの木は病気と害虫に冒され、春先に芽吹いた葉の大半が、夏になる前に落ちてしまう。おかげで、この何年かは花も咲かなくなった。

・今日は朝からずっとリンゴの木の下で、腕枕をして寝ていた。
カマドケシは、竈消しだ。一家の生活の中心である竈を消すとは、つまり家を潰し家族を路頭に迷わせるということ。農家にとってこれ以上の侮蔑はないのだが、その男にはいかにも相応しい悪口だった。
 いや、男が畑に座り込んだり寝たりして、ほんとうは何をしているか知ったら、カマドケシどころか、ついに頭がおかしくなったと思ったかもしれない。
 男は眠っていたわけではない。夏の強い日差しの下で、生い繁った雑草から立ち上がる青臭い匂いに包まれながら、リンゴの葉を食べる害虫を見ていた。

・リンゴの木を荒らす害虫を数え上げればきりがない。
春先の新葉や花芽を喰うトビハマキやミダレカクモンハマキなどのいわゆるハマキムシ類に始まって、葉を食べるシャクトリムシに、アブラムシ、ハダニ、果実を冒すシンクイムシにカイガラムシ……。代表的な種に限っても、30種類は下らないと言われている。

・農薬を使わずにリンゴを育てる。簡単に言えば、それが男の夢だった。少なくともその時代、実現は100%不可能と考えられていた夢である。

・リンゴの無農薬栽培などという難題に取り組んだおかげで、木村の一家が長年にわたってひどい窮乏生活を強いられたという話は聞いていた。けれど、それはもう10年以上も昔のことだ。
 現在は新聞やテレビでも取り上げられるくらい有名な人で、全国には彼の信奉者がたくさんいる。国内だけでなく、外国にまで農業を教えに行ったりもしているのだ。

・木村の人生がNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で紹介されたのが、その12月の初めのことだった。

・木村が狂ったひとつのものとは、いうまでもなくリンゴの無農薬栽培だ。今現在ですら、それは不可能だという専門家は少なくない。農薬を使わなければ、リンゴを収穫することは出来ない。現実のリンゴ栽培を知る人にとって、それは常識以前の問題なのだ。

・実を言えば、現在我々が食べているリンゴのほとんどすべてが、農薬が使われるようになってからから開発された品種だ。つまり、農薬を前提に品種改良された品種なのだ。

・リンゴという果物は、農薬に深く依存した、現代農業の象徴的存在なのだ。
 もっとも、そんな理屈を持ち出すまでもなく、リンゴを作っている農家なら誰でも、農薬の散布を怠れば畑がどれだけ簡単に病虫害の餌食になるか身をもって知っている。農薬を使っていても、その散布時期や方法を誤れば病害虫は発生するのだ。

・けれど、涙ぐましいまでの努力でなんとか持ちこたえた青森県のリンゴの畑も、明治40年代にはモニリア病と褐斑病というリンゴの病気の相次ぐ蔓延によって、今度こそ壊滅の危機に瀕することになる。とりわけ明治44年の褐斑病の激発ではリンゴの葉が早い時期に落葉したため、翌年の春先になってもリンゴの花が咲かず2年連続の大不作となった。

・この絶対絶命の危機を救ったのが、農薬だった。
記録によれば、日本のリンゴ栽培史上、初めて農薬が使われたのは明治44年。褐斑病の流行で、青森県のリンゴ畑が壊滅的害を受けた年のことだった。

・褐斑病で全滅しかけていたリンゴの木が息を吹き返すのを目の当たりにして、リンゴ農家は先を競って農薬を導入するようになる。ぺニシリンが結核という恐ろしい病を撲滅したように、手の施しようがなかったリンゴの病気を農薬が駆逐したのだ。

 病虫害という自然の脅威に対抗する手段を手に入れ、農家の人々はようやく安定したリンゴの栽培ができるようになったのだ。
 農薬がなければ、青森県でもリンゴ栽培が終息してしまっていたに違いない。

・明治20年代から約30年間にわたって、全国の何千人というリンゴ農家や農業技術者が木村と同じ問題に直面し、同じような工夫を重ね続けていた。何十年という苦労の末に、ようやく辿り着いた解決方法が農薬だった。

・1991年の秋に青森県を台風が直撃して、リンゴ農家が壊滅的な被害を受けたことがある。大半のリンゴが落果しただけでなく、リンゴの木そのものが嵐で倒れるという被害まで被った。県内のリンゴの被害額だけでも742億円にのぼる。ところが、木村の畑の被害はきわめて軽かった。他の畑からリンゴの木が吹き飛ばされて来たほど強い風を受けたのに、8割以上のリンゴの果実が枝に残っていたのだ。リンゴの木は揺るぎもしなかった。根が不通のリンゴの木の何倍も長く密に張っていたというだけでなく、木村のリンゴは実と枝をつなぐ軸が他のものよりずっと太くて丈夫に育っていたのだ。

・NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」の収録のスタジオで、木村秋則さんにお目にかかったその日。住み慣れた「文明」というものを覆っていた厚い天蓋が外れ、どこまでも広がる深い青空が露わになった。

・あれから1年半。ノンフィクション・ライターの石川拓治さんが、木村秋則さんの人生を取材して1冊の本にまとめて下さった。頁をめくると、木村さんとお話しして得たすばらしい感触がよみがえってくるとともに、まだまだ知らなかった木村さんの側面をも知るよろこびに包まれる。

 不可能とも言われた無農薬、無肥料でのリンゴ栽培。その実現に向けて苦闘してきた木村秋則さんの人生は、まるで一篇のドラマを見るようである。



『地球に生まれたあなたが今すぐしなくてはならないこと』
木村秋則   KKロングセラーズ   2014/3/28



<わたしたちの想像を超えた世界が存在する?>
・17歳の時に、わたしは「龍」を見ています。この時、周りの時間も空間も止まったような体験をしました。
 時間の隙間に紛れ込んだかのようでした。
 時間も空間もわたしたちが「ある」と思っているだけで、それをはるかに超えた世界(次元)が存在します。
 死後の世界も同時に存在しています。
 わたしたち人間が、この地球の生命体として頂点に立っていると考えるのは、どんなものか?

<わたしの見た光景が地獄図絵の中にあった>
・2歳のときに死ぬ予定だったのが生き永らえ、その後の人生で宇宙人や龍に遭遇するなど不思議と思われる体験を何度もしていますが、ひょっとしたら人に見えないものが見えるのは、地獄に行ったときに、頭の周波数のようなものが変わってしまったせいではないかと思います。
 波長が合わないと見えない。
 波長が合うから見えるのです。
 見えないものを見ることのできる人がいたから、地獄だって、龍だって天使だとかも絵になったり、彫刻になってさ。世界中の美術館に残ってるでしょう。見えないものを見ることのできる人は、世界中にいるんだ。

<気づいたときに大きなシャボン玉の中に包まれていた>
・大人になってから、もう一度死後の世界をさまよいました。
 インフルエンザから高熱を出し、下着一枚で電気毛布にくるまっていたときのこと、寒くて震えながらいつの間にか意識を失っていました。
 気がついたときには辺りに大きなシャボン玉がいくつも浮かび、いつの間にかその中の一つに包まれていました。
 室内で寝ていたのですから上にあるはずの天井がなぜか感じられず、そのまま3メートルほどの高さに浮かびあがって自分の身体を見下ろしていました。
 不思議なことに、横たわる自分の亡骸が、誰のものなのかわからないのです。
そのうちに女房が現れてわたしの身体を揺すっている光景を、ずっと「誰なんだ、あの人は誰なんだ」と思いながら自分自身を見下ろしていました。

<生まれ変わる人の列>
・その後も歩き続けて、6つ目の門をくぐると、肩まで髪の伸びた人が二人すっと現れ、「案内する」と申し出るのでついていきました。
 しばらくするとなだらかな斜面に家のような建物が無数に立ち並ぶ場所に出ました。
 どの家にも窓も戸もなく、一軒に一人ずつ、白いゆるやかな着物をまとった人が住んでいる様子です。
 そこで白い帯状のものが、はるか向こうの山まで糸のように続いているのを見ました。
 近づくとその帯は白い着物の人々が、ずらりと並んで、何かの順番を待っているのだとわかりました。
 列は一本の川から伸びていて、案内人のように見える肩まで髪の伸びた人が、二人、川に入っていました。
 列に並んでいる人はみな同じような顔で、自分の順番が回ってくると川に背を向けて立ち、案内人の二人によって川に流されていきます。
「何をしているんですか?」と聞くと、「生まれ変わる人たちです」という答えが返ってきました。

<「23回生まれ変わっていますね」>
・二度目の臨死体験には、後日談があります。
 一年ほどたったある日、わたしは講演を行っていました。話を終えたとき、わたしに会いたいという女性からの電話がかかってきたのです。
 時間に余裕があったので承諾をし、待つ間に駐車場で煙草を吸っていました。
 駐車場は車でいっぱいでしたが、車間の細い隙間を通して、一台の車が現れ、若い女性が降りるのが見えました。
 驚いたことに、一面識もないその女性は、わたしの居場所を知っているかのようにまっすぐこちらに向かって歩いてきたのです。
 彼女の側からはわたしは物陰に隠れて見えないはずなのに、不思議でたまりませんでした。

・さらに驚くことには、その女性は、わたしがシャボン玉に乗って浮かんで行ったとき、別のシャボン玉に自分も乗って一緒にあの世に行ったと言うのです。彼女はわたしの体験した一部始終をすべて知っていました。
 彼女は自分のことを「木村さんのあの世への案内人」と呼んでいました。
 わたしが自分自身を知らないということが、その女性がどうしてもわたしに伝えたかったことなのでしょうか。
 名前も連絡先も聞かなかった今では、知る術もありません。

・不思議な訪問者は、彼女だけではありませんでした。ある日ひょっこりとうちを訪ねてきた高齢の男性がありました。
 津軽弁の訛りがないところから、青森の人ではない様子です。ここは誰々の家ですか、と聞くこともなく、「ごめんください」と玄関を開けて入ってきました。
 たまたまわたしが出たのですが、お互いに一言も口にすることなく、無言のときが流れました。
 その人はわたしの顔をじっとみると、「23回生まれ変わっていますね」とつぶやきました。
 記憶が確かではないのですが、23回生まれ変われば、死んだ後に自分がやらなくてはならないことをたくさん背負っていると、そんなことを言われた気がします。
 その人は、「ありがとうございました」とそのまま帰ってしまいました。

・不思議な体験が、こうも重なり過ぎてしまい、「現在」も、「過去」も、「未来」も、わたしたちが、時間を区切って範囲を決めてしまっているだけで、本当は同時に存在していて、自由に行き来ができるのではないかと思うようになりました。

<わたしは、青森県弘前市に住むリンゴ農家です。>
・昨年、わたしの半生が「奇跡のリンゴ」という映画になって、全国で放映されたもんですから、道で会う人から「あっ!木村秋則だ‼」と呼び捨てにされるようになりました。

・リンゴ農家の常識では、リンゴの無農薬栽培は絶対不可能と言われています。ところが女房の農薬に弱い体質を少しでも楽にさせようと、リンゴの無農薬栽培を始めたばかりに、わたしのリンゴ畑は病気と害虫が蔓延し、荒れ果て、リンゴは一つも実らず、収入も途絶えて、家族を極貧の生活に陥れてしまいました。
 家族には大変な苦労をかけ続け、わたし自身も何度も挫けそうになりました。岩木山に登って、首をくくろうと自殺を考えたこともありましたが、10年あまりの歳月をかけて、世界で初めて、リンゴの無農薬栽培に成功したのです。
 誰もリンゴの無農薬栽培の方法は教えてはくれませんでした。

・10年近くに及ぶ苦闘の末にようやく実ったリンゴは、2年経っても腐らない「奇跡のリンゴ」と呼ばれるようになりました。
 リンゴが実をつけてくれるようになったのは、「本当に大切なことは目に見えない」と気づいてからです。
 大切なものは、「目に見えない部分」にこそあり、そんな見えないものを見る心が、奇跡を起こす力になるのです。

<宇宙からのメッセージを聞く>
・わたしには、人に話してもなかなか信じてもらえない不思議体験がたくさんあります。
 それが「奇跡のリンゴ」に直接に結びついたとは思いません。でも、奇跡の一部を担ってくれたのは、宇宙のエネルギーだったのではないかと感謝しています。

<なぜなのか?わたしによく起こる不思議な出来事>
・2013年だけでも、わたしはUFOに3〜4回出会いました。どうしてなのだろうと、不思議でなりません。
 2013年11月中旬の夜7時ごろ、畑から自宅に戻ってトラックから降りたとき、空を見上げたら南方にUFOが飛んでいるのが見えました。

・わたしの家の周辺は、よくUFOが見える地域として有名なのです。このときのUFOはひさしぶりに見た感じでした。遠くで輝いていただけで、とくになにも話してくれませんでした。UFOはわたしに、なにかメッセージを発することもあるし、一瞬姿を見せるだけで、無言でさっといなくなってしまうこともあります。

