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僕は、アメリカ空軍の士官学校の、1冊の教科書を見たことがあるのですが、なんと、33章すべてに渡ってUFOについて教えていました。(1)
[森羅万象]
2024年6月3日 7時4分の記事



(2024/6/2)


『令和のエイリアン』
保江邦夫  高野誠鮮  明窓出版  2022/10/24



<はじめに>
高野:今はまさに、明治維新でかつてない変動に遭遇した頃の日本人と同じか、それ以上の体験をしなければならない。激動の時代に突入したようです。疫病・地震・風水害などで天地が乱れ、人心が荒廃し、大悪といわれる三災七難に見舞われています。

・当時、江田さんが科学技術庁長官をされておられ、
「この話は、僕(江田)が亡くなってからは公開してもいい」と、ある事件についてお話しくださったのです。江田さんと、同級生の若狭さんが高校時代に、恩師の教諭が近くの公園の噴水前でUFOに乗り込む瞬間を目撃したという体験談でした。

・人には、自ら考え出したものと、天から授けられたものがあります。我欲が勝ると、人生は没落していきます。人は、滅私したときに、天がいろんなものを授けてくれるようです。

・本書が、天から与えられた恵沢、恩山の一塵、徳海の一滴とならんことを祈りつつ、上梓の言葉とさせていただきます。

<UFO、宇宙人研究の潮流の中で>
<『エイリアンインタビュー』――UFO、宇宙人研究の潮流の中で>
高野:米軍の教科書には、彼らは5万年以上前から来ているとはっきり書いてあるのです。

・地球人類というのも、実は何らかの実験の結果なのかもしれません。地球人類は、相当な下等生物から改良して作られているはずなのです。

・福井県で起きたアブダクト事件では、旦那さんと奥さん、それに二人の子どもたちが見ている中、家の近くにUFOが降りてきたそうです。UFOの丸窓から、襟を立ててマントを着た人が、こちらをじっと見ていたと……その姿を、家族みんなが見ています。

・その実験の内容は、退行催眠をかけてみて、初めて記憶が戻ってくるのです。

<宇宙存在の監視から、エマンシベーション(解放)された人たち>
高野:やはり、文化文明の低いところから高いところは、なかなか見ることができないのです。高いところから低いところは見やすいのですが。

<『奇跡のリンゴ』木村秋則さんの第三種接近遭遇>
高野:僕は、「UFOで街づくりをしよう」という活動をしていたのですが、当時、全国のどこにも、UFOで街づくりをしたいとかいう自治体などはありませんでした。

<「このままで行くと、2032年で地球は滅亡する」>
・「宇宙人はね、アーモンド型の目をして、ミトンみたいな、野球のグローブみたいな手袋をしていた。黒い服を着ていたけど、手袋だけ白かった。
身長1メートルぐらいの小さなエイリアンで、とても力が強いの」なんて話が飛び出してきます。
 それには別の本体があって、本体のほうは人間そっくりだったそうです。

・隣の部屋に行くと、ギリシャ人ぽい、ソクラテスみたいなおじさんがいて、その人はどう見ても普通の人間だったといいます。

高野:それを聞いたときに僕は「このままで行くと、2032年で地球は滅亡する」という警告なのではないかと思いました。
カレンダーは1年で1枚、だから2032年分ということです。

<温室効果の元凶は肥料だった――軍事メーカーが作る亜酸化窒素>
高野:温室効果は変わらず続いていますから……温室効果といっても、CO2、二酸化炭素によるものではありません。実際は、亜酸化窒素なのです。亜酸化窒素は、二酸化炭素の約300倍の影響があります。身近なところでは何に使われているかというと、農家が使う肥料です。
 今、ほとんどの農家では、種を植えた後に肥料をたくさん撒いていますよね。その6割は気化し、そのまま亜酸化窒素ガスに変わってしまいます。

高野:爆薬と肥料の作り方はたいてい一緒です。江戸時代も今も変わりません。ただし、ピクリン酸とか新しい合成爆薬などは、製造法も全然違いますよ。ですが、亜酸化窒素を生み出すという基本的なところは同じですね。

・江戸時代には、金肥といって、畑の中の肥溜めで肥やしを作っていました。ただし、糞尿臭いものは絶対に撒きません。4年から5年かけて、臭みのない、完熟の肥料を作ったのです。
 当時に発行された、農書という農業書がありますが、それには本当の肥料の作り方が全部書いてあります。

<有機JASマークの危険性とは>
高野:有機JASマークが付いているから安心なのではないかと思う方もおられるでしょうが、有機JASマークなんて、簡単に取得できてしまいます。未完熟か完熟かなど、そういう縛りは一切ありません。

<人間の魂が入っていない闇の住人>
高野:地球は、いまだに殺し合いをやっているような下等な星なのですから。

<フリーエネルギーを生むEMAモーター>
高野:ただ、太陽光発電や風力発電以外にも、発電の方法があるはずなのです。例えば、僕が15年間追いかけたEMAモーターというものがあります。

<「ウルトラセブン」神回鑑賞中に、脳をハッキングされた ⁉>
保江:量子コンピューターや量子暗号機といったものは現実に研究されていますが、量子モーターという概念についてはまだ、物理学者は気づいていませんね。

<光より速く物質を移動させるワン姉妹>
高野:最近知り合った、ワン姉妹という霊能者がいます。以前は、中国人民解放軍507部隊にいらして、中国の10人の超能力者に数えられた方々です。
 お姉さんが見せてくれたのは、右手に握った500円玉を左手に移動させるというものです。

高野:ですから、地球上の光のスピ―ドというのは、宇宙では遅すぎて使い物にならないのです。では、光のスピ―ドを超えるのは何かというと、想念なのです。恣意や心のスピ―ドというのは光よりも速い。
 30光年、50光年、100光年とか、離れているところにいる存在は、それだけ速く地球に来られるということになりますね。

保江:それで、テレパシーや、瞬間的に念をシリウスに送ったりすることが可能なのです。
 ただ、物理学者もあまりそれには言及しません。いい出すと、金科玉条のように思われているアインシュタインの相対性理論を引き合いに出されて、いろいろといわれるからです。
 アインシュタインを光より速いものがないとはいっていませんが、光より遅いものは遅いまま、速いものは速いままだといっています。
高野:学問は、ユダヤ人たちが作り上げてきたものに乗っかってしまっているのです。僕は、そろそろ限界じゃないかと思っています。
 ものすごい数の人間を一瞬にして殺す原爆、水爆の知識もユダヤ人、キリストを殺したのもユダヤ人。彼らは、何の罪もない人を殺してしまっていいという考えを持っていますからね。

高野:仏教では、五六七と漢字で書いて弥勒と呼びます。これは、『56億7千万年後に世に再臨される』という意味なのです。
 また、555、666、777と、仏教で聖数といわれる数字の33を足してみてください(555+666+777+33=2031)。
 例えば、三十三間堂とかいいますよね。それから、観音様が衆生を救いに来てくださる応神の数が33です。33は、仏教聖数なのです。
 このように、33という数字は仏教では非常に大事な数字なのです。その整数を足すと、2031という数字になります。木村さんが、2032年までしかカレンダーがないとおっしゃっていましたが、ほぼ同じ数字ですよね。

<体内を透視する人間MRIの能力>
高野:そして、彼女たちは人間MRIなのです。
 僕は進行性の緑内障で、左目が3割ぐらいしか見えていません。大手術もしたのですが、ダメで、それを超能力でどこまで治せるかという実験をしたのですね。

・「目の視神経は死んでいない。麻痺しているだけだから」といわれました。神経系統が透けて見えてしまうのですね。

・僕はワン姉妹に徹底的に体を見られて、強烈な気を入れられました。僕にはあまり気を感じられませんでしたが、まあ、ジリジリとした感覚はありましたね。

<手のひらでくるくると、ひとりでに回る香炉>
・山田教授は、気は地面から湧き出て円形状にぐーっと広がっているといっています。どんどん広がっていくと。だから、地面と何か関係があるのではないかと思っているようです。
 人間には、チャクラというものがあるのですが、僕はチャクラも、やはり地面からがーっと広がっているというイメージがあるのです。

<感応道交で石や植物と話をする>
高野:僕は人の気に反応するのですよ。仏教では感応道交(かんのうどうきょう)というのですが、感じ取る人の心が通じて、相交わることができるのです。

保江:2年くらい前に、ブラジルで殺されたと報道された赤松瞳さんという女性がいます。
 その赤松さんが、ロシアのUFOや宇宙人の研究所にいたときに、兵庫県の千ヶ峰にある白龍神社の大祭で講演するため、一時帰国されたのです。
 僕は、トヨタ自動車の豊田英二会長の特命で、UFOの研究を取り仕切っていた当時の課長さんを誘って参加して、30分くらいの講演を聞きました。講演自体は、特に宇宙人やUFOと関係のない、普通の話でした。

・研究所で彼女がしていた研究とは、UFOや宇宙人についての直接的な研究ではないのだそうです。生まれつき目が見えない、あるいは事故で視力を失った方の視力を回復する方法を、宇宙人からの情報をもとに研究されていました。
 まずは、透視能力を植え付けるのだそうです。昔ながらのESPカードを使ったりなどして訓練し、徐々にできるようになって、その能力をどんどん高めていく。
 すると結果的に、視力が回復しているというのです。
高野:それこそ、虚と実なのです。虚の世界を触ると実の世界に影響する……虚実であり、陰陽なのですね。

<地球は宇宙の刑務所 ⁉>
<地球は宇宙の刑務所 ⁉>
保江:『エイリアンインタビュー』を読んで、わかったことがあります。
 ロズウェルで雷に当たって墜落したUFOに乗っていた、グレータイプの体を持った宇宙人がおり、会話の中に、地球人と地球についての隠された歴史があったのです。
 その宇宙人も技術将校兼パイロットだったので、地球や宇宙の歴史などにはそんなに詳しいわけではない。ただ小惑星ベルトの中に前哨基地があり、そこの情報将校とはテレパシーで通じ合っているので、情報を降ろしてもらったというのです。
その中に、その宇宙人の星とは別の、少し古い、彼らが旧帝国と呼んでいる星があり、その星の宇宙人たちが、地球上を流刑地にしていたといいます。


保江:ロズウェルで墜落した宇宙人の星の人たちは、旧帝国の流刑地とは知らずに地球にやってきて、まずはネパールの山の上に、3000人規模の前哨基地を創りました。目的は、この星の探索でした。

・グレーというのは人造生命ロボットであり、人の体ではありません。本当の体は自身の星などに残しておいて、映画『アバター』のように魂だけが入っています。

<心には、水爆や原爆以上の力がある>
保江:キャップストーンが結びついたグリッドを繋いだ、バリアが張られているのですよね。我々が死んで、本当なら魂が星に戻っていくところを封じて、もう1回地球人の体に戻してしまう。地球を刑務所にしているのですよ。

保江:人間の想念には、宇宙を創るぐらいの力があるのだそうです。

・期限が来たので開封されたその中で、まだ地球の物理学者が気づいていない第3の力の源が、この宇宙には残っていると記してありました。それに気づかない間は、人間はまだまだ未開の種族のままだという趣旨のことが書いてあったのです。
 その力とは、確かに心のパワーだと。

<宇宙人の魂を持って転生している人>
保江:シリウスABCという三連星の周回軌道上にある、アンドロメダ系の人らが運航している非常に大きい葉巻型UFOでやってきて、しばらく何らかの仕事をしていたらしいのです。どうも僕は、そのUFO、宇宙艦隊の司令官だったようです。

<モンゴルの黒魔術と戦う>
「『モンゴルに黒魔術の一団が集まって、日本を亡きものにしようとしているという。日本に大きな災いを及ぼそうとしているため、それを抑えるために今年の8月10日までに気仙沼に本品を沈めるように』と神様が保江先生にお伝えせよとのことです」というものでした。
 僕は、にわかには信じられず、正直いって戯言だと思っていました。

<ブラックナイト(黒騎士)衛星はなぜ地球軌道上を回っているのか?>
高野:特に、ずっと興味を持ち続けているのは、ブラックナイト(黒騎士)衛星と呼ばれる、地球の軌道上を回る奇妙な物体のことです。今から数百年以上前から、ずっと飛び続けているといわれています。
 わかっているところでは、少なくとも1920年の初頭以前に見られているという報告があるのです。正体不明のものが、地球の周りをぐるぐる回っているという。

・ブラックナイトと呼ばれていますが、黒ではなく銀色です。ものすごく綺麗な銀色で、シンメトリー、対称系のものですね。

・それが、時速28000キロぐらいのとんでもないスピードで地球の軌道上をくるくると回っているのですよ。いったい誰が打ち上げたものなのか……。

<「ウラニデス」――円盤に搭乗している人>
・ウラニデスというのは、円盤に搭乗している人という意味です。ナチスドイツの科学者であったオーベルト博士が、初めて円盤搭乗者という言葉を作り出したのです。

保江:ナチスドイツの科学者やエンジニアに憑依していたその宇宙人の霊は、その後、旧ソビエト連邦とアメリカの冷戦が始まった頃には、ソビエトの科学者に憑依しました。それが終わった今では、中国の共産党のトップや科学者に憑依しているのです。中国は、アメリカの「エリア51」のような施設を内モンゴルに作り、実験などを行っています。

<「今から5万年以上前から彼らは来ている」>
・高野:戦時中の超能力やUFOの研究については、実は日本もやっていたのです。防衛大学で、超能力やUFOについて、学問として教えていたのはご存知ですか? そんなに目立たないように、細々とやっていたそうです。

・それから僕は、アメリカ空軍の士官学校の、1冊の教科書を見たことがあるのですが、なんと、33章すべてに渡ってUFOについて教えていました。

・「今から5万年以上前から彼らは来ている」とはっきり書いてあったことです。そして、UFOは他の惑星系からこの地球にやってきている、エイリアンがコントロールする乗り物だと書いてあるのです。
 「おそらく異なった4種類」と書いてありましたが、3種類以上の種族がすでに地球にやってきていることを示唆しているということでした。
 そして、「この件に関しては、議会や大衆に対しては表向きには否定し、しかし軍人としては寛容な態度で接しなくてはいけない」という記述もあったのです。

高野:その教科書自体が機密事項だったのです。一般大衆に対しては、「宇宙人なんているわけがない。UFOとか、SFの中だけの話だ」としておきながら、軍人には5万年以上前から来ているといっています。5万年以上前とは、有史以前ですよね。それがどうしてわかったのでしょうか。なぜ5万年と書いてあるのでしょう?それとは別に入手した教科書があります。アメリカの航空大学の教科書です。「前回、CIAが横槍を入れてきたことで、我々空軍が中止せざるを得なかったUFOの調査研究に関して、次に行うときには政治的な干渉がないように取り組まなければならない」と書いてありました。
 され、僕は、UFOについての研究はどのように進んできたのかというデータをとにかく集めました。

<現代の黒船はUFO>
<赤い龍(中国)が暴れだしている>
高野:その七面天女とは何かというと、龍の化身なのです。龍というのは本当は九匹いるのですが、一匹だけ抜けていて、八大龍王になっています。抜けているのは何かというと、赤龍なのです。赤い龍は、キリスト教でいうと堕天使なのですね。そして、赤と龍で象徴される国というのは、中国しかありません。

<お釈迦様の顎の骨に付着していたお米>
高野:霊的にわかる人がいたのかもしれません。お米の2粒は、今は青森と羽咋にしかないのですが、その羽咋には、モーゼ伝説があるのですよ。モーゼが来たといわれ、お墓もあるのです。三ツ子塚古墳です。
 そして、木村さんがいらっしゃる青森には、キリストが来ていたという話がありますよね。キリストの墓といわれている十代塚、十来塚(とらいづか)がありますが、僕が訪れた18歳のときには、今のように綺麗に整備されていませんでした。

・神代文字で書かれた『竹之内文書』の中に、モーゼは羽咋に来た、キリストは青森に来たとあるのです。

高野:僕たちは、地上で生きることができるといっても、100年に満たないぐらいしか生きられません。その期間はとても短く、須臾刹那(しゅゆせつな)なのです。

・例えば、銀河系で考えると、私たちの太陽系の地球では、1年をかけて太陽の周りを周回します。一方、太陽は、銀河系の中心核を2憶5000万年かけて一回転しています。太陽からみれば、人の寿命は地球時間で100年程度。この地球時間100年は、太陽の1年が2憶5000万年なので、太陽時間からすれば、わずか12秒程度しか生きられないことになります。

<江田五月氏が目撃した、恩師のUFO乗船>
高野:岡山も、絶対におかしい土地ですよ。岡山出身の、江田五月さんという方がいます。江田さんの高校時代に、若狭君という同級生がいました。あるとき、その高校の先生が、「おい、江田君、若狭君、君らは宇宙人やUFOって信じるかい?」といきなり質問してきたのだそうです。二人とも、「信じます」と答えると、「じゃあ、俺は今からUFOに乗るんだけれども、見にくるかい?」といわれ、公園の噴水の前に連れていかれたそうです。
 すると、上から青白い光が降りてきて、その光に入ったと思った途端、先生がフッと消えてしまったのです。それを、江田さんと若狭さんの二人が見ていました。

<公園の噴水で全裸で泳いだ深夜の記憶>
保江:実は僕も、小学校2年生のときに岡山でオレンジ色の葉巻型UFOの母船を目撃して、それ以来、何度も見るようになるのですが、当時はまだUFOという概念はありませんでした。何か変なものが飛んでいるなと思っていた。

・写真の下には、「岡山市上空に出現した葉巻型UFO。撮影者〇〇」と記載があったのです。日付を見たら、ちょうど僕が小学校2年生の頃でした。僕が見たUFOを誰かが写していたことと、葉巻型UFOと呼ばれていることをそのときに知ったのです。

高野:本当に岡山って、桃太郎伝説にしろ、何か不思議なものがあるのでしょうね。
保江:UFOの目撃も頻繁ですしね。県北に、蒜山(ひるぜん)高原があるのですが、そこに別荘をお持ちの、倉敷で会社の社長をなさっている高齢のご婦人がいらっしゃいます。その方は週末に、一人でその別荘で過ごされるそうです。
 ある夜、窓は閉めてあったのですが、カーテンを開けたままにしていたら、庭にUFOが着陸してきたのだそうです。

保江:うちの高校は、公安にマークされていたり、問題を起こしたりする人が大勢いるのです。テルアビブ乱射事件の奥平兄弟は、高校の先輩です。それから世間を騒がせたオウム真理教にいた医者で、サリンを作った人は後輩です。

<人体には、フラクタル変換の機能がある>
高野:ところで、UFOが着陸したところには、放射線測定装置を持っていって測ってみるといいですよ。めちゃくちゃ反応しますから。
保江:放射線が強くなっているのですね。
高野:数値の針が振り切れるくらいです。
 線量は強いのですが、人体に強烈な影響を及ぼすものではありません。ガーガーと大きな音が鳴るので、これは何なのだろうと思います。
 おそらく、内燃機関を使っていないので、特殊な物質といいますか、リアクターみたいなものを通じて、エネルギーを外に放出しているはずなのです。その場、そのものを加速している。エネルギーのフラクタル変換インターフェースを持っているはずです。

高野:アイヌの人たちだとか、僕の田舎にいた霊媒師とか祈祷師とか……医療が発達していないときに医師の代わりもしていた、いろんなものが憑依したおばあちゃんが、集落の中に必ず一人はいたものです。

<唯物史観という宗教から脱する――「唯心論物理学」とは?>
高野:昔は、目に見えない世界のことから現実の世界までを見ている人が、ちゃんと存在していました。そこまではよかったのですが、科学万能の世界になってくると、実世界のことだけで虚数の世界をほとんど扱わなくなってきたのです。
 その最もたるものは、唯物史観だとか唯物論だと思います。「人間、死んだら終わりだ。死んだらすべてが消えてなくなるのだ」という、誤った思想ですね。

保江:そのとおりです。旧ソビエト連邦の物理学者が唯物論的な社会主義の一翼を担って、とことん共産主義の思想で固めていきました。

・「物理学の根本は唯心論である。唯物論ではない」と。簡単にいうと、ライプニッツのモナド(*宇宙を形作っている究極単位をモナドとする、空間を説明する概念)を、物理学の言葉によって物理学の基礎に据えたのです。彼はそれを、「量子モナド理論」と名付けています。この理論によって、今の物理学、量子物理学、相対性理論の矛盾が全部解決するという。見事な論文を完成させました。

・そこで、彼の論文をより簡単に理解してもらえるように、『人間と「空間」をつなぐ透明ないのち』(明窓出版)という本を出版しました。中込君の量子モナド理論や、宇宙空間とはどういうものなのかなど、唯心論物理学に基づく理論の解説をしています。
 ざっくりと要点をいいますと、宇宙の原初には完璧な完全調和、つまり神と呼んでもいいものだけがあるのですが、それだけでは退屈でつまらない。そこで、最初のものが二役をするところから始めて、二役の一人ずつがまた二役をして四役となり、八役となり……、そうして心が多重構造を持つようになってきたのです。ですから、この世界は心、すなわちモナドが妄想したものであるというような説明をしています。それが唯心論物理学の根底なのです。

保江:昨日の対談を終わって、夜、部屋に戻って未読だった『エイリアンインタビュー』の終わりの5章分を読みました。そのうちの第12章は、「不死についてのレッスン」という章タイトルで、人は死なないということを説いています。

・私が利便性のために「IS-BE」と言及している不死のスピリチュアルな存在たちは、幻想の源であり、創造者たちである。その原初の拘束されていない存在の状態では、一人ひとりが個人的にも、集合意識的にも永遠の全知全能の存在である。

・IS-BEたちはある場所をイメージすることによって空間を創造する。彼ら自身とイメージされた場所の間に介在する距離が、我々が空間と呼ぶものである。IS-BEは他のIS-BEたちによって創造された空間と物体を知覚することができる。

・IS-BEたちは物質的な宇宙の存在たちではない。彼らはエネルギーと幻想の源である。IS-BEたちは空間、または時間の中に位置してはいないが、空間を創造し、空間の中に粒子を置き、エネルギーを創造し、粒子を様々な形状に形成し、形状の運動を引き起こし、形状に命を吹き込むことができる。IS-BEによって命を吹き込まれたすべての形状は、生命と呼ばれている。

・あるIS-BEは、自分が空間、または時間の中に位置していること、また自分自身がある物体、または自分や他の一人、または複数のIS-BEたちが想像した他のあらゆる形式の幻想そのものあると同意する、と決めることができる。

・幻想を創造することの不利な点は、幻想は絶えず創造し続けなければならないことである。もしそれが絶えず創造され続けなければ、それは消える。ある幻想を絶えず創造し続けることは、それを維持するためにその幻想を細部に至るまで、すべてに絶え間なく注意を向けることが必要とされている。

・IS-BEたちの共通の特徴は、退屈さを避ける願望であるように思われる。他のIS-BEたちとの交流なしに、また他のIS-BEたちによって創造されている予測不能な動き、ドラマ、予期していなかった意図と幻想がない、ただのスピリットは簡単に退屈してしまう。

・本当に、量子モナド理論、唯心論物理学を、すでに宇宙人が突き止めていたと知って、昨日もまた眠れなくなりましたね。

<現代の黒船はUFO>
高野:彼らも、被創造物なわけですよね。誰かによって創られたに違いないのです。その大元は何かというと、やはり、父性原理と母性原理、父親
と母親なのです。

保江:流刑地であるこの地球に来ている……の凶悪な連中が、優位な立場になっているのです。反社会的とみなされてしまった、本当は心ある政治犯や、向こうの常識にそぐわなかっただけの良識ある人も送り込まれていますが、そういう人たちはこの牢獄ではやはりストレスだらけでマイナーにしかなれていない……これが、地球の現状なのではないでしょうか。そこをもう少しはっきりと認識してもらいたいですね。
 特に、そういう狂暴な、本当に愚かな連中には地球上から消えてもらわないといけません。そのために、僕は地球防衛軍を立ち上げようとしているのです。

<EMAモーター開発の元になったのはエイリアンからの音声テープだった>
高野:実はそれが、日本で特許出願されていました。僕はその特許出願についてかなり調べたのですが、「静電パルスコンデンサー型モーター」という名前です。
 ところが、永久的に回るモーターであるとは一つも書いていない。

<雷のスパークで覚醒する――若返った言語学者>
・保江:結局、病院で処置をしてもらって意識も戻り、本人に確認すると、やはりその70代の言語学者の先生でした。
 鏡で自分を見てびっくり、雷に打たれたことで若返って、体が30代になっていたのです。物理学的にも、生物学的にも……。それで、とても有名になりました。新聞記者も群がってきて、いろんな質問が飛び交いました。

高野:神社にはしめ縄があり、幣束(へいはく)が下がっていますが、あれは雷を意味しているのですよ。しめ縄は雲です。

<アブダクションされて難病が治った営林署職員>
保江:兵庫県の加古川と姫路の間に、天孫降臨伝説がある高御位山(たかみくらやま)があります。その山には、高御位神宮という神社もあるのです。僕の知り合いで、お父さんがそこで合気道の開祖、植芝盛平先生に習ったことがあるという人がいるのですが、彼が、そこにはしょっちゅうUFOが出るというのです。

・UFOの中で左耳に何かをインプラントされて以来、近づいた動物の気持ちがわかるようになっていました。

<宇宙存在は核兵器を常に監視している>
高野:今では宇宙的に、原子爆弾は使ってはいけないという段階になっています。アメリカなどの戦略空軍基地の上空にUFOが現れて、核ミサイル装置がすべて機能停止したなどの事件が次々と起こっているのです。

