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くる天
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TALES OF  NIGHTINGALE-ブロくる
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TALES OF  NIGHTINGALE
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〜〜真実が浮かび上がるのは、夜。見つめるのは、ナイチンゲールの瞳。〜〜
「TALES OF NIGHTINGALE」にお立ち寄りくださいましてありがとうございます。当ブログでは、真実を見つめ続けるナイチンゲールの視点を借りて時事政治経済、フィギュアスケートなど関心のありますことについて硬軟問わずネットの森の片隅で語っております。
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”ポスト人類” 「たま」が提示しそこねた世界線 〜cross point C-C-B〜
 
2023年7月22日 18時21分の記事

暑さたけなわ、

ヨレる周囲を後目に暑ければ暑いほどフルスロットル全開、な私、ヘロゥ、

今日はちょっとだけ横道、先週名前出した「たま」について、

あくまで余興扱い、今日はあんまり咀嚼しないまま書くので、いつも以上に蛇行する(笑)かも、そこんとこよろしく、
どこまで書けるかな…、

たまといえばまず思い浮かぶその特徴のひとつがキテレツな言葉の羅列、だけど、

言葉遊びの域を出てない

ってのが私の率直な感想、
各言葉が最終的には有機的に結びついてひとつの世界に収斂する、ってならまだしも、個々の歌詞がセグメント断片化散逸したまま、というか、

「兵隊」「南へ行こうとしてる」「ブーゲンビリア」

あたりで、先の大戦の回顧かと思いきや、そうでもなくてテーマが統合されず分裂、

個々のワードのセレクトもあんまし洗練されてない、かなぁ…、

♪二酸化炭素を吐き出してあの子が呼吸をしているよ

イントロとしてはイマイチ、かなぁ…なんで出だしがこれなのか、その必然性が見えない、

♪サーベルの音はちゃらちゃらと街の空気を汚してる

の「汚してる」も、ちょっと陳腐、私なら

「息をひそめる街でサーベルの音だけが賑やか」

みたいな方面に持っていく、かなぁ…、『オゾンのダンス』とか『夕暮れ時のさびしさに』、『そんなぼくがすき』もそう、基本的に言葉の選択が突き詰めきれてない、

意味持たせないならそれはそれでいいんだけど中途半端に意味化しようとしてる、のでおかしくなる、というか、

また、

♪サルになるよ

まぁこの「サル」ってのが、ジャップ土人のように

飼いならされ、ほとんど家畜化してる土人、

ってなら同意だが、「ピテカントロプス」の言葉が暗示するように、文字通り人類のご先祖、って事なら、人工的な生活に慣らされすぎた、とりわけ先進国と呼ばれるカテゴリに属する人類が、今更原始的な環境で生き延びられるはずもなく、残された道は

より霊的に進化するかこの享楽的かつ大量消費に突き進んでこのまま滅びるか、

しかないはず、ここも単純に原始化先祖返りなのか、「進化という退化」なのか、混乱が解消されてない、

原始への先祖返りなら

♪サルになるよ

になるわけがなく、また、現代土人の意味なら、

ピテカントロプス

のワードが来るはずもない、どっちだよ?それともこの二つ以外?でもその第三に繋がる言葉、どっかに有る?

当時たまを激賞してた竹内労の本も読んだけど、「君たちが世界を変える」「すごい才能」とかいうものの、その具体的内容といえばほとんど皆無で物足りなかった記憶、昨日検索したら、竹内とたまの対談動画があったけど、

竹内「ビートルズに重なって云々」

言い出したところで見るのやめた、ビートルズの名前持ち出せば話が高尚になると勘違いしてる手合いのひとりにしか見えなかった、何かになぞらえずに個別の価値観打ち出せてこそ聞く価値はある、

じゃぁたまは全く存在意味なかったか、といえば勿論そんな事はない、

分かりやすさのために比較するけど、CCBが徹底的に作り込まれ、研ぎ澄まされ人工的で、ある意味商業ベースという他律本位であるのに対し、たまは

【PR】システム構築、ソフトウェア開発はイーステムにお任せください


どこまでも自然発生的で自律的、

結局たまもほどなくして解散したけど、商業ベースの話に振り回されて、一瞬輝いたもののあっという間につぶれてしまい、結果的に命まで削られたCCBに対し、

「歌いたいものを歌いたいから歌う」

という原理原則を見失わなかったのは最大の強みだと思うし、また、安易に恋愛ネタに走らず、はたまた、文明に迎合、これに浮かれる事なく、あくまでも一生物としての足元を見つめ続ける方向性は、経済的評価から離れて独立の価値観を提示する芸術の一部としての音楽の可能性使命を十分履行するものだった、

ここをうまく拡張発展させれば、それこそ竹内が無意識であれ嗅ぎ当て夢見たようなコペルニクス的転換も不可能ではなかった、少なくともその可能性自体は確実に存在した、と私も思う、

より具体的には、

どこまでも便利で小奇麗で明るく、しかし確実に病んでいて、また、どれだけ冨を持っているか、あるいはどれだけ合理的効率的であるかに最大の評価が置かれるこの近代文明に真っ向から対峙し、そのアンチテーゼとしての方向性、それはもしかしたら既存であったかもしれないが忘れさられ後方に留め置かれて日の目さえ見なかった部分にこそ価値を見い出し、これに立脚する新世界の構築、

これはおそらく、たまだからこそ可能であっただろう世界、

この「文明」が提示するあらゆる付加価値を取り払った後に残る「本当の豊かさ」

そこまで極めてほしかった、

しかし、その方向性に触ったとはいえ、それを見極め自覚し、とことん突き詰め煮詰めて照射し、その新しい世界線の提示に成功したとはお世辞にも言えない、なまじその可能性を内在していた稀有なユニットであっただけに本当に残念ではある、

例えば、

♪今日人類がはじめて木星に着いたよ



「僕らが還れる地球はもうないけれど」

とでも続いてたら確かにそれはひとつの可能性だったけどな、



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