<屋久島の出張先でもUFOに出会った>
・2013年には、屋久島でもUFOに出会いました。

・このUFOはカメラで撮ることができませんでした。
 かなり激しく横と縦に90度の角度で動いていました。
周りにいただれかが屋久島空港に電話をして、「今、飛んでいる飛行機はありますか」と聞いたところ、1機もないということでした。
 このUFOもまた、なにかを伝えたかったのかなと思っています。
このときも会話をすることができませんでした。

<北海道仁木町で出会った二本の虹とUFOの不思議>
・今、わたしは北海道余市郡仁木町で、「自然栽培の塾」をやっています。

・「自然栽培」を広めるために、以前からわたしは地主さんたちに、耕作放棄地を貸してほしいと交渉しつづけてきました。
 その願いがかなって、わたしが訪れたその日、仁木町が耕作放棄地を協力しましょうということに決まったのです。
 決まったと聞いたそのときでした。真っ昼間だったのに、太陽を真ん中にはさんで、虹が太陽のすぐ両脇に2本、まっすぐに立ち上がったのです。ほんとうに不思議な気持ちでした。
 そして、この日の晩にもUFOを見たのです。

<ソクラテスのようなギリシヤの哲学者と夢の中で話したこと>
・リンゴ栽培の先行きがまったく見えず、日々の食べものにもこと欠くような生活をしていた頃のことですから、ずい分前のことですが、わたしはまったく口をきかなくなっていたことがあります。

・答えを求め続け、考え続けていたその頃、夜の畑で地球のものとは信じられないものを目にしました。月明かりの中、発光する丸太のような物体が、リンゴの木の間を高速スピードで移動して、突然消えてしまったのです。
 直感的に、これは宇宙人ではないかと感じました。

・畑に光る丸太を目撃した同じ頃、ソクラテスのようなギリシャの哲学者と会話する夢を見ました。

・さらに、何のカレンダーなのかとわたしがたずねると、「地球のカレンダーだ」と答えるのです。
 他には板はなく、「枚数を数えたね」と言われて、今動かした数を思い出しました。
 板一枚が一年を表すとすると、板がすべて終わったあとの地球はどうなるのかと思ったのです。
 それで「地球は後はないんですか」と尋ねると、「ない」との返事が返ってきました。

<UFOで宇宙人に連れ去られたことがある>
・それから畑で目撃した宇宙人に再び出会ったのは、リンゴがようやく生産できるようになった40歳のときでした。
 深夜にいきなり寝室の窓が開いたと思うと、黒ずくめの身体に二つの大きな目が輝く生物が二人、連れだって現れたのです。
 彼らはわたしの両脇を抱えると、二階の窓から外に連れ出してそのまま上空に上がって行きました。
 気がつくとUFOのようなものの船内に連れ込まれていました。
 UFOの中にはわたしと同じように連れて来られたらしい白人の男女がいました。彼らは裸にされて観察されていましたが、わたしは観察されることなく、宇宙船の操縦室のような部屋に連れていかれました。
 宇宙船の内壁が、彼らが手を触れるだけでガラス張りのように透明になるのを目撃して、あっけにとられました。

・この動力物質を、彼らはKと呼んでいるように聞こえました。
彼らの説明では、地球人が知っている元素は120くらいで、そのうち使っているのは30にも満たない、けれども「我々は256の元素をすべて使っている」とのことです。
 地球人を極めて低能と言わんばかりでした。
 宇宙人は、Kのことを「永久エネルギー」と呼んでいました。そして、「その物質は地球人には作れない、頭が悪いから」と、ちょうど人間が猿を見下げるような感じで話しました。
 下等生物扱いはされましたが、彼らが熱を持たないエネルギーを取り出す方法を持っていることは確かです。
 彼らは熱のない、光だけは存在する世界に生きているのでしょうか。
 光そのものが彼らのエネルギーだったのか、それはわかりません。

<地球のカレンダーはあと何枚も残っていない>
・宇宙人にカレンダーの見方を教えてもらい、最後の数字を確認しました。宇宙人からも、そして夢からも地球がなくなると告げられた、その問題の日。それがいつなのかは、しっかりと覚えていますが、人に言ったことはありません。
 もし、わたしがそれを口外したら、大変なことになると思うからです。だから、地球がなくなる日を一日でも先に伸ばすために、わたしたち地球の住人はなにをしなければならないのか。それを優先して生きていかなければとわたしは思うのです。

<宇宙人は「木村は今、なにをしているのか」を見ているのかな>
・しばしば宇宙人と遭遇したという話をするためか、きっとわたしが宇宙人にお願いして力を借りているのだろうと言う人がいます。
 でも、そうではありません。
 奇跡と言われているリンゴ、コメ、野菜などの「自然栽培」に成功したからといって、わたしはこれまで、天や神仏や宇宙人などのお願いしたことはないのです。
 あの、自殺しようと岩本山をうろついたときだって、「リンゴが一個でも実ってくれるように、答えを教えてくれませんか」とは言いませんでした。
 わたしが宇宙人を何度も見た、というのは事実です。
 でも、宇宙人にわたしがなにか願いごとをしたことは、一度もないのです。
 逆に、彼らは、「木村は今、なにをしているのか」を見ようとして来ているのかもしれません。
 すぐ近くの星から彼らは来ているのではと、感じることがあります。

<奇妙な体験が、脇目もふらずに働く原動力>
・ソクラテスの夢の中で、そしてUFOの中で、わたしは地球のカレンダーが終わる日を確認しました。
 でも、それは気が遠くなるほど未来の話ではありません。

<肥料のガス化がオゾン層を攻撃し生態系を破壊>
・このようなフロンガスへの取り組みは、期待したほどの効果はなかったのです。さまざまやってみても、まったく大気汚染が修復されていないのです。
 米国大気圏局の研究者は、それについて本格的な研究調査をしました。その結果、世界中の農家が使用している肥料、とくに亜酸化窒素が原因だということが判明したのです。

<今という瞬間を感謝し、自然のままに生きる>
・わたしは、無農薬はすばらしい、無肥料はすばらしいということを言っているわけではありません。
 無農薬でも無肥料でもできるのだから、今使っている農薬や肥料をせめて半分にしても、農業はできるだろうと提言しているだけなのです。

<農薬・肥料・除草剤はいらなかった>
・私が提唱する農業は、農薬・肥料・除草剤をまったく使わない栽培法です。

・簡単に言えば、わたしの提唱する自然栽培農法の根幹は次のようなことです。

1.まず、大豆を植えなさい。
2.それから、野菜などの作物を育てなさい。
3.そして、雑草を育てなさい。
4.結果、雑草は邪魔物ではなく、土を作る基礎になります。

現代農業は、土を作るという大きな作業をしてこなかった。

<18世紀末にゲーテによって示されていた農法>
・「大豆を植え、野菜を植え、雑草を育てなさい。そうすれば、永遠に農業は可能である」
 このゲーテの言葉こそ、わたしがこれまで自分で悪戦苦闘してきた自然栽培の原点だったのです。その哲学がすでに18世紀の終わりに示されていました。

<わたしもそれが当たり前だと思っていた>
・リンゴは農薬で作ると言われるほど、栽培には農薬散布を欠かすことができませんでした。わたしの一家の収入はリンゴが頼りでした。
 リンゴの害虫は30種を下らないと言われています。
 虫食いのない、甘くて、大きなリンゴを作るには、青森県で発行されているリンゴ用の防除暦を使わなければなりません。時期ごとに散布すべき農薬と濃度が設定されており、その使用すべき農薬の容量といったら大変なものでした。

・妻は農薬の臭いで吐き気をもよおすほどで、散布中に畑で倒れたこともあります。その症状がだんだんひどくなっていったのです。
 妻の健康を考えると、農薬を防除暦通りに使うことができなかったのです。

<ムシが1匹、2匹出たら、すぐ農薬をまく農業はおかしいのでは>
・一般の農家が殺虫剤もなにも使わなければ、リンゴの場合、90%減収するそうです。
 青森県のようにリンゴが基幹産業のところでは、「農薬なしに、リンゴは生産できない」というのは間違いではありません。
 でも、リンゴ以外のイネや野菜などは、30%程度の減収で済みます。
だから、わたしが言いたいのは、ムシが1匹、2匹出たからといって、すぐに農薬をまいてしまう現在の日本の農業は、おかしいのではということです。

<日本の農薬使用量は世界一>
・リンゴ栽培は、昆虫、カビ、ウィルスなどとの闘いで、防除暦に従ってやれば、それらの悩みから解放されるのはだれでもわかっています。
 でも、それには大量の農薬を散布する必要があり、人体へのリスクがあるのです。その大きなリスクを背負って栽培しなければならない。
 リンゴ栽培の歴史は、ムシと病気との絶望的な闘いだったのです。
「本当に現代農業は、リスクを背負わなければやっていけないのか」
 わたしの自然栽培は、そんな疑問からのスタートでした。
実は、日本での農薬使用量は世界で一番多いのです。
除草剤の使用量もまた、世界一です。



『木村さんのリンゴの奇跡のひみつ』
植物と会話し、宇宙人と語る不思議な男の物語
小原田泰久   学研パブリッシング  2010/3/23



<宇宙人>
<人を幸せにする木村マジック>
・すべてのものに魂は宿っているんだ。

・何しろ、木村さんは、11年の歳月をかけて無農薬・無肥料でリンゴを栽培するという偉業を成し遂げるまで、私たちの想像を超える苦労をしてきた人だ。

<木村少年、龍との遭遇>
・紙とペンを持ってきて、スラスラと絵を描きながら不思議体験を説明する木村さん。龍との遭遇、UFOや宇宙人とのコンタクト、あの世への訪問など、一晩がかりでも語り尽くせないほどの体験談がある。

・「2本の松の木は、今では太くなっているけど、当時はすごく細かったな。龍は、どちらかの木の上に尻尾で立ったのな。上を向いてまっすぐに立った。松の木よりも長かったな。
 私がよお、面白いなと思ったのは、あんなでかい龍が上に乗っているのに、松の木が揺れないことな。だから、私は、みんなにいっているのな。龍の重さはゼロだって」
 しばらく、松の木の上にいた龍は、そのまま空高く飛び去った。我にかえった木村少年は、あのストップしてしまったおじさんはどうしただろうと、道路の向かい側を見た。すると、何事もなかったように、おじさんは歩き始めていた。

・いったい、何が起こっていたのだろうか。
 木村少年はそのとき、時間の流れが、通常の何千分の一、何万分の一という世界の中に入り込んでしまったのではないだろうか。だから、おじさんは止まってしまったし、普段は、猛スピードで動いているために人間の目には見えない(だろうと思う)龍の姿も見ることができた。そんなことがあり得るのだろうか。でも、そう考えるしか説明のできない現象だ。

<妖精と話す子どもたち>
・木村さんは、両親から見えない世界を否定するような大人になる教育を受けていなかったようだ。だから、常識という枠を超えてものを考えることができた。そして、さまざまな神秘的な体験をすることになるのだ。

<座敷わらし、光の乱舞、龍との再会>
・岩手県には、その旅館だけでなく、何軒か座敷わらしに会える宿があるのだそうだ。そして、どの旅館でも、座敷わらしに会った人には幸運が訪れているという。
 東北というのは、こんな話が似合う場所である。柳田國男の『遠野物語』とか宮澤賢治の世界が、東北の根底には流れている。
 私には、座敷わらしの話を単なるファンタジーとして片づけることができない。光を見たとか、写真に写ったという話があるけれども、この章の冒頭にも書いたが、私も青森県の種差海岸で、宙に光の粒が飛び交っているのを何回も見ているからだ。

・キリストの墓もある。『東日流外三郡誌』と同じようにウソだ本当だという議論を呼んだ古文書『竹内文書』には、キリストのことが書かれている。ゴルゴダの丘で殺されたキリストは偽者(弟のイスキリ)で、本物は津軽の地へ逃れてきて、ここで亡くなったというのだ。この墓があるのが戸来村(現在の新郷村)で、戸来はヘブライ(イスラエル民族)に通ずるというのも、ひょっとしたらそんなこともあったのではと興味をそそられる。

・そして、下北半島には恐山がある。死者の霊を呼ぶ口寄せはよく知られている。そのせいか、青森県には霊能者が多い。「青森の神様」と呼ばれている木村藤子さんのように全国的に有名になった霊能者もいれば、まだ名は知られていないけれども、地元では知る人ぞ知るというすごい力をもった霊能者がいるんだという話は何度も聞いた。

<おむすびとリンゴの奇跡>
・青森県ということで、もうひとり紹介したい人がいる。
 木村さんの畑から、岩木山神社を右手に見て車を走らせ、しばらくして左手に折れると湯殿という温泉場があって、その一番奥に、「森のイスキア」という癒しの家がある。ここの主は、佐藤初女さんという80年代後半の女性である。初女さんのもとへは、悩みを抱えた人がたくさん訪ねてくる。

・初女さんの代名詞のようになっているのが“おむすび”である。

・「私が自然栽培をしてきて感じるのは、すべてのものに魂があるということです。仏教でもそう教えているはずです」

・木村さんは無農薬・無肥料でリンゴを育て、米や野菜も同じように栽培する方法を指導している。そのため、農薬批判の旗頭という見方がされている。しかし、木村さんは農薬を頭ごなしに批判しているわけではない。逆に、病気や虫で苦労した分、農薬のありがたみを知っている。農薬を使っていれば、葉っぱが一枚落ちる音にオドオドする必要はなかった。手で害虫をひとつひとつ取る作業もしなくてすんだ。そして、あんな極貧の中で苦しむこともなかったのである。