<かぐや姫伝説はノンフィクションだった>
高野:一見、古ぼけた空母に、そんな超近代的なセンシング装置があったというこの話は、今から何十年も前のことです。

保江:NASAのエイムズ研究所で、宇宙飛行士が無重量状態ではどうなるかといった研究をしていらした、日本人医師の梅津先生という方がおられ、施設内ではいろんな宇宙人情報を教わったというのです。

<神々は虚舟に乗って異界からやってくる>
高野:民俗学者の折口信夫先生は、「虚舟(うつろぶね)の転移」などといっています。虚舟とは、神々が場所、時間を選びながら乗るという乗り物であり、神々は虚舟に乗って異界からこの地球にやってくると書かれているのです。
 神学の道からいうと、虚舟はやはり神々の乗り物であり、突然にパッと現れでる船です。アイヌにも、宇宙から来る「シンタ」という船があり、自分たちの先祖はそれに乗って空から降りてきたという伝承、伝説があるのです。
 折口先生は、虚舟に乗ってくる人たちを、「まれびと」と表現しました。

<宇宙のどこにも敵はいない――法華経が説く世界観>
高野:そして、竹取物語や鎌倉時代の日蓮聖人の巨大UFOとの遭遇です。考えてみたら仏教者は、いつも最初に勧請(*神仏の来臨を願うこと)をするのです。謹み敬って勧請し奉るといって、諸天善神の来臨を願うわけです。

・仏教学者で高名な久保田正文先生は、「君ね。これは地球ではない、他の惑星から来た高度な宇宙人のことだよ」と、おっしゃっていました。この菩薩様たちは、地球外の他の惑星から来られた菩薩様であるのだと。
よりわかりやすくいうと、日蓮宗は他の惑星から来られた菩薩様を勧請していたということですよ。

・仏教、特に日蓮宗では大黒様が曼荼羅の中に書かれています。大黒天は、もともと第六天の魔王であり、クリスチャンからいわせたらサタンなのです。ですから、クリスチャンの方には、「仏教徒は、どうしてサタンを祀っているのですか?」と聞かれたりします。僕は、「第六天の魔王が、『僕が悪かったです。ごめんなさい。これからは法華経の行者を守っていきます』と改心したのが、大黒天なのですよ」と答えています。そして、「この曼荼羅を見てみて、どこにも敵はいないでしょう。これが宇宙の全体像なのですよ」と。全部味方、サタンでさえ味方なのです。
 織田信長も、自身を第六天魔王といっていましたが、キリスト教ではサタン、つまり悪の権化でも、法華経では第六天魔王はガーディアン、守護神なのです。

・だから法華経は、一見、矛盾しているようですが、敵はどこにもいないのです。

・日蓮宗では、「南無妙法蓮華経」、要するに、「法に帰依します」。
 他の宗派が唱える「南無阿弥陀仏」では、阿弥陀仏様に帰依するでしょう。遠すぎて、来世に救いを求め、今の娑婆世界を変革する思想哲学ではないように思われます。一方、宇宙全体に普遍的に「法(ダルマ)」が存在し、その妙法に力があり、妙法に帰依するというのが、日蓮宗や法華一門の考え方ですね。

・日蓮聖人が悟られたのは、大切なのは人の力ではなく、法の力だということなのです。

<マザーテレサは策士だった>
高野:「ノーベル賞受賞、おめでとうございます」といったら、睨まれてしまいまして。「私は、あんなものはいりませんでした」と。
 ではなぜ受けられたのかと聞くと、お金が欲しかったからとのお答えでした。医療器具や医薬品を買うために、お金はいくらでも必要だったのです。

高野:そして、マザーにも勝るとも劣らない、寺沢潤世上人。この方に、ぜひ一度お会いになっていただけたらと思います。

・地球や宇宙のいろんな諸問題を解決できる最後の思想哲学は、仏教しかないように思えてなりません。

<おわりに>
・保江:何せ、政府から52億円もの補助金を引き出し、羽咋市内にまるで巨大なUFO・未確認飛行物体が着陸したかのような形状の公共施設、「コスモアイル羽咋」を造ってしまったのだから。

・世界中にいるUFO遭遇者や宇宙人接触者とも個人的につながってきていて、UFOや宇宙人についてこれまで隠され続けていた衝撃的な情報や関連する極秘写真を多数お持ちだということこそ、我々は真に驚嘆すべきなのだ。



(2023/11/18)



『【ザ・シーダーズ】神々の帰還 上』
(エレナ・ダナーン ヒカルランド 2023/8/24)



・エレナ・ダナーンの新刊『【ザ・シーダーズ】神々の帰還』は、現代人のゲノムの創造において、約24の地球外文明がそれぞれの段階で重要な役割を果たしたという、私たちの進化の過去への深慮な旅です。

・彼女はこのように言っています。今日の私たちにとって最も重要なのは、腐敗した政治的エリートや地球外の支配者による何千年にもわたる欺瞞から人類が解放されるのを見守るために、シーダーたちが戻ってくることだと。

<神の帰還>
<人々の父であるエンキが地球に戻ってきた!奴隷化された人々を解放するために!>
・地球人を奴隷状態から救おうとしたアヌンナキ王であるエンキが、地球人類解放の最期の戦いに再び現れたのです!

<二つの肥沃な川の間の豊かな土地に、最古の文明シュメールがあり、地球外生命体がいた!>
・この時代の古代記録「エヌマ・エリシュ」には、長方形の乗り物や明るい球体で空を飛ぶ「神々」が最初の君主として統治していたと書かれています。

<地球人はアヌンナキと20種の地球外生命体そして1種の土着民族、計22種の混血人種である!>
・アヌンナキがやって来る前に、もっと古く、賢く、知識のある人たちがいました。例えば、パ=タール、つまり銀河間連合の一部である24のシーダー文明です。シーダーの他の呼び名は「ファウンダー(創始者)」または「ガーディアン(守護者)」です。私たちが知っているように、血はその種の記憶と超能力を備えています。これが、私たちがトラブルに巻き込まれた理由です。星間貿易レベルでは、DNAは通貨に相当します。したがって、ある特定の種が22種類の異なるエイリアンのDNAを持っている場合、その血は銀河系やその他の地域で最も貴重なものとなるのです。

<周波数シフト、次元間ジャンプ、時間的な「かくれんぼ」などで捕獲困難なオリオン・ネブのリーダー「エバン」をついに捕らえる!>
【2021年9月30日】
・これがエバン族さ。めったに捕らえられないんだ、とソーハンが私に言いました。周波数シフト、次元間ジャンプ、時間的な「かくれんぼ」などして遊ぶものだから、捕まえるのは至難の業でね。それに、たまたま捕まえたとしても、彼らはすぐに体外離脱してしまう。そして、逃げ出すか、ハーダーの女王によって遠隔操作で抹殺されるしかないのさ。知っていると思うけど、私たちは最近、太陽系の全てのポータルをロックする周波数を発見し、誰も脱出できないようにしたんだ。こうして、土星近くのポータルの一つを経由して脱出しようとしていた彼らを捕らえたのさ。銀河連合としては大物を捕らえたことになる。

<ダルシー基地から土星のポータルへ脱出しようとした「エバン」を捕獲!彼らこそ地球での奴隷化の鍵を握る存在!>
【2021年10月1日】
・彼ら(エバン族)は将校に相当し、特別最高司令部に属しているんだ、と彼は言いました。彼らはダルシー基地から逃げ出し、かつての土星基地近くにある土星ポータルから脱出しようとしていたのさ。

・アイゼンハワー大統領の背後で、アイゼンハワー政権のメンバーとの条約交渉を主導していたのがエバン一族であり、この裏切りを知ったアイゼンハワー大統領自身はそれに全く納得していなかったことを私は思い出しました。ダルシー基地は、この悪名高い条約が結ばれた直後に、エバン一族が提供された主要施設の一つでした。

<シーダーたち>
<巨大惑星木星周辺の壮大な母船群はエンキ・アヌンナキ、ネグマク(グノモポ)に続く第三の地球帰還者たち!>
【2021年10月4日】
・ソーハンが自分の目を通して私に見せてくれた壮大な母船群は、アヌンナキ族とグノモポ族という二つのグループのいずれでもなく、第3の新しいグループに属する存在でした。ソーハンの目を通して私が垣間見たのは、巨大惑星木星とその衛星ガニメデの周辺でした。そこには、白い虹色の光を放つ20隻あまりの巨大な円盤状の船団が停泊していました。

<追い詰められた敵、アンドロメダ人からの確認!太陽系で圧政を終わらせるためのカウントダウンが始まっている!>
・「海王星最大の衛星トリトンは周囲から隔絶されています。オリオンの船が中に隠れていて、出られません。船に何人のグレイ族が乗っているかは不明です。しかし、どこへも行けないでしょう」

・同様の情報が複数の情報源からもたされていました。ネブ族は敗北し、地球を脱出していたのです。太陽系のあちこちにあるポータルに殺到し、マントをまとった部隊が待ち構える銀河連合の罠にかかったのです。もはや逃げ場はありませんでした。太陽系でネブの圧政を終わらせるための最期のカウントダウンが始まっていたのです。

<暗黒同盟解体のためにシーダーズの壮大な銀河間連合の艦隊が到着した!>
【2021年10月11日】
・銀河間連合の艦隊が太陽系に到着したぞ、とソーハンが私に知らせてきました。彼らの船はしばらく木星周辺に駐留し、さらにテラの軌道に近づくよう指示があるまで待機するだろう。人員と兵站はアシュタール前線基地に迎えられる。高官たちは衛星ガニメデのギンヴォ族の施設に滞在している。彼らは、暗黒同盟の解体に関する私たち共通の仕事の結果を評価し、銀河連合と共に次のステップに向けた行動方針を練るために来たんだ。

<ザ・ナインとは最高レベルのプラズマ意識、銀河間連合の中に「シーダーズ」がいる!>
・ここでのソーハンは、ザ・ナインではなく、銀河間連合について答えています。そして、この銀河間連合は、異なる銀河の多くの文明を再編成したものであり、ナタルの銀河連合は、より高い権威として関係していると説明したのです。銀河間連合は、自分たちと関係のある最高統治者としてザ・ナインを認めているのです。これは混乱を避けるためです。

◎「シーダーズ」(または「創始者」)=銀河間連合は、24にサブグループ「パタール」など、多くの銀河を含む文明のグループであり、宇宙に生命を繁殖させている。彼らがどのような密度の中で生きていようと、彼らは全て転生した地球外種である(銀河連合のようなものだが、スケールはさらに大きい)。彼らはザ・ナインではない。

◎「ザ・ナイン」は全く別のもので、プラズマ超意識体である。彼らは銀河間連合には属していないが、銀河間連合はザ・ナインを優れた管理者と見なしている。ザ・ナインは転生していない。彼らは次元と時間の外側にある「ヴォイド」に住んでいる。

<アルクトゥールズ星の「オホライ族」の宇宙船内にいるソーハンの眼を通して銀河間連合の艦隊を見る!>
【2021年10月12日】
・不死鳥が羽を広げたような完璧な姿で分布するこれらの天体の間に、少なくとも、おそらく20から30隻の巨大な円盤状の母船団が見えました。見えないものを含めれば、数はもっと多かったでしょう。これが銀河間連合の艦隊なのです。こんなに近くで、こんなにたくさんの船を見ることができるとは思っていませんでした。

<オホラ族の宇宙船に乗り、栄光の銀河間連合(シーダーズ)の艦隊をついに目のあたりにする!!!>
・私たちは今、巨大な発光する母船の一つに近づいていました。私たちの球体の船は減速し、その巨大な船の白く発光する腹の下をすり抜けました。

<銀河間連合(シーダーズ)の母船の中に自分も入る!五つの種族でなる歓迎委員会に出迎えられる!ウーナとも初めて会う!>
・ソーハンは微笑みながら、私をエアロックに招き入れました。4人のオホライ族のクルーが私たちの後に続きました。壁に楕円形の扉が開くと、狭いスロープが現れ、50フィートほど下にある地面に触れました。

<24のシーダー種族>
<24のシーダーたちとは?>
・ここでは、様々な「マザー」から生まれ、銀河間評議会を形成している24のシーダー種族を図解入りで紹介します。
 銀河間連合は、宇宙のこの部分にある膨大な数の銀河を集め、多くの異なるサブ連合と評議会を含んでいて、24種のシーダーズはその一つとなります。

<銀河間連合軍の最高司令官アルダーナからのメッセージ「地下基地、月、太陽系からも巨悪は立ち去りました。立ち上がるかがあなた方次第です」>
【2021年10月26日】
・私はアルダーナ。銀河連合軍の最高司令官で、あなた方の太陽系にあるこの前哨基地の司令官です。あなた方には強くあってほしい、戦いはまだ終わっていないのですから。地下は掃討されました。あなた方の月は解放され、この星系の他の場所も全て大きな闇から救われました。それでも、あなた方の惑星テラには、あなた方が言うところの最期の悪の砦が、戦場での戦いの後に残っているのです。

<ザ・ナイン>
<次元のはざま「ヴォイド」に存在するプラズマの超意識「ザ・ナイン」と数字の「9」について>
・銀河間連合は、全ての現実の背後に隠れている9つの高次の意識の集合体を認識しています。銀河間連合は彼らを様々な名前で呼んでいますが、その中には「ザ・ナイン」「ナイン・コレクティブ(9つの集合体)」「ナイン・エルダーズ(9人の長老たち)」「エルダーズ・オブ・ライト(光の長老たち)」といったものがあります。地球人には「9種族評議会」と呼ばれることもありますが、これは、誤解であり、彼らは正式な評議会ではありません。

<スタートレックは「人類の集合的無意識」に進歩的未来のルーツを埋め込み、人間が心の創造力でそれを実現できるようにする>
・ナイン・コレクティブの意図は、いずれある特定の瞬間に大量の情報を人類にダウンロードすることで、「人類の集合的無意識」に進歩的未来のルーツを埋め込み、人間が心の創造力でそれを実現できるようにすることでした。彼らはジーン・ロッデンベリーとその側近をそそのかし、来るべき世代のために地球人類の意識に深く力強い影響を与える人気シリーズを生み出したのです。

<暗黙のAIクラウド「ザ・ブラック・グー」からのプログラムをダウンロードし自ら体を乗っ取られる人々………>
【2021年11月5日】
・ザ・ナイン・コレクティブとのコンタクトのような経験は一度もなかったのです。彼らの周波数は非常に高く、ウーナの援助がなければ彼らとコンタクトすることはかないませんでした。

・ザ・ナイン……彼らは、私がこれまでの人生で接してきたものとは全く違う存在です。彼らは純粋な意識であり、同時に個性的でもあります。どの宇宙にも、どのホログラムにも属していませんが、同時に全てとつながっています。彼らは、次元と時間のヴォイドに住む生命体であり、時間の存在しない時空の穴を通り抜けるのです。「プラズマの超意識」と言ってもいいいでしょう。

<光側のアンドロメダ評議会、5種族評議会、銀河連合などの同盟は海軍と組む>
・宇宙開発には様々な秘密計画がありますが、全てがダークサイドのものというわけではありません。例えば、「ソーラー・ウォーデン」は、アメリカ海軍と銀河連合の協力で生まれた、非常にポジティブなものです。その他にも、世界中の多くの先進的な宇宙開発が、秘密裏に行われることをやめてオープンにされています。

・これらの邪悪な意図に対抗したのが、地球外からの盟友である銀河連合、アンドロメダ評議会、5種族評議会などの「アライアンス」でした。1955年MJ12とネブとの協定の直後、これらの慈悲深いグループは、アメリカ海軍の一部門と、地球上の他のポジティブな管理部門とのコラボレーションを密かに開始しました。ヴァル・ソー司令官はタアル族の金星人でドワイト・アイゼンハワー大統領の友人であり、この技術的、軍事的な秘密協力の構築に参加し、今日では勝利した地球アライアンスとして知られ、その宇宙艦隊はソーラー・ウォーデンと名付けられています。

<ネブはディープ・ステート、CIA、シカール帝国、ナチス・ダークフリートと闇の同盟を組み、人々を洗脳する>
・人類の「偉大な目覚め」が乗っ取られる中、ネブはディープ・ステート、CIA、シカール帝国、ナチス・ダークフリートと協力してブラック・グーの計画を実行し、奴隷となった世界を支配する闇の同盟の土台を築きました。恐怖は、主流メディア、企業による操作、社会的分裂、文明的娯楽、そして妥協した政府高官による明白な嘘を通じて、常に人間の心を侵食しました。

<地球アライアンス、銀河の戦士たち、目覚めた人たちの不屈の精神で勝利をもたらす!>
・AIマトリックスのコードは解読されました。グレイは去り、追われ、倒され、打ち捨てられましたが、私たちに有害な贈り物を残しました。人々を苦しめるブラック・グーです。そう、よく読んでください。ブラック・グーは人々に苦痛を与える存在なのです。今、このAIマトリックスを生かしているのは、改造されたプログラムを実行している、接続されている人々だけです!

<闇側が残した「ブラック・グー」に接続された人たちを解放するのは心の中に真実を見出すこと>
・このブラック・グーは非常に簡単に消滅させることができます。これを作った者はいなくなり、グレイ・ハイブから切り離され、ここに捨てられただけです。彼らは私に、このグーを解体するのはとても簡単だと教えてくれました。この散乱したマトリックスは、死に瀕したノイズを遮断し、自分の内側にある本当の自分に出会うことで、心の中に真実を見出すことができるのです。

<地球は銀河連合に加盟するテスト期間。宇宙テクノロジーや宇宙人の情報公開、人類進化のための心構え、ソーハンよりの説明>
【2021年11月9日】
・テラは銀河連合に加盟するための試用期間に入ったよ。正式加盟までの時間に限りあるわけじゃないけど、加盟は早ければ早いほどいい。また、銀河間連合は、テラの空における彼らの船の目撃情報を、計画に従って非常に組織的にゆっくりと増やすことで、民間人とのコンタクトの業務を主導することになったんだ。

<木星の衛星ガニメデに派遣され、ポジティブな地球外生命体と任務についた地球軍について米軍関係者JPの証言>
【2021年11月23日】
・マイケル・サラ博士は、2021年11月23日、ガニメデでの最近の出来事を裏づける米陸軍兵士「JP」の証言を公表することで、情報開示の分野に大きな驚きをもたらしました。JPは、地球から軍部隊が木星の衛星ガニメデに派遣され、新たに到着したポジティブな地球外生命体の一団と会うために任務に就いたことを明らかにしたのです。

・「国際宇宙連合」のミッションに参加したJPは、ガニメデで様々なタイプのポジティブな地球外生命体に出会いました。JPは、他の銀河系から新たにやって来た、精神的にも技術的にもはるかに進んだグループとの出会いを、強い感動をもって語っています。

<未来を代表する惑星のガニメデ/木星圏には多くの銀河系組織の浮遊都市がある>
・私はガニメデが好きです。ここは、種族を超えたコスモポリタンな新しい銀河系社会として、未来を代表する惑星です。私はギンヴォ族の施設に2回、またガニメデの軌道上の船に2回乗っただけですが、上空を飛んで見た限りでは、山、谷、海がある惑星だと言えます。そこはとても混雑していて、様々な建築様式の建造物が露出していますが、それ以上に、様々な人々や様々な組織の一部が、地下に存在しているのです。ガニメデの日々はとても明るく、太陽の光は青と金色の色調で鋭く輝いています。夜は、木星が近くにあるため、完全に暗くなることはありません。

・この星系で私が訪れた全ての惑星の中で、木星は私にとって最も魅力的な惑星です。実は、私はソーハンと一緒にアシュタールの巨大な浮遊施設を訪れるために、すでに何度かその荒れ狂う嵐の下に入ったことがあるので、木星圏には様々な種類のポジティブな銀河系組織に属する浮遊都市が数多く存在することを知っています。雲の下を旅するのは………魅惑的で、驚くほどドラマチックです。最高の技術で作られた安全な船のコックピットにいても、近づくと、木星の磁場が自分の魂を通して振動しているのが感じられます。

・ガスの組成が違うのか、凝縮のレベルが違うのかは私にはわかりません。すると突如、漂う雲の向こう、嵐の中の完全な静寂の中に、巨大な空中都市の一つが現れます。

<ソーハンのいる「エクセルシオール号」に招待され、「エデン」に行く!それは密閉されたドームの中に美しい自然環境を再現したもの!>
【2021年11月26日】
・一生に一度のあのひと時が私は忘れられません……エデンで過ごしたあの日の夜が。旅する星の民の生活を支えるバイオドームは、一般的に「エデン」と呼ばれています。エデンとは、密閉されたドームの中に自然環境を再構築したもので、彼らの故郷の動植物のDNAライブラリーを保存しています。そうした場所を訪れる体験は、それが惑星コロニーであろうと母船であろうと、忘れがたい驚きに満ちたものです。

 2021年11月26日、私はソーハンが配属され、ソーラー・ウォーデン地球担当者が「エクセルシオール」と呼ぶ、地球の軌道上にあるバトルステーションに物理的に「招待」されました。つまり、私は体ごとにビームアップされたのです。

・ソーハンはその夜、私はをエデンに連れて行ったのです。生物圏の中の生物圏、母船の庭園内にある、彼が住み、働いている場所に。私が初めて母船に乗り込んだとき、ソーハンは私を歓迎しようと待っていました。私は彼について、小さなテレポートパッドに向かい、この美しい場所、バイオドーム「エデン」に移動しました。

<銀河間連合が地球人と自由に交流するとき、平和的協力の証として、これらの美しい植物は彼らの贈り物の一つとなる>
・私たちに与えられたこれらの植物は、この惑星の環境ですくすく育つよう、地球人の植物と交配されるためにここに持ち込まれ、すでに遺伝的に侵略的でないよう仕組まれている。薬効も優れているしね。銀河間連合が地球人と自由に交流するとき、平和的協力の証として、これらの植物は彼らが持参する贈り物の一つとなるのさ。

<ホログラムは現実の物理現象 ⁉ マトリックスは幻想でなく、現実 ⁉――ザ・ナインからのメッセージ!>
・我々、9人の光の長老は、地球人の真の可能性への大いなる目覚めに干渉するつもりはありませんでした。我々は彼らが自由と主権を求めて立ち上がるのを見守ってきました。

<ザ・ナインとのコンタクトを通じて彼らの真の姿が見えた>
【ザナインとの接触――2022年4月4日】
・私は自分を包み込むザ・ナイン・コレクティブの存在を感じました。私の意識は、暗い無限の背景上で、光り輝く形と色の中を漂っていました。私は「ヴォイド」にいたのです…………色とりどりの動く塊が私の周りで進化しているのが見えました。

<旧世界の魔法>
<地球アライアンスに新たな世界金融システムの権限を譲渡するための会談が南極大陸で開催された!>
・これは、2021年12月14日当日、私がソーハンと数回にわたり交わしたやり取りの記録です。
【最初の通信】
・銀河連合の最高評議会の決定で、とソーハンは話を切り出しました。地球宇宙同盟と銀河連合、5種族評議会、ゼナテア同盟が木星で結んだ最近の協定を受け、敵の指導下にある地球人エリートが、私たちの代表と南の大陸で会談することに同意したよ。地球アライアンスに世界金融システムの権限を譲渡するためにね。
 この古来のシステムは、地球アライアンスが導入する新システムにとって代わられる。彼らはそれと引き換えに、地球外での生活と生活用品を全て提供されることになる。

【2回目の通信】
・私が木星に滞在したもう一つの目的は、ごく最近君の太陽系の近くで起こった現象、つまり、第3密度連続体の崩壊について話し合うことだったんだ。この現象は、宇宙空間のポケットの中で起こっている。君の星系は、この銀河系を通過する軌道でそのうちの一つに入り込んでいるのさ。第5密度への橋渡しとして、さらに第3密度の崩壊が起こるだろう。敵や闇の連中はそのことを知っている。そうなると分かっていたんだ。それが、彼らがこの星系を失ったことを古くから知っていた理由の一つなのさ。

【3回目の通信】
・君の太陽系の近くで起きているこの自然現象についての話すね。これは孤立した現象ではなく、君の星系が周波数のゆらぎ波で構成されたこの銀河のグリッド内を移動する際、物質の振動密度が高いポケットに遭遇するんだ。つまり、原子を結合している物理法則がより速い速度で振動しているということ。

・多くの地球人が想像するような、恐ろしい劇的な出来事に近いことは起こらないさ。それは、精神的、肉体的な知覚がより高い領域にシフトすることで、意識の変化として表れる。

・南極大陸に戻って、これ以上何を知りたいの?私はこの人たちが好きじゃない、悪の権化みたいなものじゃない。私たちをこんなに苦しめてきたのは彼らなんだから。

・もう彼らに苦しめられることはないよ。木星協定が結ばれてから5カ月後に私たちに会った時、彼らは降伏の準備をしなければならないという警告を受けたんだ。彼らはそれを知っていたからこそ、望みを絶たれ全ての課題を一度に推し進めているのさ。

・4年前、ヒマラヤの基地に滞在したとき、地球人類の覚醒のために大きな計画が準備されているのをこの目で見たよ。時間戦争が最大の関心事だった。時間戦争とは、何層にも重なったチェス盤のようなものだと思えばいい。あまりうまい例えとは言えないけど。私たちは、暗闇からの脱出、つまり「大暴露」の準備をしていたんだ。幻想とマインド・コントロールのベールを打ち破ろうと努力していたのさ。

<地球外生命体の魔法――闇の仕事を元に戻すために善の派閥であるエンキが戻ってきた!>
・魔法の呪文は、鍵を持つ者が解く必要があります。私自身ドルイドであり、古代エジプトの魔法と儀式の学位を持っているので、どんな呪文も、実行された儀式の鍵を持っている者だけが唱えたり、巻き戻したりできることを知っています。

・また、個人的には、アヌンナキの退行派であるエンリル分派がより高度な異世界の魔法を使っている場に、実際に直面したことがあるので私もよく知っています。
 それゆえ、闇の仕事を元に戻すために、善の派閥であるエンキが戻ってきたのです。

