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くる天
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名無しの”13”
[ |ー??13]
2013年6月19日 21時28分の記事

映画『13日の金曜日』の大ヒットにより日本でも”13”という数字が西洋世界では”忌み数”として認知されていることが広く知られるようになりました.

イエスキリストが十字架で磔刑にされたのが”13日の金曜日”であったため、この日が忌み嫌われる原因になったということは聞いたことがあったのですが,どうやらそれは俗説のようでキリスト教各派によりイエスが磔にされた日付は異なっているため統一的な見解としてその日付は確定されていないようです.

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私がここでタロットについて述べる内容は一般的な解説書やスタンダードなものからはずれている場合があります。
あくまでも、私がタロットを通して観た世界観の一例としてお読み頂ければ幸です.

さて、タロットの大アルカナで”13”番と言えば「死神」あるいはたんに「死」と称されるこのウェイト版が有名かもしれませんね.



ちょっとマニアックですがアリースター・クロウリーの「トートタロット」では


(ちょっと話は脱線しますが、私はこの幻想的でちょっと怖い感じもするトートタロットもとても好きです.実際のリーディングでは使用しませんが、どの大アルカナをとっても今にも動き出しそうな活き活きとした印象を受けます。監修したアレイスタークロウリーの神秘思想の髄を尽くしたような象徴の配置をみるかぎり、とても計算された上での絵柄の構成なのですが、そんな彼の思惑を嘲笑い裏切るかのような生命をこのタロットには感じるのです)


そして、マルセイユ系タロットでは版により細部や配色は異なりますが基本的構図のものはこんな感じです.



マルセイユ系の13番のタロットが、他のタロットの13番と最も異なる最大の特徴は”名前が冠されていない”ことだと思います.
絵柄の細部の象徴がどういった意味をもっているとか、どんな印象を受けるかなどといったことよりもっとストレートに”名無し”という事実にこのタロットが表現しようとしていることが詰まっているように思うのです.

では、改めて 名前 とは何なのか?

こんな疑問は、名前というものがあまりにも身近で(あるのが)当たり前過ぎて、そうした疑問を抱くことすらないと思います.

では、逆に名前がなかったらどうなるのか?

なぜ名前が必要なのか?

名前を所有し、またそれを失うのはいつなのか?

あるいは、少し視点を変えて自分の名前を変えるとどうなるのか?
変えなければならないような状況があるとすれば、それはどんな状況なのか?。。。。などなど

色々考えてみると面白いと思います.
自分が名前を失った状況をイメージしてみるのもいいかもしれません。

ご存知の方も多いと思いますが,一般的にこの13番のタロットは、「死と再生」「変革・改革」「脱皮すること」「整理すること」のようなキーワードで語られることが多く、どちらかというとそれらの言葉からは前向きなむしろエネルギッシュとも言えるほどのものすら感じられるのですが,先ほどの”名無し=名前がないこと又は失うこと”からイメージされた印象と比較してみるとどうでしょう。

何かとても違和感を感じませんか?

決して上で述べたキーワードが間違っているというんではないんです.

実際のリーディングでは、私もそうした言葉や(もちろん質問の内容によりその状況に合わせた具体的な表現はします)言い回しを使うのですが、キーワード的に言葉を羅列して素通りできてしまえない”何か”があるんです.
その”何か”が、このカードの世界観(ひいては自分自身)を把握する上でとっても大事なことのように思えるのです.

このカードを怖いと感じ、死神や死という代名詞が冠せられてしまうのも無理からぬところはあるのかもしれません.





何かよくわからない話になってしまいました(笑)
僕のタロット考察は、こんな感じで中途半端に終わることが多いのですが、その答えは、これを読んでいただいた方お一人お一人の中にしかないと思います。










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