<畑に現れた謎の光>
・目をこらして見ると、その光は人間のような形をしている。それも、宙に浮いて、すごい速さで畑を移動している。

・それ以来、木村さんは自宅の庭で何度もUFOを目撃している。
 畑で奇妙な光が走り回っている直前にも、UFOらしき物体を目撃した。夜、外に出たら、空にフランスパンみたいな物体が浮かんでいるのが見えたのだ。

・その飛行物体は、遠くの空に1メートルくらいに見えたという。雲が下を流れていたというのだから、かなりの高度である。それでその大きさに見えたという。雲が下を流れていたというのだから、かなりの高度である。それでその大きさに見えたのだから、ジャンボジェツトなど比べ物にならないほどの巨大な物体である。

<ネコのような目をもつ人らしき影>
・「なんで目が覚めたのかわからない。目が覚めて、ふっと外を見たのな。そしたら、畑で見たあのふたり。やっぱり、目がぎょろっと光っていた。4つな。だから、ふたりだと思う。2階なのに、あいつらは宙に浮いているのな。はしごなんかなかったのにな」
 まるで金縛りにあったみたいに体は動かず、声を出すこともできなかった。
 ふたつの影が窓に近づいてきた。すると、鍵のかかったサッシが、自動的に開いたのだ。さすがの木村さんも、その瞬間は、何が起こっているのか、冷静に分析することなどできなかった。
逃げようとしたが体は硬直してしまっている。
「そのふたりは、私に近づいてきて、拉致するみたいに、両脇をもって、外へ連れて行こうとするのな。もがこうとするんだけど。すごい力だから身動きができない。そこで、記憶が途切れてしまったな」

・気がついたら、木村さんはベンチに座っていた。公園にあるような板張りの粗末なものだった。大きな建物の中らしかった。静かで音はまったくなかった。木村さんは、右横にふたりの人間が座っているのに気がついた。奥にいるのは男性で、アメリカの海兵隊員のように見えた。若くて刈り上げた頭が印象的だった。その隣、木村さんと海兵隊員らしい男性の間に座っていたのが、金髪の若い女性。髪の毛が長かった。

・やがて、木村さんを拉致したふたりの宇宙人が姿を見せた。そして、無言で、最初に海兵隊員、次に金髪の女性を、両脇に抱えるようにして連れて行った。
 次は自分だなと、意外と冷静に状況を判断していた木村さんだったが、なかなか迎えが来ない。
「ちょっと退屈になって、窓があったので、椅子にのぼって外を見てみたのな。そしたら、竪穴式住居がいっぱい並んでいるみたいな感じで、光がずらっと見えたのな。マンションかアパートなのかなと思いながら見ていたら、例のふたりがやってきて、私を両側から抱えたのな」

・そして、そこから記憶が空白になり、気がついたら拉致されたときと同じようにふたりの宇宙人に両脇を抱えられ、自宅の2階の窓の外にいたという。そして、彼らと一緒に部屋に入ったかと思うと、宇宙人の姿は消えていた。そのまま眠りにつき、目が覚めたときにも、記憶ははっきりと残っていた。

<アブダクション経験者は3億8500万人>
・そして、また別の調査によると、ちょっと驚きだけれども、世界中のどこでも人口の約5.5パーセントがアブダクションを体験している可能性があるというのである。

<宇宙人の存在は地球人の価値観を変えるのか>
・私は、「ムー」という雑誌に木村さんのUFO体験を書いた。そこには、木村さんが描いたUFOのイラストも掲載した。それを見たひとりの知り合いが、自分もあれとよく似たUFOを見たことがあるんだといい出した。

<「あの世」で出会った「この世」の女性>
・UFOや宇宙人との遭遇はなかったが、木村さんは再度、神秘体験をすることになる。
 7年ほど前、リンゴも順調に実るようになっていたころの話だ。
 ある日、木村さんは体がだるくなって横になったところ、そのまま意識を失ってしまった。大変な高熱だったらしい。半日ほど、木村さんの意識は戻らなかった。
 目が覚めたとき、木村さんは、「あの世へ行ってきた」と感じたという。意識を失っている間のことが、記憶に鮮明に残っていたからだ。

・木村さんの最初の記憶は、上からフワフワと降りてくる大きなシャボン玉だった。何だろうと思っていると、吸い込まれるように、その中に入ってしまった。そして、木村さんを乗せたまま上へ上がって行くと、3メートルほど上がっていったん止まり、またすぐに上がり出した。まわりをキョロキョロみると、ずっと向こうに女性らしき人がふたり、同じようにシャボン玉に乗って上がって行くのが見えた。
 この後、木村さんはあの世らしき世界を旅することになるが、三途の川や花畑があって、懐かしい人に会えるという世界ではなかった。

・ここから時間を先送りして、驚きの結末、後日談を先に紹介しておきたい。
 意識を失った数か月後のこと。木村さんの講演会が横浜であった。講演の前、ひとりの女性から会場に「お話ししたいことがあるので、講演が終わったら会いたい」と電話が入った。約束どおりに木村さんがロビーで待っていると、若い女性が声をかけてきた。そして、驚くべきことを、木村さんに伝えたのだ。
「ひととおりの身の上話をした後、こういったのな。『シャボン玉のようなものに乗りませんでしたか。ふたりの女性が見えたと思います。そのうちのひとりが私です。私は、あなたの案内役です』ってな」
 あのときの出来事はだれにも話してなかった。まったく初対面のその女性が知るはずのないことである。木村さんは歯のない口をぽかんとあけて、その女性の顔を見た。
 以来、その女性と会うチャンスはない。
「きっと、本当に死んだとき、あの人が案内してくれるんだろうな」
 美人で良かったと、木村さんは大きな声で笑った。

・話を戻そう。シャボン玉のあとの記憶は真っ暗闇の中だった。木村さんは、糸で引っ張られるように、方向もわからないまま歩いていった。砂の上を歩いているような感覚だった。しばらく暗闇を歩いていくと、急に明るくなって大きな門が見えてきた。門をひとつくぐり、ふたつくぐりして、結局は6つの門をくぐった。最後の門をくぐると、髪が長くて白いワンピースとドレスを着た男性か女性かわからないふたりが待っていた。シャボン玉の女性ではなかった。

・ふたりの後をついていくと、窓も戸もない家がたくさん並んでいる場所に出た。そこには男か女かわからない人がひとりずつ住んでいた。「背中を横切ってはいけない」と、木村さんの心に響いてくる声があった。
 はるか遠く見ると、山があって、その麓に白い糸が見えた。なんだろうと思ったら、すぐにその場所に瞬間移動した。白い糸に見えたのは、たくさんの白い服を着た人の行列だった。みんな、土に足をつけず、すーっと音も立てずに移動していた。
 行列の先には川があった。順番がくると、その川を仰向けになって流れていく。「この人たちはどこへ行くのか」と心の中でたずねたら、「生まれ変わり」という声が聞こえてきたという。

•次の瞬間、木村さんは最初の門の所に立っていた。
「門を出たり入ったりしていると、ものすごい音の地鳴りがしたのな。地震かと思ったら、だれかに自分の名前を呼ばれた気がして、あれっと思ったら、シャボン玉に乗っていたのな。帰りは早かったな。自分が寝ている姿を3メートルくらいの高さから見て、その後、重なるように自分の体の中へ入っていったな」
木村さんは生還した。

<宇宙人にもらった丸い玉の正体>
・UFOの話に戻る。木村さんは、帰されるときに、丸い玉をもらった。木村さんの著書『すべては宇宙の采配』(東邦出版)では、その丸い玉をもった木村さんが表紙になっている。実際には、朝、目覚めると丸い玉は消えてしまっていたが、その玉には、何か重要なメッセージがあるように思える。

<UFOの中で見た地球のカレンダー>
・畑でふたりの宇宙人に遭遇したしばらく後のことである。リンゴが実らず、極貧の中で苦しんでいた時期だ。木村さんは、幻想とも思える不思議な感覚の中で、ソクラテスを思わせるような老人と出あった。体に白い布を巻きつけ、あごに髯をたくわえていた。
「待っていたよ。手伝ってもらいたいことがある」

・「終わった後、『これは何ですか?』って聞いたのな。そしたら、『地球のカレンダーです』っていうのな」
 木村さんは、これは地球の終わるまでのカレンダーだと思って、「これで全部終わりですが、あとはないのですか?」と聞いたそうだ。そしたら、「ありません!」という答えが返ってきた。ああ、これだけの年数で地球は終わるんだと思ったときに、木村さんは目を覚ましたという。
「マヤ歴が2012年で終わっているといわれているけど、あれよりは長かったな。でも、地球は永遠に続くと思っていたから、意外に早く結末が訪れるんだなと驚いたことは覚えている。その枚数はだれにもいってはいけないといわれているので、どんなことがあってもしゃべらないけどな」
 その後、UFOに連れ去られるという大事件があるわけだが、そのときにも、木村さんは地球のカレンダーを見せられている。ソクラテスのような人に見せられたのと同じ年数だったという。

・木村さんは、想像を絶する苦労を経て成功させた無農薬でのリンゴ栽培から、さまざまな教訓や知恵を得た。そして、さらには、UFOや宇宙人、あの世という神秘的な世界にも触れて、世の中が物質だけでできているのではないということを、身をもって知らされた。

<無農薬農法が病気を広めた?>
・話は20年以上も前、1989年のことになる。Eさんは、隣の畑の持ち主であるYさんから訴えられた。これをリンゴ裁判と呼んでいる。

・そんなこともあって、ほかの農家は、Eさんが農薬を散布しないから黒星病が広がったとEさんを責める行動に出た。防除組合からも農薬散布を要請する文書が届き、組合員の署名も集められた。彼らは、Eさんが農薬を散布しないために発生した黒星病の「被害者」だった。その被害者代表として、隣接する畑の持ち主であるYさんが175万円の損害賠償を求めて訴えたのである。
 Eさんが農薬を使わなくなったのは、健康被害があったからである。

<裁判で認められた「農薬を使わない自由」>
・この裁判は決着がつくまで3年の月日を要した。結果は、痛み分け(和解)だった。次のような和解文が裁判官から読み上げられた。
「YさんとEさんは今後お互いの農法を尊重しながら、より良いリンゴ栽培技術の確立のために努力し、Yさんの土地の境界から20メートルの範囲を緩衝地帯として、緩衝地帯ではEさんはリンゴ以外の果樹を栽培する。Yさんも出来る限り低農薬栽培の実践に努力する」

・リンゴは農薬を使わないと育たないというのが絶対ともいえる常識だったのはすでに述べた。そして、リンゴ農家の人たちは、病気が発生すればどんどん広がっていって地域全体が全滅すると信じ込んでいた。長年、そう教え込まれてきたのだから仕方のないことである。

・「逆に、無農薬で大変な苦労をしたから、だれよりも、農薬のありがたみがわかるのな」木村さんはしみじみと語る。私は、何もいわずに、木村さんの話を聞き続けた。
「だけど、農薬や肥料は、やがて世の中から必要がなくなるものだと思うな。青森でリンゴの売上げが2000億円なのに、農薬にどれくらいのお金を使っていると思う?大学の試算で900億円、全農だと1200億円も使っているわけだ。これでは採算のとれる農業ができるわけがない。使わなくても収穫できるものなら、それに越したことはないと、だれでも思うよな」

・「だから、UFOや宇宙人の話も、話すことを反対したり、誤解する人もいるけれども、私はどう思われたっていいのな」

・「私にとっては、無農薬・無肥料でリンゴを栽培したりしたことも、宇宙人らしきものに出あったり、あの世らしきところを見てきたのも同じ真実だから」

<不可能を可能に変える男・木村秋則>
・1個のリンゴも実らない時期が何年も続いた。半端な苦しさではなかった。それを思い起こせば、こうやってリンゴがなってくれていること自体、どれほど幸せなことかわからないというのだ。

・彼らは、無農薬・無肥料でリンゴをつくるという、今までだれもできなかったことに長年挑戦しつづけていた。それが原因で、夫は、まわりの人たちから「カマドケシ!」と中傷され、妻はそんな木村さんを縁の下で支えてきた。

・ヨーロッパでリンゴ栽培が始まって200年。日本で120年。リンゴは、農薬や肥料がないと育たないというのが常識だった。それをひとりの男が、11年の歳月をかけて覆したのだ。大変な苦労があったのは当然のことだった。カマドケシというのは、津軽の方言で破産者のことをいう。人を蔑む最低の言葉である。



『天国はここにあり  新 天使クラブへようこそ』
山川紘矢    ダイヤモンド社    2010/6/18



<私たちが体験できる最も美しいものーぼくが「天界」に行ったときのこと>
・さて、いよいよ夢の中で、ぼくが天界に行ったときのことをお話ししましょう。

・トイレの壁をぼんやりと見ていたのですが、そのトイレの壁がスーッと動いてゆくではありませんか!「あれって」と思っているうちに、ぼくの体をトイレからスーッと、どこかへ運ばれていったのです。

