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大衆を大衆たらしめている精神構造の歴史的形成について
2017年10月9日 22時9分の記事
 
口を開けば、デフォルメを通り越し、角の生えた怪獣のように、悪しきものとして偶像化された、忌避存在【気に入らねえアイツ】についての嫌悪【内輪でのみ共有される情報】を語り出すものたち。

その反面彼らは、アイドルやタレント、有名スポーツ選手、ポップミュージックの歌手など、同時代的ポップアイコンを、賞賛すべき輝かしい偶像として、崇拝する。

大衆精神の基本構造は、

この、言葉として発信される言語情報化された多元的世界認識の共鳴によってこそ為され、

その、仲間足る「内側の存在」と仲間足り得ない排除すべき「忌避存在」の共通認識の一致にこそ、見て取れる。

それは、音声(鳴き声)によってコミュニケーションを図る哺乳類の群れ全般に見られる「共通コミュニケーション(生存連携)音声パターン(波形)」である。

好ましい外部存在(愛でるもの、信仰するもの、信頼足るもの)、の共通認識、

そして、破壊、忌避すべき外部存在(憎悪すべきもの、邪悪なるもの)の共通認識。

何に好ましい感情を抱き、何を憎悪するか、それは、個人の脳内で形成される「世界地図であり、現実世界の真実の姿がどうあれど、各々が認識している「各々の精神構造【精神世界】」である。

集団(群れ)によって生活する哺乳動物の多くが、そのような世界構造の一致によって、群れ、その非一致によって離れ、攻撃し、別なる集団(グループ)を形成する。

その形相は、地球環境を顕微鏡で覗き込むような巨視的視点で見た場合、粘菌(変形菌)の動き、変化と同質なる変形運動に見えるはずである。

生物全般に、生息域とその生息域に分布する固有種が存在するように、人間もまた、その環境生成の法則の中に含まれている。

その法則は、地球環境の各々の特徴(寒暖的特徴=四季、土壌、水源、その場所が生成する動植物類)によって、その環境に適した種だけが生き残り、人間もまた同様に、個々のDNA的特徴に沿うように、アメーバ的に分布変化していく。
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