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くる天
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TALES OF  NIGHTINGALE
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守り刀としての天国靴 〜over the tears ?〜
 
2015年5月4日 20時20分の記事

昨日、身体的要因について書いたけど、それを踏まえて善後策を考えれば、まず、筋肉の薄さについては、特に術後は大腿骨が可動域以上に動かないための深部筋を含む周辺筋の強化が必要になるのかな…ただ、筋肉がつきすぎてしまうと今度はどうしても軸が太くな
ってしまうという問題が出てくるので、その兼ね合いというかさじ加減だね…、

あれから色々調べてて、高橋の主治医のコメント見つけた、

高橋主治医 「私が現在100回程度行っているスクワットに関しては、高橋選手には400〜1000回課し、悲鳴を上げさせた。」

うううう…スクワットせんかい…マントラじゃあるまいし…聞いただけでしにそう…私なら多分3回でギヴ、

でもその甲斐あってか、復帰した高橋はボディーバランスが見違えるほど良くなってた、氷上の練習は身体の回復を待ってからだけど、ここはリハビリ、というか故障しにくい身体作りをうんと頑張ってね、だいじょぶ、目の前でひぃひぃ言ってない分に関しては絞め殺したりしない、ダイジョブ、

もうひとつの要因、重心の高さについてだけど、

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全身長に対する足の長さの比率は持って生まれたものなので、どうする事もできないけど、この重心の高さが最も問題となるのは、転倒時、要するに転倒さえしなければ重心の高さは故障の部分に関してはさして問題にならない、
そして、この転倒率を最小にするために、この時期、筋強化と併せて、何をおいても最優先で取り組まなければならない課題が天国靴の安定確保だ、

天国靴の最大の特徴は、踵の動きをフォローできる事による転倒率の激減、

昨日、天国靴期間の演技をざざっとチェックしてみたけど、腰を強打するような転倒らしい転倒は、国別のSP4Tだけだった、後はオーバーターン等はあるものの、全て立ってる、
4CCと全加のSP4T及びワールドのSP4Sはおそらく天国靴じゃなかったら立ててなかっただろう、特に4CCとワールド、

つまり天国靴安定確保は、思い通りの演技をするためのみならず、転倒を極力回避して、故障を未然に予防するためにも絶対に実現しなければならない必須不可欠という事だ、

全加前にいい靴が見つかった、みたいな事を言ってたし、もうある程度目途が立っているなら何よりだけど、まだしっくり来るのが見つかってないなら、何としてもその安定供給体制を確立すべき、

天国靴に要求される機能は既に判明してる。

ランディングの瞬間に踵外側後方に残った体重を支えて、かつ、レイの着氷の姿勢が整うのと連動してその荷重をスムーズにブレード前方に逃がせる靴。

外側に飛び出す作用をトレーシングできる機能という事だけど、地上靴は、この着氷の瞬間の踵への荷重に耐えてそれを前方にうまく逃がす事ができないために、埼玉SPの4Tのように、着氷した瞬間にブレードが前に一瞬スリッピングして、ちょうど足を引っかけられたような形で身体が落ちてしまうんだよ、

この着氷レンジの差が、ジャンプの成功率を左右してるという事だね、

昨日も書いたように、股関節に取って最も避けなければならないのが、関節の酷使以上に転倒の回避だ、そのためにはどうしても天国靴を手に入れる必要がある、

天国靴確保のためには、天国靴に必要とされる形状を具体的に特定する必要があるけど、素人なりに色々と思うところはあるけど、そこはやっぱり靴屋さんの仕事かな…、天国靴の現物見てないし、

股関節を治すのが最優先だけど、時間に余裕のある今の間に、何としても天国靴を手に入れなければならない。
それは故障の再発を防ぐ意味で非常に重要だし、それはつまり選手生命に直結する課題という事だ。


あるよ。

天国靴は必ずある。

だってあったんだもん。

それも左右どちらかだけならいざしらず、左右揃ってる天国靴が。

絶対にあるから、地球上をしらみ潰しにするつもりで必ず手に入れてね。


そしてまだちょっと先の話だけど、もうひとつ鍵となるのが、戦略上の問題、より具体的にはSPのステップからのジャンプ(つづく、たうたう続きものになってひまった…、)、







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