―そこはもう、広々とした別世界でした。全体が明るい水色の世界で、白いギリシャ風の柱が立っている大広間みたいなところに着きました。
 そして何人もの白いローブのようなものをまとった人たちが三々五々、楽しそうに談笑しているのです。中には竪琴を持った人もいて、天界のようでした。

・ぼくはズボンをおろしたままの姿ですから、すっかりあわててしまい、ひざを少しまげて前を隠していました。
そこにいる人たちは、おしり丸出しのぼくを見て、みんなして楽しそうに大笑いをしているのです。声は聞こえませんでした。テレパシーの世界のようでした。
 ぼくははずかしくて、やっとズボンをたくしあげたのです。ざわめきが一段落すると、向こうのほうから、とても威厳に満ちたレオナルド・ダ・ヴィンチのような素晴らしい風貌の男性が現れました。ぼくに会いに来たようです。
 彼はぼくの顔をじっと見つめました。その目は、慈愛に満ちているという表現がぴったりです。しかし、なぜかぼくに同情するような顔つきでした。
 ほんの何十秒間のことだった気がします。ふと気がつくと、ぼくはベッドの上に座っていました。トイレに入っていたのも、現実のことではなかったのです。

・あのレオナルド・ダ・ヴィンチのような方は、誰だったのか、あれはいったい、何の体験だったのかー。今でも忘れることができません。

・それから、ぼくはひどい病気を3年間やりました。先ほども書きましたが、ゼンソクです。そのために、とうとう公務員を辞めなくてはならなかったほどでした。発作が起こると動けなくなるのです。いつもベッドの上でうめいていました。



『心霊の文化史』   スピリチュアルな英国近代
吉村正和      河出書房新社  2010/9



<神智学と心霊主義>
・ヴィクトリア女王がインド皇帝に即位した1877年と同じ年に、ブラヴァツキー夫人の主著『ヴェールを脱いだイシス』が出版され、その2年後に神智学協会の本部がニューヨークからインドに移る。ブラヴァツキー夫人はもともと心霊主義の霊媒として活躍しており、古代密儀宗教、新プラトン主義、ヘルメス主義、フリーメイソン、魔術など西洋神秘思想を心霊主義に導入しようとしていた。『ヴェールを脱いだイシス』はその集大成であり、神学と科学の融合による新しい宗教すなわち神智学を提唱したのである。

・神智学に変容した心霊主義には、もう1つ重要な理論が加わる。1859年にはダーウィンの『種の起源』が出版され、地球上の生物は『聖書』が説くような神の創造によるものではなく、原始的な生物から自然淘汰(自然選択)によって進化していく過程を「進化」と呼び、そのメカニズムを膨大な標本と精緻な理論によって証明したのである。環境に適応できたものが生き残り、適応できなかったものは死滅するという生存競争を通して生物の多様性が説明できるというものである。

・この理論は人間社会に適用されて社会ダーウィニズム(社会進化論)となり、ヴィクトリア時代の帝国主義イデオロギーを裏付けることになる。19世紀において科学技術に基づく物質文明を享受していた白人(アーリア人)は、この理論に基づいて、白人こそ世界を支配する能力を備えた人種であり、白人以外の人種を教導していく責務があるとして白人至上主義を「科学」的に正当化する。

<神智学協会の創設>
<ブラヴァツキー夫人>
・ブラヴァツキー夫人はエジプトやインドなど世界を遍歴したのちに1873年にニューヨークに到着する。すでにエジプトでは心霊協会を組織したり、パリでは霊媒ダニエル・ホームと接触したり、フランス系フリーメイソンと行動を共にすることもあり、自ら霊媒としての能力を十分に養っていた。1874年に後の盟友ヘンリー・S・オルコット大佐と出会うのも、ヴァーモント州チッテンデンにおける霊媒エディ兄弟の降霊会においてである。

・神智学の歴史においてもっとも重要な年となる1875年、オルコット大佐は、エジプトの「ルクソール同胞団」に所属する「トュイティト・ベイ」なる人物から手紙を受け取るようになる。古代から継承される霊知を少数の選ばれた賢者にのみ伝えるという「未知の上位者」という存在は、フリーメイソン(特に厳格戒律派)やイギリス薔薇十字協会に見られる発想である。ブラヴァツキー夫人の「トュイティト・ベイ」(後に「マハトマ」という神智学のアイデアに変容する)は、この「未知の上位者」の発想を借用している。心霊主義の系譜では、ウィリアム・ステイントン・モーゼスの指導霊インペラトールを除くと、そうした発想はほとんど見られない。ブラヴァツキー夫人は心霊主義と降霊会を厳しく批判しているが、モーゼスだけは例外として高く評価しているのは、両者の体系にある種の親縁性があるからである。

<マハトマの登場>
<インドでの反響>
・神智学協会は、インドの人々には好意的に受け入れられたが、キリスト教伝道を続けていたイギリス人宣教師たちには嫌悪の対象となっていたことは容易に想像できる。神智学協会が人格神を明確に否定していたこと、キリスト自身がマハトマの1人に位置づけられていることも宣教師たちには衝撃的であった。

・マハトマとはマハ=大、アートマ=霊から成り、大賢者としてのゴータマ(釈迦)から伝わる大宇宙の秘儀に精通している。マハトマは単独ではなく、複数のマハトマが存在しており、「グレイト・ホワイト同胞団」という結社を構成している。それぞれのマハトマは、さらにチェラ(弟子)にその秘儀を継承していく義務があり、たとえばマハトマ・モリヤのチェラがブラヴァツキー夫人であるということになる。マハトマは神智学の根本にある教えであるが、存在自体が当初から疑問視されてきた。霊的存在として本来不可視の存在とみれば説明がつくが、

ブラヴァツキー夫人の場合には、マハトマは地上でしばしば目撃される(!)ことがある。当初はダヤーナンダ・サラスヴァティーがマハトマと重ねられたこともある。



『宇宙からの大予言』
迫り来る今世紀最大の恐怖にそなえよ
松原照子   現代書林  1987年1/10



<予言者誕生の物語>
・私は、いつもいろいろなことを見ようとして暮らしているわけではありません。ただ人に質問されると、テレビのスイッチを入れたように、目の前に画像が映し出されます。テレビや映画のように映るのですから、私にとっては別段大変なことではありません。

・私自身、信じきれないところがありますが、私の不思議はまだまだ続きます。私が触ると病気が治るという人が増え、また不思議と良くなる方々が増え始めています。

・それに、眠る前にいろんな方が私を訪ねて来て、この世の不思議を教えて帰ります。そして、その人々が私に「今回のことは発表しなさい」と、ささやくのです。

<ささやく人々の訪問>
<ブルーグレーのおばあちゃん>
・「あなたはだれ?」1982年春のことです。いつものように本を読み、眠ろうとした朝の4時ごろです。ベッドの横に、ロシア系の老婆が立っていました。「おばけ」とよく出会う私は、また「おばけ」かと気にもとめず、眠ろうとしたのですが、老婆はいつまでも私を凝視し続けています。ほほはたるみ老婆の顔ですが、グレーの中にブルーが光るその目は、若々しく燃え、けっして老いた人の目ではありません。

<黒い法衣の僧侶>
・ブルーグレーのおばあちゃんと黒い法衣の僧侶は、たびたび現れますが、いつも決まって5時の鐘音の前に姿を消します。私の5時消灯の習慣も、この二人の時間割に準じてのものなのです。

・いつもはやさしいブルーグレーのおばあちゃんが、怒り顔です。後ろの方々の中に、私は、初めて見る口ひげと顎ひげのある50歳ぐらいのやせた西洋人を見出し、その方に救いを求めました。

<出会い、不思議な世界>
・私は、ブルーグレーのおばあちゃんが率いる皆様に見せられたこと、聞かされたことを『恐怖の大予言』と称する小冊子にまとめ、自費出版しました。1985年10月のことです。

・私の会う“おばけ“の方々は、我々と同じように足もあり、ごく普通に歩きます。その姿は、50年ぐらい前までのファッションで江戸時代や戦国時代のいでたちではありません。

・夜、帰宅途中に"おばけ"に会うと、私は、つい、「こんばんは」と、話しかけてしまいます。
 すると、その方々は、私と一緒に歩き出し、我が家へ一緒に入ろうとするのですが、「南無阿弥陀仏」と合掌すると、私のことを気にしていないという素振りで帰っていきます。

<ささやく人々の正体>
・その方の話によると、ブルーグレーのおばあちゃんは、ブラヴァツキー夫人といって近世に神智学を復興した初代会長、ひげの西洋人はクート・フーミ大師だそうです。彼らは、数千年も古くから密かに伝えられてきた神智学に関係のある人たちでした。

・そして、“地球コントロールセンター”とは、彼らのいるシャンバラであって、ここに地球のそれこそすべてを支配している超人(アデプト)の方々がおられ、ブッダもキリストも、そこから来られたのだというのです。正体を知ったあとも、私は、あの方々に会い続けています。



『輪廻転生を信じると人生が変わる』
山川紘矢    ダイヤモンド社    2009/9/11



<出会いには必ず目的がある>
<この世に偶然はない>
・「この世に偶然はありません」精神世界のことを勉強し始めると、必ず、この言葉に出会います。

・昔の人は、知っていたのです。人は決して偶然に出会うのではないことをー。私たちは皆、必ず何か目的があって出会っているのです。
 では、生まれる前から運命は決まっているのでしょうか?はい、ぼくはそう思っています。

・抵抗をやめると、「起こったことは、起こることになっていたのだから、すべてそのまま、ありがたく受け入れよう」ということになり、生きやすくなります。
「抵抗」しなければ、軋轢も起こりませんし、エネルギーを無駄に使う必要がありません。
 生まれる前に、「自分が生まれてくる国を選んできた」とか、「自分で自分の両親を選んで生まれてきた」とも言います。

・今、ぼくは運命100パーセント、自由意思100パーセントだと考えています。一瞬一瞬を自分の自由意思で選択しているのだけれど、それさえ、もう決まっているということです。

・ぼくも精霊から何度もメッセージを受け取りました。「1分1秒、狂いがない」のだと。出会う人と出会うべくして出会い、起こることは起こるべくしてその時に起こるのです。
 山あり谷あり、波瀾万丈の人生を生きて来て、今、「この世に偶然はない」と、心からそう思います。すべては意味があって起きてくるのです。

<輪廻転生を信じると人生が変わる>
・「死」は肉体という衣を脱ぎ捨てて、「向こう側の世界」に戻っていくだけと考える方が理にかなっているような気がするのです。

・ソウルメイト、縁の深い人という者も確かにあります。恋人、夫婦、家族になったりするのは縁が深いからだ、と考えれば、なにか納得がいきます。「縁のある人を大切にしよう」という気持ちにも自然となります。

・ぼくたち夫婦は、精神世界の本を20年以上も翻訳してきました。「内容を本当に信じて翻訳しているのですか?」と聞かれることがあります。もちろん、信じているから翻訳しているのです。

<本当に起こったことだけ書きます。>
・リアが言うには、セント・ジャーメインというのは、ぼくにメッセージを伝えたがっている精霊の名前だそうです。
 セント・ジャーメインとは英語発音です。あとで調べてみると、日本語ではサン・ジェルマン伯爵と呼ばれているのだと知りました。
 ともかくその日、まったくの初対面でぼくのことを何も知らないリアを通して、サン・ジェルマン伯爵から伝えられたメッセージは驚くべき内容でした。とても信じられませんでした。

<こちら側では、多くの精霊や天使たちが、一生懸命活動して人々に覚醒をうながしています>
<精霊の導きによってすべてがとりおこなわれている>
・精霊は何でも知っています。世の中の動きは、実はすべてが計画されているのです。

・そのとき初めて、自分は前世で中国、ロシア、アメリカなどにいたことを聞かされたのでした。もちろん、すぐに信じたわけではありません。輪廻転生など、まだそのときは信じていませんでしたから。

・精霊は「いずれあなたがた(ぼくと妻)も、私たちと直接、交信できるようになる」とも言ったのですが、そんなことが自分たちに起こるなんて、とうてい信じられることではありませんでした。

<自分に起こることは自分が引き起こしている>
・精霊は「地球に大きな変動が起こります。1987年7月、カリフォルニアに大地震が起こり、カリフォルニア州は海に沈みます。これから日本に帰国する途中、カリフォルニアに行って、そこで会った人たちにそのことを伝え、地震のときにカリフォルニアにいないようにさせなさい」(その後、カリフォルニアでは地震は起こりませんでした。いいえ、起こったのだけれど、沈没するような規模ではありませんでした。)

<精霊が伝える情報が100%正確ではないこともある>
・エクスレイ夫人いわく、亡くなったご主人が部屋に現れるのだそうです。夫が生前、可愛がっていた犬が気配を感じ、生きていた主人にしていたのとそっくり同じようにしっぽを振って喜ぶのだそうです。