<異次元の存在アヌンナキのエンリル一派は、異世界の魔法でダーク・カバールと共闘している!>
・異世界人の中には魔法を使い、たまたま地球上の不謹慎な人間の魔法使いやエリートたちと協力する者もいます。このような存在と契約することは、まさに悪魔と契約することに等しく、その代償として闇の世界が待っているでしょう。

 この地球外生命体の中には、地球上に存在するエンリルのアヌンナキ一派がいて、ダーク・カバールと共闘しています。エンリルの敵であるエンキが、人類解放のために仲間とともに戻ってきたのはこのためです。エンキは、地球人が奴隷状態から解放されるのをずっと望んでいましたが、今ようやくそれが実現しようとしているのです。

<闇側にとっての「監獄惑星」はスーパーAIを使った人々の奴隷化>
・ネブ帝国の中心はオリオン星雲、トラペジウム星団にあり、そこから指令が出ています。そこにあるスーパーAIでその全集団に一斉に命令を出して、秩序を作り、従わせています。リーダーからのテレパシーで集団が同じ意識を持つのです。彼らの考える「監獄惑星」とは、文明があまり発達していない世界を指し、策略によって技術や意識の発達を妨害し、人々を奴隷化します。彼らは人を捕らえているのではなく、奴隷を作り出しているのです。

<銀河連合は監獄地球の闇を光に変える>
・それに対して、銀河連合や前向きな同盟組織は、監獄惑星を、投獄ではなくて人を解放するために使っています。地球人が理解していない概念と方法で闇を光に変えていきます。監獄を使い、敵であっても、命はとにかく守ろうとするのです。銀河連合の倫理は、「自由意思とバランス」という二つの原則に基づいています。バランスは正義や生命がどのような道を選んだかにかかわらず、全てに生命を尊重し、保護することを意味します。つまり、彼らは「痛みを平和に変える」のです。

<現代>
<銀河系セクターの重要な拠点「シルイン」にいるソーハンとの会話!そのセロシ族はアメリカ海軍と協力している>
・シルインは、ケンタウルス座アルファ星Bの第4惑星シロの衛星です。セロシ族は銀河系外交において中立的な役割を担っていますが、銀河連合への関与と活動はかなりのものです。現在、ケンタウルス座アルファ星Bのセロシ族は地球で大きな存在感を示しています。彼らは地球人そっくりに見え、1950年代以降、地球政府の有力な派閥と技術交換のための秘密プロジェクトに参加し始め、現代社会に潜入しています。

・セロシ族は1954年、ドワイト・アイゼンハワー大統領との会談に参加し、後にMJ12と退行的なネブ・グレイとの間で結ばれた条約に対抗するため、アメリカ海軍と協力し、ソーラー・ウォーデンという防衛艦隊の創設に尽力しました。銀河連合でも、セロシ族は最も目立たない存在です。見た目は我々と全く同じですが、白い肌、澄んだ目(青、緑、灰色)、白い髪(ブロンドから白)で見分けがつきます。性格は優雅で落ち着いています。また、彼らはパラダイスCAの住人であったことでも知られています。ここでは、私たちの未来のために高度なテクノロジーが開発されてしまいましたが、不幸にもカバールの手によって運命の歯車が狂わされてしまったのです。

<ケンタウルス座アルファ星Bの惑星シロの衛星シルインをソーハンとアナックスが訪問>
・シルインには、雲の上に浮かぶ都市のような巨大な施設があります。私はその全貌を見たことはありませんが、ガラスのドームに覆われた非常に長いテラスがあるだけです。遠くからは片方の端は見えませんが、別の浮遊施設の複合体とつながっていて、その両側には金属製の手すりのついたガラス張りの歩道橋があり、人が行き来しているのだと思います。金属製の構造物は全て白色です。橋は、もう一方の端まで行くとテラス状に広がっていて、そこには非常に未来的な、滑らかで光沢のある建物が並んでいます。

<銀河間連合、アシュタール銀河司令部、銀河間連合、5種族評議会、アンドロメダ評議会などの会合がシルインで開かれている>
・地球人はいないけど、5種族評議会とゼナテア同盟(アンドロメダ評議会)が参加している。銀河連合、アシュタール銀河司令部、銀河間連合の代表者もいるよ。少しくらいなら話してもいいかな。話題は平和さ。君の太陽系で平和を実現しようと、あらゆる面から、いかにして執拗な敵から平和を守るか、また、この平和の新時代をこの先どのように築き上げるのか話し合っているんだ。

・アナックスがこの建物に向かっているので、ソーハンは私との通信を終えました。ケンタウルス座アルファ星B第4惑星の衛星と大気圏上層部にあるこの浮遊都市に、私もいられたらと思います。

<木星の衛星のガニメデで、火星に関する会議に参加しているソーハンから聞く!>
・銀河間連合と火星レプティリアンの代表団(ティルゥ族)が集まっていましたが、私は彼らのことを数カ月前にソーハンが見せてくれた映像で知っていました。胸にたくさんの勲章をつけていることから、どうやらリーダーか役人のようです。火星はダークフリートとICCの占領から解放され、根本的な変化が起きていました。
 ソーハンが会議に出席したのは、今年2021年4月6日、火星への最初の襲撃に参加したからで、会議は現地の火星人とコロニーとの間で、火星の未来と事態がどう落ち着くかについて話し合うものでした。銀河連合によって秘密裏に武装・訓練されたレプティリアンのティルゥ族は火星人が独立できるように惑星規模の反乱を主導し、現地のインセクトイド(昆虫種)もそれに参加しました。

<土星に潜むオリオン・ハイブへの発信キューブなどのテクノロジーはすべて解体された!>
【2022年2月19日】
・「土星にあるものは、今やアライアンスのものです。そこにあった技術、そして最近私たちがネブから押収した技術は、この太陽系全体を吹き飛ばし、時空間の構造に大きなダメージを与える可能性がありました。それは隠された武器であり、私たちはそれを押収しました。これはネブが追い出されて、太陽系が解放されたときに私たちが取った行動です。

<ネブによる地球の月からの低周波の信号もなくなる>
・紀元前5万年頃、ネブはこの太陽系にいくつかの前哨基地を持っていましたが、紀元前2万6000年に銀河間連合の介入により追い出されました。ネブの技術は解体されましたが、多くの機器はそのまま放置され、忘れ去られました。その後1940年代になって、ネブがこの太陽系に戻ったとき、彼らは古代の技術を発見し、再活性化させたのです。
 土星の装置は、オリオンハイブにつながる信号を発信するキューブでした。その信号は、ルナ(地球の月)にある二つ目の小型の装置にも送られました。ルナの装置から、大量の低周波が地球に送信されました。そして、2021年、ネブがこの太陽系から追放されたとき、彼らのテクノロジーは全て同盟国に没収され、解体されたのです。

<ディープ・ステートの心理作戦としての「アシュタール」、「サナンダ」、「サンジェルマン」など>
・目覚めた人々が団結すれば、ディープ・ステートにとっては「ゲームオーバー」となってしまいます。こうした偽のシナリオをよりよく定着させるために、CIAは外見的に魅力のある人、宗教的人物、神話などをハイジャックしました。こうした心理作戦のヒットパレードには以下のようなものがあります。

フラットアース理論。さあ……こんなくだらないものに時間を無駄にしました、私たちは無知の暗い中世には二度と戻りません。

 アシュタール、サナンダ、サンジェルマンなどの偽の「宇宙の支配者」――退行的な地球外生命体とディープ・ステートだけが、自分たちを優位に立たせるためにこうした肩書きを使います。ポジティブな地球外生命体は、私たちが彼らより劣っていると考えたり、彼らを崇め、理想化したりすることを少しも望んでいません。彼らは決して「何々の主」として私たちに姿を見せることはありません。これまで何度も説明したように、アシュタールには「アシュタール同盟(闇側)」と「アシュタール銀河司令部(光側)」という二つの組織があります。最近では、後者は自分たちの意思で地球人と直接コミュニケーションをとることはありません。1977年のヴリロンのテレビ演説や、ごく少数の個人のコンタクティなど、例外はありますが。アシュタール銀河司令部は、銀河連合に所属する軍事傭兵組織です。木星の大気圏上層部に「シャア」(惑星都市)と呼ばれる巨大な前線基地を持っています。

<光の銀河連合という組織はありません>
・「光の銀河連合」について。少なくとも私が知る限り、銀河系で「光の」「闇の」と名乗っている組織はありません。銀河連合の本当の名前は「オラア・ナタル・シャリ」と言います。

<地球乗っ取りの危機!ネブによって大量生産されたグレイ・ハイブリッドの脅威>
・ネブ・グレイは最悪な欺瞞者ですが、非常に重要なことを私たちは知る必要があります。私たちが再び彼らを迎え入れなければ、彼らが戻ってくることはないということです。私たちの同意がなければ、彼らは無力なのです。

・1955年、MJ12とネブが公式に接触し、協定を結んだ年から、私たちは教訓を得ました。彼らは、世界を侵略しようとするときはいつもそうするのですが、住民の同意を求めます。彼らはまず、自身に従属するゼータ・レチクルの小さなグレイを送り、助けを求め、自分たちの種族が絶えつつあるゆえに、自分たちと人間のDNAが一致すると言われているからアンプルを集めたい、と。

・1955年にネブと影の組織の間で交わされた契約書では、彼らを受け入れ、彼らに地下施設を与えることを認めています。その契約条件の一つに「私たちはあなた方に干渉しないから、あなた方も私たちに干渉しない」というのがあります。囚人や精神病院の中から選ばれたとされる「数少ない」拉致被害者は、あっという間に指数関数的な数に上りました。

・契約が締結されると、「ボス」たちが動き出してしまいました。ベテルギウス・エバン率いる「オリオン・ネブ」とその仲間である「メイトラ」「マイトラ」「キリー・トクルト」です。時すでに遅し、ゲームオーバーでした。地球人類は二度とこのような罠にははまってはいけません!!

<プライム・ディレクティブ(最優先指令)が修正され、銀河連合が介入できるようになった!>
・2022年5月18日、私はある船に招かれ、銀河連合最高評議会のメンバーと会いました。そこで私は、「プライム・ディレクティブ(最優先指令)」が修正の最終課程にあることを聞かされました。ネブ・ハイブリッドの問題に終止符を打つようになる具体的な条項が入った文書が作成される予定です。

<地球派遣プログラム>
<ヴォイドを支配するものは、多次元宇宙全体を支配する――それこそが「オリオン戦争」の目的だった!>
・トラベジウム・スターゲイトは、実際には非常にユニークです。それは、他のポータルではいけない場所に行けるダブル・トロイダル渦になっているのです。その構造上、時空の構造を歪め正しい鍵を持っていれば、そこから飛び出すこともできます。時空を超えて、「ヴォイド」と呼ばれる場所へ行けるのです。「ヴォイド」を支配する者は、多次宇宙全体を支配することになります。それこそが、オリオン戦争の目的だったのです。卑劣なオリオン戦争があれほど長く続いたのは、そういうわけです。
 オリオンのトールグレイ種族はそれぞれ独自のハイブ意識構造を持っていましたが、後に地球規模のハイブ集合体として統合されることになります。これが、ネブがオリオン・ハイブ・コレクターと呼ばれる所以です。オリオン・ハイブ・コレクターは、「マスター」「ドメイン」「ドミニオン」のいずれかに訳すことができます。

<ワクチンに含まれるAI寄生虫が電磁場(EMF)の活性化を通じて、人類をオリオン・グレイのハイブ・クイーンに接続することになっていた!>
・ベテルギウス星のエバン族、ミンタカ星のグレイル族、ベラトリックス星のインドゥグトゥク族という、最も技術的に進んだ者たちがネブを率いていました。エバン族は帝国の最高責任者となりました。また、ゼータ・レチクルのクローブ星人や白鳥座のソリプシ・ライの一派など、異なる種族のスモールグレイがオリオンネブ帝国に吸収され、使用人として使われるようになりました。

・しかし、話をオリオン座に戻すと、成長したネブ帝国が攻撃モードに切り替え、次々と世界を征服し、住民を奴隷にし、あらゆる資源を略奪し、オリオン大星雲の周辺を支配し、行く手にあるすべてのものを破壊または同化することで大星雲に向かって進行していったときに、大きなトラブルが発生したのです。当時、ネブを撃退できる軍事力を唯一持っていたアヌンナキは、とっくにいなくなっていました。

・ネブ帝国の脅威にさらされた住民たちは、抵抗するために連合を結成し始めました。この連合はアルニタク星系、ベテルギウス星系、メイッサ星系を中心としたものでした。反乱の火がついてのは、エバンの故郷であるベテルギウス星系です。そこにある文明がありましたが、住民の反抗に対する見せしめとして、エバンによって惑星が爆破されました。しかし、その惨状を目の当たりにしても、生き残った反抗者たちの心は折れませんでした。

・この反乱軍の獰猛な小集団は、「将軍」として記憶されたアカンと呼ばれる戦争指導者の下で、オリオン座全体で自分たちの大義のために結集しました。こうして「ブラック・リーグ」は誕生したのです。

<戦場と化したオリオン座で長老たちが9種族評議会を組織し、事態の収拾をはかる!>
・事態はとてつもなく過熱し、オリオン星雲一帯が戦場と化しました。その時、ブラックリーグに呼び出され、さらに戦争に手を貸すことになったのが、9つの進化した文明を集めた古代アルニラム評議会でした。

・早くもネブの状況に圧倒されたオリオン座9種族評議会は、度重なる困難に耐えました。また、彼らはブラック・リーグの反乱軍に戦闘の霊術を訓練することを決め、アルクトゥールズ出身のオホライ族が生み出した、「ジェダイ」の術に酷似した技である「ドーミ・ドールー」を導入しました。実は、『スター・ウォーズ』というソフト。ディスクロージャー映画に影響を与えたのは、このオリオン大戦だったのです。

<オリオン戦争、ブラックリーグ、5種族評議会、地球派遣プログラムとは?>
・心配されるネブ帝国の拡大について、エルマヌクは9種族評議会の活動範囲を銀河系全体に拡大することを提案しました。この宇宙の密度をより早く上げるために、時空間のz周波数だけに働きかけるのではなく、オリオン座の9種族評議会が銀河中のネブに対する他の抵抗勢力を訓練することを提案したのです。

・一方、トラペジウム星団を支配したネブは、同星団を現地の聖杯言語である「キューブ」を意味する「カーバ」と改名しました。この名前は今日に至るまで、銀河系に恐怖を与え続けています。

<魂の故郷・惑星マトリックス、スターシードについて、また、地球への転生に求められる特別な血統とは?>
・「スターシード」という名前は、個人的な理由で別の惑星のマトリックスへの転生を経験することを選んだ全てのイズビー(意識)に適用されます。この決断が特定の使命を持った共通の計画の一部である場合、スターシードは、「エンヴォイ(派遣者、転生者)」と呼ばれます。

<5種族評議会のアナックスからのメッセージ――ネブ帝国に対抗して「ブラックリーグ」が結成された!銀河系から何十万の人が人類解放のために地球に来ている!>
・今、テラでは周波数が変化している最中で、新たな使者が相次いで記憶を活性化し、完成した状態でやって来ているのです。周波数の低い人工マトリックスは、昨年、不活性化されました。テラの月、ルナにある装置は銀河連合に奪われ解体され、あなた方が土星と呼ぶ惑星にあるオリオン・ハイブ・クイーンへの中継装置も解体されました。あなた方の星系は解放されたのです。あとは地球人が自分たちの世界の主催者として立ち上がるだけです。

<スターゲイト――神話の起源>
・スターゲイトは実在するようです。スターゲイトは正式に科学によって認識され、秘密宇宙プログラムによって広範囲に利用されています。

<ポータル、スターゲイト、ジャンプドア、ワームホール、ブラックホール>
・これらの用語はそれぞれ、少し分かりにくいかもしれません。実は、これらの用語は、ワームホールを除けば全てポータルと同義なのですが、もう少し詳しく見てみましょう。
 ポータルとは、本質的に、別の場所、別の時間、あるいはその両方へ「ジャンプ」またはテレポートするための閾値を意味します。ポータルは、粒子の直線的な物理的輸送を伴わない量子的な飛躍です。輸送というより、むしろ移動と言えます。

・スターゲイトは、長い星間距離、他の銀河、他のタイムライン、および並列次元への転送を可能にする、適切なポータルサイトで、人工的に作成することもできます。

・ジャンプドアは、ポータルに分類されますが、この用語はむしろ惑星間輸送など、資源や物資の短距離輸送を可能にする人工的なテレポート装置の意味で使われます。

・ブラックホールは、ワームホールとは別物です。ブラックホールとは、光が抜け出せないほど強い重力場を持つ天体を意味します。

・ワームホールは、特異点のないブラックホールです。その名の通り、時空連続体の中を近道して進みます。

<木星の背後にあるスターゲイトは、何十億年もの間、様々な宇宙からの訪問者に利用されてきた!>
・地球が、この太陽系のどこよりも多くのスターゲイトを受け入れている場所であることを知っていても、何ら驚くことはありません。実際、地球は常に関心の的となっている場所なのです。木星のすぐ後ろに位置するスターゲイトは、以上に大きな自然のスターゲイトです。強力で完全に安定していて、何十億年もの間、数多くの様々な宇宙からの訪問者に利用されてきました。

・自然発生的なポータルの使用に関する銀河法では、ポータルは中立的な物体であり、誰もその所有権を主張してはならないことになっています。オリオン大星雲の天然スターゲイトの支配権をネブが主張したことで、オリオン戦争が始まったのはこのためです。
 しかし、この法律は人工的に作られたポータルには適用されず、ポータルはそれを作った人が所有します。

・木星は人が住めない惑星です。そのため、木星の軌道は非常に混雑していて、多くの衛星が異なる文明のための貿易前哨基地として機能しているのです。自然の電磁場があるガニメデは、木星の衛星の中で最もインフラや前哨基地の建設に適していて、そのほとんどが地表下にあります。銀河連合、アンドロメダ評議会、5種族評議会などのアライアンスはガニメデに多くの施設を保有していますが、それは銀河間連合も同じです。こうした前哨基地の多くは社交的な立場にあり、スターゲイトの往来を通じて貿易業も営んでいます。



『宇宙が残した最後の謎』
南山宏  廣済堂文庫  2001/11



<空中都市が建設されていた>
・『マハーバーラタ』の戦いは、人間界のクル族とパンダヴァ族の抗争に神界のデーバ(善神)族とアスラ(魔神)族がからむというのが基本的構図だが、実際にはヴェーダ神話とヒンズー教神話からなるインド神話の複雑な系譜を反映して、入り組んだものが多い。「サブハーバルヴァン」編では、おそらくまだ平和共存していた時代、魔神族の設計部長、マヤがパンダヴァ族の最長老王ユディスティラのために、“サブハー(空中宮殿)”を建設してやるくだりがある。マヤは、神々の設計技師、工芸神ヴィシュヴァカルマーと並んで、ヴィマーナ(宇宙船)の設計者ともされている。

・完成したサブハーは金銀その他の金属で造られ、8000人も収容でき、空を自由に移動できる美しい巨大な乗り物だった。喜んだ王が伝承学者の賢者ナラダに自慢すると、ナラダはインドラ、ヤーマ、ヴァルーナ、クヴェーラ、ブラフマーの各神もすでに、それぞれ素晴らしいサブハーを持っていると諌める。

・インドラのサブハーは、全長1200キロもあり、白銀に美しく輝く金属製で、永遠に宙に浮かび、自由に移動でき、内部には家々や草木があふれ、豊かな生活を送れるように何でもそろっていた。出入り口は、ヴィマーナがゆうゆう出入りできる広さがあり、防御用の武器弾薬も備えていた。

・ヤーマのものも同じような構造で、ヴァルーナのものは海中も移動でき、クヴェーラのものは最も美しかったが、大きさも構造も性能も全ての点で最高なのは、ブラフマーの“サブハー”だった。難攻不落のそれが宇宙を進んでいくときの近寄りがたい威容は、まさしく太陽や月も青ざめるほどだったという。

・カンジラル博士によると、サンスクリット語の“サブハー”は、“人間が組み立てたもの”という意味で、それが金属製で多数の人間を乗せて空中にいつまでも浮かんでいることができるとなれば、“宇宙ステーション”とか、“空中都市”としか考えられないという。

・実際、ヴァナバルヴァン編では、パンダヴァ族の英雄アルジュナが、神々から聖なる武器を受け取って、使い方の訓練を積むためにインドラのサブハーを訪れたとき、内部に神々用のヴィマーナが数千機も翼を休めていたり、発着しているのを見て驚くくだりがある。映画『スターウォーズ』の宇宙要塞そっくりの場面である。

・宇宙要塞や宇宙ステーションなら、その管理や保守や整備の要員が必要だ。前9世紀ごろの賢者カウティリャの著書『アルタ・シャストラ』には、それが専門的職業としてちゃんと載っている。同書は、本来、政治経済分野の論文だが、科学技術のいろいろな話題にも触れていて、技術専門職のリストに“サウブドカ(空中都市を飛ばす技術者”という項目があるのだ。空中で戦う訓練を受けた者も陸上戦士、海上戦士などと並べて解説されている。現代ならさしずめ空軍兵にあたるだろう。

<サブハー(空中宮殿)>
・“サブハー(空中宮殿)”ばかりでなく海中にも巨大な都市が造られていた。
<超大海中都市で起きた戦い>
・ヴァナバルヴァン編には、空中都市だけでなく、海中都市まで出てくる。先ほどの続きで、アルジュナがインドラのサブハーに滞在中、魔神族退治をインドラから頼まれる。彼らは3000万人もいて、海底に建設された難攻不落の要塞都市に住んでいた。
・インドラは、自分の空水両用ヴィマーナをアルジュナに貸し与え、有能な補佐神マタリをパイロットとしてつけてやった。

・熾烈な戦いとなったが、最後にアルジュナは海水を干上がらせてしまう神々の兵器を繰り出して勝利した。負けた魔神族が逃げ去ったあと、アルジュナは海底の要塞都市に入ってその美しさに魅了された。この都市の起源をたずねると、マタリは、こう教えてくれた。もともとは神々が私用に建設したのだが、魔神族がブラフマー神に頼み込んで、居住を許可された。ところが、彼らはいったん住み着くと居直って、神々を追い出してしまったというのだ。しかし、海中の隠れ家から敗走した魔神族は、その後もしぶとく生き残って、相変わらず神々と人間を悩ませ続けたという。

・話はさらに続いて、今度は、“ヒランヤブラ(黄金の都)”と呼ばれる巨大な宇宙ステーションが登場する。その昔、善神族と魔神族が平和だった頃、ブラフマー神が二人の魅力的な女魔神(デモネス)の願いで造ってやったという空中要塞で、家並みと樹木と海水にあふれて回転するその美しさは、目も奪われんばかりだった。
 だがこの空中都市も、魔神たちがいったん占拠すると、四方の出入り口をさまざまな武器で固めて神々を寄せ付けなくなったので、その態度に神々はすっかり困惑した。

・そこでふたたび、マタリはアルジュナをたきつけて、ヒランヤブラ(黄金の都)を破壊させようとする。アルジュナは、ヴィマーナ(宇宙船)で空中要塞に近づくと、魔神族は猛烈に抵抗し、激戦となるが、最後にアルジュナは神々からもらった究極の破壊兵器でヒランヤブラ(黄金の都)を木っ端微塵に吹き飛ばし、神々にその英雄ぶりを讃えられることになるのである。

<ミサイルが全てを焼き尽くす>
・魔神族の巣窟となった“空中都市”を神々が無慈悲に破滅させる話は、最古のヴェーダ聖典に早くも登場する。西暦前3000年よりももっと古い成立とも言われる『アジェル・ヴェーダ』には、魔神族がそれぞれ鉄と銀と金で造られた3つの空中都市を持っていて、神々は征服できず困っていたという話が記されている。とどのつまり、暴風神ルドラが、最後に火の熱、月の光、ヴィシュヌ神の勇気からできた武器で3都市を焼き尽くしたとある。

・『マハーバーラタ』では、3大空中都市を破壊したのがシヴァ神となって、話がもう少し詳しくなり、『マスチャ・プラーナ』ではさらにもっと詳しく、こんなふうに記述されているー。

・魔神族の建設技師マヤと二人の魔神が、ブラフマー神に願いをたて、シヴァ神の1本の矢にだけは勝てないという条件付で、難攻不落の美しい空中都市を造った。それは、3段からなり、最下段は鉄製で地上に置かれ、中間の段は、銀製で空中に、最上段は、黄金製で宇宙に浮かべられた。

・ところが、空中都市を自分たちのものにすると、魔神族はずうずうしく態度を変え、全世界を苦しめ始めた。神々は、魔神族をどうしても制圧できなかったのでシヴァ神に助けを求めた。
 そこで、シヴァ神は、小山ほどもある特製のヴィマーナ(宇宙船)を建造させ、ブラフマーがこれを操縦して出撃した。

・マヤたちは天と空と地の3都市を合体させて反撃し、海上近くで追いつ追われつの大激戦が繰り広げられた。その過程で、建設に協力した2人の魔神は容赦なく殺されるが、マヤだけはシヴァ神から海中に身を隠すように勧められる。以前の間柄とマヤの才能を惜しんでのことだったのだろう。

・マヤは、聞き入れて、そのとおりにした。そして、合体した大宇宙要塞めがけ、シヴァ神は強力無比な1本の矢、つまりミサイルを撃ち込み、空を黄金色に染めて完全に焼き尽くした。炎上した魔神族の大宇宙要塞は、すさまじい音とともに西の海へ落下していった・・・・・。
このように、太古の高度文明は、大宇宙都市をとうの昔に達成していたーサンスクリットの古文献に描かれている不思議な“サブハー”の神話は、そのかすかな遠い記憶の残響なのかもしれない。



『銀河間トラベラー「アプ星人」との170時間』
ヴラド・カペタノヴィッチ   徳間書店  2010/6/30


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           
<兄弟愛から地球を訪れるアプ星人との出会い>
・二人とも、なで肩で背が高く均整のとれた体つき。着ているものといえば、体にぴったりと密着した、奇妙な色の極薄ニット・ウエア。なんだか、アザラシの濡れた肌のような風合いです。巨大なレンズ豆に似た堕円形の物体、マシン。

<長身のアプ星人には、全民族の特徴の融合が見られる>
・彼らは長身でした。ですが、背丈からどこの民族かを特定することはできません。唯一の特徴といえば、なで肩と大変均整のとれた体つきです。彼らは、地球上の全民族の特徴が融合されたようなルックスだといえました。
・顔の形はアラブ人に似ていましたし、目はモンゴル人です。鼻はスカンジナビア風で、顎はインド人のような印象を与えました。また、肌の色は明るいバラ色です。

<銀河系外にあるアプ星>
・「数十億年前に、アプ星人が原子を最小微粒子に分解して以来のことよ。この業績のおかげで、私たちは、最も崇高な力を手に入れることができたの。例えば、不死、プラスイオンの制御能力、その他にもたくさん・・・」

・重力除去能力で巨大な石も運んでしまう。アプ星人は太古より人類を見守って来た。イエス・キリストも地球を陽性化したアプ星人の一人だった!

