| 普段見えないもの（ＵＦＯなど）が見えてしまう不思議さよりも遥かに不思議なものは、あなたの意識です！ | |
| [人間の本質] | |
| 2015年7月19日 0時54分の記事 | |
普段見えないものが見えたとしても、普段聞こえない音が聞こえたとしても、それは不思議なことではあるけれど、さほど不思議なことではありません。 何故なら、人間の５感は、この三次元世界の現実を知覚する能力に於いて極めて狭い範囲のものに限られているからです。 ですから、その人の状態や環境によって、普段見えないものや聞こえない音を知覚したとしても、それがただちに異次元のものであるとは限らないからです。
私たちがこの肉体で知覚できる視覚、聴覚、嗅覚などの範囲は、この三次元世界の現象のごく一部しか知覚できないものです。 人間の肉体として行動する範囲に必要な最小限の能力しか持っていませんし、また、その能力であるからこそ、余計な知覚をせずに人間として必要な経験が出来るものであると思います。 普通の人が見えないものを見ることが出来たり、聞こえないものが聞こえたり、異常なほどの嗅覚を備えていたりすると混乱したり大いに悩むことになるでしょう。 ですから、私たちの５感は、人間としてこの三次元世界を経験するにふさわしい適切な能力になっているということです。 ところで、私たちの意識はどうでしょうか？ 私たちのこの意識（表面意識、自覚的意識、顕在意識）はどうでしょうか？ この肉体で三次元世界を経験するにふさわしいものでしょうか？ それにふさわしいように完全に制限されているでしょうか？ そうでは無いですね。 確かに、この意識である自覚的意識が働いている時に、私たちの意識の本体である大いなる自己と繋がることは今迄制限されていたことは事実で在ると思います。 しかし、その制限があった時であっても、私たちが想うこと想像することには制限がありません。 私たちは、この意識でどんなこともどこまでも意識を広げ、想ったり、想像したり、妄想したりすることが出来ます。 この三次元世界を経験するために適切に必要な肉体の５感の制限がある事実に対して、私たちのこの意識の大いなる自己と繋がらないという部分的な制限を除いて、無制限で自由なこの意識が肉体と同居しているという矛盾は、いったい何なのでしょうか？ 極めて不思議な事実であると思いませんか？ 私は、今、この人間の誰もが持っている、この意識の不思議さに注目しています。 私たちの肉体の５感の能力はこの三次元世界を人間として経験するにふさわしいものに制限されているのに、それと同居して同じように経験している私たちのこの意識と言うものは、この三次元世界で人間として経験するにふさわしい能力を遥かに超えているのは何故なのか？ 何故、そのような能力を備えているのか？ ということです。 そして、これは間違いのない現実です。 私たちの肉体の５感の制限、そして、私たちのこの意識の大いなる自己と繋がる制限と言うものは、この三次元世界を適切に経験するために必要な制限であり、必然であると思います。 同じように、私たちのこの意識がこの三次元世界を適切に経験する必要な能力を遥かに超えた拡張性や自由度を持っていることも必然であるからだと思います。 何故なのだ！ 何故、その能力が必然になるのか？ ということになりますが・・・ この答えは、皆さんも良くご存知のことです。 そうです。 これから、私たちはこの肉体が変容したものと伴に次元上昇し、そして、私たちの多次元意識体である大いなる自己と融合して行くためには、この肉体と伴に在るこの意識がその能力を備えていることが必然なのです。 このように捉えると、私たちのこの意識の不思議さ。 そして、その不思議なものを持ち続けて来たその必然性が理解できるのではないでしょうか。 外部の不思議な現象に一喜一憂するのではなく、私たちのこの意識の不思議さを深く理解し、そして、その必然性を認識する時ではないでしょうか。 この事実、この現実に気づく時です！ これこそが、次元上昇と多次元融合への備えであり。 必然であり。 その証明です！ 以上、「勝寛舟の大妄想」より。 | |
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