<私たちの生は壮大な宇宙の計画の一環>
・人生、必要なことしか起こらないのです。

・ぼくらが翻訳した『ザ・シークレット』(ロンダ・バーン著/角川書店)をはじめ、「引き寄せの法則」について書いてある本がたくさんでていますが、本当の「引き寄せの法則」とは、エゴでお金を引き寄せるという技術ではありません。「自分のところに来たものは、全て自分が引き寄せた」と知ることです。自己責任ということです。

<本気で思ったことは実現する>
・誕生日から割り出される運命は、ほんの一部にすぎないのです。

<人生に間違いはひとつもない>
<必要なら助けはいつでもやってくる>
・誰にでも守護霊や指導霊がついていて、向こう側の世界から助けています。守護霊は亡くなった両親や、その両親、つまりおじいさんやおばあさんのことが多いです。ぼくたちのところに最初に出てきた指導霊は、サン・ジェルマン(セント・ジャーメイン)伯爵でした。

・サン・ジェルマン伯爵には、本当にいろいろお世話になりました。今この時点でも、ぼくたちだけでなく、いろいろな人を向こう側から助けているそうです。今は、「必要なら、あなたのところへすぐにやってきますから、いつでも呼んでください」と言って、どこかへ行っています。

・こうして、その日から今にいたるまで、ぼくたちは直接、指導霊から具体的に指示を受け取っています。その助けがなかったら、大変な病気の時期を乗り切れなかったことでしょう。

・翌日、新しい指導霊からメッセージがきました。アシジの聖フランチェスコでした。

・次にやってきたのはイエスでした。あまりのことに、イエスからメッセージが来るということは長い間、誰にも話しませんでした。

<過去にとらわれず、今に焦点を合わせて生きればいい>
・過去生など知らないほうがいいそうです。過去生を知ったばかりに脳が勝手にあれこれ妄想して、大変なことになるかもしれません。



『ルポ 現代のスピリチュアリズム』
織田淳太郎  宝島新書   2010/3/10



<『アウト・オン・ア・リム』翻訳とサン・ジェルマン伯爵>
・サン・ジェルマン伯爵は、歴史上に実在したとされる謎の人物である。1700年代にヨーロッパを中心に活動し、数々の超常的な伝記を残しているが、その一つが「不老不死の錬金術師」としての顔だった。

・1710年にサン・ジェルマン伯爵に会った作曲家のジャン・フィリップ・ラモーは、「50歳前後に見えた」同伯爵が、その25年後に再会した時は「25歳ぐらいにしか見えなかった」と、自身の日記に残している。

・このサン・ジェルマン伯爵の年齢の退行現象を証言するのは、ラモーだけではない。同じく1710年、同伯爵に会ったジニルジ伯爵夫人は、それから40年後に再会したときも「まったく歳をとった感じには見えなかった」と証言している。

・サン・ジェルマン伯爵自身、自分の年齢を300歳とも2000歳とも口にしているが、これは催眠術師でもあった彼の他者に与える力の催眠効果だったという説もある。

・一方、サン・ジェルマン伯爵は錬金術師だけでなく、絵画や音楽、医学、歴史などの知識が豊富で、タイム・トラベラー、つまり時空を超える旅人としても知られていた。「イエス・キリストに会ったこともある」と、彼は口にしたという。「イエスが水をワインに変えた時は、みんなが驚いていた。それがカナの婚礼の奇跡として後世に知られるようになった」。

・同伯爵は自分の過去世や未来世も知っており、あるときはフランシス・ベーコンとしての人生を歩み、あるときはキリストの父、ナザレのヨセフだったときの自分の人生を語った。1822年にサン・ジェルマン伯爵と会ったという人物が現われ、同伯爵の言葉としてこう伝えた。「私は、これからインドに行く」それから117年の1939年、アメリカの飛行士がチベットの山奥でサン・ジェルマンと名乗る中世の身なりをしたヨーロッパ人行者と遭遇したと話している。

・「そのサン・ジェルマン伯爵について研究していたOさんという大学教授が『サン・ジェルマン伯爵は20世紀終わりの日本に現われると自ら予言している』と言うんですよ。驚いてましたね。『あなたたちのところに出てきたんですか』」と(笑)。



『「宇宙人と地球」の超真相!』 
工学博士 深野一幸  (徳間書店)   1997/10



<オスカー・マゴッチの「深宇宙探訪記」の分析(宇宙の霊的存在)>
・「宇宙の霊的存在」 肉体を持たない様々な意識体(霊的生命体)を、マゴッチの情報で分類してみると。

1、ガーディアン(守護神)―昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている。

2、アセンディド・マスター(高級教師)ガーディアンより、さらに進化した霊的存在の生命体。7人存在し、7色の虹のように輝いている。第7密度であり。7次元にいる。

3、創造主(偉大な潜在界)さらに上位には、金白色のとてつもなく大きな光で全てを包含する存在がある。グレート・マニフェスト(偉大な潜在界)と呼ばれている。神・宇宙意識などとも呼ばれる。

4、コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)−ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人。ガーディアン委員会の代理人であり、実行部隊の隊長である。5次元(第5等級)に存在する。肉体を持った人間になったり、目に見えない透明な人間になったりすることができる。宇宙人のクェンチンは、コズミック・トラベラーの一人である。

・その下に肉体を持ち進化した宇宙人(人間)がいる。肉体を持つが、地球人の目には見えない。3次元及び4次元に住む。地球人は、波動が低い3次元世界に住む。霊的に向上すると波動が上がり、レベルが上がる仕組みになっている。



『天使クラブへようこそ』
(山川紘矢)(マガジンハウス)   1999/9



<宇宙人に会える日がすぐそこに来る予感がします>
・「そういうこの僕も、一度だけ、確かにUFOを見たことがあります。それはもう10年ほども前のことですが、ある日、知り合いの方で、UFOをいつも見るという若い女性が、赤坂の我が家を訪ねてきたことがありました。彼女には、いつもUFOがくっついていて、彼女を守っているらしいのです。でも、彼女以外には見えないなんて、ちょっと残念、その若い女性が、帰る時、地下鉄の青山1丁目駅まで送っていきました。草月会館の横から青山通りに出て、高橋是清公園のところを左に曲がったときのことです。前方の西の空に、何か不思議な光が見えるのです。あまり大きくない光間のですが、その動きがとても奇妙、クルクルと輪を描くような動き方で、今まで見たこともないようなものです!思わず彼女の顔をのぞき込んで、「あれ、あの光は何?」と聞いてしまったんです。「UFOよ」と彼女は平然として、別にとりたてて驚くことも、喜ぶこともなげでした。やれやれ。

・というわけで、僕もとうとう、彼女と一緒にいたおかげで、UFOを見てしまったらしいんです。そんなに大きなものでもなく、単なる光で、たいしたものではなかった、というのが、僕の感想です。もっとちゃんとしたコーヒー皿みたいな形のUFOか、ぜいたくかもしれませんが、UFOが編隊を組んで飛んでいるのとかを見てみたいのです。

・最近、アリゾナ州で大勢の人が目撃したそうですが、日本ではあまりニュースになりませんでしたね。皆さんの中で、UFOだけでなく、宇宙人が見える人がいますか?この間、バシャールあや子さんという方に会ったら、彼女は、アリゾナ州のセドナに行った時、宇宙人に会ったのだと言ってました。背が低くて可愛いのだそうです。そして、とても友好的なんだということで、その宇宙人と話をしたとも言っていました。彼女は、宇宙人の口真似、動作までもしてくれたのです。でたらめな作り話をする人とも思えないから、きっと本当のことなんだろうと思います。彼女は、エササニ星の住人、バシャールをチャネルする人なのだから、宇宙人にあっても、不思議ではないということでしょうか。しかし、同じ場所にいた人でも、その宇宙人が見えない人もいるそうです。特定の人にだけ見える透明人間のようなものなのかな? やっぱり、見えない僕にとっては不思議です。

・UFOを見たという人の話はよく聞きます。有名なちゃんとした人もいっぱいいるんです。一人一人の体験は、本当にそれぞれです。僕たちが最初に翻訳したシャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』(地湧社、角川文庫)には、UFOを見た人の話、さらにはマヤンという名の宇宙人に会ったという話が出てきます。マヤンは小柄な女性で、アーモンド形の眼をしていたそうです。その『アウト・オン・ア・リム』には精霊も出てくるのですが、僕は訳している時、精霊の話も、宇宙人の話も、まさか、そんなことはありうるはずがない、って思っていました。

・そうしたら、精霊のほうは本当に出てきちゃったんです。サン・ジェルマン伯爵という人《?》です。最初はアメリカ人のリア・バイヤースというチャネラーを通してでてきたのですが、初めて、サン・ジェルマン伯爵と話した時、『近い将来、チャネラーを通さないで、直接、お前たちと交信するから』と言われたのです。でも、その話は、とても信じられなかった。しかし、それは本当だったのです。サン・ジェルマン伯爵からのメッセージを、直接テレパシーで受け取ることが出来るようになり、それを自動書記でノートに書き写し、いろいろなことを教えてもらいました。講演会やセミナーの時は、僕たちのまわりにいて、精霊たちがすべてを取り仕切ってくれるのです。実際に自分に起こっていることですから、これはもう疑いことはできません。このことから察しえるに、友好的な宇宙人だって、いつ何時、僕の目の前に現れるかもしれない、ということになります。

・ある知り合いの男性のことなんですが、彼は宇宙船の中で行なわれた国際会議ならぬ、宇宙会議に出席したことがあると、声をひそめて僕に言ったんです。彼は何か怖がっている様子で、詳しい話はしてくれませんでした。他人には話してはいけないと口止めされていると言っていました。怪しいよね。この話は、いくらこの僕でも、素直には信じられないのですが・・・・・。でも仮に、この僕が自分には天使がくっついていて、いろいろ教えてくれるんだ、とそこらの人に言っても、『まさか、そんなこと』と人には思われることでしょう。僕も、宇宙人に会った、と言う人ぐらいまでなら信じられるけれど、宇宙船の中で、会議に出席したという話を聞いても、『まさか、そんなこと』となかなか信じられません」。



『三島由紀夫の霊界からの大予言』
(霊界通信が警告する地球破局後の人類)
(太田千寿)(にちぶん文庫)   1994/7



<死後の三島由紀夫は、太田千寿を通じて自動書記で霊界通信を送ってきた>
・編集部「霊界へ行ってから、肉親とか親類とかいう血縁者や、生前親しくしていた人たちに会えるのでしょうか?」
三島「めぐり会える人と、なかなか会えない人といます。霊界へ行くと輪廻転生のもとへもとへと帰っていくのです。だから、かならずしも会えるというものではありません。霊界に来て、すぐに三段も四段も上がってしまう霊魂もあるのです。それは、霊界では霊力の強い魂が修行している段階に、引っ張られていってしまうのです。そういう仕組みになっていますから、肉親と霊界でのサイクルが、よっぽど同じでなければ会えないでしょうね。僕は、妹にはすぐに会えましたけれど、まだ父にも祖母にもめぐり合っていません。いつか会うときがあるかもしれませんが、それがすぐくるのか、何十年、何百年先か分からないのが実情です」。
「たとえば、幽霊の出るのも、霊界の一種の演技です。霊界には完全にコンピュータ式になっている映像システムがあって、それを使って幽霊を人間界に送り込んでみる」。



『銀河のスクロール』
(星乃遊子)(太陽出版)     1999/1



<日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、天使の存在だった>
<現代人はテレパシー能力を失ってしまった>
<シリウス人の贈り物  「シリウスの幾何学模様のネット」>
・地球の次元上昇に積極的に係わる決定をした宇宙の存在たちは、縄文時代に肉体を持ち、日本に居住していました。日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島、津軽半島、十和田湖周辺から秋田県の一部や岩手県全域に渡り活躍していました。

・非常に博学で穏やかなシリウス人は、縄文人に文明の手ほどきをし、精神性を高める導きをしました。そして、東北の地で統合を目指す人種の交配に携わり、その種を縄文人に植え付け、『統合を目指すアジア人種』を作り出し、幾世紀にも渡って種を増やし、人間のグリッドとして存在し続けるように計画したのです。この混合種を生み出す遺伝子操作の知恵を与えてくれたのは、外宇宙(私たちの住む銀河の外)の創造の役割を担う大マゼラン銀河の存在でした。

・現在も東北地方一帯は、大切な役割をする地場としてボルテックスやグリッドが設定され健在であり、崇高なエネルギーを感じとれる場として静かに控えています。シリウス人の居住範囲は、北海道、東北、信越、関東、中部、西から南は瀬戸内周辺全域に広がりましたが、日本海側の新潟、北陸、鳥取、島根までは、グリッドの設定も限られており、居住という形はとっておりません。

<シリウスの黄金のネット>
・「宇宙の中心太陽とシリウス、プレアデスのエネルギーが点火され、さらにマヤ、天王星のエネルギーが添加、黄金色に光り輝くエネルギーグリッドが完成しました」。
「惑星ニビルと木星、土星の生命体は、宗教で地球人を簡単に洗脳できることを見抜き、『示し申したもの=神』となりました。ニビルや木星、土星の選民になりたがった者に権力支配の力を与えたのです。そこで、高次元の存在をはじめシリウスの存在は、三次元の地球上の生命体全てが四次元以上の彼らと同様に、魂の自由な選択ができ、多次元宇宙とテレパシーで交流ができるようにするため、太古の昔から今にいたるまで、努力をしているのです」。