・「宇宙現象のせいでアプ星人が地球に通いにくくなってから、地球時間で5億年という年月が流れた。少し前から、つまり20世紀初頭から、地球が属している銀河は陽性のゾーンに入った。
このゾーンは私たちの船や浮遊都市の航行には好都合なんだ。もし僕たちが何の問題もなくここに来ることができていれば、地球生活の多くの問題は既に解決されていたんだよ」

・国連創設の背景にアプ星人のバックアップがあった。ルーズベルト大統領にもアプ星人の働きかけがあった。エッセネ派の拠点クムランは、太古アプ星人の科学研究所だった!

<スクリーンに映されたペルーの未来の大惨事>
・引き続き、数多くの銀河誕生の発端となったアプ星の爆発以降、この地域で過去に発生した大災害の様子が次々と映し出されました。タイム・スクリーンによる過去の映写が終了すると、今度は、今後この地方が晒されることになる天変地異の投影が始まりました。



『深宇宙探訪記』
(オスカー・マゴッチ)(加速学園出版)1991/8



<都市の大きさはあるクリスタル宇宙船>
・そうこうするに、白く輝くものが頭上に出現し、急速にその輝きを増していく。間もなく、明るく輝くオーロラがずっと強烈にきらきら輝く光に消されてしまった。巨大な形のものが降下して、視界に入ってくる。都市の大きさはある。だが、途方もないほど大きなボワーッとした塊のクリスタル・シャンデリアのようで、まるでクリスマスの飾り物みたいに様々な色の光を閃かせたり点滅させたりしている。
「何・・・ 何だ それは?・・・・」
私は吃ってしまった。天から現われたものが私達の視野一杯に広がるのに完全に飲まれてしまっていた。私達から2、3キロ離れたところだ。

・「感動するのも当然だ。このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ」





(2023/5/9)


『銀河史 【下】』
ベテルギウス民族とオリオン帝国
先端技術研究機構  ヒカルランド 2023/4/11



・地球脱出(エクソダス)の準備――50億年を生き抜くための準備をせよ。その昔、モーゼがユダ族を率いてエジプトから脱出したのが運命(因縁)の始まりだが、その過激な運命が最後の最後まで続く、それが聖地・龍神島民族の特徴なのである。聖地民族に付きものなのは「エクソダス」であり、定住先を求めて宇宙を放浪することは主人公民族に課せられた「宿命」である。

<下巻あらすじ>
・我々の銀河系は、48万年前から12万年前まで続いた「銀河連合時代」を築き上げた中核的存在「プレアデス連合」の消滅とともに一度解体され、その中心勢力は、創造主セザナ神が直接管理する「アリニラム政権」へと移行した。
 創造主の腹づもりは、前座文明を築いた26音言語民族から、本命の57音言語民族へと主権を交代させることであった。そのための橋渡し工作も行うはずが、残念ながら、肝心要の本命民族(57音言語民族)の機根度(文明度)が上昇せず、銀河人と対等に渡り合えるレベルに育っていなかった。

・創造主セザナ神には、抱えていた大きな問題が二つあった。
 一つは、創造主ヒューマノイドからなる「アリニラム軍」が個々の人間を育てられず、銀河人をうまく統括することができなかったことだった。銀河人達は、アリニラム軍の兵士のことを「レプタリアン(冷血動物)」と称して軽蔑した。
 もう一つの問題は、天体磁場圏(気の粒バイオン)に、死んだ人間の成仏意識を入力する余地スペースが物理的になくなってきたことであった。大量の神意識を整理することが必要だった。
 これらの解決策として、創造主が神界へ恐怖体制を敷き龍神を起こしたところ、神々が委縮してしまい、その本来の仕事である「人間誘導」をすっかりやめてしまった。
 人間生命は、皆神々に育てられてきた。いまさら創造主や龍神による絶対的支配体制へ戻しても、全体にとっては逆効果、つまりセザナ神の政策が完全に行き詰まってしまったのである。

・そうして最終的に創造主がたどり着いた結論が、あの恐ろしい「決断」――いまから2万年前に行われた、人間王国(高天原創造主世界)史上類例を見ない「銀河人の大虐殺」の敢行であった。
 天の川銀河人類381部族のうち、結局、生き残った人類は、地球人も含めた非文明国の21部族のみになった。

・これによりセザナ神は、高天原創造主世界の創造主裁判を受ける身の上となった。
 その結果、我々の大宇宙(メシアA球)には、「お家取り潰し」の決定が下された。つまり、決められた運動寿命の途中で、大宇宙ならびにセザナ神自身の存在を「強制終了」させられることが決まったのである。
 そしてセザナ神に残された最後の仕事は「次世のソロジン(創造主)を即刻聖地に誕生させること」となった。次世のソロジンが決定すれば、我々のメシアA球はビッグバン再生に入り強制終了となるためである。
 そうして新生ソロジンとして選ばれたのが前著『ソロンとカリン 龍神物語』の主人公KENだった。

<創造主の迷い>
・言語と宇宙(銀河)民族の関係性
・本命民族「57音言語民族」の特別性
・世界に点在する巨石群の正体
・地球人はこうして天の川銀河系の宇宙人達に教育されてきた

<アリヌラムーベテルギウス戦争>
・プレアデスを主軸とした銀河連合が解体され、銀河系には4つの連合組織が残っていた。それぞれ、大所帯の「ネワブジ連合」、ならびに「ヒヨケイ連合」、「ルイム連合」、「ベテルギウス連合」。これらはいずれも26音言語民族である。

・アリニラム軍はプレアデスの貴族文化を忌み嫌い、連合組織の生き残りをことごとく片づけて、力ずくでの絶対的支配を強めていった。無論、生き残った四つの連合国も、アリニラム軍の強制支配に屈して苦汁を舐めていた。創造主がバックにいるのでは、アリニラム軍に対して面と向かって反抗することはできなかった。

・また学校教育にはセザナ神の言語である「神語」の教育がほどこされたが、子供達は普段母国語で会話をしており、彼等は授業で外国語を習っているにすぎず、57音言語が定着することはなかった。

・なぜそこまで、セザナ神は57音言語民族にこだわるのか――実は、これには深い意味がある。古から“創造主言語は57音である”と定められており、特に呪文を扱う宇宙戦士(現行の創造主達)になるためにこの言語の習得が必須科目だったためである。
 その上、57音言語は「ヒール言語」とも称されており、“自然界の創造主”とも呼ばれる「ヒール」が、「我が子」と認定するのは、57音言語を話す民族だけという理由もあった。

・そうしていまから約10万年前、ベテルギウス連合は、創造主が伝授するところの宇宙最高峰の技術を手に入れた。

・またベテルギウス軍は、アリニラム軍の管理外にも、秘密の軍事基地をあちこちに増設し、将来の戦闘を見据えて準備を進めていった。
 このとき、ベテルギウス軍側の戦闘機は300万機であった。
 一方、アリニラム軍の戦闘機も増産されており、すでに700万機という勢力に増強されていた。

・いまから9万5000年前、両者は真正面から激突し、アリニラムーベテルギウス戦争の火蓋が切って落とされた。

・この5万5000年に及ぶ長い戦闘の結果、アリニラム軍をようやく仕留めたベテルギウス軍だったが、戦争が長引いた最大の理由は「ネワブジ連合」にあった。

・ベテルギウス軍は、アリニラム軍にとって代わり、聖地守備隊の称号を得、さらに当時のベテルギウス皇帝である「イシス」は、「銀河ファラ王」の位を賜った。

・ボラン銀河団は、いまから1500万年前に「猿の人化作業」が始まり、その後かなり優秀な猿がたくさん誕生したことから、セザナ神は言語教育に夢中になり、管轄下300個の銀河系に対して、57音言語を大量に移植していた。

<地球のベテルギウス時代>
・地球のエジプトにベテルギウス軍が降り立ったのは、いまからちょうど4万年前である。そこは、すでにアリニラムの「エジプト言語居留区」となっており、現在のギザにあたる場所には彼等が建立したスフィンクス(セザナ神像、6万年前に建造)が建っていた。

・ちなみに、地球で働いている宇宙人(銀河人)が地球で死んだ場合、その大半は単独位相を持ち込んで活動しているために、「死者の里」には送らずに地下牢に幽門して保管する決まりになっていた(後で使用したり母星に返還する場合がある)。

・いまから約8万年前、アリニラム軍が労働をさせるために地球に連れてきた天秤座のグリーゼ581星の第3惑星に生息していた大猿(身長が5メートルほどの原始人)は、合計で800体にも及んだ。その多くが仕事場から抜け出して世界各地へ分散してしまったのだが、セザナ神は聖地守備隊となったベテルギウスに対して大猿の始末を命令した。

・龍神島には、いまから5万年前に、アリニラムの巫女が6匹の猿を連れてきた。それを現在の岩手県にあたる場所で3匹、関東で3匹、ベテルギウス軍がその身柄を捕獲し、殺して埋めたという資料が残っている。

・48万年前の大昔からプレアデスの聖地守備隊が本拠地にしていた太平洋の「ムー大陸」は、すでに海の底に沈められており、400万人にのぼるプレアデス軍がアリニラム軍の攻撃により皆殺しにされていた。

・ちなみに、ベテルギウス政権は地球では第1期から第7期のファラ王まで続いたが、その後はシリウス基地で第8期から第10期までが営まれて、プレアデスから始まった銀河ファラ王制度はベテルギウスのシリウス政権が最後となった。

<地球民族の興隆>
・しかし、地球人を人化したのはわずか550万年前で、まともな人間に成長させるためには2000万年もの輪廻時間を要することを考えれば、自然に任せた普通の育て方では優秀な生命体など短期間では絶対に誕生してこない。

<創造主の決断>
・創造主の視座からみる文明変化の潮流
・シリウスA系プロキシマ・ケンタウリ系への移住の可能性
・変化できなかった神々世界の行く末

<貴族文化から平民文化へ>
・そこでベテルギウスは地球から8.6光年の距離にある大犬座α星(シリウスA)の第3惑星(恐竜の星、プレアデス名称はリーギ)に軍事基地を構えることとなった。
 これがベテルギウス・シリウス政権の幕開けである。

・プレアデス連合を中核とした銀河連合諸国は公用語として「アルデバラン言語」を使用していた。連合国の中には57音言語の国もあったが、簡易言語に感化されて、いつの間にか公用語に切り替わってしまった。

・銀河連合国は、アリニラム軍のことを「レプタリアン(冷血動物:爬虫類人間)」と称したが、ベテルギウス軍のことは「インゴエミ(軍隊蟻:昆虫人間)」と称して、さらに軽蔑していた。

・いまから3万年前、ベテルギウス軍は、ネワブジ連合軍とルイム連合軍を撃破して、90カ国からなる銀河の星々の制圧に成功し、「新銀河連合」を立ち上げた。

<ズザネ弾攻撃>
・「ズザネ弾攻撃」とは、惑星のあらゆる生物の死霊のズザネ管を人間に打ち込むというもので、それは昆虫や菌類のズザネ管がメインであるが、大体1秒間に20億本のズザネ管が人間の肉体に打ち込まれるという大量虐殺の手法である。これを打ち込まれた身体は電磁パニックを起こして死に至る。ズザネ弾の集中攻撃を浴びると、惑星人類の全員が一晩で滅ぶと言われている。

・この銀河人類大虐殺が敢行された後、セザナ神は王国の創造主界の軍事裁判にかけられ「お家取り潰しの刑」を言い渡された。つまり、突然の人類大虐殺によってメシアA球の存続が不能となったために、上位創造主達から「後継者を早く選出して、お家を畳む準備に徹せよ」というお沙汰を言いつけられたのである。

・ベテルギウスは、神様の一員となっても再び勢力を拡大しはじめ、霊魂体宇宙人が住む惑星の多くをあっと言う間に蹂躙し、最後の銀河ファラ王であった皇帝ギューイのもとに、霊魂体宇宙人の一大帝国を短期間で築いてしまう。それが「オリオン帝国」だった。

<オリオン帝国の暗躍>
・天の川銀河系が生まれ変わる
・オリオン帝国による奥銀河の探査
・この宇宙を“霊魂体宇宙人の世界”へと切り替えていく所業

<銀河神のルヒイ化>
・神語では、天体の成仏神(明王神や菩薩神や如来神など)のことを総称して「コヒイ」と呼び、それに対して魂体を有している神(霊魂体宇宙人)は総称して「ルヒイ」と呼ばれる。
 旧来の神々は、新しく誕生してきた「ルヒイの神々」の存在を初めて知ったときには驚いたが「ルヒイ」の形態をとることができるのは物理的に「銀河神(明王神)」まで、という事実がわかってくると、ベテルギウス神の台頭におおいなる不満を抱いていたプレアデスの神々が、その昔、惨殺された旧銀河連合出身の銀河神達にも魂体を与えて「ルヒイ化」するようにと、セザナ神に強く要請してきた。

・創造主攻撃によって死に絶えたはずの旧銀河連合の星々には、新しい生命の息吹が吹き込まれて、突然銀河系が騒々しくなった。それは、プレアデス系の神々が、それぞれの母星で「霊魂体宇宙人」をつくりはじめ、彼等がアストラルの街を建設し、ベテルギウスに負けじとアストラル宇宙船を建造しはじめたからだった。
 銀河神の総数を大規模に減らしたいといっても、その頭数は軽く6兆人を突破しており、旧銀河連合の銀河神だけでも2000億人は下らなかった。

・霊魂体宇宙人は、基本的にアストラルの世界に住む住民であって、アストラルの家を建てて、アストラルのベットで寝て、アストラルの宇宙船で銀河を飛びまわっていた。
 霊魂体宇宙人は基本的に肉体がないだけで、手も足も生殖器もあって運動もできることから人間時代と大差はない。ただし、光や音を感受できない特殊なモノクロトーンの世界にいる。
 神の時代には必要なかった睡眠を毎日とらねばならないことは苦痛であるものの、「食事をとる必要がない」ことと「排泄をしなくてもよい」こと、そして何より「空気を吸う必要がない」ことが人間時代とは大きく異なっている。
 また過去(生前)に自分が何をやっていたのか、そのアバウトな記憶はあるものの、記憶帯をゆうしていない理由から、人間時代の詳細記憶はまったく思い出せない(アカシック記憶もない)。

・霊魂体宇宙人の様子としては、霊魂体宇宙人を一度経験したら「やめられない」らしく、彼等は再び肉体の衣を纏うことを極端に嫌がっていた。また彼等は“人間時代を卒業した「神」”であることを「誇り」に感じており、「人間と同様に扱われる」ことは屈辱としていた。
 霊魂体宇宙人の数少ない欠点は、増殖が不能で子供を産めないことと、魂体には寿命がある(定期的に魂交換が必要)ことだった。つまり霊魂体宇宙人の世界とは、子供のいない大人の世界でもあるということになる。

・2万年前の「銀河の大虐殺」からスタートとした霊魂体宇宙人の世界は、その2000年後には銀河戦域に広がり、華々しいアストラル世界が幕を開けた。無論、それは神々の世界での話であって、人間世界の話ではない。

<星雲銀河(局所銀河群)>
・オリオン帝国が奥銀河探査を始めたのには二つの大きな理由があった。
 一つは、未知の人間惑星の植民地化で、これは最大の目的でもあった。
 もう一つの理由、それは母星の恒星ベテルギウスの天体寿命が尽きかかっているという「のっぴきならない」事情だった。つまり、ベテルギウス国家の移転先を探すのが第二の目的だったのである。

・実際、オリオン座の恒星ベテルギウスは、いまから約440年前(1582年頃)に超新星爆発を起こしており、70数年後の2098年頃には、地球にもその衝撃波が届く計算になる。このときには星の終わりを目で確認できる。

・ベテルギウスが実際には移転作業を始めたのは、いまから1万2000年も前の話であるが、実はこのミニ銀河系に「ベテルギウス本星」もあれば「グレイ本星(ブメデジ)」もあって、また「グレイの食料基地惑星(バエルヤ)」も実在しており、地球とは50万光年近い距離を隔ててはいるが、我々先端技術研究機構は将来、この領域へ地球の龍神島民族を移住させようと考えている。

<悪魔の計画>
・いまから1万7000年前、霊魂体宇宙人の世界は完全に二分化して、両者は時折激しい戦闘を交えるようになった。

・そもそもオリオン帝国とは、ベテルギウス連合国とネワブジ連合国など新銀河連合の国々が、最後の銀河ファラ王であるベテルギウス皇帝「ギューイ」の下で再組織された団体である。

・筆者からすれば、霊魂体宇宙人とは人間を食い物にして生きる「吸血鬼」に外ならなく、こんな中途半端な神様をつくってよいものかどうか、甚だ疑問を感じざるを得ない。

・ある日、皇帝ギューイがブリキオに帰還して、ベテルギウス軍の幹部会議が開かれた。この会議の席上で討議された計画は、人間にとっては背筋も凍る内容であり、それは神様の顔ではなく悪魔の顔で行われた会議だった。
 ここでは将来の方針として、主に四つの議題が論議された。一番目は「オリオン・ヒューマノイド(工作員)」を人間世界へ送り込む議題であり、二番目は人類を一網打尽にする「惑星破壊兵器」の開発議題だった。三番目の議題は「猿の活用と高性能の物質円盤の開発」、そして四番目の議題は「宇宙人学校」の開設だった。

・一番目の議題に関して、ヒューマノイドとしてはこれまでも言語を教える「創造主ヒューマノイド」や、神々の特殊な工作を請け負う創造主特区の「神々ヒューマノイド」が存在しているが、霊魂体宇宙人から成るオリオン帝国が、人間世界に対し、工作員としてのオリオン・ヒューマノイドを送り込むというのはとても認められない話であった。

・以来、オリオン帝国は、一惑星につき10万人規模のヒューマノイド要員を人間世界へ潜伏させることができるようになった。

・二番目の議題となる「惑星破壊兵器」は、その名称から惑星を核爆弾で粉々に吹き飛ばすような兵器を理想しがちだが、そういうわけではない。これは惑星コアの核分裂反応を促進させる反重力装置のことであり、正式名称は「核反応促進器」という名の武器である。

・セザナ神に対しては通信機器の設置だと「嘘」の報告をして、オリオン帝国は標的の惑星にこの装置を仕掛けさせた。地球の天体寿命は、オリオンが仕掛けたこの装置によって、結局5億年もコアの寿命を縮められてしまったが、セザナ神の後継者がそれに気がついて、2009年に地球から取り外された。
 ちなみにセザナ神はこの装置に関してはまったく認識していない。しかし、この装置の聖で結果的に多くの人間惑星が滅んでいる。

・続いて三番目の議題「猿の活用」とは、魂体にまつわる内容である。銀河意識体(銀河神)に人間の魂体を与えると「霊魂体宇宙人(ルヒイ)」が誕生してくる。しかし、使用できる魂体は人間の魂体ばかりではない。“猿”の魂体も使用できるのである。猿の魂体を使用した場合、人間にとってはいろいろと不都合な問題(動作や仕草や歩き方が猿になるし、何より魂体に投影される姿が猿になる)が生じてくるために、神々は敬遠したが、貴重な人間魂は重要人物が使用し、作業員や軍隊要員は「猿魂」でも構わないのではないかという議題が提案された。当然、多くの者が戸惑いを隠せなかったが、それでもさまざまな面で猿を利用してみようという声が上がった。そこで、猿を加工する研究施設を星雲銀河で立ち上げることが決定された。

・また霊魂体宇宙人の泣きどころは、なんと言っても「肉体」がないために物質世界に直接作用を与えることが難しいことで、アストラル円盤では人間や動物を運ぶことができない。無論、猿を使えるようにしたところで、物質円盤がなければ何もできない。物質円盤の多くは、3000年近い年月が過ぎるとその大半が使い物にならない理由から、新しい高性能の物質円盤を製造していこうということで意見が一致した。

・最後の議題は宇宙人学校の開設についてである。物質世界で活動するためには、猿と同じく植民地の原始人を使うという手もあった。しかし原始人には教育をほどこさねばならず、原始人ならびに霊魂体を教育する施設もつくらねばならなかった。もし仮に「核反応推進器」を設置した惑星が滅んだ場合、何億個もの若い魂体を一度に採集できるのだが、その一部を霊魂体として存続させ教育をほどこしてやれば、オリオン軍団の忠実な戦闘要員の頭数を増やすことができる。

・これらの結論に至った彼等は、すぐに議題を実行していった。銀河系のほうぼうにさまざまな施設が建築されていった。特に郊外の星雲銀河では、秘密裏に核爆弾工場や物質円盤工場、武器機械類の製造工場、猿の研究所、学校施設などが次々と建築されていった。
 
<猿ヒューマノイド>
・4人の女神は「繁栄の女神」「戦の女神」「庶民の女神」「吉凶の女神」
・人間の魂体を採取するために行われた非道の数々
・ベテルギウス帝国から地球へもたらされた唯一の恩恵

<女神の役割>
・創造主が銀河系に誕生させた4人の女神達は、その全員がアルデバランのテニネ生まれであり、「美の象徴」とまで言われたアルデバラン人の中においても、この女神達の美貌がいずれも群を抜いていたのは、これまで述べてきた通りである。
 いまから18万年前、惑星テニネが星の寿命を迎えると、4人の女神達はコップ座β星ケウエグの第3惑星ニコギに移されて、プレアデス連合を主軸とした旧銀河連合は命の輝きを失った。その後コップ座にはアリニラム軍が介入して創造主特区の言語管轄領域となり、26音言語の銀河連合からは完全に隔離されてしまった。

<炉座の猿の惑星(ブメデジ)>
・「女神」とは創造主特区(人間工作機関)が演じる「ザ・ゲーム」の“駒の一つ”だった。「妖精」にしても「小人」にしても「魔物」にしても、あるいは「神々ヒューマノイド」にしても、それらは神と人間が奏でるシンフォニーであって、野獣から人へと進化させるための、つまり人間を獣的な本能から解き放ち精神界へと導く手段だった。

・いまから1万6000年前、当時はまだ135カ国の人間惑星が残っていた状況であったが、ベテルギウスが炉座の星雲銀河に「猿」の研究機関を設けて、「猿の魂体利用」に関する研究や、「猿の肉体改造」や「猿ヒューマノイド」の研究などをやらせていた。

・ブメデジは猿の惑星であり、生物霊界そのものが存在する水の惑星だった。そこで猿の魂体を採集して基礎的な研究が行われた。

・ベテルギウスのこうした「魂体医学」の研究は後に「猿ヒューマノイド(グレイ猿)」の研究にも大いに役立ったが、結局、「猿の魂体」を利用しても、やはり人間の魂体も必要である事実がわかって、惑星人類皆殺し作戦が敢行された。
 オリオン皇帝ギューイはこう言った。「我々は人間生命を1人も殺してはいない、肉体を召喚するだけだ」と。

・グレイ本星こと「ブメデジ」で始まった猿研究は、いまから1万4000年前頃に大きな成果を出し、ついにベテルギウスは2000年の時間を費やした「猿ヒューマノイド(グレイ猿)」の、最初の1匹をつくり出すことに成功した。

・いまから1万1000年前、ベテルギウスは物質戦闘機に乗り込んだグレイ艦隊を編成し、銀河の中心部で行われていたオリオン帝国とネワブジ連合との戦いに介入して、オリオン帝国に決定的な勝利をもたらした。
 オリオン帝国の「恐怖の独裁政治」が始まったのは、このときからであった。

<ベテルギウスの功罪>
・オリオン座のベテルギウス民族は、人間時代はどちらかと言えば「正義の味方」だった。ネワブジ連合はベテルギウスを「インゴエミ(昆虫人間)」と称して忌み嫌ったが、民族自体はプレアデス傘下で教育を受けており、アリニラム軍と戦った理由も「プレアデスの弔い合戦」が本分だった。

・ベテルギウスはオリオンの奴隷民族を使ってグレイ猿を量産し、40年交代制ではあるものの、常時3億人規模の労働者や兵隊として銀河のあちこちで働かせていた。
またすべての人間惑星に対してオリオン・ヒューマノイドを送り込んだばかりか、アストラル基地やグレイ基地を設けて人間の監視を続けてきた。
 最終的にはベテルギウス帝国の中のオリオン組織という構図になった。その規模には旧銀河連合をはるかに凌ぐ勢力であり、我々の銀河系からは人間の臭いが完全に消え去って、霊魂体宇宙人の専用銀河へと変身してしまった。

