2009年6月13日 17時35分 |
住宅の地盤 |
住宅の耐震補強リフォームを考えていますが、住宅は土地(地盤)の上に建築されるもので、土地(地盤)のことも大事だと思っています。今回は住宅の耐震補強リフォームではありませんが、住宅建築ようの土地(地盤)について考えてみたいと思います。 住宅の場合3階建て以上は、構造計算が必要になってきます。 2階建ての住宅では構造計算はしなくても建築確認申請することが出来ます。構造計算をするときには、地盤の地耐力(地盤の強さ)も考えて基礎の構造が決まってきます。 2階建ての住宅の場合は構造計算はしませんが、建築基準法決で地耐力に対しての基礎形式があります。 地耐力20未満の場合は何かしらの地盤補強工事が必要になります 地耐力20以上30未満の場合はべた基礎はOKで布基礎にする場合は補強工事が必要です。 地耐力30以上の場合は布基礎でも、べた基礎でもOKとなっています。 地耐力の計算は難しいので省かせていただきたいのですが、地盤の強さを調べるのに、住宅の場合は一番多く用いられているのはスウェーデン式サウンディング調査というものがあります。少スペースで調査でき、費用もそんなに高くありません、5万円前後で済むと思います。他にも何種類か地盤調査の方法はありますが、費用面や、調査場所の広さなどを考えると戸建住宅の場合ではサウンディング調査でいいと思います。 住宅の耐震補強や、基礎の補強、万が一地盤沈下で住宅が下がってしまっている場合など、修繕方法を考えるのに地耐力が必要になってくる場合がありますので、サウンディング調査というものがあることを覚えておいてください。 サウンディング調査の詳細はこちら |
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