『現代社会のスピリチュアルな真相』
スザンヌ・ワード  ナチュラル・スピリット   2008/11/22



<ハトン;10月14日の大型宇宙船の出現>
<ハトン(宇宙艦隊司令官)>
・かって見たこともないような大きな宇宙船をその日に出現させ、数日間あなたたちの上空にはっきりとわかるようにする計画があります。
 搭乗員たちは準備万端で私たちの存在を動かし難いものにすることにワクワクしています。

・この惑星上の敵意に満ちた勢力は、私達が、こんなに近くにいることや存在していることさえ示す証拠をあなたたちに知ってほしくないので、必要とあればどんな手段を使ってでも阻止しようとするでしょう。

・私たちが、何百万もの数ですぐ近くにいることを疑わないでください。もちろんその時になって、私たち全員があなた達の惑星に着陸するわけではありません。

・私たちのほとんどはあなた達の目の見えない所で仕事をしていますが、愛する地球に与えてきた私たちの世話を続けるためには、そのようにしなければなりません。そうすることで、彼女が本来の第5密度にある惑星領域に向かって着実に登り続けられるようになるのです。

・「多次元」というのが包括的な用語ですが、テレパシー交信回路が開かれないと会話を始められないと言う事実は変わりません。


<●●インターネット情報から●●>
アソベ族■竜上36■

阿蘇部族。『東日流外三郡誌』に記されている津軽最古の民。「西大陸よりの渡る民なり」と記されている。アソべ族は、寒さに強く狩りを得意とし、自らをアベと称した。数万年後、新たにツボケ族が津軽に漂着すると、激しくこれと闘うが、岩木山の噴火によって、アソベ族は壊滅的な打撃を受け、ツボケ族に吸収的に融合された。

虹人は、十三湖を一周する車の中で『東日流外三郡誌』について語る。そこに記されているアソベ族とは、およそ五万年前に中国から津軽に漂着した一族で、岩木山の麓に定住し平和な生活を営んでいたが、五、六千年前に、中国からツボケ族が新たに漂着すると、激しくこれと闘ったという。そして、アソベ族とツボケ族はやがて和解し、紀元前一千年頃には亀ヶ岡に代表される古代文化を形成したと語る。

岩木山信仰■竜上44■

津軽の霊山・岩木山に対する信仰。『車力村誌』には、岩木山の祭神を、「竜飛比売命(たっぴひめのみこと)」としているが、竹内建氏はこれを、女神としての竜蛇神であると述べている。さらに、佐治芳彦氏は、タッピという語自体は、アイヌ語のtappi(石)の訛りでないかと思われ、岩木山の神は、イシカホノリ(石神)と蛇神の集合とも解される。すなわち「石」を意味する「タッピ」に「蛇」示す「竜飛」の語を当てたものかと思われると述べている。

虹人は、岩木山の麓に暮らしていたアソベ族とツボケ族にとって、岩木山は最大の神であったと考え、現在もその信仰は受け継がれ、人々からお岩木さまとして親しまれていると語る。

岩木山神社(いわきやまじんじゃ)■竜上48■

青森県中津軽郡岩木町に鎮座。顕国玉神(うつしくにたまのかみ)(大国主命の別名)、多都比売神(たつひめのかみ)、宇賀能売神(うかのめのかみ)、おおやま大山ツミ神(おおやまつみのかみ)、坂上苅田麻呂命(さかのうえのかりたまろのみこと)をまつり、桓武朝に坂上田村麻呂が創建したと伝えるが、本来は岩木山自体を神とする信仰に発している。


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■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・イエス・キリストについては、世界中で様々な説や逸話があるようで、私たち一般人は、分かりません。高次元の神様ですから多次元同時存在の法則が作用するのかもしれません。例えば、「天照大神はイエス・キリストのことである。天照大神を天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面を想起させる」という説も、荒唐無稽で理解できる人は少なくないようです。西洋神界はスサノオ神とその系統の神々が1万年ほど前に拓いた地域で、シュメール族は「スサノオ神系」だといわれます。「スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。「ゲルマン神話の神々は日本の神々だった。まず、主神・オーディンは「須佐之男神」だった」という説も、理解不能だといわれます。「神々は最高神「イ・アム」を頂点として7つの位階に分類されるという。 神々の総数は10億を超え、それぞれ位階に応じて宇宙の各所を支配している」といわれます。高次元の神々は、性格として類似性があるようです。また「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」といわれます。神々や、天使、堕天使、悪魔にも様々な階級があるそうです。異星人も進化の程度に応じて、ランクがあるようです。「知る人ぞ知る」話なので、私たち一般人は、理解できません。神学や神智学を研究してる人々は、昔から多いようですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。なお「多次元同時存在の法則」で様々な奇跡の現象を説明できるのかもしれません。

・青森県新郷村(しんごうむら)戸来(へらい)という村にキリストの墓があるというオカルト 説が昔から言われております。イエス・キリストがアプ星人で、幽体や霊体でアストラル界やエーテル界を自由に移動できるとすれば、様々な不思議な現象も理解できるといわれます。「磔刑の時、イエス・キリストは見えない異次元の宇宙船に霊体が引き上げられた」といわれます。

・世界中に「自称イエス・キリスト」が数百人いるといわれます。
「キリスト(アプ星人)の一族が地球を管理している」という奇説もあるそうです。「キリストは新約聖書黙示録で輝く明けの明星(=金星人)であると述べ、またマタイによる福音書でも天雲(UFO)に乗って来る」といわれます。金星人オーソンは、“真理”という意味、実は仏教では明星天子、キリスト教ではイエス・キリストであり、アダムスキー全集では“オーソン”といわれます。夢の中でアストラル・トリップしてクリスタル・シティでキリストに出会ったという欧米のチャネラーが多いそうです。

・アプ星人は現代において南米に飛来しているともいわれます。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。アプ星人と現代でもコンタクティがいるのでしょう。大変な話です。

・アプ星人の本は、翻訳出版されているものとして『銀河間トラベラー「アプ星人」との170時間』(ヴラド・カペタノヴィッチ)徳間書店、『アプ星で見て、知って、体験したこと?』通貨なきユーアイ・シデレウスの世界(ヴラド・カペタノヴィッチ)ヒカルランド、『アプ星で見て、知って、体験したこと?』地球人になったアプ星人はこうして歴史を動かした(ヴラド・カペタノヴィッチ)ヒカルランドがあります。大変興味深い内容の本です。

・このアプ星人の本では、イエス・キリストは、磔刑の時、「十字架にかかったのは、イエスのイメージ体 ⁉」といわれます。つまり、「青森県のキリストの墓に関する『竹内文書』によれば、ゴルゴダの丘で処刑されたのは身代わりの弟だったという」話とは、違うようで異次元での説明が必要のようです。なお『竹内文書』によれば、超太古、日本は地球の中心だったという説もあります。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。高度に進化した異星人は、自由に転生ができて過去に地球の偉人に憑依したことが多かったといわれます。


・千貫森の「UFOふれあい館」は、ネットでも見れますので、便利です。UFOが物質化したり非物質化したりして、見れる人もいれば、見えない人もいるようです。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。 「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるという説もあります。想像を絶するテクノロジーのようです。「日本はUFO後進国だ」そうです。「世界や日本も金星人やアヌンナキ一派に、異次元から支配されている」という与太話もあるそうです。

・北朝鮮のミサイル実験で、Jアラート騒ぎもありました。Jアラートも「どこに逃げればいいのか」という声も多いようです。「ノーシェルター政策は、敵の一番の弱点を攻撃する核攻撃を招き寄せる」といわれます。「脳天気(ノー天気)な核シェルターもグローバルスタンダードを適用すべきだ」といわれます。
世界平和を数十年間唱えて活動していたら、今度は「核攻撃を懸念する国民が増え、政府不信になっている」といわれます。「平和運動が核攻撃を招き寄せる」といわれ「日本列島を核攻撃で沈める」という恫喝も頻繁に、現実に一般国民がうけています。B29の空襲に竹やりで準備していた国民の頭上に「焼夷弾」が落ちてきて丸焼け亡国で、属国となったと語られています。これからは核攻撃が怖くて、夜も眠れないという心配症ノイローゼの国民も出てくるのでしょうか。杞憂だと笑われますが、「政治家の劣化がひどい時代だ」ともいわれています。
「杞憂(きゆう)」とは、〔周代、杞の国の人が、天が落ちて来はしまいかと心配したという「列子天瑞」の故事による〕 、あれこれと無用な心配をすること。取り越し苦労を意味する言葉だそうですが。

・核兵器・生物化学兵器は人類が滅亡するので「使えない兵器だ」というのは、戦争狂人の将軍のいない「先進国」の話だそうです。「北朝鮮について脳天気(ノー天気)の良識の国会が、核攻撃を招き寄せる」と指摘されています。石油全面禁輸で、餓死者がたくさんでれば、追い詰めれば必ず暴発すると語られています。報道によれば、今年も食料問題があるそうです。「情報収集及び分析その他の調査に必要な経費」に分類される官房機密費は、北朝鮮の拉致事件の情報収集にどれだけ使われたのでしょうか。被害者もその家族も高齢化しており、亡くなっている者も多くおり拉致事件はどうなるのでしょうか。この程度の問題に40年以上もかかっているようでは政治家の非力が窺われると指摘されています。拉致事件の関係者はまことに可哀想だと語られています。

・2018年6月12日の史上初の米朝首脳会談もあり、トランプ大統領との交渉で、北朝鮮や半島情勢が大きく動いています。

・青森県の「キリストの墓」についても、キリストが異星人だったと理解すれば、フィクションと決め付ける必要もないでしょう。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。アプ星人は南米にも現れたようです。どこまでがフィクションで、どこまでがナンフィクションなのか不明の伝承のようです。アプ星人もウォークイン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の手法で、人間社会にいるのかもしれません。世界中に「自称イエス・キリスト」が数百人いるといわれます。

・チャネリングで宇宙の膨大な情報が流れてくるようです。マゴッチによると人間タイプの異星人の多くは地球人社会に溶け込んでいるそうです。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。“天女”の宇宙人との異類婚姻譚も世界中に多くあるようですので、「異類混血」が窺われます。

・東北地方の異星人やUFOの伝承は、金星の葉巻型の宇宙母船と関係があるのかもしれません。異類異形の宇宙人から人間タイプの宇宙人まで、「異人」の伝承が多い地域のようです。葉巻型の宇宙船は、世界中に目撃事例があり、日本でも目撃されることもあるようです。高空に滞空していると点にしか見えないので、気づかないことも多いのかもしれません。航空自衛隊の「松島基地」は、UFO目撃で有名な基地だそうで、透明なエンティティの宇宙人の目撃の話もあるそうです。自衛隊における異星人理解も現在では、かなり進んでいることが窺われます。エンティティが出たといわれる「謎の松島基地」の話は、その後どうなったのでしょうか。かなりきわどいコンタクト話でもあったのでしょうか?

・異次元の火星や金星には壮大な都市文明があるといわれます。いわゆる裏金星から「金星人」が飛来していたという話もアメリカ合衆国にはあります。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「不思議なゲイ(LGBT等)の現象は、高次元の宇宙人の人格転換である」という説もあるそうです。世界中の選ばれたコンタクティが毎年、宇宙旅行をしているのかもしれません。異星人は「宇宙連合」としてまとまって動いている種族も多いようです。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府とは繋がりがあるといわれます。

・「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。−遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」ということですが、犯人の“異人”はオリオン星人ともいわれます。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」という説もあります。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうですので、異人の遺伝子を持つ末裔がほとんどともいえるようです。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」そうです。金星のマスター(長老)や異星人のコンタクティも世界中にいるのかもしれません。サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。

・「岩木山 UFO」と検索してみますと、さまざまなサイトが分かります。岩木山のUFOは1600年ごろからも記録があり、現代でも新聞でも話題になるようです。インターネット情報によると、
「1605年2月20日午後8時頃、岩木山の南の肩から大きな光り物が出て、空中に輝いたが、まもなく北の方へ飛んで、赤倉の沢へ入った。
このとき、周辺が昼のごとく明るくなって、草木の色まで見分けられ、
堀越城や近辺の村々からも見えた」とのこと。「岩木山で木村さん以外にもUFOを目撃したという情報は多数ある」といわれます。「実は木村氏と言えばUFOコンタクティーとしてつとに知られた存在であり、一説には林檎の話よりもUFOの話のほうが得意だとさえ言われる」とも述べられています。「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象だ」ともいわれます。それは、時空を超えて、人間にコンタクトしようとする宇宙人の乗り物だからだそうです。

・「無農薬・無肥料のりんご栽培」で知られる木村秋則さんも豊富な神秘体験やアブダクション(誘拐)体験もあるようです。エイリアンとのコンタクトが「無農薬・無肥料のりんご栽培の成功」に導いたのかもしれませんし、その逆かもしれません。ほとんどの人々が、木村秋則さんのエイリアン体験を幻想、幻覚と見るのだそうです。エイリアンとのコンタクトで木村秋則さんも「変性」したのかもしれません。宇宙人とのコンタクトでコンタクティが「変性」する例がよくあるようです。「超能力」がつく例もあるといわれます。木村秋則さんの不思議な話は荒唐無稽で支離滅裂なので、ビジネスマンにはまともにとりあげられていなかったともいわれます。木村秋則さんのエイリアンの体験は荒唐無稽な内容も多いそうで、にわかに信じられないものも多いようです。しかし、「岩木山のUFO」は、かなり知られているようなのです。知る人ぞ知る世界のようです。