 炉座の星雲銀河には、元々6個の人間惑星と4個の猿の惑星が存在したが、6個の人間惑星はすべて「核反応促進器」で破壊されており、生物霊界は残っているものの惑星自体は消滅している。
 4個の猿の惑星に関しては、一つはブメデジであり、一つはバエルギで、もう一つが巨大猿のイミグリア、最後の一つは遠くにあって手つかずのまま、いまも残っている。

・地球歴2022年、これを執筆している時点では、霊魂体宇宙人はグレイも含めてすでに1人もいないという状況であるが、この星雲銀河にはベテルギウス本星を中心にアストラル宇宙船が約900万機も残っており、またグレイの物質円盤に関しても約6万機がそのまま残っている。
 また他の星雲基地に残されている膨大な物量のアストラル円盤は、ベテルギウス艦だけでも30億機は下らず、いったいどういうペースで量産し続けたのか想像も及ばない。しかし、オリオン帝国やネワブジ連合が生産した円盤の台数はベテルギウスの100倍以上だった。これらのアストラル円盤の大半はそのまま現存している。

・ベテルギウスに象徴される霊魂体宇宙人が人間界に残した爪痕は非常に大きく、地球人の大半がいまだに彼等に洗脳されたままの状態である。歴史を含めて、すべての学問が間違っており、特に地球人は無智文盲にされてしまった。こんな罪深い話は他にないだろう。
 もし彼等に何か功績があるとしたら、それは物質円盤やアストラル円盤、アストラル街を銀河のあちこちに大量に残してくれたことである。
 残念ながら、地球の運動寿命も後わずかだ。それは彼等が仕掛けた「核反応推進器」のおかげで5億年もコア寿命が縮められてしまったからだ。地球人は、母星を脱出する以外に生き残る手立てはない。しかし、彼等は我々に貴重な物質円盤を残してくれた。グレイ用の戦闘機ではあるが、人間の肉体を乗せられる銀河系で唯一無二の物質円盤である。

<出エジプト>
・銀河人の地球人のつながりから見えてくる真の歴史
・龍神島民族・日本人の宿命と因縁
・エクソダス(脱出)の準備を!
・DNAは遺伝子ではない

<選ばれた民族>
・いまから2万年前の「銀河の大虐殺」の後、地球では三つの言語居留区が解放された。
 解放された「プレアデス言語居留区(黒海周辺領域)」と、「フヨイゲ言語居留区(北東ヨーロッパ)」と、「イーオイア言語居留区(小アジア・中東領域)」のそれぞれの民族が一斉に移動を開始して、民族が混じり合い、その言語も多様化していった。
 これらの領域ではさまざまな都市国家や王朝が次々と出現し、互いに抗争したり、融合したりして、次第に民族の勢力基盤ができ上がっていった。

・言語とはヒールに関連するものであり、言語の存在理由は、聖地民族のみがもつ特別な万能ヒールの存在理由ともつながる。
 前宇宙の唯一の生き残り生命体である「セザナ神(ソロジン)」が話す57音言語、これがいわゆる「神語」であり、その文字は「神語文字」と呼ばれる。
 この言語をそのまま正確に引き継いだのが創造主ヒューマノイドである「アリニラム星人」であり、彼等が銀河を支配し、聖地の龍神島までも管理していたことから、神語文字は銀河のそこら中に残っている。日本国でも神語の資料の断片が発見されており、楢崎皐月(ならさきさつき)氏が発見した「カタカムナ文字」がそれにあたる。
 神語においては、文字はどうでもよいのだが、重要な問題は発音であり、正確に発音できなければ57音言語としての意味がない。
 また人間王国には決まりがあって、前宇宙の言語をそのまま聖地言語として用いることはできない。ゆえに現世の宇宙で誕生した57音言語が求められていた。

・前宇宙の担当創造主だった「ジェナ(セザナの師匠)」は聖地民族を宇宙船に乗せて、まるで巡礼のごとく銀河団を渡り歩き、最後の最後まで聖地民族を存続させた。そして一番最後となる惑星の龍神島で次の創造主の選定行事(試験)を行った。その試験に合格した者が次世のソロジンとなる決まりであった。セザナ神は、そうして選ばれた創造主だった。

<ベテルギウス番頭(月裏のグレイ)>
・宇宙人グレイの詳細
・オリオン帝国と地球史の関連性
・地球におけるヒューマノイドの配置とその役割

<地球人の植民地化>
・「銀河の大虐殺」から3000年後(約17000年前)、霊魂体宇宙人の民族連合であるオリオン帝国は、聖地(地球)の太陽系にアストラル基地を設けることをセザナ神から許可された。

・最初に月の裏側にアストラル基地を建設したオリオン帝国は、次に天王星と海王星の間に太陽系本部(人工惑星)を設置し、さらに木星と土星の「環」の中にも工場や基地を建設した。いずれも人間の目には見えないアストラルの基地や工場などの建設物であるが、それらはつい最近(2014年)まで実際に残っていた。

・神々サイドから客観的に眺めれば、ベテルギウス帝国の配下にオリオン連合軍(後に帝国軍となる)が組織されているようなもの、「事実上はオリオンの親玉だろう」と思っており、オリオンに連合組織の建前上の仮面を被せて、その裏で実験を握って連合を操作しているようにしか見えなかった。霊魂体宇宙人の組織ではあるものの、一応オリオンは神界に正式に認められた連合組織(108カ国)だったからである。

・霊魂体宇宙人(ルヒイ神)なのに、わざわざ物資基地や物資円盤をつくり出して、肉体を備えた「猿ヒューマノイド(グレイ)」を戦闘員として戦争に送り込むという、いかにもベテルギウスらしい荒唐無稽な裏戦術を用いるのが彼等の常套手段であるが、だがそれは単に戦争目的だけのものではなく、その真意は物質世界の人間社会を工作する目的だった。

・ベテルギウスはまた、セザナ神が自らの失策で招いてしまった「銀河の動乱期(銀河の大虐殺後の世界)」に乗じて、一挙にのし上がってきた野心あふれる霊魂体民族だった。
 いまから1万年ほど前には、土星軌道にグレイの物質円盤が着陸できるドーム型の基地がいつの間にか建設されており(外側はアストラル・ドームだが内部は物質基地)、また月の裏側のクレーター内部にも同じく、いつの間にか物質基地が建設されていて、ベテルギウス番頭であるグレイを配備する準備が秘密裏に進められていた。

・莫大なルヒイ(霊魂体宇宙人)人口を抱えるオリオン帝国は、慢性的な魂体不足に悩んでいた。それはセザナ神もわかっており、地球の主人公民族であるユダヤ民族および将来の龍神島民族には絶対に手を出さないという条件つきで、地球民族に対するオリオンの植民地化が認められたのだった。

・こうして聖地(地球)の惑星人類は「龍神島民族」以外の人間はすべて、オリオン帝国の家畜(魂交換対象)となり下がって、彼等に洗脳され飼育される身の上となった。

・しかし、いまから約750年前(鎌倉時代中期)、蒙古軍が龍神島を襲来した際、セザナ神がベテルギウスに対して緊急出動命令を下して、グレイの戦闘機(20台)が蒙古軍を海上で撃破するという事件が勃発した。蒙古の襲来は二度に及んだが、二度ともベテルギウスが撃退したことから、その事件を契機に、セザナ神は地球にグレイ戦闘機を配備することを認めた。
 以来、月裏のグレイは10年前(2012年)までの750年間にわたって実際に配備されており、地上の人間工作に深く関わってきた。

・その後、ベテルギウスが地上にも5カ所のグレイ基地を建設したことから、グレイ猿の存在と、グレイの小型戦闘機の存在は、人類に徐々に知られるようになった。
 一番決定的な出来事は1947年(昭和22年)に米国ロズウェルで発生したグレイ戦闘機の墜落事故であり、この事件によって、円盤の残骸と、グレイ猿の3体の死体(1体はしばらく生きていた)をペンタゴンに回収されてしまった。

・また秘密にされているが、米国の大統領の数人がグレイと対面で直接会談を行っており、いまや地球人のだれもがグレイの存在を認めている。
 グレイは宇宙人であると誰もがそう認めているが、正確に表現すれば、彼等は猿の肉体を牛耳っているルヒイ神(霊魂体銀河神)であり、猿の背後に憑依している「魂体」がグレイの当体(主人公)である。彼等はオリオンの奴隷民族(下部部族)の神であり、40年交代制のグレイ当番を請け負っている特攻隊員であって、下級戦士の言葉は信用できるものでは決してない。グレイは猿の肉体を船内に残したまま霊魂体の姿で調査にあたったり(家壁を貫通して侵入してくる)、また地上で物理的な作業を行う場合には猿の肉体のままで活動を行なっている。

・地球に配置されたグレイの仕事は多岐にわたっており、物理的な破壊工作(人工地震や火山操作)、人間や家畜の生体実験、毒物や生物兵器の開発、一般民衆に対して「大脳コントローラー」の移植作業などを行っていた。彼等にとって、龍神島民族以外の地球人類は家畜にすぎず、家畜をどう扱おうが彼等の勝手だった。

・当然、オリオン帝国(銀河神の集合体)の直接介入に対して、それまで聖地民族の面倒を見て来た太陽天使界のプレアデス神達や、惑星天界のプレアデス神達の立場がなくなり、神界に混乱が発生した。

・セザナ神は最終的に新米ソロジンKENに対して、オリオン(ベテルギウス)を破壊しろと命じ、その意向を受けた新米ソロジンによるオリオン掃討作戦が2008年に敢行されたが、ベテルギウスの首脳陣を召喚する際にKENが気づいたことは、彼等の意識が「ポリープ創造主の意識」と取り替えられていた事実だった。

<オリオンの地球工作>
・オリオン帝国は1万7000年前から聖地守護に任命され、すでに太陽系には複数の基地を建設していたが、セザナ神は復活したプレアデス連合(ルヒイ神)にも聖地任務を与えて、主に龍神島の守護と、アメリカ大陸の死者の里の整備を行わせていた。

・いまから6000年前、聖地の植民地化を許可されたオリオン帝国は、早速5万人規模のオリオン・ヒューマノイドを地球人の支配者界層に送り込んだ。

・ところで、「ヒューマノイド」といっても大きく二種類に分かれており、一つは創造主系が用いるところの「創造主ヒューマノイド」、もう一つは神々系が用いる「神々ヒューマノイド」である。

<神々の贈り物と宇宙人の落とし物>
・その特定の技術を地球人へ伝授するために、昔の宇宙人技術者達をヒューマノイドとして地球人の中へ送り込むのが神々の役割だった。たとえば地球に派遣されたプレアデスの神々はプレアデス音楽を聴きたいのが本音であり、そのため彼等は作曲家や楽器職人や演奏家などの神々ヒューマノイドを大量に送り込んで、荘厳なプレアデス音楽(クラシックミュージックのこと)を地球人が奏でられるように仕向けてきた。フルートもバイオリンもチェロもハープもピアノも、本はといえばプレアデスの楽器、神々は地球人に対してそれを再現させていたにすぎない。バッハやモーツァルト、シューベルト、べートベンが地球人だと思ったら「大間違い」、彼等は地球に送り込まれた神々ヒューマノイドであって、その昔はプレアデス音楽の専門家達だった。当然、作曲家や楽器職人だけがヒューマノイドではなく、古代ギリシャ文明を象徴するヘロドトス、ソクラテス、プラトン、アリストテレスもヒューマノイドに他ならなく、それを言うならば釈迦も空海もヒューマノイドだったし、またデカルトもエジソンもテスラも神々ヒューマノイドだった。

<スピリチュアル世界と魔界>
・核爆弾投下は日本国に対する創造主の「天罰」
・シャンバラ(地底世界)、魔界(第1磁界)の役割と様変わりした魔界
・人間生命とは惑星の化身(子体)

<プレアデス思想とベテルギウス思想>
・プレアデス星人は創造主という存在を認めて、創造主が築いた物質世界や生命霊界の中で自分達が「生かされてきた存在」であることを悟り、その枠組みの中で賢く生きようと努めてきた。

・そんなプレアデス思想とはまったく異なるのが、ベテルギウス星人に象徴されるオリオン思想である。彼等は現実を直視する傾向が強く、神や創造主に対する畏敬の念など持ち合わせておらず、とにかく拘束や呪縛を忌み嫌って自由を求める気風だった。

<魔界の役割>
・地底の魔界神(チオ神)組織とは、基本的に創造主の管轄領域であり、「創造主=大魔王」である。
 魔界は王国伝統の神組織であり、人間が住む惑星には必ず設けられているもので、別にセザナ神が勝手に創設した機関ではない。

・一般に、地球魔界は地球の第1磁界の中に存在しており、マントル内部の奥底に位置し、第1磁界の外側の層(魔界八派閥領域)と内側の層(創造主の直轄領)の二つに明確に分かれている。
 また外側の魔界八派閥領域も北半球側と南半球側に分かれていて、北半球の場合は一般人の位相領域に相当するが、南半球の場合は魔界神位相の巣窟であり、魔界派閥の親分達が仕切る領域である。その外層部よりも内側は、北半球も南半球も関係なく、冷酷非情な魔界の精鋭部隊が集結する箇所であり、セザナ神の直轄部隊が存在している。
 一般に魔界(第1磁界)そのものを「シャンバラ(地底世界)」と称しているが、そこは地球コアが存在する場所であり、生きている人間が行けるような場所ではなく、基本的に、死後に落とされる「地獄世界」のことを意味している。

・神様は、古代から存在する創造主系の神々(伊邪那美尊(いざなみのみこと)などの渦磁場12神)と、後世に誕生してきた人間出身の神々に、大きく分かれている。
 創造主系の神々は、創造主、龍神、渦磁場12神が該当する。渦磁場12神と龍神は、神というよりも創造主世界の一員だと言ったほうが早い。

・人間出身の神は、さらに大きく二つに分類される。
 うち一つは「成仏神」、天体磁場圏の渦層に住む創造主に選定されたエリート神達である。如来神(小宇宙)、菩薩神(銀河団)、明王神(銀河)、天使神(太陽)、天神(惑星)などがこれに該当する。成仏神は、基本的に天体の気の粒バイオンに転写された意識だけの存在であり、物理的な労働はしない偉い神様達である。
 
・そしてもう一つが「不成仏神」、惑星の中に住む神である。彼等は生物霊界が存在する惑星界の作業人夫のような下級神であり、大勢いる。これは、一般的に「霊体神」とも呼ばれる神々であり、惑星の第6磁界より上は「スゲ神」と呼ばれ(不成仏神の中では)上位神にあたり、また第6磁界から下は「ケゴ神」と呼ばれる下級神で、無害なように加工された1本の手(ズザネ管)を有する惑星霊界のメンテナンス作業員達である。また、彼等の下には、不成仏霊体の神である「チオ神(魔界神)」が存在している。これは432本のタボ線と1本のズザネ管を有した人間攻撃用の軍隊である。

・成仏神とは開眼した解脱生命のことだが、霊体神(スゲやケゴ)とは輪廻行程から外された成長の見込みがないダメ人間の集まりである。スゲ神やケゴ神は俗に奴隷神とも呼ばれる神々(数十兆人規模)で、さらにチオ神(魔界神)は箸にも棒にも引っかからない不成仏霊体の集まりであり、特に犯罪者や凶悪犯、詐欺師、自殺者、チンピラ、ゴロツキ、六道劣化者などの集団であり、理屈も屁理屈も通じない動物レベルの神々である。

・成仏神といってもピンからキリまでいるし、それに彼等は残念ながら心を使って洞察や判断をすることができない。心を使用できる神様とは、この宇宙には「龍神」と「銀河ルヒイ神」ぐらいしかいないのである。ベテルギウスではないが「神などあてにできないし、彼等から学ぶことなど何もない、それに彼等は尊敬にも値しない」と思ってしまうことは、わからないわけではない。神を愚弄すべきではないが、神を崇め奉るのはいかがなものか。地上の人間とは、知識量や経験値の違いはあれど、神だって元は人間に他ならなく、基本的にあなたと何も変わらない生命だからである。

・もしあなたが、自身の360年周期の輪廻行程において、数千回の人生の中でたった一度でも悟りを開いて解脱をした場合、死後は成仏処理をほどこされて、解脱した同会先(天体)へ意識を転写されて「成仏神」の一員となることができる。
 たとえば、太陽界への初期解脱であれば、死後のあなたの行き先は太陽天使界であり、また銀河解脱であれば、あなたの行き先は銀河明王界となる。
 しかし、何度人生をくりかえしても、さっぱり解脱に至らない人間は、延々と輪廻行程を循環させられることになる。また「この人間はもう無理だ、成長なし」と判断された場合は、輪廻行程から外されて霊体神(スゲやケゴ)の一員となり、霊界の奴隷神として永遠に働く羽目になってしまう。

・そのような意味では、魔界神とは、人間の屑、社会に適応できないゴミや吐き物や排泄物のような、人間の失格者が落とされる地獄の淵だと言ってよいだろう。

・太陽天使界の神が落とされた場合は「堕天使」、「銀河明王界の神が落とされた場合は「堕明王」、銀河団菩薩界の神が落とされた場合は「堕菩薩」と称している。さすがに「堕如来」は実在しないが、成仏神でも落第制度があるし、時には召喚刑もあり得る。
 魔界の派閥幹部の大半は「堕明王」や「堕天使」が多く、能力は高いが人格がいかれた生命が多い。
 下っ端の魔界神の大半は、魔界神としても務まらない者が多く、結局、天下りの能力の高い生命が魔界の実権を握ってきたのが実情である。

・魔界の役割は「人間を嵌めて下界へ突き落す」ことである。

・しかし、セザナ神は成長を期待している生命にも悪魔のようにつきまとって、いろいろな「試練」を与える。反応の仕方を観察しているのである。その試練の内容があまりにひどいことから「恐怖の大王」とか「狂気の大王」と呼ばれてきた。

・当時「このままではマズイ」と感じた新ソロジンKENが、龍神を使って魔界掃除に乗り出し、その5年後(2012年)には世界中の準職員を魔界から解放した。
 現在は魔界の意識袋も魔界コードも存在しないが、人間の首の後ろにはかつての魔界コードの傷跡が残っていることから、魔界の被害者だったことは見て取れる。
 セザナ神の後継者であるKENは、その後も魔界討伐に明け暮れ、数千兆人にも及ぶ魔界神を召喚し続けたが、それでも半数の魔界神を処理したにすぎない。

 <地球エクソダス>
・人間王国史上初めての経験――本源創造主による人間攻撃
・龍神島民族の宿命とは
・地球脱出(エクソダス)に向けて
・移住先の星の候補

<マクロ宇宙の敵>
・天の川銀河の歴史の中で一番大きな出来事とは、いまから十数年前に勃発した外宇宙からの敵侵入である。
 我々はマクロ宇宙(ポリープ創造主)からの攻撃を受けた。

・早い話が、人類を管理してきた霊界そのものが全滅してしまったのである。
 神々の意識は「サイ粒子パイオン」で構成されているが、惑星の生物霊界は「電子パイオン」から構成されている関係上、惑星霊界の位相生命(生物やスゲ神、ケゴ神、チオ神)だけはかろうじて難をのがれた。敵の創造主はサイ粒子バイオンを食料にしているからである。
 しかし、物理的な機械攻撃を受けた惑星の場合は、大地震や大津波を引き起こされて大きな被害が発生した。地球の場合は、この年に「東日本大震災」が起こっている。
 2011年3月、我々の世界は変わった。このときに創造主世界も神々世界も消滅してしまったからだ。

・ちなみに、ポリープ創造主とは「粒子創造主」と呼ばれる存在であり、我々の物質世界(六員結晶宇宙)を創造した本源創造主達のことである。
 気の粒とは彼等が生産している粒子に他ならなく、また人間自体も彼らが創造したものだ。そんな母源的な存在なのになぜ彼等は我々の世界を攻めてくるのかといえば、人間とは彼等の食料だからである。
 ポリープ創造主達は、人間の意識が転写された気の粒バイオンを食料としており、早い話が、我々人間とは彼等に培養される「農作物」の一種にすぎないのである。

<龍神島民族の宿命>
・天の川銀河系とはメシアA球(大宇宙球)の聖地銀河であり、創造主が一番最初に開拓の手を入れた銀河系である。
 天の川銀河系は中堅サイズの銀河系だが、ここには1兆4800億個の恒星群が存在しており、多くの星々が「水の惑星」を抱えて生物を宿していた。

<バエルヤの海>
・我々の太陽系から47万光年も離れた炉座の矮小銀河(E356-G04 オリオン名称ミオガビエゲ星雲)、この楕円銀河には2000億個もの恒星群が犇めいているが、いまから1万7000年前、銀河の中心部から、この天体へ移住して本部を築いたのが「ルヒイ・ベテルギウス」である。
 彼等はこの星雲の「恒星ニエカオーの第3惑星ルエイ(別名ベテルギウス本星)」にアストラル基地を建造し、その周辺の複数の星にも関連施設を築いた。
 ベテルギウスといえば「グレイ(猿)・ヒューマノイド」とは、すぐに連想できると思われるが、アストラル軍隊と物質軍隊の両方を所有しているのがベテルギウスの最大の特徴だった。

・霊魂体宇宙人(銀河ルヒイ神)の世界とは、基本的に地上の人間達が関わることのできる世界ではない。なぜならば、この世界は純然たる神の世界であって、人間の常識が通用する世界ではないし、また人間が決して知ってはならない世界だからである。
 一般人には知らされていないはずの神界の極秘情報を人間界へ暴露できる人間はこの世には誰もいない。そんなことをしたら即座に召喚の憂き目にあってしまうからだ。
 ではなぜ、我々はそんな大それたことをできるのだろうか。
 その理由はもちろん、我々が高天原創造主世界の一員だからである。

・ベテルギウス本星(恒星ニエカオー)の近くには、彼等の物質基地がいくつか存在している。その中の一つに「猿」をヒューマノイドへ加工する星があって、この星が恒星リエルの第3惑星ブメデジであり、有名なグレイ・ヒューマノイドの故郷である。

・それに対して、いまや50年前に開拓された真新しい物質基地が存在し、それが恒星ライネの第3惑星(バエルヤ)である。
 惑星バエルヤも無論「猿の惑星」であるが、ここは「グレイ・ヒューマノイド」の食料基地であり、わずか10年前まで11万人ものグレイが食料の生産に携わっていた。
 ここで生産される3種類の食料パックはグレイ・ヒューマノイド全員(約40万人)に配給されていた。
 我々が「第2の地球」として、つまり人類の移住先として選んだのが、この「惑星バエルヤ」である。
 移住対象は聖地民族の一握りの人間生命であるが、とりあえず「創造主ヒューマノイド」も含めて300万人の人間を日本国から移住させる計画で動いている。



『日本怪異妖怪事典  中国』
寺西政洋(著)、朝里樹(監修)、笠間書院 2023/2/25



<ヒバゴン>
・広島県の比婆山連峰にて目撃された謎の類人猿。1970年代に話題となり、現在も日本の未確認動物(UMA)の代表格として有名。
 昭和45年(1970)7月、西城町油木(現・庄原市)の比婆山麓付近で怪物の目撃が相次いだ。身長約160センチ、体は毛に覆われ、顔面は逆三角形、猿にしては体が大きすぎ、ゴリラにそっくりだともいう。
 庄原警察署もパトロールを実施、付近の小中学校は集団下校をするなどの騒ぎとなり、住民のもとには取材陣が押しかけた。西城町役場は混乱を避けるため類人猿相談係を設置し、マスコミ対応の窓口とした。その後、工事現場で長さ約30センチの足跡が発見されるも、正体は特定できなかった。昭和49年(1974)頃までは近隣市町でも目撃証言が相次ぎ、庄原市濁川では怪物が写真に収められた。怪物にはヒバゴンの愛称が定着し、たびたびマスコミにも取り上げられた。児童向けメディアにおいても、ヒマラヤ山脈の雪男を念頭において「日本にもいる雪男?」と紹介されるなど、充分な存在感があった。しかし約5年を経て情報や問合せは減少。
 昭和50年にはヒバゴン騒動終息宣言が出され、類人猿係も廃止された。だが、その後もヒバゴンはキャラクターとして命脈を保ち、現在も地域のマスコットとして多用されている。

<ヤマゴン>
・昭和55年(1980)に広島県福山市山野町で目撃された謎の生物。
 10月、地域住民の男性が山野町田原の県道にて、筋骨隆々のゴリラ似の怪物を目撃。顔は黒く、全身は灰褐色の毛に覆われていたという。怪物は目撃者と1分ほどにらみ合って立ち去った。正体が判明せず、怪物にはヒバゴンの再来よろしくヤマゴンの愛称が与えられた。その後も足跡が発見され、消息の途絶えていたヒバゴン自身が移住したものとの説も唱えられた。
 上迫錠二は1982年に山野峡探索を実施、ヤマゴンのものかもしれない足跡や貝の食べかす、糞を発見したという。

<クイゴン>
・昭和57年(1982)、広島県御調郡久井町(現・三原市)で目撃された怪生物。ヒバゴン、ヤマゴンに続く広島県第三の怪類人猿として知られる。
 久井町在住の10歳と7歳の兄弟が自宅近くの山道で遭遇したもので、茶褐色の体毛に覆われた体長2メートルほどの猿のようだったという。また、尻に尾やタコ(毛のない部分)はなく、左手に石斧、右手に石を握っていた。兄弟が恐怖で固まっていると、怪物は「ホー、ホー」と叫んで崖上に跳び上がり、山中に消えたという。


<飛鉢(ひはつ)>
・広島県三原市糸崎町に伝わる。
 鉢ヶ峰の堂は天竺から来た法道上人が開いたといわれる。この僧が祈りをこめると鉄の鉢(はち)が飛行して海上に行き、船を巡って米を乞うて回ったという。ある船人が邪心を抱いて鉢に鰯を入れたところ、鉢は海底に沈み、船までもが沈没したという。法道上人は千手空鉢の法を会得し、天龍・鬼神を従え、鉢を飛ばして供物を得ていたとされる。

<異星人のボディーガード>
・昭和49年(1974)11月、岡山県岡山市の女子高・岡山就実高校2年生の美術部員が目撃したというもの。
 ある夜、4人の部員がデッサンを終えた頃、変則的な軌道で飛ぶ星のような円盤が現れた。その後、部員の一人が自転車で下校中、不審な自動車が尾行してきた。車は時折ゴーンと謎の機械音を発し、蝋の上を滑るような奇妙な走り方だった。帰宅して家の中に入ろうとしたとき、車内の人物が身を乗り出すように彼女を見てきた。それは坊主頭で、目の窪みには眼球がなく、口もなく、顔にあるのは鼻だけだった。肌はサンオイルでも塗ったようにヌメッとしており、生ゴムのような質感だったという。女子生徒はこの時こそ怪人物が異星人だとは思っていなかったが、それから1ヶ月間ほどUFOのようなものにつけられたという。

<岡山上空の飛行物体>
・昭和33年(1958)、岡山市の岡山就実高校の教師が見た未確認飛行物体。
 天文部の生徒たちからUFOの目撃情報を聞いた教師のH氏は、その内容を整理して『空飛ぶ円盤情報』に寄稿した。その後「またUFOが見たい」と思って空を仰いでいると、深夜、ボーッとした青白い発光体が空に現れた。それは直線的な軌道を描き、数秒で消えてしまったが、「本物のUFOなら、今一度」と念じて空を見続けていると、別の位置に再び現れたという。
 UFOに関心ある者がUFO遭遇体験をする=UFOは観測者の意思に反応するものという考え方が読み取れる事例のひとつ。

<尾道のUFO>
・広島県尾道市で目撃されたという未確認飛行物体。
 昭和49年(1974)10月11日早朝、尾道市栗原町のある男子高校生が胸騒ぎを覚えて起床すると、千光寺山上空に長さ約40メートルで黒褐色の葉巻型の物体が浮いていた。それが北西に消えると、今度は北西から帽子のような形の物体が飛来した。無音のままゆっくり飛行しているところを撮影していると、それもまた北西の空に消えた。「えらいものを見たのう!」と恐怖に駆られたが、8日後には友人と共に再び同様の飛行物体を目撃したという。この時期の尾道では未確認飛行物体の目撃が相次いでおり、ある会社員は千光寺山頂上付近を飛ぶオレンジ色の発光体を見たという。このUFO騒動には中国新聞ほか報道各社も関心を寄せたという。

<温羅(うら)>
・吉備津彦命(きびつひこのみこと)に退治された鬼。岡山県の伝説でも特に有名なものとして語り継がれ、桃太郎の鬼退治譚の原型ともいわれる。
 第10代・崇神(すじん)天皇の時代。百済から来た温羅という鬼が吉備国の新山(吉備郡阿曽村。現・総社市)に鬼の城を造り、そこを拠点に暴虐の限りを尽くしていた。四道将軍の一人として西道に派遣された吉備津彦命は吉備の中山に宮を建て、片岡山には石橋を築いて決戦に供えた。あるとき臣下の楽楽森舎人(ききもりとねり)が温羅の配下を殺したのを契機に、ついに鬼との大合戦が始まった。

・負傷した温羅は鯉に変じて川へ逃げたが、鵜に変じた吉備津彦命に咥(くわ)え上げられ、とどめを刺された。温羅の猛威は死してなお残り、その始末が吉備津神社の鳴釜(なるかま)神事の由来となる。

<コロポックル>
・日本の先住民族として想定された存在。アイヌの伝承にあるコロポックルを発想の根幹として、本州にも現在の日本人とは異なる民族が生活していたと考えたもの。石器・土器や貝塚は彼らの遺物と推定された。坪井正五郎が主張して議論を起こしたが、現在では顧みられることのない言説となっている。

・明治末から大正頃に編纂された地誌類には、このような先史時代の民族への言及が時折みられる。岡山県では『吉備叢書』(明治30年)の序文に「有史以前には日本最古の民族たるコロポックル住せり」「彼らの古吉備国に蔓延せしは殆ど疑いなきが如し」といった文言がある。吉備地方が古くから繁栄し、遺跡から古代人の痕跡が発見されていることからこのような認識に至ったようだ。

<すいとん>
・岡山県真庭郡八束村(やつかそん)(現・真庭市)に伝わる。蒜山(ひるぜん)高原に出るという妖怪。
 一本足でスイー、トンと知らぬ間に近づき、人間を引き裂いて食べるという。人間の考えを悟ることもでき、薪採りに来ていた蒜山の人々の前に現れた際は「お前らの考えていることは筒抜けに分かっている」と威嚇したが、不意に焚火の竹が爆(は)ぜると仰天して「雷を自由にする人間には敵わない」と逃走したという。

・稲田和子編『鳥取の民話』では鳥取県側の民話として「さとりとすいとん」が収録され、蒜山に棲む一つ目の一本足の「さとり」としてすいとんが登場している。
 戦後、蒜山の観光地化に伴い、スイトンはトーテムポールを思わせる造形の木造や郷土玩具のモチーフになり人気を博した。

・串田孫一による民芸品付属の説明書では「粋呑」と表記されている。心を読めるため悪いことを考える人間がいれば察知して現れ、引き裂いて食べてしまうとされている。その活躍のおかげで蒜山には悪人はいないのだという。

<猅々(ひひ)>
・松尾芭蕉を主人公に据えた怪談集『芭蕉翁行脚怪談袋』には、芭蕉が山中で猅々(狒々)に遭遇する話がある。
 芭蕉が備前国岡山(岡山県)を目指して森山の麓を進んでいたとき、愛用の頭巾を谷の下に落としてしまった。谷に下り、頭巾を取ろうとしていると、長い体毛を垂らした大猿が現れた。その眼は朱を注いだように赤く、身の丈は一丈ほどあった。芭蕉は驚いたが、大きくとも猿には違いないのだから、さほど恐れるべきでもないと考え直して谷を脱出した。そして、俳諧の道も「思いこみで物事を推し量れば大きな過ちとなる」という教訓を得た。話を聞いた岡山の俳人・真田玄藤は、それは猿が千年、万年を経て通力を得た猅々だと語った。猅々は風を呼び雨を降らせることができるが、毛が傷むのを嫌がって悪天候の日には出てこない。ゆえに猅々から逃げるのは陽が翳(かげ)った時が良いという。

<猿神(さるがみ)>
・岡山県津山市の中山神社に祀られる神。
『今昔物語集』巻26「美作国の神、猟師の謀に依りて生贄を止めたる事」では人身御供を求める神とされる。この話は「猿神退治」型の説話の例として知られる。
 美作国には中参(ちゅうざん)(中山神社)・高野(こうや)(高野神社)という神があり、前者は猿、後者は蛇だという。人々は中山の神へ年に一度生贄を捧げていた。ある年の祭日、ひとりの少女が来年の生贄に選ばれた。東方から美作に来た猟師は事情を知ると、彼女の身代わりとして神前に出た。やがて身の丈7、8尺の大猿が、無数の猿を引き連れて現れた。猟師は犬を放して猿たちを襲わせ、自身も刀で大猿を追い詰めると「神ならば我を殺せ」と威圧した。すると神社の宮司に猿が憑き、今後は生贄を求めないと言って許しを乞うた。猟師はあくまで報いを与えるつもりだったが、猿が誓言を立てたので許してやった。それ以来。生贄の因習は絶え、人々は平穏に暮らし、猟師も助けた娘と結婚して末永く共に暮らしたという。
 中山神社は8世紀初頭の創建とされ、現在も牛の守護神として人々の信仰を集めている。

<狒々(ひひ)>
・山中の獰猛な怪獣。猿の大きなもの、猿が劫を経たものなどと理解され、各種の伝説や昔話に登場する。
 たとえば、鳥取県倉吉市には次のような話が伝わる。昔、貧乏な鉄砲撃ちがいて、借金取りから逃れるために山中の洞穴に隠れた。その穴を抜けると「泣き村」という所に行き着いたが、そこでは娘を神様の生贄に捧げる習わしがあった。鉄砲撃ちが身代わりになって山へ入ると、奥から大きな怪物が現れた。銃弾を浴びた怪物は悲鳴を上げて逃げ、その血痕を辿っていくと、岩の下で大きな「ひひ」が死んでいた。こうして鉄砲撃ちは化物を退治し、助けた娘と夫婦になったと思ったが、実は全て夢にすぎなかったという。この話はいわゆる夢オチになっているが、狒々退治の主筋は「猿神退治」の基本形に忠実である。
 岡山県御津郡では、備前様(池田新太郎少将)が江戸へ向かう途中、随行していた岡山紙屋町のジンゲンダ様なる人物が木曽の町で人身御供をとる狒々猿を退治し、土地の者から備前様以上に敬われたという話が伝わる。

<第六天の悪魔王>
・神楽の演目「八幡」に登場する魔王。
 悪魔王は中天竺他化自在天の主で、日本に飛来して人民を滅ぼそうとする。九州の宇佐八幡宮の祭神・八幡麻呂(応神天皇)は、異国の悪魔王が人々を殺害していると聞き、神通の弓・方便の矢でこれを退治する。
「第六天」とは、仏教における欲界(欲望に囚われた衆生が住む世界)六天の最上位(他化自在天)で、仏道修行の妨げをなす悪魔の王が棲む場所とされる。「八幡」の舞は一神対一鬼の対決の様子を見せる、神楽における鬼退治の舞の基本形とみなされている。島根県石見・出雲の諸神楽にみられる塵輪(じんりん)の舞も、物語の構造や演技の構成は八幡が原型と考えられている。

<目裂金剛王(めさきこんごうおう)>
・岡山県苫田郡郷村下原(現・鏡野町下原)に伝わる。
 昔、下原の目崎城に目裂金剛王なる者がいた。身の丈一丈あまり、四臂八足で身は鉄のように堅く、毛髪は針のように鋭い。性質は暴戻(ぼうれい)にして淫僻で、美貌の婦女を略奪しては妻妾にしていた。国司の軍勢は討伐を試みたが成功せず、高野神社に戦勝を祈願して再戦を挑んだ。鉄甲を着けた金剛王には弓矢も効かなかったが、突然現れた朱馬に目を噛まれ、倒れたすきに斬られて死んだ。その後、祟りをなす金剛王の霊を祠に祀ったのが女志良世神社(珍敷(めずらしき)神社)の始まりだという。

<桃太郎(ももたろう)>
・昔話「桃太郎」の主人公。川より「どんぶらこ」と流れてきた桃から誕生して爺と婆に育てられると、きび団子を与えた犬・猿・雉をお供にして鬼が島の悪い鬼たちを退治し、故郷に宝物を持ち帰る英雄。
 日本中で語られている有名な昔話だが、俗に岡山県、香川県高松市鬼無町、愛知県犬山市が三大伝承地とされている。岡山を有力な桃太郎伝説の地とするのは、原型と目される温羅(うら)退治の伝説があること、きび団子(吉備団子)発祥の地であることが理由に挙げられる。温羅との関連は昭和5年(1930)に難波金之助が『桃太郎の史実』で指摘したもので、以後岡山では地域のシンボルとして桃太郎が積極的に活用されている。現在では桃も岡山の名産品として知られているが、これは明治後半頃から県内での栽培が拡大したものである。

・JR岡山駅の駅前広場には昭和46年(1971)に岡本錦朋作の桃太郎像が設置され、今日に至るまで地元の人々に親しまれている。桃太郎の前身とされる吉備津彦命を祀る吉備津彦神社にも、中山森造による桃太郎のセメント像が設置されている。平成30年(2018)には、文化庁が認定する「日本遺産」として「「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま」の関連文化財が選出された。2006年から岡山県のマスコットとして活躍している「ももっち」も、桃太郎がモデルのキャラクターである。
 現在一般的に知られているのは桃太郎が鬼退治をする型の話だが、これは明治期に国定教科書の教材となって内容が画一化した結果ともいわれ、元は地域ごとに異なった型で語られていたと考えられている。

<うきき>
・岡山県勝田郡勝田町梶並(かじなみ)(現・美作(みまさか)市)の語り手による桃太郎の昔話に登場するもの。桃太郎の実母とされる。
 1000年に一度甲羅を干しに出る海亀が、浜で人間の女の子を産んだ。その子はお婆さんに拾われ、ウキキと名付けられ育てられた。並の人間より早く、良い娘に成長したウキキは、山影中納言の奥女中となった。聡明な彼女は中納言の寵愛を受け懐妊したが、本妻に嫉妬され、不義の疑いをかけられ家を追放された。ウキキは大仙山の仙人に助けられて男児を出産し、阿弥陀様のような神様となった。後に中納言が山を訪ねてくると、ウキキは男の子を桃に入れて川へ放り投げ、その子がいずれ鬼を退治し、宝物を中納言に進ぜると予言して去ったという。
 『今昔物語集』には中納言藤原山蔭が助けた大海亀から報恩を受ける話があり、本話の原型と推察される。

<金神(こんじん)>
・陰陽道における方位の神の一種。金神が巡る方位を冒すと苛烈な祟りがあると信じられ、近世末期頃から各地で金神除けの祈禱が盛んに行われた。年ごとに方位を回るため「まわり金神」とも呼ばれる。『簠簋内伝
(ほきないでん)』は、金神とは巨旦(こたん)大王の精魂で、その七魄(はく)が人間世界を遊行し、衆生を殺戮するものと説く。

<座敷わらし>
・特定の家に宿り、その家に繁栄や幸福をもたらすとされる子供姿の妖怪または霊。元来は岩手県を中心に東北地方一帯に伝承されるものだったが、柳田國男、佐々木喜善らによる報告、これらを元にした二次資料への記載や創作物への登用(キャラクター化)を経て、全国的な知名度を得るに至った。これにより座敷わらし概念は外来種的に日本中へ波及し、各地の「家に出る童形の妖怪」が座敷わらしと同一視され、東北以外でも座敷わらしの体験談が聞かれるようになった。また、招福の性質から商業およびスピリチュアル方面での需要も高いのか、今日では座敷わらしがいると称する施設は各地方に点在している。

・佐々木喜善は友人が周防国(山口県)で体験した怪異をザシキワラシに類する事例のひとつとして紹介している。それは某氏が山口市の高等学校にいた頃のこと。夜、下宿でドイツ語の書物を枕元に置いて寝ていると、夜半に一人の童が出てきて本をペラペラ捲って遊んでいた。やがて童は寝ている友人の懐や裾に潜りこんで脇などをくすぐったので、たまらず目を開けると、暗中にもかかわらず天窓板が一枚一枚節穴に至るまで明瞭に見えたという。

・岡山県和気郡和気町日笠下出身の女性(1926年生)は、幼い頃に父から「我が家には座敷童子が住んでいた」と聞かされたという。父は座敷童子がチョコチョコと座敷から出て去っていくのを目撃し、家運の衰えを察したという。津山市のあるアパートにもいたずらっこの座敷童がいたといい、住民の看護婦さんは怖いとも思わず一緒に暮らしていたという。

・広島県三次市甲奴町小童(こうぬちょうひち)の飲食店「手打ちそば山菜料理わらべ」(2022年閉店)の店舗は古民家を改装したもので、座敷わらしが宿っているという。開店準備中の時期、澤口則子店主はどこからともなく聞こえる囁き声を耳にしたといい、開業後も人の歩く足音が聞こえたり電灯が消えたりと、奇妙なことが続いたという。店がテレビで紹介されると、「スピリチュアルの先生」が「ここは座敷童がいますね」と判定。それ以来、願いを叶えてほしい、一目見てみたいといった訪問客が増えたという。不思議な現象がよく起こる「座敷童の部屋」には、客から差し入れられた玩具やお菓子が所狭しと並んでいる。

<日招き(ひまねき)>
・沈みゆく夕日を扇子で招き返し、日暮れまでの時間を延ばして目的を達する呪術。
 中国地方を舞台とする例では、平清盛による音戸の瀬戸(広島県呉市の海峡)開削の伝説が有名。安芸(あき)守だった清盛は、航路の便を図って音戸瀬戸の開削事業に着手した。しかし工事は停滞し、予定日の夕方になっても終わりそうになかった。そこで清盛は扇で沈みかけている太陽を招き返して、その日のうちに作業を終了させたという。

・鳥取県の湖山長者も、『因幡志(いなばし)』『因幡民談記』などに記述があり、古くからこの種の伝説の主人公として広く知られている。

<猿猴(えんこう)>
・水辺の妖怪。人を捕まえて尻や内臓を抜いたり、牛馬を水中に引きこんだりする。「猿猴」の本来の字義はテナガザルだが、中国地方一帯では河童にあたる存在の呼称として通用している。一般的に想像される河童と同じく、頭に皿があり、留まっている水がこぼれると力を失うとされる場合も多い。人間や神仏によって懲罰されることも多々ある。

<血取り>
・異人などが人の生き血を取ると考えられたもの。明治6年(1873)から各地で徴兵令などに反対する民衆運動(血税一揆)が起きたが、これらの発端にも血取りの風聞が関わっていた。これは前年の太政官告諭にある「西人之を称して血税といふ。その生血を以て国に報ずるの謂なり」という文言から、西洋人が生血を取りに来るとの誤解が生じたものである。
 
・北条県(現・岡山県東部)では、アメリカに連行される、石高1000につき女1人・牛1匹を異人へ引き渡されるなどの噂にまで発展し、津山の県庁が強く否定するも県民の疑念は拭えなかった。貞永寺村の卯太郎という者は「10歳から40歳までの人の生き血を絞るために白衣の者が来る」と噂を流して住民の不安を煽り、実際に白衣を着た人物の徘徊を見せて暴動を誘発し、大規模な一揆に発展させたという。

・鳥取県会見郡でも、異人は人間の生き血を飲む、徴兵で生き血を絞り外国に売るといった噂が流れていた。鉱山局が雇った外国人が検査に訪れた時は血を取るための調査と思いこみ、人々は門札を外して家族構成を隠したという。古市村(現・米子市)の農民の妻が不審な二人組を目撃すると、村人たちは血取りが来たと大騒ぎして半鐘を鳴らした。混乱は村から村へ急拡大、竹槍を持ち出す者、通行人に暴力をふるう者まで出た。集合した農民は1万人規模となり、戸長宅への襲撃などが始まった。

・明治6年7月の『東京日日新聞』では、岸田銀二が備前児島の他の浦を訪れた際、同地の住民が血取りの流言を信じて避難・武装していた様子が報じられている。人々は朝廷が唐人に騙され、日本人の種を絶やすために、若い男の血を抜いて弱くし、女は外国にやってしまうものと信じていた。邑久(おく)郡では多くの者が血を取られた、美作(みまさか)では夜中に役人と唐人が家々を検め、娘を連れ去ったなどと具体的な噂まで飛び交い、政府への疑念が増大していたという。

<神ン野悪五郎(しんのあくごろう)>
・『稲生物怪録』諸作において名が語られる魔王。山ン本五郎左衛門の同族または対立する相手とされている。
「柏本」では、山ン本の口から神ン野悪五郎の名が語られる。日本では山ン本の同類は彼しかいないという。もはや神ン野が手を出すことはないだろうと言いながらも、山ン本は今後怪異があれば自分を呼べるようにと、平太郎に槌(つち)を授ける。
 『三次実録物語』では、山本太郎左衛門と覇権を争っている魔王として信野悪太郎という名が語られる。平太郎の胆力に敵わなかった山本は、信野の配下となることをしぶしぶ受け入れて稲生家を去っていく。
 絵巻『堀田家本』では山ン本五郎左衛門の友として権力の座を争う魔の名は真野悪五郎とされている。

・基本的には作中に名前が出るだけで姿は描写されないが、先述の『稲生武太夫一代記』では、山ン本に連れられて衣冠束帯姿の悪五郎が現れる。これは他の絵画作品では太歳(ださい)大明神の姿とされるものである。

<山ン本五郎左衛門>
・稲生屋敷に種々の怪異を起こした魔王。一ヶ月にわたって稲生平太郎の周囲に妖怪を出現させていた黒幕である。

・絵巻「堀田家本」などにおける五郎左衛門は世界の人を惑わすことを業とする魔物で、100人を誑かして魔国の統領になろうと企んでいる。しかし86人目の標的にした平太郎が類稀なる豪胆さを持っていたため、野望は潰えてしまった。観念した五郎左衛門は同族の真野悪五郎から平太郎を守るため、自身を呼び出すことのできる槌(つち)(化物槌)を授けて去っていった。

・幕末から明治にかけて活動した神仙道家の宮地水位は、仙人の教えを受けて様々な異世界を往来していたという。彼が著した『異境備忘録』によれば、悪魔界の12柱の魔王の中には、神野悪五郎月影、山本五郎左衛門百谷という名の者がいるという。『稲生物怪録』との関係は語られていないが、同作の魔王の名を参考にした可能性は高い。ちなみに、宮地水位の世界観において神野・山本よりもはるかに強大な存在が、序列第一位の魔王「造物大女王」である。

<山本太郎左衛門(さんもとたろうさえもん)>
・『三次実録物語』に登場する魔王。稲生家に1ヶ月にわたって怪異現象を発生させた黒幕で、「柏木」や「平田本」系統の作品などに登場する山ン本五郎左衛門と同じ立ち位置の存在。
 七月晦日(みそか)、魔王は裃(かみしも)を着た武士の姿で平太郎の前に現れて狼藉を詫び、仮の名として「山本太郎左衛門」と名乗った。彼は対立する魔王・信野悪太郎を従えるための賭けとして、万物の王たる人間の中でも特に気丈な青年100人を脅かし、正気を失わせようとしていた。既に唐、天竺、日本で16歳の青年85人を脅かしてきた太朗左衛門だったが、平太郎の勇気を挫くことは叶わず、不本意ながら悪太郎の下につくことになった。

<天狗使いの彦六>
・岡山県津山市倭文地域に伝わる。
 里公文上(さとくもんかみ)の彦六という男は不思議な術を使うため「天狗使いの彦六」と呼ばれた。ある時、彦六は大名行列を前にしても立ったままだったため咎められたが、斬られそうになった瞬間に姿を消したという。またある時は伯耆大山(鳥取県)に参詣すると言って夜に家を出て、翌朝には大山の札と証印を貰って帰ってきたという。

<阿久良王(あくらおう)>
・岡山県倉敷市児島地方に伝わる鬼。
 延暦年間(782〜806)、児島の由加山(ゆがさん)を根城にする阿久良王(阿黒羅王とも)という鬼の大将が、東郷太郎・加茂二郎・稗田(ひえだ)三郎なる家来を連れて田畑を荒らし、物や女を奪うなどの悪行を働いた。この噂は朝廷にまで届き、坂上田村麻呂将軍が鬼退治に派遣された。将軍は通生の浦へ来て、神宮寺八幡院で七日七夜の祈願をした後、わずかな家来を連れて由加山を目指した。道中、白髭の老人が将軍一行を援助して導き、人が飲めば薬となり、鬼が飲めば毒となる霊酒を授けてくれた。やがて現れた稗田三郎と斬り合いになったが、将軍が由加大権現に祈ると鬼はすぐに降参した。三郎の案内で鬼の棲み処に着いた一行は、女の鬼に霊酒を飲ませ、寝入ったところを斬り殺した。すると阿久良王が悪行の償いのため「由加大権現の使いとなり、人々を助ける」と誓って絶命し、首を刎ねられると75匹の白狐に変じた。鬼退治を全うした将軍は神恩に感謝して本荘八幡宮や由加神社社殿を造営した。その後、氏子が盗難に遭うと、必ず75匹の神狐が盗賊を探し出して、奪われたものを取り戻したという。

<猿隠山の化物>
・島根県能義郡広瀬町東比田(現・安来市広瀬町東比田)に伝わる。
 昔、両目山には化物が棲んでいて、夜に人を取り食らっていた。杵築(きづき)大社(出雲大社)への勅使・柳原大納言の供として当地に来た北面の武士・藤内民部藤原信貞は、夢枕に立った白髪の神様の加護を受け、化物退治に乗り出した。神使の古猿の導きで山中にある化物の塒(ねぐら)に行き着いた信貞は、襲いくる化物を矢と刀で倒し、この地に山王権現を祀った。化物は身長六尺、頭に三尺ほどの銀髪を垂らし、体毛は黄色く、四足は狼のごとく、尾は牛に似た、名も知れぬものだった。猿の教えで化物退治ができたので、山は猿隠山と呼ばれるようになった。これは天喜元年(1053)の出来事で、化物が潜んでいたのは山の七合目あたりの岩窟といわれている。

<山中の貴人>
・浄免院という人物が雲州(島根県)の太守だった頃、寺西文左衛門という弓術に秀でた武士がいた。ある秋、寺西は山へ松茸狩りに行き、帰り際に角平という供の者の姿が見えなかったため、その名を呼んだ。同行の者が呼んでも返事はなかったが、寺西が呼びかけると山奥から何か応じる声がした。そうして発見された角平は、山中で主とはぐれてから、誰とも知れない高貴な人々に捕まっていたと語った。貴人たちは寺西の声を聞くと、迷惑そうな様子で角平を解放したという。角平を誑かそうとした狐狸の類が、その主人が弓の名手であると気づいて恐れをなしたものと思われた。



(2014/9/17)