・エイリアンもはるかに進化しますと、天使や神々に近い能力を持つようです。リンゴ畑の近くで「身長130センチくらい、ネコのような目をした二人の異星人」とも遭遇していた木村さんですが、そのエイリアンはグレイタイプのようですがかなり進化しているようです。またソクラテスのような「神人」との話もありますが、人間タイプで見えない天使や神々に近い異星人のようです。明晰夢でしか、高次元の霊的な存在とはコンタクトできないようです。気づいたら「明晰夢」だったということでしょうか。

・グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」等がいると思われます。木村秋則さんがコンタクトしたのは、「ビーガン」クラスの、かなり進化したグレイなのかもしれません。日本でも多くの人に幽霊体験があるのかもしれません。木村秋則さんのようなエイリアンやUFO体験、アブダクション(誘拐)体験は、多いのかもしれませんが、ほとんどが「沈黙のコンタクティ」なのかもしれません。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。有名人ですと「体験談」が雑誌に載ったりします。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。

・1954年には、「ラージノーズ・グレイ」という種族が、ホロマン空軍基地に舞い降りた、と主張されています。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。

・インターネット情報によると、「岩木山というとUFOのメッカ。弘前市民は、ほぼ全員UFOを目撃していると聞く。ず〜っと見ていたが、残念ながら何も現れなかった。 飛行機はたくさん見たが・・・」と言う話も大袈裟です。

・その他のインターネット情報によると、「木村秋則さんの著書に出て来る不思議エピソードを読んでいると、やはり青森という土地には一種独特なものを感じてしまう。青森といえば恐山をはじめ、死者の霊を降ろすイタコ、キリストの墓や奇書とされる東日流外三郡誌といった不可思議なものが数多く伝えられている。

・また岩木山は国内有数のパワースポットとしても知られ、その近くではUFOの目撃談も非常に多い。かつて俺が上京したばかりの頃、同じデザイン学校の寮に住んでいた青森出身のT先輩は、高校生の時にUFOの大軍団を目撃した話をしてくれた。彼が下校途中にそのUFO軍団は現れ、その中の一機のUFOは彼の頭上スレスレの位置まで降下してきて、試しに彼が腕を伸ばしてみたところ、何とその機体に触れる事が出来たという !
その話を聞いて十数年の後、札幌で肥田式強健術のセミナーを開催した時の事、参加者の中に青森出身の女性が居り、彼女からも全く同様の話を聞いた ( UFO軍団を見たその時期も一致していた)」とのこと。奇妙なUFO体験が少なくないようです。

・木村秋則さんは、無農薬と無肥料のリンゴで有名になった人のようです。テレビ番組にも取材をうけたり、木村さんの半生が映画にもなっているようです。メディアでは人気者となり、公式のサイトもあり、現在の活躍ぶりが分かるようです。

・木村さんや農業については、詳しくはしりません。が、木村さんは「無農薬・無肥料のリンゴ栽培に挑戦するが、失敗続きで苦難の日々を送る」ということでしたが、「そのような大変な苦労をする必要があったのだろうか」という疑問がわきます。さまざまな理由があったようですが、無農薬のテストの栽培として、畑の一部を使えば、窮乏することはなかったと思います。農地の大部分を長年の農協の方針に従って、一部の農地だけは無農薬のテストをしておれば、自殺騒ぎもなかったと思いますが。大変苦労されたというような印象でした。リンゴには、農薬が必須という長年の常識を覆したのですが、大変、恐ろしいまた苦しい木村さんの体験だったようです。

・農家は、作物の敵の害虫や病気対策が大変な仕事だそうです。世界中で、異常気象のためか、バッタや害虫の大群の発生がメディアで報道されています。現代でも農作物が不作で飢饉も多くあります。木村さんはUFOを見たり、異星人とのコンタクト経験もあるようです。また北海道や東北地方は、グレイタイプや異星人とのコンタクト話やUFO目撃の多い地方だそうです。アブダクション(誘拐)の体験が、何か影響を与えているのかもしれません。

・amazonに「木村秋則」といれますと、81件の書籍が分かります。最近の本では『地球に生きる私たちにできること』(2016/1/25)(ロングセラーズ)『「心」が変われば地球は変わる』(2015/9/27)(扶桑社文庫)があります。その他には「自然栽培」の本が多いようです。人気があるのは「自然栽培」が農業関係者に注目されているからでしょうか。木村さんの半生の映画も作られたようですが、このブログで注目するのは、木村さんのいわゆる「霊媒体質」でしょうか。木村さんは、ある種のコンタクティであり、チャネラーなのかもしれません。木村さんも「終末の預言」でも受けたのでしょうか。「進化した宇宙人は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」そうです。木村さんのように「不思議な神秘的な体験」をした人は、少なくないのかもしれません。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。宇宙人は目に見えない人間の精神体やアストラル体に憑依するともいわれます。

・「人は皆、記憶喪失の異星人だ」ともいわれます。ですからコンタクティやチャネラーの素質は、誰にでもあるといえるのかもしれません。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」そうです。「あの世」から見ると「この世」は、すぐに隣にあるような感じです。しかし、私たち一般人は、目に見えない「あの世」の様相を見ることは、夢の中のようです。明晰夢とか正夢とか、夢で「あの世」の高等知性体とコンタクトできるようなのです。「夢の中でアストラル・トリップをしてクリスタル・シティでキリストに会った」という欧米のチャネラーが多いそうです。誰でも夢の中で不思議な体験をしているようなのです。しかし、ほとんどの場合、朝、起きると忘れてしまっています。荒唐無稽な話も多いようですし、幻覚や幻想で片付けられることも多いようです。

・神々や天使が、ワンダラー(転生)やウォークイン(憑依・人格転換)や、その他のさまざまな形態で「人間の姿」を装い、「この世」にでてくることがあるらしいのです。欧米では「天使(進化した異星人)」とのコンタクティやチャネラーも多いようなのです。彼らは街中の普通の人のように見えたといわれます。欧米で起こっていることは、日本でも起こっているようなのです。

・宇宙人は科学技術の進んだ国に現れるともいわれます。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」のですが、さまざまな形態で、この世に出て来ることもあるようです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。地球上にはかなり多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうです。

・人間の転生を霊界で管理している天使や神々がいるようなのです。また転生をするときは、自分の新しい人生を天使と相談して自分自身が新しいシナリオを描くともいわれています。見えないパラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。出口王仁三郎の『霊界物語』のように神からのチャネリングにより多くのあの世の話・記録が残されています。「大本教の出口王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っている」そうです。パラレル・ユニバース(並行宇宙)は「幽界」のように「この世」に似ている世界ですが非常に大きく違うアストラル界のような世界なのかもしれません。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」そうです。

・シャンバラの使者と言われたサン・ジェルマン伯爵は、ウォークイン(人間に憑依すること)のシリウス人か異星人だったのかもしれません。精神世界や歴史の裏話によく登場する記録の残る謎の神人のようです。日本にも登場したりするので、時空を超えるマスター(大師)なのかもしれません。日本でもホワイトブラザーフッド(白色同胞団)の神人とコンタクトしている人もいるそうで驚きです。

・アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。地球から68光年の距離にある牡牛座のアルデバラン太陽系の二つの惑星からなる“スメーラン帝国”は現代でも栄えているのかもしれません。

・現代では「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」という話もあります。ちなみに「<金星>西洋では美の女神として知られる純白の金星は、インドでは死人を生き返らせる方法を知る男性神であり、神々の敵であるアスラ(阿修羅)の師です。中ぐらい大きさで、肉付きがよく、顔立ちも整っていて、男らしく、知的で、官能的です」という神話もあります。

・サナンダは神智学ではサナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。アシュター(銀河連合の総司令官と呼ばれる存在)という名前が、アメリカの精神世界の書籍にはよく出てくるようです。アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団(グレート・ブラザー/シスター)」の空挺部隊ともいわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。マスター(長老)クラスは、シリウスやリラ、プレアデス等の重要な場所にニルヴァーナ(涅槃・天国)から瞬時に移動できるそうです。現代でもマスター(大師)と交信している人間が存在するようなので不思議です。歴史上、様々な分野で尊敬されている著名なマスターたちは多くが同性愛者だともいわれます。LGBTはマスター(大師)達がゲイであることが多いことも背景にあるのかもしれません。マスターの影響力は私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

・木村さんがメディアで注目されたのは、無農薬と無肥料でリンゴを作ったという実話です。しかし、木村さんの「不思議な体験」もオカルト雑誌「ムー」等に注目されたようです。木村さんのことはウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)でも分かりますし、サイトもあります。映画『奇跡のリンゴ』の反響はどうだったのでしょうか。木村さんの不思議な体験については、明晰夢、正夢、妄想、幻覚、幻視、幻想、荒唐無稽な与太話と片づけるのは簡単です。しかし、異次元の高等知性体である神々や天使、堕天使とのコンタクトは、夢のような幻覚のようなもののようです。

・木村さんがアブダクション(誘拐)体験のような目に遭ったのは、いわゆるグレイ・タイプと言われている宇宙人のようです。30年前の頃は、北海道などでグレイのような宇宙人とのコンタクト話が少なくなかったようです。UFOや葉巻型の宇宙船も東北地方や北海道で、よく目撃されているようです。あの世の人たちがこの世にでてくるというコンタクト話も興味深いものです。木村さんは、異次元の高等知性体から「地球の終末の預言」でもうけとったのでしょうか。

・日本でも「異人」の伝承は多いといわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。−遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」という“異人”はオリオン星人といわれます。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。民俗学では異人の正体は不明です。柳田国男は当時の警察の「異人」の情報を調べなかったようです。柳田国男は『遠野物語』は民衆の作り話ではなく事実だと述べています。

・中世のドイツの領主はほとんどが「異人」か「異人」の末裔ともいわれます。社会に同化した異人は、誰にも分からないそうです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。オリオンETグループは、異類混血や遺伝子操作で、かなり人間化しているともいわれます。シリウス人も日本に来ていたという話もあり、現代でもシリウス人の影響があると思われますが、ネットワークを把握できる人はいないようです。

・グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。また「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている時代だ」ともいわれます。神々は憑依などで市井のひととなり普通の生活をしているので誰も識別できないようなのです。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました。それがエササニ人のバシャールだ」というのです。

・「グレイの後に金髪碧眼のノルディックが来た。その後に、人間タイプのオレンジと呼ばれる宇宙人が来て、その後に“東洋人タイプの宇宙人”が来た」といわれます。日本の神々も宇宙連合として、来ていたのかもしれません。アバブ・トップシークレットですので、非公開です。宇宙連合の地上のネットワークもあるのかもしれませんが、知る人ぞ知る世界のようです。

・グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」等の種類があるといわれます。ビーガンは、もしかすると、リラ星人よりも超能力があるのかもしれません。グレイ種も人間化しているそうです。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)等がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は米国の一人勝ちでしょうか。

・「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。 「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるといわれます。宇宙人「グレイ」の故郷もベテルギウス(オリオン座の恒星)なのだという説もあります。「ハリウッド映画にもなった小柄な異星人グレイもバイオロボットだ」といわれます。グレイは核戦争を繰り返した人類の未来の姿だという奇説もあったようです。

・「シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人が、進化している」ともいわれます。「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。「ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれます。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。イスラエル政府と契約の「宇宙の商人」がシリウス星人だそうです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。

・「遥かに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」ともいわれます。「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」と問われます。あの世とこの世が交錯する体験は誰でもが、無意識的にか、または意識的にも、経験しているのかもしれません。

・TPPの大筋合意の詳細を政府が発表しました。国論を2分したTPPの大筋合意をめぐって国内では、どのような議論が展開されたのでしょうか。食料の安全保障の問題が、争われているようです。「攻めの農業」も実務的にはどうなのでしょうか。トランプ大統領はTPPから脱退を宣言し、様々な独自な通商政策を求めてきているといわれます。

・インターネット情報によると、「このりんご、日本から海外に輸出する果物の中で最も輸出額が多く、いわば、攻めの農業の代表選手と言えるでしょう。りんごの産地・青森県には、常に世界を意識し続けているベテラン農家がいました」という話もあり、TPPの影響はどのようなものになるのでしょうか。リンゴは世界中で作られていますが、零細農家にとって「攻めの農業」はTPPにより大変難しくなるようです。

・インターネット情報によると、「果物では、ブドウの関税(最大17%)をTPPの発効時に直ちに撤廃。リンゴとパイナップルは現在17%の関税を段階的に削減、11年目にゼロにする。オレンジは最長8年目、サクランボは6年目に関税をなくす。リンゴの場合、国内消費量の大半は国産品が占め、輸入品はニュージーランドなどからの0.3%にとどまる。ただ、農家の高齢化などで国内生産量は減少傾向にあり、関税撤廃で輸入が増える可能性がある」とのこと。TPPで「木村さんのリンゴ」や青森県等の農業への対応が気になりました。