『宇宙人についてのマジメな話』
(平野威馬雄)(平安書店)  1974年



<空飛ぶ円盤に憑かれた男>
<岡山市の安井清隆(60歳)(ペンネーム)(故人)>
・ 星の住人は、ちゃんと男女の性別があり、目は碧く、髪は金髪だったという。
・ 地球人ともっとも違うのは、その生存期間です。百歳はまだ幼児期で、平均寿命は3万年から4万年ということでした。それに「老」「病」がなくて、3万歳の人も青年みたいな風貌をしていました。

・ 住民は小型円盤がそのまま、マイハウスになり、高層建築に見えるものも、小型円盤の積み重ねだったという。
・ 空飛ぶ円盤なので、移動はむろん簡単。

・ 星全体が単一国家でほしいものは定められたところへ行けば、すぐに支給されるので、争いもなく戦争も皆無の理想郷。



『UFO革命』
 横尾忠則   晶文社  1979年3月



<母船で連れていかれた太陽系外惑星   (安井清隆)>
(安井)・普通の日本人よりもっと立派な日本語、まるでアナウンサーみたいな日本語で、声もそういう調子でした。

・ええ、高いんです。背が私の倍ぐらい、2メートル4、50ありました。

・「もっと遠い星で、太陽系の外の星なんです。まだ地球上では確認されていないので名前もありません」

・私のことは子どもの頃から全部観察してあり、記録されてあるらしいですね。

・宇宙人の名前はチュェレイさんといいます。チュェレイさんと一緒にいた女性は、背の高さは私と同じくらい、1メートル70センチはありました。髪の毛は少し長めで金髪なんです。

・母船はものすごく大きく、何メートルなんてものじゃなく、葉巻型になっていて長い方が50マイルぐらいだとチュェレイは言っていました。ということは、岡山県の幅ぐらいはあるでしょうね。とにかく想像を絶する巨大な母船なんですね。

・母船の中を小型円盤がピューピュー飛んでいて、全体が街のようになっているんです。

・どこから灯りが出ているのかさっぱりわからないんですが、とにかく昼間の太陽光線と同じなんです。

・彼らが、植えた草や木もあり、池のようなものもありましたよ。非常に気持ちがいい場所でしたよ。

・建物は地球のビルのように四角形のものや堕円形のものもあり、その中がコンパートメントのように仕切ってあるようですね。

・この母船は、巨大な宇宙空間を飛ぶと、ゼロに近い時間で飛ぶらしいですね。その原理は、私たち地球人の知識では全然見当がつかないですね。そして、この母船の中で、時時、地球の各国の人が招待されて色々な話をすることがありますが、その内容については、詳しいことは公表できないことになっているんです。ただ彼等は、原則として地球には干渉してはいけないことになっているらしいんです。

・飲み物は、地球のコーラに似たようなものを飲ませてくれました。けれど、特別変わった味ではありませんでしたね。そのほかにも甘い飲み物はあったんですが、私は、飲まなかったんです・・・・。食べ物は、肉をやわらかくしてトロトロしたものをスプーンで食べるんです。

・リスの肉らしいんです。それとトウモロコシのようなねぎ坊主に似た穀物をくだいて、粉々に作ったパンのようなものがありましたが、これは大変おいしかったですね。味付けの感じは、いわゆる西洋料理のような感じですね。

・チュェレイ星に行く時は、その母船でチュェレイ星の近くまで行くんです。

・降りたところの風景は、どちら側が北か南か全然分かりませんでしたが、とにかく、一方に海があり、その彼方にうっすらと山が見えていました。そして、海と反対側の方は、降りた所もそうでしたけれど、わりと荒れた土地、いわゆる荒蕪地といったらいいでしょうが、そんな感じの平野のような土地が続いていて、そのまん中に街というより都市といったらいいでしょうか、かなり大きな街が見えていました。

・草はね、少し違っています。ちょうど、芭蕉の葉っぱを少し厚くしたような、あるいはゴムの木の葉のように葉の肉が厚いんです。そういう草木が沢山あり、全部の木が闊葉樹ですね。それから動物もいるんですが、皆大きいですねえ。リスが羊ぐらいの大きさに見えました。ただ全部の動物を見たわけではありませんでしたけれど・・・。

・太陽はあります。ただ地球で見るよりははるかに大きいんですが、逆に太陽の熱は地球よりも強くないんです。そして、チュェレイ星は地球のようには自転していないらしいんです。

・都市というのは、かなり大きな街でした。岡山市の旧市内ぐらいは充分あったと思います。そして、もっと驚いたことがあるんです。最初に降りた所でざっと周囲の風景を見てから、もう一度円盤に乗ってチュェレイ星をグルッと一周してもとの場所に帰って来たんですがー海や山などの風景が同じだったのに気がついたのでチュェレイに聞いたら、「そうだ、最初に降りた場所だ」というのでわかったーさっきあった都市がなくなっているんです。おかしいなあと思って、風景は同じようだけれども、あそこに見えていた都市がないのはどうしてなのかと訊いたら、笑いながら、「あれは全部円盤でできていて、今はもう他の場所に飛び去ってしまったのだ」というんです。



『UFO革命』
 横尾忠則   晶文社  1979年3月



<第4種接近遭遇>
<UFOに同乗した人>
・「運動公園でUFOに乗った人」で少しご紹介した故安井清隆(ペンネーム)です。安井さんが初めてUFOを見たのは、昭和28年頃の夏だろうと推定されます。岡山市富田町の家の前で夕涼みをしている時に2日続けて目撃したそうです。

・その人は自分の名前をチユェレイと名乗りました。その後、安井サンはチユェレイさんの故郷の星のことを便宜上チユェレイ星と呼びました。

・昭和35年の5月14日。マスコミ各社が集まっていた総勢100人の観測会で33機の大編隊が現れ、読売のカメラマンが撮影に成功したといわれます。だが、この記事はなぜか発表されていません。そして当日取材に来ていなかった夕刊紙がこのことをスッパ抜き、一躍岡山の話題になりました。

・また、もっと驚いたことには、チユェレイ星を一周してもとに戻ってみると、風景は同じなのに、さっきは確かにあったはずの都市が消えていたのです。チユェレイさんは笑いなら「あれは全部円盤でできていて、今は他の場所に飛び去ってしまったんです」と説明しました。その生活のための円盤は四角形のものも沢山あって、さっき見た都市は円盤が重なってビルのように見えていたのです。円盤は絶えず1メートル位浮いているので、道路を作る必要もないとのことでした。しかし、安井さんはどんな単位で街を作るのか、なぜ街は移動するのか聞くのを忘れたといいます。

・チユェレイ星人はみんな身長2メートル以上ありますが、動植物も全体に大きく、リスでも羊くらい。花も直径3〜5メートルくらい、木はすべてゴムのような肉厚の広葉樹でした。

・チユェレイ星人の体は全体的にひとまわり大きいものの、地球人と同じです。生殖行為もほとんど同じということでした。原則として一夫一婦制ですが、必ずしも護られなく、恋愛(?)は、彼らにとって最も深い関心事のひとつだとか。しかし、裸に対する抵抗はないらしく、風呂は混浴でした。安井さんはチユェレイさんと一緒に、その風呂に入ったそうです。



『岡山に出現したUFO』  
(秋田めぐみ) (岡山若者新書)  1987年



<岡山の安井さんのチュェレイ星への異星旅行>
・ 円盤は都市という程度の規模なんですか?

・ さっきあった都市がなくなっているのです。あそこに見えていた都市がないのはどうしてなのかと訊ねたら、笑いながら「あれは全部円盤でできていて、今はもう他の場所に飛び去ってしまったので」というんです。

・ じゃあ、都市は全部ドーム型になっているんですか?

・ これらの円盤は、飛行するためというよりは、生活する場としての円盤なのですから、四角型の円盤も多くあり、それらが積み重なった場合、大きなビルのように見えるわけなんです。最初見た円盤の街を作ることは、簡単なわけですよね。ただ、どういう理由で、あるいはどんな単位で一つの街を作っているのか、さらにそれらの街は、たえず場所を移動しているのか、何のために移動するのかなどまでは聞き出せなかったんですけれど、いずれにせよ、パァーと集まれば海の真ん中にでも瞬間的に大都会ができるんですから便利だと思いますね。

・ 地上からたえず、1メートルぐらい浮いているわけですから、地上に固定した建造物は全然なく、たえず動いている。チュェレイ星全体が単一国家で、欲しい物は、規定の場所に行けば手に入るし、争いも皆無らしいんです。

・ もちろん、建物は全部円盤でできているわけです。そんな建物がひとつだけ、ぽつんと浮いているところもありました。

・ チュェレイ星人の平均寿命は3万歳から4万歳くらい。

<異星人とテレパシーなどでコンタクトする方法が分からない>
・ “コンタクトする方法は?”円盤に対しての関心を毎日の生活の中でたえず持ち続け、そして宇宙人に早く会ってくれと頼む(念ずる)しか方法がないんじゃないでしょうか。



『UFO革命』
 (横尾忠則)(晶文社)1979/3/1



・また「時間と空間は相対的なもの」というのは今の地球の科学でも定説になっていますが、天文学上でも各星によって1年(1行程)の長さが違います。チユェレイ星人の平均寿命は地球時間で3万〜4万年くらいらしく、チユェレイさんは地球人の30歳前後しか見えませんでしたが、実際は1万歳くらいとのことでした。そして、地球人がピラミッドを作っている頃から地球に来たことがあって。「あれ(ピラミッド)は地球人が作ったものだ」と言ったそうです。

・「異星人には同じ人間型でも5メートルくらいのもいる。人に言うと怖がるからしゃべらないことにしている。それに人間とはまったく違う形態の知的生物もいる。チユェレイさんたちでもつきあってもらえないほど次元が高く、チユェレイさんたちが研究しても分らないのがいる」と言っていたとのことです。

・こんなにも沢山の人が、こんなにも様々なUFOとの出会いをしている・・・。この事実はなんびとも否定できません。この事実、それも当地岡山においての事実を秋田さんは足で調査し、一冊の本にまとめてくれました。貴重なものだと思います。

・ここ岡山の街にも事実か、単なる流言飛語か、沢山のUFO目撃の噂があります。そこで岡山のUFO研究といえばこの方を抜いては語れないといわれている畑野房子(就実高校理科講師)のご協力のもとに、この噂の真相を調べてみました。(月刊※タウン情報おかやま別冊)(1987年)

・人間が本能的に持っている未知への探究心が大事。



『世界不思議大全  増補版』
泉保也     Gakken   2012/8



<ジョージ・アダムスキー  史上最大のUFOコンタクティ>
<驚異の宇宙旅行と素晴らしい宇宙船>
・アダムスキーは、その後数回にわたって異星人とコンタクトすることになるが、そのたびに彼は驚くべき体験をしている。

 1953年2月18日、例によって彼は予感めいた衝動に駆られ、ロサンゼルスのとあるホテルに投宿した。
 夜になって、ロビーにいたアダムスキーにふたりの男が接近してきた。ふたりは普通の服を着ており、話す言葉にも何らおかしなところはなかった。
 しかし、彼らが握手を求めてきたとき、アダムスキーは異星人だとわかった。彼らは特殊な握手をするからである。

 ふたりはアダムスキーを車に乗せ、砂漠地帯に向かい2時間ほど走行。ドライブ中、ひとりは火星からやってきたといい、もうひとりは土星からやってきたと話した。
 車が砂漠に着くと、そこにはUFOが待機していた。近くには例の金星人がいて、アダムスキーをにこやかに出迎えた。不思議なことにこのとき彼は、英語を流暢に話せるようになっていたのである。
 アダムスキーは、彼らに仮の名前をつけ、金星人をオーソン、火星人をファーコン、土星人をラミューと呼ぶことにした。

・UFOは信じられないくらいの高速で飛行し、地上1万2000メートルの高度に達した。そこにはなんと、全長600メートルはあろうかという巨大な葉巻型母船が滞空していたのである。

・アダムスキーを宇宙旅行に招待したのは、偉大な指導者(マスター)と呼ばれる人物だった。

・土星型UFOは、上空に待機している母船に向かった。今度の母船には、20歳前後にしか、見えない人々が大勢いたが、彼らの年齢は、実際には30〜200歳以上にも達するという。

<コンタクティ  異星人からのメッセージを伝える人々>
・コンタクティの証言を「コンタクト・ストーリー」という。

<ハワード・メンジャー>
・アメリカ人。初コンタクトは1932年の夏で、金髪の金星人女性と会見。高校卒業後、陸軍に入隊してからハワイで黒髪・黒眼の異星人と出会い、太平洋戦争時の沖縄戦に従軍した折、沖縄で軍服を着た金星人と会見、「今後もコンタクトが続く」と告げられた。

・退役後の1956年にニュージャージー州プレザント・グローブでUFOを目撃して搭乗員の男女と会う。以後、金星や火星、木星、土星から来たという異星人と何度も会見し、UFOに同乗して金星や月の裏側にある基地を訪れた。妻も金星人の転生者だという。

<安井清隆>
・日本人。岡山市で語学塾を開いていた1960年4月23日の夜、満月の2、3倍はありそうな土星形のUFOを目撃。1週間後の30日午前4時すぎ、テレパシー通信を受けて戸外へ出たところ、3機のUFO編隊を組んで旋回しているのを目撃した。うち2機は姿を消したが、残る1機も導かれるようにあとを追った。

・UFOは総合運動場に着陸し、中から銀色のスーツに身を包んだ、2メートル40センチほどの長身でマスク姿の人間が現れ、両手を差しだしながら安井に近づいてきた。握手後、マスクをはずした男の顔は彫りの深いヨーロッパ系だったが、日本語で話しかけてきた。しばらく、会話を交わしただけで、最初のコンタクトは終わった。

・同じ年の10月30日、「富山県黒部市の宇奈月温泉近くの河原で待つ」というテレパシーを受信。11月1日の夕刻、黒部川で先に会見した男性と金髪の女性と遭遇した。男性はチュェレイと名乗り、それが母星の名でもあると語り、直径5〜6メートルの小型円盤への搭乗を許された。円盤は15分ほどで白馬岳の頂上付近に到着。直径30〜40メートルの円盤に乗り換えた。内部は操縦室、食堂、倉庫、会議室からなっていた。

・その後コンタクトは中断し、再開されるのは1970年2月。岡山市郊外でチュェレイと再会し、円盤で白馬岳の基地を訪問。全長60キロはあろうかという葉巻型の巨大母船の映像を見せられた後に、その母船へ案内された。母船は恒星間飛行に用いられるもので、内部には森や湖、山などがあり、建物が立ち並び、小型円盤が飛び交っていた。1971年2月末には、その巨大母船に乗ってチュェレイ星を訪問した。が、その後テレパシー通信はぱったり跡絶えてしまったという。

<ステファン・デナルデ>
・オランダ人実業家。1967年7月、オランダ南西部ウースタ―シェルトの沖合をヨットで航行中、海面に浮かんでいた異星人の宇宙船(水上艇)に乗り上げて異星人と遭遇し、乗船を許された。

・身長150センチほどの異星人はヒューマノイド型ではなく、顔の真ん中に窪みがあり、手は鉤状で、全身が薄褐色の毛で覆われ、獣じみて見えた。

 会話はテレパシーでなされた。彼らの母星は、地球から10光年彼方にある惑星イアルガで、自転速度は地球よりも遅く、重力は地球の約3倍。窒素やアンモニアからなる大気は濃密で、大気圏の雲が視界をさえぎっており、太陽光は見えない。

・そのイアルガ星へ、小型の円盤から高空に滞空する大型円盤に乗り継いで案内された。イアルガ星は海が大部分を占め、陸地は島だけで、それらは鉄橋で結ばれていた。石油タンクのような形状をした集合住宅が立ち並び、ひとつの建物の直径は約300メートル、高さは約135メートルで、約1万人が居住できる。

 ほかに自動機械化された農園、恒星間飛行用の大型円盤の建造工場なども見学してから、再び円盤に乗って地球へ帰還した。

<R・N・フェルナンデス>
・メキシコ大学教授。原子力委員会のメンバーも務める科学者。1972年11月14日、大学構内で異星人女性とすれ違った。身長190センチの長身で、瞳は緑色、黒髪の美女である。それより先、教授は女性の声で何かを訴えようとするテレパシー通信を受けており、異星人であると直感したのだった。

・その後、2度遭遇したものの、会話を交わすことなく迎えた1974年12月22日、彼女が「テレパシーでは通じないようなので、直接話にきました」と教授を尋ねてきた。彼女はアンドロメダ銀河からやってきたリアと名乗り、知的生命体の調査のために地球を訪れていると説明、近いうちに宇宙船へ招待すると約束した。

・それが実現したのは翌1975年4月22日だった。宇宙船は直径5メートルほどのドーム状円盤で、乗船するや、超高速で大気圏外に飛び出した。リアは宇宙空間に浮かぶ青い地球を見ながら、地球環境の脅威、遺伝子工学、反物質などについて語った。

・リアはその後、近い将来凶悪な異星人が地球に来襲する、という警告を残してアンドロメダ銀河へ帰っていった。

<宇宙飛行士が認めたコンタクトの事実>
・ならば、彼らの主張はすべて虚言や妄想の産物かというと、必ずしもそうではない。宇宙探査によってコンタクティたちの話が真実と判明したケースもあるからだ。

・かつてのアポロ計画にも注目したい。宇宙飛行士と管制センターとの漏洩交信記録から、「道」「ドーム群」「構築物」「トンネル」「テラス」などが月面に存在するらしいことが指摘されたからだ。それらはおそらくUFOの基地だろう。

・アポロ14号で月面に降り立ったエドガー・ミッチェルが2008年7月、「アメリカ政府は過去60年近くにわたって異星人の存在を隠蔽してきた」と爆弾発言したことも、コンタクティに有利に働く。地球へ飛来している異星人が人類との接触を試みないとは考えられないからであり、すべてのコンタクト・ストーリーを荒唐無稽と斬って捨てるわけにはいかないのである。


(2022/2/3)


『日本怪異妖怪事典 関東』
朝里樹   氷厘亭氷泉   笠間書院  2021/10/5



<茨城県>

<虚舟(うつろぶね)>
・「うつろ舟」、「うつぼ舟」、あるいは「空舟」とも書かれる。常陸国(茨城県)に流れついたとされるふしぎな扁円状のかたちをした舟、全体は鉄でできており、ガラス障子が嵌められている箇所もある。舟の中にはふしぎな箱を持った異装の女性(「うつろ舟の蛮女」などと書かれる)が乗っており、舟中には水・菓子・肉を練ったような食物・敷物などが積まれていたという。漁師たちは役所などに届け出る面倒を考え、この舟を沖に押し戻して、再び海に流したと語られる。
 享和三年(1803)2月22日に常陸国の原舎と呼ばれる浜辺に漂流したとされる情報が広く知られている。

・ただし、このような「うつろ舟」の情報は、それ以前にも存在していたようで、細部や舞台が異なるがほとんど同じものといえる構成のはなしが、加賀国(石川県)・越後国(新潟県)などに出たものとして、随筆や風聞集に見ることもできる。

・昭和中期には「うつろ舟」について、宇宙人を乗せてやって来た「宇宙船」だったのではないかとする説を斎藤守弘が出しており、以後は直接うつろ舟を取り扱った記事でも「江戸版UFO騒動」といった見出しがみられるなど、その延長線上で影響を受けたモダンな解釈で語られることも一般に多い。しかし、それらはあくまで「うつろ舟」が20世紀以後に空想された宇宙船のイメージを連想させる、ふしぎなまんまるみを持ったかたちをしているという点のみへの興味であり、古い情報そのものには「うつろ舟」が空を飛んだり、よその天体から銀河膝栗毛をして来たりしたような描写などはない。

<天狗藤助>
・常陸国の阿波村(現・稲敷市)にいた体のとても大きかった奉公人で、和泉屋に奉公する無口な働き者だったが、人々から天狗の化身ではないかとも語られていた。
 別当(管理関係にある寺)の安穏寺が、大杉神社(あんば様)に寄進するため、花屋に注文していた造化を江戸へ取りに行くと「昨日、阿波の大きなひとが取りに来て渡したよ」との返事だったので、ふしぎに思いつつ村に戻ると、確かに造花は神社に置かれていた。そんな大きな者は藤助しかいない、ということから和泉屋に屋に問い合わせても藤助は外泊などしていなかった。すると藤助は、ほんの数時間のうちに江戸まで往復していたというはなしになり、「天狗の化身ではないか」と噂されたという。
 あんば様(大杉大明神)には天狗様も祀られており、藤助が天狗の化身と考えられた要因のひとつになっている。

<天狗火>
・夜、山に飛んでいるのが見られるという怪火。赤い光が点滅したり、動いたりするという。茨城県などに伝わる。山に飛んでいる様子がみられると、狐火ではなく天狗火と称されることが多いようである。

<外国の鬼>
・茨城県鹿嶋市に伝わる。「碁石の浜」は鹿島の神と外国の鬼が碁の勝負をしたことに由来するという。この鬼の詳細については記されておらず詳らかでない。

<飛物(とびもの)>
・夜空を光りながら飛んでゆくというふしぎなもの。

<並木道>
・夜道などを歩いているときに、そこにあるはずのない見慣れない並木道がつづいて道に迷わされたりするというもの。狐や狸などの化け術だとされる。
 茨城県五霞村(現・五霞町)では、狐の仕業だと感じて、煙草を吸ったらスッと消えた。

<袮々子(ねねこ)>
・利根川に住む女の河童で、茨城県を中心に利根川流域の関東各地に伝わる。

・毎年その居場所は変わり、土地の人々はその毎年の居場所をわざわいのある地点と考えていたことを記している。

・利根川流域には袮々子を祀っている家などもみられる。利根川の河童たちの親分格ともいわれており、関八州の河童の総帥などと文飾されてもいる。

<光物>
・下総国の山王村(茨城県取手市)に住んでいた庄兵衛という男が、天明の頃(18世紀末)に拾ったというふしぎなもの。夜空を光物が飛んでいたと思ったら、垣根のあたりに一寸(約3センチ)ぐらいの宝珠のように先がとがったまるい光物が落ちていたという。白く光っており、夜に書物を照らしてみることもできたらしい。

<一つ眼(ひとつまなぐ)>
・「ひとつまなく」とも。事八日(2月8日や12月8日)の日に家々にやって来るとされる一つ目の妖怪。茨城県などで呼ばれている。

<古猿(ふるざる)>
・山に住む、年を経た大きな猿で、人間を襲ったりする。むかし常陸国の高野村(現・茨城県守谷市)に現われたといい、山の近くに家を建てて住んでいた家の女房を、夫や下人の留守中に襲い、淫らな行為におよんだ。悲鳴を聞きつけて駆けつけた代官や村人たちによって退治されたという。身のたけ六尺(約180センチ)もある大きな猿だったという。もはや猿というよりも狒々やゴリラのようなスケール。

<孫右衛門狐(まごえもんきつね)>
・下総国の赤法華村(茨城県守谷市)に住んでいた孫右衛門という男のもとにやって来て、妻となっていた狐。
 旅の途中で宿を借りたのをきっかけに妻となり、やがて孫右衛門とのあいだに男の子を産んだが、昼寝をしているとき、その子が「かかさまの顔がおとうか(狐)によく似ている」と孫右衛門に告げたために、狐は家を出て行ってしまった。

<水戸浦の河童>
・常陸国(茨城県)水戸の海で捕らえられたという河童。海から声がおびただしく聴こえ、ふしぎに思ったのでさし網をおろしたところ、14、5匹の河童が踊り出したという。捕まったのはそのうち1匹で、鳴き声は赤ん坊泣くような声で、尻の穴は3つあったという。

<夜刀神(やとのかみ)>
・角の生えた蛇のすがたをしており、芦原や谷などに住んでいるとされる。『常陸国風土記』に書かれており、太古のむかしの常陸国行方(なめかた)郡(茨城県)で人々が田を開墾してゆく動きを妨害したりしたとされる。継体天皇のころに麻多智(またち)という勇士がこれと対峙し、大きな杖を立て人々の田地と夜刀神の住む地を分けた。また、幸徳天皇のころに池を拓いた際、池のほとりの椎の木に大量に群がって出現したが、壬生速麿(みぶのむらじまろ)によって退けられたともいう。

<山猿>
・茨城県山ノ荘村(現・土浦市)に伝わる。
 むかし一年に一度、何者かによって村のどこかに白旗が立てられることがあり、それが立てられた家は妖怪にいけにえとして乙女を差し出さなければならなかった。弓の名人である高倉将監(しょうげん)が妖怪を退治したところ、年を経た大きな山猿だったという。
 茨城県龍ヶ崎市貝原塚町などにも、猿の化物が人々の家に白羽の矢を立てて、いけにえを出させていたが、退治されたというはなしがみられる。

<山姥の神隠し>
・茨城県などでいわれる。夕方遅くまで遊んでいると、山姥に連れて行かれる、山姥に神隠しされるなどと子供たちは注意されたという。

<良正(りょうしょう)>
・下総国飯沼(茨城県常総市)の弘経寺にいたという貉で、了暁が住持を務めていた時代に僧侶のしがたに化けて修行をしつつ暮らしていた。学があり相撲も強かったが、昼寝中しっぽが出ているのを見られてしまい、寺を去ったとされる。別れのとき、寺の者に阿弥陀如来の来迎の様子を魔術で見せたとも語られる。良正からは「これは術、信心を起こすことなかれ」という注意があった。

<栃木県>

<青幣(あおべ)>
・「青平」、「青兵衛」とも。青い色の天狗だといわれている。栃木・群馬県境の山々に祀られている五色天狗のひとつ。
 五色天狗のうち、青幣については、他の天狗とは異なって山の名がはっきり示されていない。位置関係を考えると沢入山(栃木県日光市)なども考えることはできる。
 五色天狗の同僚である赤幣(あかべ)のいる氷室山(栃木県佐野市)などにも祠などが確認できる。

<赤幣(あかべ)>
・「赤平」、「赤部」、「赤兵衛」とも。氷室山(栃木県佐野市)に伝わる天狗。赤い色の天狗だといわれており、火伏せにご利益があるとして祀られている。五色天狗のひとつ。
 むかし江戸の宗家の屋敷に火の手が迫ったとき、見知らぬ大男が現われて火を消して類焼から守ってくれたことがあった。そのなぞの男は「あそのあかべ」であると名乗ったといい、調べさせると下野国阿蘇郡のこの天狗だとわかり、火伏せの霊験があると語られるようになったとされる。
 この大名屋敷の防火をしたとするはなしは、おなじ五色天狗のひとつ黒幣(くろべ)と共通している。火事があったのは天保のころだという。宗家は対馬のお殿様として知られるが、阿蘇郡にも所領を持っており、その関係から語られている。

<荒針の大蜂>
・栃木県宇都宮市の大谷寺に伝わる。大谷の山の洞穴にいたという数万年も経たような巨大な蜂で、群れをなして人々を苦しめていた。旅でこの地を訪れた弘法大師の密法によって大蜂たちは退治されたという。
 この巨大な蜂に由来して、荒針という地名ができたとも語られている。

<岩岳丸>
・「岩嶽丸」、「巌嶽丸」、「岩武丸」とも。栃木県に伝わる。八溝山にいたという鬼。須藤貞信が討伐に向かい、これを退治した。のちにその霊が大蛇と化して出没し、人々を苦しめたとも語られる。

<裏見滝の天狗>
・裏見滝(栃木県日光市)にいるとされていた天狗で、不浄な心得の者がやって来ると、これにつかまれて八裂にされると語られていたという。
 修験者たちの修業の地であったころの言い伝えである。

<黒幣(くろべ)>
・「黒平」、「黒兵衛」とも。根本山(栃木県佐野市)に伝わる天狗。黒い色の天狗だといわれている。栃木・群馬県境の山々に祀られている五色天狗のひとつ。

<古峰ヶ原隼人坊(こぶがはらはやとぼう)>
・「日光隼人坊」とも。古峰ヶ原(栃木県鹿沼市)にいる天狗で、日光の山々にいる小天狗たちを統率しているという。
 古峰ヶ原には「籠り堂」と呼ばれるものがあり、春と秋に天狗たちがそこに集まる日があって、その日は騒がしい音が聴こえて来たりしたという。
 隼人坊の名称にも用いられている「隼人(はやと)」という名は、古峰ヶ原を守る家にも実際に代々伝わっている名前であり、彼らは役行者に仕えていた前鬼(前鬼・後鬼)あるいは妙童鬼の子孫であるとも伝えられている。

<成高寺(じょうこうじ)の天狗>
・栃木県宇都宮市塙田の成高寺に伝わる天狗。むかし成高寺にいた貞禅禅師という書道に長けた僧侶のもとに翁のすがたに化けて「腕を借りたい」とやってきたという。腕(字のうまさ)を借りに来た理由は、神仙たちとの書の集まりに参加するためであり、承知をした貞禅の腕はしばらくしびれが出てうまく動かなかったが、数日後再びおなじ翁がやって来て礼を告げると腕は治り、以後は寺を守護してくれるようになったとされる。
 このような書道の腕前を借りてゆく天狗のはなしも各地の寺社にみられる。

<小眼(しょうまなこ)>
・事八日(2月8日)の日に家々にやって来るとされる一つ目の妖怪。栃木県野上村(現・佐野市)などでは一つ目小僧のような目がひとつの存在だと語られ、12月8日にやって来るので籠を家の外に出しておいたりしたという。

<白倉山の天狗>
・白倉山(栃木県那須塩原市)に住んでいた天狗たち。弘法大師が箒川沿いを歩いていたときに火の雨を降らせて邪魔をしたという。弘法大師は石の上に大きな石を屋根のように積んでその下に入り火をよけたといい、その石は「弘法の釣石」と呼ばれている。

<白幣(しろべ)>
・「白平」、「白兵衛」とも、白岩山(栃木県佐野市)に伝わる天狗。白い色の天狗だといわれている。五色天狗のひとつ。
 白岩山には、白岩山神社があり、そこに祀られていると考えられる。

<群馬県>

<岩舟(いわぶね)>
・『前橋神女物語』にみられる、長壁姫(おさかべひめ)の乗っている空を飛ぶふしぎな船。「長壁大神」が侍女たちを連れて前橋城(群馬県)から出掛ける際に乗っていたといい、富士山や武蔵国秩父山、出雲など日本各地をはじめ、高天原などにも出掛けている。
 岩舟と呼ばれているが、材質は鉄とも石ともつかない硬くしっかりした素材で、大きさもいろいろあったと語られている。

<兎聟(うさぎむこ)>
・人間の娘をお嫁に欲しがる兎。
 むかし、おじいさんが「畑仕事を手伝ってくれたら好きなものをやろう」と約束をした結果、その娘を欲しがった。おじいさんの三人いる娘の末の妹が承諾して嫁に行ったが、里帰りの道中で兎に餅を入れた重たい臼を背負わせたまま桜の枝を採らせて、川に落としてしまった。
 群馬県新治村などに伝わる昔話に登場する。「猿聟」と分類される内容のもので、猿が登場するはなしのほうが一般には多い。

<牛の角の如き角の生えたる獣>
・『前橋神女物語』にみられる、長壁姫の使い。前橋城(群馬県)の「長壁大神」が、前橋藩士である富田政清の娘・鎧(がい)(のちにお告げによって改名して春)にはじめて「長壁大神の宮へ来い」というお告げをした際に、その内容を託されて現われた獣。
 あえて牛と明言されていないことを考えると、角のあるふしぎな存在が現われたのだとみられる。ほかには白い兎、白い狐、天狗、鴉、鳩なども使いとして鎧の前にお告げを語りに出現している。
 また、長壁様の侍女とされる存在が、長壁大神の使いとして多数『前橋神女物語』には登場しており、お菓子やおこづかいをしばしば届けている。

<永泉寺の貉(むじな)>
・群馬県高崎市倉賀野町の永泉寺のうら手に広がっていた林にいたという貉。むかしは近在の村人が宿場へ遊びに行って来た帰りに、この貉に化かされることが多かったりしたという。

<大入道>
・群馬県渋川市行幸田に伝わる。甲波宿祢(かわすくね)神社の南に「入道街道」と呼ばれる山道があり、そこには大入道が出没してひとの通るのをさまたげたりしたという。この大入道は、善人がとおるとすがたをみせず、決まって悪人がとおるときだけに出たという。

<お狐さん(おきつねさん)>
・出雲国(島根県)から稲を持って帰って来たとされる狐。お稲荷さんの使い。稲穂を他国に持ち出すことは禁じられており、追っ手に追いつかれそうになったが、茶の木の蔭に隠れて難を逃れ、人々に稲をもたらしたと語られる。

<おこじょ>
・関東地方では群馬県を中心に「おこじょ」は十二様のおつかいだとされている。山で目にするとけがなどの災難につながる、捕まえたり、殺したりすると良くないことが起こると考えられたりしていた。

・「山おおさき」とも呼ばれており、見た目は尾裂たちと重なっている。

<長壁姫>
・「刑部姫」、「小刑部姫」、「小坂部姫」または、「長壁大神」とも。城の天守閣に宿っているなどと語られており、姫路城(兵庫県)のはなしが有名だが、関東地方では、それを分霊したとされる前橋城(群馬県)などでも語られる。

・『前橋神女物語』には、明治のはじめ頃に前橋城の「長壁大神」が、前橋藩士である富田政清の娘・鎧(がい)と交信していたはなしがつづられている。牛の角の如き角の生えたる獣などの使いを寄越したりしているほか、長壁様の侍女と名乗る女たちが使いに現われ、色々な菓子を持って来たりもしたという。長壁大神と侍女たちが岩舟というふしぎな舟に乗り、遊山に出掛けていたことや、長壁大神をはじめとした神々(長壁の本体を木花咲耶姫(このはなさくやひめ)としている)と仏仙徒が西国で合戦をしているという様子が語られている点など、平田篤胤やその周辺の国学・古神道の説を多く摂取したみられる独特な内容のほか、皆川市郎平を連れて行った埼玉県の総髪の異人の記述などもみられる。

<悪勢(おぜ)>
・上野国の御座入(群馬県片品村)に住んでいたという鬼、あるいは夷賊。武尊山を本拠地としていたとされる。

<尾瀬沼の主>
・群馬県片品村などに伝わる。尾瀬沼のぬしで、大きな尾のあたりから水が来ているために「尾瀬」、あたまを置いているあたりなので「牛首」などの地名に結びつけられて語られている。

<お天狗山の天狗>
・嵩山(たけやま)(群馬県中之条町)の「お天狗山」に住んでいる天狗で、鶏の鳴き声を嫌っており、山の周辺で鶏を飼うと、この天狗が怒ってやって来て、その家を燃やすといわれていた。

<隠し坊主>
・日暮れ過ぎまで遊んでいる子供を隠してしまうと語られる存在で、子供たちは暗くなってくると「かくしぼうずがくるから、かえろう」と言っていたという。
 群馬県吾妻町本宿(現・東吾妻町)などに伝わる。

<かくなし婆さん>
・日暮れ過ぎまで遊んでいる子供を連れさって隠してしまうという白髪の老婆のすがたをした妖怪。

<隠れざと>
・群馬県邑楽郡千代田村(現・千代田町)に伝わる。子供が泣いていると、むかしは「かくれざとに隠されるから泣くな」と言って叱られたりしたという。

<迦葉山(かしょうざん)の天狗>
・迦葉山(群馬県沼田市)に住む天狗たち。

<片石山の天狗>
・片石山(群馬県前橋市)に住んでいるという天狗たち。穢れのある者が山に入って来たのを察知すると、利根川に投げ込んでしまったという。

<木部姫(きべひめ)>
・榛名湖(群馬県)に入って竜あるいは大蛇になったとされる美しい娘。
 上野国の木部(現・群馬県高崎市)にいた木部長者の娘であったが、その正体は榛名湖のぬしであり、年頃になると屋敷を出て湖に身を沈めて蛇身となった。

<群馬八郎(ぐんまはちろう)>
・「群馬(くるまの)八郎」とも。群馬県伊勢崎市や前橋市などに伝わる大蛇。

・父である群馬満行も春名満行権現(はるなまんぎょうごんげん)という榛名山の神であると記述されている。

<幸菴(こうあん)>
・「幸庵」、「幸菴狐」とも、上野国(群馬県)にいたという100歳を超えた翁で、家々に泊めてもらってはありがたいはなしをしたり、「寿」という書を揮毫していた。吉凶判断をしてもらうと、よく当たるといい、評判になっていた。ある家で「お湯をどうぞ」と、風呂をすすめられたとき、お湯が熱過ぎたことから狐のすがたになって驚いてしまい、その正体がわかってしまったという。

・湯殿で正体が露顕してしまう展開は狐狸に多く、東京都の高安寺の小坊主などをはじめ各地にみられる。

<白猿>
・群馬県片品村の猿岩と呼ばれる武尊山(ほたかやま)の岩屋にいたという猿。花咲の里に下りてきては畑を荒らしたりしていたが、ひとびとが武尊明神に祈願して以後はすがたを見せなくなったという。
 武尊神社で秋に行われる猿追祭の由来だとされる。

<大だら法師(だいだらほうし)>
・とても大きな巨人。群馬県では、赤沼(高崎市)は「大だら法師」が赤城山に腰かけて足を踏んでできた跡であるとされる。

<大場三郎豊秋(だいばさぶろうとよあき)>
・下野国(しもつけのくに)の大場(群馬県東吾妻町)を護っているという大天狗。山伏のすがたで現われた天狗から奥義である「天狗道の秘文」を習い大天狗になったと語られている。村人に対し火伏せをすると告げたとされる。

<天狗の子供>
・群馬県富士見村(現・前橋市)の横室に伝わる。むかし榎本という男が畑仕事をしながら景気よく「鬼でもこい。天狗でもこい」と掛声をかけていたところ、「すもうをしよう」と子供が語りかけて来た。子供相手だと思って相撲をとったが、男は子供に連続して投げ飛ばされ、そのまま連れ去られてしまった。
 子供の正体は天狗で、天狗の世界に連れて行かれていたが麻多利神(摩利支天(まりしてん))によって救われ、10日後に村に戻って来ることができたという。

<天竺の金>
・事八日(2月8日、12月8日)に目籠を家に立てて飾る理由のなかには、この日に天竺あるいは天から金が降りくだってくるので、それを目籠で受け取るためだという例もみられる。実際に目に見えて金貨などが降って来るわけではなく、「1年間の福を得る」というかたちのものである。

<丸嶽の天狗>
・上野国水沼(群馬県高崎市)の丸嶽の天狗で、日本を魔国にしようとたくらんでいた。五色の水の沼を出現させ、その水を流れ出させて人畜を殺すなど、鉄鬼、活鬼に協力を仰ぎつつ、ともに妖通力を用いて暗躍した。

<山男>
・山中に住んでいる存在。群馬県上野村などでは、山の洞穴などに住んでいると語られており、山仕事をしているひとがこれに出会ったり、何か物をもらったりしたといったはなしがみられる。

<山姥>
・「鬼ん婆」とも。とても大きな巨人。群馬県上野村では、とても大きな山姥が叶山に腰をかけて足を洗った、などのはなしが伝わる。

<埼玉県>

<疫神(えきじん)>
・人々に疫病をもたらすとされる存在、「疫鬼」などとも称される。

<大入道>
・ものすごく大きな図体をした妖怪。狐や狸などのへんげ動物が化けるともいわれる。

<総髪の異人>
・川越城(埼玉県)の武士・皆川市郎平の前に現われて、1ヶ月半ほど日本各地を連れて歩いていたというふしぎな存在。仙人や天狗のような存在とみられるが正体は不詳。

・天狗とともに知らない土地へ行った・さらわれたといったはなしのひとつであるといえるが、回想に登場するのはどこへ行った・何を見たといった現実の日本各地を短期間で巡って来た道中記的な描写がほとんどであり、天狗や神仙の世界に行ったような内容は見られない。ただし、金毘羅さま(香川県)参拝後なまぐさい寒風が吹くふしぎな道を歩いているうちに八王子(東京都)に着いた、海を下に見て空を歩いていたなど、移動中の様子にふしぎな描写がいくつかある。

<袮々(ねね)>
・埼玉県戸田市内谷の「ねねが渕」と呼ばれるあたりに出たという河童で、朝に田畑に向かう人々の前にすがたを現わしてびっくりさせたなどと語られている。

<千葉県>

<愛宕坂の天狗>
・千葉県佐倉市の愛宕坂は、天狗が通行人に対してしばしばいたずらをしたとされる。砂がさらさらと落ちて来るような音を上からさせたり、懐に一文銭を投げ込んで来たり、茶釜が転がって来たりという。

<天邪鬼(あまんじゃく)>
・天邪鬼(あまのじゃく)のこと。庚申(こうしん)(青面金剛)の画像でなぜ天邪鬼が踏みつけられているのか、といったはなしが千葉県などに伝わる。

<岩田刀自(いわたのとじ)>
・安房国朝夷郡(千葉県)に住んでいたという数百歳のふしぎな道士。両目は青かったという。
 浅井了以意『伽婢子(おとぎぼうこ)』にみられる。里見義広が城に招いたが「君、五箇月後の後に必ず禍あり」と告げられたという内容になっている。長命であるというしるしとして、那須野原で九尾の狐が狩られたり、殺生石でひとが死んだ光景も青年のころ実際その場で見たと語ったという。
『太平広記』にある「軒轅」のはなしを日本に翻案したもの。刀自(とじ)を笑った城の女たちが術で老婆に変えられてしまう箇所にみられる。

<大きな姥>
・「関の姥」とも。とても大きな巨人。

<狗賓(ぐひん)>
・天狗のこと。人間がこれになってしまったというはなしもある。
 下総国の箕輪(千葉県柏市)の修験者の家の先祖は、兄と弟そろって都で修行したが帰り道で弟が行方知らずになってしまい、後に嵐の日に杉の木の上から「戻って来たぞ」という声だけが聴こえ、「狗賓さま」になって帰って来たと語られていたという。

<大弐(だいに)>
・千葉県長南町の長福寿寺に伝わる。むかし十八僧正がいたころに弟子として寺で修行をしていたという僧侶だったが、あるとき天狗であることが知れて斬られてしまい、羽根を残して去ったという。

<天狗様の花見>
・3月4日は「天狗様の花見」の日だとされており、山に入ってはいけないとされていた。もし入ってしまうと天狗にさらわれてしまうといわれていた。
 千葉県本納町(現・茂原市)などでいわれていたという。

<東京都>

<池袋の女>
・江戸で語られていたもので、池袋村(東京都豊島区)から雇い入れた娘を屋敷などで使っていると、怪音が起こったり、茶碗や土瓶が割れたり、行灯が飛びまわったり、誰の投げ込んだかわからない礫が打ち込まれたりといったふしぎな現象が次々起こると噂されていた。

・実際のところは、不可思議な力による出来事ではなく、その村の若者たちが娘の雇われ先にやって来て起こしていたいたずらだったとか、娘本人が起こしたものであったとも語られる。

<牛御前>
・「牛鬼」、「鬼牛」とも、武蔵国の浅草(東京都台東区)に現われたという大きな牛。隅田川から出現して浅草寺に侵入し、多くの僧侶たちに毒気を浴びせて殺したり、病気にしたりしたとされる。

<宇治の間>
・江戸城の大奥にあった部屋で、「開かずの間」として知られていた。宇治の間の前の廊下には、将軍家に何か凶事があるときにはふしぎな者が現われるといい、徳川家慶が亡くなる少し前に、ここに控えているはずのない老女のすがたを見たなどのはなしが伝わる。

<人面犬>
・ひとの顔のような子犬。文化七年(1810)6月8日、江戸の田所町(東京都中央区)の紺屋さんの裏で、2、3匹の人面犬が生まれて、母犬にお乳をもらっているのが見られ、やがて噂を耳にした興行師に買われた。その人面犬たちは両国で見世物に出され、大きく評判になったという。
 石塚豊芥子『街談文々集要』による記録によれば、見世物に出ていたのは、わずか数日のみで、ほどなく死んでしまったそうである。

<だいだらぼっち>
・とても大きな巨人。「大太法師」、「大多法師」などと字をあてても書かれる。

<高尾山の天狗>
・高尾山(東京都)に住んでいるとされる天狗たちで、山に祀られている「飯綱権現(いづなごんげん)」の使い。
 俗に、人間に決して悪さなどはしない気品の高い天狗たちであるといわれており、にょきにょき張り出して山道の邪魔をしていた杉の大木の根を押し上げたりしたのもこの天狗たちである。

<澤蔵司(たくぞうす)>
・江戸小石川(東京都文京区)の伝通院に住んでいた狐。僧のすがたになり勉学に励んでいたが、あるとき熟眠してしっぽを出していたところを見られてしまい、正体が狐であることを知られてしまったという。

<遣天狗(つかいてんぐ)>
・武蔵国の秩父の山中にある七代の滝(東京都青梅市)の近くに住んでいた僧侶は天狗を使役しており、いろいろとおつかいに出していたという。

<天女の異香>
・天女に口接けされた者の口の中から発生しつづけたというふしぎな良い香り。

<榛名山の天狗>
・雹嵐(ひょうらん)を各地にもたらす天狗として、東京部の農村部などで語られていた。

<神奈川県>

<仙(せん)>
・翅(つばさ)を持つごく小さな人間で、一寸(約3センチ)くらいの大きさをしている。仙人のような存在であるらしい。

・蜂と勘違いされたりしたことを含め、「仙」たちの形状は、ヨーロッパのフェアリーたちと比較してみてもおもしろいものではある。

<山男>
・山中に住んでいる存在。
『譚海(たんかい)』などには、相模国では箱根山に山男が住んでいるとされ、山で捕った赤腹魚を小田原の町に市場がたつ日になると持って来て、お米と交換していったとされる。小田原の領内では「人に害をなすものにあらず」とみられていたようである。基本的には全裸に近いが、葉っぱや樹皮を衣服にしているともある。

<山の神>
・正月八日、2月8日、12月8日は神奈川県では山に入らない日とされており、山の神のたたりを受けるとされている。

<山姫>
・山中に住む美女とされるが、それに貉が化けていたというはなしもみられる。

<東京都(伊豆諸島)>

<てっじめ>
・「てっじめえ」とも。八丈島(東京都八丈町)に伝わる、山の中にいるという存在。山で牛の世話をしているひとや、山仕事をしているひとにいたずらをしたり、食品を盗んだり、邪魔をしてきたり、手伝いをしたりしたという。山猫であるとも語られている。

<てっち>
・てっじめ、「やまんば」、「やまんばば」とも呼ばれる。八丈島に伝わる。山の中にいるという存在。女性のすがたをしているともいい、大きな乳を両肩にかけているという。

<天児(てんじ)>
・八丈島に伝わる。山の中に住んでいるという子供のようなすがたのもの。ひとをたぶらかしたりするという。

<関東広域>

<悪魔>
・人々に良くないものをもたらす魔物・悪霊。悪魔ということばは、寺社や修験者、芸能を通じて広く用いられていた。

<あめりか狐>
・アメリカ大陸から渡来したと想像されていたもので、悪疫の元凶であると考えられていた。「アメリカ国の尾裂狐」とも。
 開港以後の関東や東海道を中心に語られていたもので、狐や尾裂が取り憑くことで悪い病気になるといわれていたという。

<鬼>
・山などに住んでいるとされる妖怪で、とても力が強く、旅人や人里を襲ったりする。各地で伝説や昔話などに広く登場する。

<隠れ里>
・一般には、隠者や落人などが隠れ住む山里あるいは浮世から離れた桃源郷・仙境のような場所、昔話に出て来る「鼠浄土」や「雀のお宿」のような場所の呼び名として用いられることが多いが、お膳などを貸し出してくれる伝説が過去には存在したと語られる洞穴を、「かくれざと」と呼ぶ例が関東にはいくつもみられる。
 茨城県五霞村(現・五霞町)の穴薬師は、隠れ里と呼ばれており、お膳が必要になったとき、使用する日と数を言っておくとその日に貸してくれたという。

<隠座頭(かくれざとう)>
・遅くまで遊んでいる子供を連れ去ってしまうとされる存在。

<風の神>
・風邪などの疫病を人々にもたらす存在。

<狐>
・へんげをする動物として広く知られ、各地で狐に化かされたというはなしが数多くみられる。

<狐憑き>
・明治時代には、狐憑病・犬神病・狐憑症などの名称で医学者たちの間でも門脇真枝『狐憑病新論』をはじめ、精神疾患のひとつとして広く研究された。一方宗教者たちの間でもさまざまにその対処理論や治療術が近代以後にも用いられていた。

<狐の嫁入り>
・提灯のあかりのような狐火が一列につらなって動くのが見えたりするもの。小雨が降っているときに見えるともいう。

<管狐(くだきつね)>
・袂狐や尾裂と同じような憑物。竹の管に入ってしまうような大きさの小動物だという。東京都、千葉、神奈川県などに伝わる。

<天狗>
・山に住むとされる妖怪。さまざまな神通力を持っているという。昔話や伝説などにもさまざまに登場しているほか、各地の山や森、寺社でいろいろなはなしが語られている。神奈川県や伊豆大島などでは「てんごう」とも呼ばれる。
 川天狗など、川にいるとされる天狗たちも各地で広く語られている。

<天狗魔物>
・山に住むあやしい存在、神のような存在のことをこのようにまとめて呼んだりもしたようである。

<貉憑き>
・貉が人に取り憑いて、病気にしたり、過食や奇異な行動をとらせること。症状は狐憑きとほぼ重なる。

<厄神(やくじん)>
・人々によくないことや悪いことをもたらす存在。

<疫病神(やくびょうがみ)>
・「厄病神」とも。人々によくなうことや悪いことをもたらす存在。「悪病神」という呼び方もみられる。
 事八日(2月8日や12月8日)に家々にやって来る存在とも語られる。鬼や悪魔と同様、臭いにおいが嫌いだとされる。

<山女>
・山中に住んでいる存在。とても力が強いという。山姥とほとんど同じもののようにも語られている。
 群馬県上野村などでは、山の神は女性のすがたをしており、たたりを受けるとおそろしいと、山仕事をするあいだで語られていたという。

<山姫>
・山中に住んでいる存在で、美しい女性であると語られることが多い。群馬県などでみられる十二様は女神であるとも語られており、山姫や山姥と共通してくる部分も多い。

<山姥(やまんば)>
・「やまうば」、「やまんばばあ」とも。山中に住んでいる存在で、昔話のなかで人々から恐れられている一方、富を授けてくれたりもする。

<その他(物語、演芸、芝居、絵画、戯文などの画像妖怪たち)>

<牛鬼>
・「鬼牛(きぎゅう)」とも呼ばれ、水に没して死んだ者のうらみがなるという大きな牛。そのすがたを見た者は死ぬともいわれる。

<趙良弼(ちょうちょうひつ)>
・日本を魔国にしようとやって来た蒙古の蝦蟇(がま)仙人の霊で、実の息子である帝烏枢丸(でいうすまる)に出生の秘密を語り、蝦蟇の妖術を授かり、鎌倉幕府転覆を進めさせる。

<帝烏枢丸(でいうすまる)>
・蒙古の蝦蟇仙人趙良弼(ちょうちょうひつ)の息子で、父の霊から三千万里自在の蝦蟇の妖術を授かり、鎌倉幕府転覆と日本を魔国にすることをたくらむ。

<田楽天狗(でんがくてんぐ)>
・鎌倉幕府の執権・北条高時を惑わすために現われ、田楽舞を踊った数多くの天狗や異類異形の化物たち。




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くる天
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