・「夢の中でアストラル・トリップ(幽体離脱)をして、クリスタル・シティでキリストに会った」という欧米のチャネラーが多いそうです。夢の中で神のような人物に会っても運命が好転しないのならば皮肉ですね。コンタクティが夢の中かで、エイリアンの不思議な都市の上空を通過したと言う話もあるようです。

・宇宙人のマスター(大師)達からの情報は大変、貴重のようです。現代風に言いますと、「ガーディアン(守護神)――昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている。コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)――ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人」(神人)からの情報を丹念に集める必要があるようです。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうですので、記憶が甦る人もいることでしょうか。ブラヴァツキー夫人には「ペテン話」もあるそうですが、真偽は分かりません。ブラヴァツキー夫人と不思議な神人、「未知の上位者」とのコンタクトは知られているようです。

・大震災から7年近く経ちましたが、松原照子さんは「東日本大震災を予言・的中させた」一人として、当時、話題になったそうです。「東日本大震災の予言をブログ『幸福への近道』に公開したところ的中。話題騒然となってアクセス数は急増し、1日平均約30万件にも達して一時はパンク状態に陥ったという」といわれます。

・松原照子さんは、ブラヴァツキー夫人やクート・フーミ大師などのアデプト(大師)などのコンタクティだそうですが、彼らにビジョンを見せてもらえ予言するそうです。そのメカニズムは、神のような人物からビジョンを見せてもらい予言の手紙を書くというブラジルの夢見のコンタクティ、ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースを思わせます。

・amazonに「山川紘矢」と入力すると164件が検索されます。夫婦で活躍する翻訳家のようです。著者のような異常体験は、アセンションの時代ですからより多くの人々が体験するのかもしれません。マスコミが煩いので、「沈黙のコンタクティ」に徹している人々も多いようです。昔の西洋人なのに、日本人に日本語でチャネリングするという空恐ろしい話です。

・シャンバラの使者と言われたサン・ジェルマン伯爵は、ウォークイン(人間に憑依すること)のシリウス人か異星人だったのかもしれません。精神世界や歴史の裏話によく登場する記録の残る謎の神人のようです。現代の日本にも登場したりするので、時空を超えるマスター(大師)なのかもしれません。日本でもホワイトブラザーフッド(白色同胞団)の「神人」とコンタクトしている人もいるそうで驚きです。「神人」はコズミック・トラベラー(宇宙の旅人)-ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人なのかもしれません。宇宙人は外見は若く見えても、とんでもないほどの高齢の年齢だったりするそうです。見えない「あの世」の宇宙人からは「この世」や「世の中の推移」がよくわかるようです。

・不老不死の魔術師サン・ジェルマン伯爵は、5万年前から転生を繰り返してきた謎の人物と言われ歴史的な記録も多いそうです。彼は、ウォークインのシリウス人だと考えればその超人ぶりも理解できるのではないでしょうか。サンジェルマン伯爵に関する膨大な資料は、パリの動乱で焼失したといわれています。謎が多く、評価が極端に分かれているともいわれます。が、歴史上オカルト的にはよく登場する神人のようです。マスター(大師)の1人ともいわれます。

・本からの情報によると「サン・ジェルマン伯爵は、現在サハラ砂漠となっている地上の楽園に生まれたが、紀元前1050年にエホバの神の預言者サミエルとして現れた後、イエスの父ヨゼフになる。3世紀には、キリスト教徒で殉教者となった聖アルバン、5世紀には、プラトン学派の賢者プロイラス、続いて、アーサー王の預言者マーリン、12世紀にはイギリスの僧で錬金術師だったロジャー・ベーコン、15世紀には、クリストファー・コロンブス、17世紀には、イギリスの作家で政治家のフランシス・ベーコン。そして、18世紀からは、サン・ジェルマン伯爵となって登場したと言われている。また、バラ十字団の創立者クリスチャン・ローゼンクロイツも、実は彼だったと付け加えられている」とのこと。にわかに信じられない話ばかりのようで、人によれば眉唾物扱いです。さまざまな人間に「輪廻転生」したようです。

・また本からの情報によると「驚くことに彼はどの人物に関しても詳しく覚えており、その当時のことをまるで昨日起きたことのように生き生きと語って聞かせている。その上に、ヨーロッパの言語は、全てその国民並みにしゃべれ、さらにラテン語、ギリシャ語、中国語、サンスクリット語も話すことができた。種々の楽器をみごとに演奏し、すばらしく精緻な絵を描き、詩を吟じた趣味人だった」そうです。

・またある情報によると「サン・ジェルマン伯はバラ十字団員で、また、フリーメーソンであったといわれている。サン・ジェルマン伯爵の活動の記録は数多く残されており、それが多岐多方面にわたることから、一人の人間の業とはとても信じられないほどである。サン・ジェルマン伯こそ、アガルタのシャンバラの使者であるといわれ、ドーリル博士も指摘しています」とのこと。神人、超人でマスター(大師)クラスの異星人で、タイム・トラベラーのようです。長い歴史上でしばしば人間とコンタクト話が残っています。マスター(長老)クラスの宇宙人も、さまざまな形態で人間の姿を装い、人間たちとコンタクトしているのでしょうか。

・はるかに高次元で進化したウォークイン(人間に憑依すること)のシリウス人のようなサン・ジェルマン伯は現代においても影響を与え続けているそうです。書物からの情報によると「彼は、1777年にドイツのヘッセン・カッセルで死んだと伝えられているが、1785年からフランス革命寸前まで、パリの宮廷に現れ、国王と王妃の死と王朝の崩壊を予言し、警告している。1817年、彼が死んだとされてから40年後、サン・ジェルマン伯は友人の前に現れ、これからヒマラヤに隠遁すると告げている。そして、1875年、霊媒師マダム・ブラヴァツキーは、神智教会を設立するのにサン・ジェルマン伯の力を借りたと報じた」とのこと。サンジェルマン伯爵にはさまざまな情報・与太話・説があるようです。

・また「これでまだ終わらず、1930年『アイ・アム』宗教活動の創始者ガイバラードの前に伯爵が現れ、彼を指導してくれたと、ガイバラードは宣言したのである。サン・ジェルマン伯爵の身体的な特徴も記録として残っており、肖像画も実在する。小柄な体をしており、美男子で常に40歳くらいで、50年前に会ったときと、全く変わっていないと驚いた貴婦人の証言さえある」とのこと。サン・ジェルマン伯爵が米国に時空を超えて現れたことになり、驚きです。

・『前世を記憶する子供たち』という本がありますが、前世を完全に記憶し、不老不死なのは宇宙人、超人としか考えられず、地上の記録に残るウォークイン(憑依)のシリウス星人が、サン・ジェルマン伯爵の正体ではないでしょうか。人間も何回も転生しているといわれますが、人間は完全に前世を忘却しています。転生を操作できるのは、高次元の異星人シリウス人等の高等知性宇宙人だけでしょう。

・「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」という説もあるようです。昔は「火星霊人と金星蛇人との戦争」といわれましたが、サン・ジェルマン伯爵は、むしろ火星霊人の系列でしょうか。多くの宗教の発端も天使、異星人が関与していることは、事実です。多くのウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)が地上を歩いておりますが、普通の人間は気づかないと言うことでしょう。火星人も米国に少数住んでいるという話もあるそうです。昔は火星人というとタコのような生物のイメージでしたが、金星人よりも進化した宇宙人、火星霊人なのかもしれません。現在では、金星と火星の異次元(アストラル界)には、壮大な都市文明が存在しているそうです。

・「サン=ジェルマンは、日本にも来ていた」という笑い話もあるくらいですが、詳細は不明だそうです。サン・ジェルマン伯爵について述べられた書物は多いのですが、リラ星人のエロヒムの『不死の惑星』のように、異星人は、外見上は若く見えても、大変な年齢(数百歳以上とか数万歳とか)の場合が多いと報告されています。リラ星人のように不死のテクノロジーは有しているのでhそう。

・サン・ジェルマン伯爵は『薔薇十字団員』であったという話もあります。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人の話も現代ではチャネラーより知ることができます。サン・ジェルマン伯爵は歴史上に記録されているシリウス星人の化身だったのかもしれません。

・サン・ジェルマン伯爵は、17世紀のパリに現われた薔薇十字団員のように、謎の神人なのかもしれません。事典によると薔薇十字団員は「彼らは天の周辺に住む神的な一団である。彼らは、分身の術を備えていて、意のままに姿を変えて現れることができる。また、彼らは、自分の望む場所に移動することもできる。その他、団員は、占星術によって地震を予知したり、都市の疫病の流行を遅らせたり、空中を歩いたり、どんな病気でも治すことができた」ようです。現代風に解すると宇宙連合の宇宙人がヨーロッパに潜伏したということでしょうか。ウンモ星人がヨーロッパの社会に溶け込んでいるともいわれます。現代では「宇宙人と普通の人間が区別できなくなっている」ようです。

・サン・ジェルマン伯爵はタイム・トラベラーであり、「キリストの磔刑を見物したといわれるイルミナティの空飛ぶ円盤の異人や神人」であったのでしょうか。キリストは、最高ランクの異星人種族ではないようです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。何とかして異星人といわれる人に会った人によると、「驚くべきことに宇宙人は、その辺にいる普通のおっさんと変らないように見えた」そうですので、現代に現われた異人や神人を私たち一般人は識別できません。現代ではますます「訳の分からない話」となるのでしょうか。

・無数の他の銀河系から数え切れないほどの宇宙の存在がいるので、地球ばかりの進化にのみ神々が関与できないようです。マスター、大師クラスはめったに地球に来ないようですが、準大師クラスが時々、地球に来ているのかもしれません。異星人の宇宙船は光速を越えて異次元移動をするようです。ちなみに、進化の程度に格差のある2種類の宇宙人種族が対立抗争しているそうです。「サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています」と指摘されています。マスタークラスも全知全能で「沈黙の監視者」として存在しているのかもしれません。かってイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいるといわれます。サナンダはヤマトタケルでもあったという説もあるといわれます。神々はさまざまな歴史的な人物に変身すると指摘されています。

・重要な話として「ハトン銀河連合の艦隊がニルヴァーナ(涅槃・天国)に到着している」そうです。ですから大きな動きが宇宙に起こるのかも知れません。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれます。が、国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのため、過去60年間、異人や神人情報を非公開にしてきたようです。アバブ・トップシークレットのためとUFO担当者がいなくなったためか、最近では宇宙人に関する興味深い「UFOテレビ特番(特別番組)」もなくなってきているようです。

・普通の人々の中に、色々な霊体験、UFO体験をしている人も多いようです。体験談を日記などにしてインターネットで公開する人もいます。バシャールあや子さんも、セドナで宇宙人と会ったそうです。セドナでのUFO目撃は、非常に多くあり、マニアの聖地にもなっているようです。

・山川氏の「サン・ジェルマン伯爵との霊界通信かチャネリング」の心霊的な体験を本にして出版してもらいたいものです。三島由紀夫もUFOに関心を示していて、UFOの同好会に参加していたようです。「日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で天使の存在だった」という話は注目されます。見えない異次元の存在が、日本にも来て、原日本人を創って増殖させたのでしょうか。日本の幽界のようなパラレル・ユニバース(並行宇宙)にシリウス人がいるようです。「日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島、津軽半島、十和田湖周辺から秋田県の一部や岩手県全域に渡り活躍していました」ということで青森県は因縁の地なのかもしれません。

・宇宙連合の司令官アシュタールという名前は、精神世界の本によくでてきます。また、グレート・ホワイト・ブラザーフッド(光の銀河連合)のハトンもよく登場するそうです。宇宙艦隊の司令官というわけですから、何かスター・ウォーズを連想させます。

・著者(スザンヌ・ワード)は、車で事故死した息子がニルヴァーナ(涅槃・天国)からテレパシー交信してきて、本を3冊書いた人だそうです。『天国の真実(マシューが教えてくれる天国の生活)』という本は、ニルヴァーナ(涅槃・天国)の状況について詳しく載っていますので、大変興味深いチャネリングのようです。それによると天国は地球と月の間の異次元に存在するそうです。

・カナダのコンタクティ、オスカー・マゴッチの『深宇宙探訪記』には宇宙連合とか「宇宙連合の中心都市」や宇宙旅行について詳しく載っているそうです。またスター・ウォーズについても載っています。神々の現在の住まいは、シンボリックに古代名称を用いてシャンバラと呼ばれているともいわれます。「虚空にシャンデリアのように輝く都市規模の宇宙母船を見た」とカナダのコンタクティが報告しているそうです。
「このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ」といわれます。

・私たちの「目に見えない世界」で異次元の高等知性体同士の激しい争いがあるようなのです。彼らにとっては4次元以上の目に見えない世界が中心なのですが、人間社会にも大きな影響があるので謎です。巨大な宇宙母船も、数百万の宇宙船も私たちの目に見えない世界に存在するそうですが、異次元瞬間移動をするUFOも目に見えない形が通常のようです。2種類の進化の違う宇宙人の対立が続いているようです。


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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド







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