このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
女帝物語−わが子に (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2013年1月27日 14時21分の記事


【時代小説発掘】
女帝物語−わが子に
斎藤 周吾


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】:
第40代天武天皇と、41代持統天皇、大津皇子の後継者争いを、描いてみました。
日本書紀では、天武天皇崩御を、鵜野皇后は大津皇子に知らせず、
もがりの宮に誘い込んで暗殺したように表現しています。

だが、書紀に描かれた通りに描くのであれば、多くの人が前に描き、
多くの研究書がでていますので、二番煎じになると思い、
独自の解釈で小説風にしてみました。

だが、
持統天皇は、女ながら決して中継ぎ天皇ではなく、
群臣の支持を得て、実力で天皇になっていると確信しています。
あの時代は、もしかしたら、このようであったかも知れないと、
当たらずといえども遠からず、と密かに自負しています。

今までの、古代史の学者や研究者は、
43代元明女帝、44代元正女帝が中継ぎで天皇になったので、
それまでの、推古女帝、皇極女帝、持統女帝を中継ぎ天皇と類推解釈してきたのでしょう。

私は長い間(40年間)古代史を勉強してきて、そうではないと思っていました。
だから、真の参考図書は日本書紀だけなので、他は殆ど引用していないので、
参考図書として載せませんでした。


【プロフィール】:
斎藤周吾 (さいとうしゅうご)
受賞歴
 平成20年8月、日本文学館『最後の家康』で、短編部門の審査員特別賞。
 平成20年1月、(財)斎藤茂吉記念館にて、『短歌部門』で、川嶋清一選で佳作。


↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓   ↓  ↓  ↓  ↓




【PR】システム構築、ソフトウェア開発はイーステムにお任せ下さい


************************************************************
当サイトからの引用、転載の考え方
・有料情報サイトですが、引用は可能です。
・ただし、全体の文章の3分の1内程度を目安として、引用先として「ニュースソース・NewsSource(有料版)」と必ず明記してください。
・ダウンロードしたPDFファイル、写真等は、透かしが入っている場合があります。これは情報管理上のことです。現物ママの転載を不可とします。ただし、そこから情報を引用しての表記は可とします。その場合も、全体の3分の1内程度を目安として、「ニュースソース・NewsSource(有料版)」と引用先を必ず明記してください。
・商業利用の場合は必ず、連絡下さい。
 メールは、info*officematsunaga.com
(*を@にかえてください)
************************************************************

【時代小説発掘】
女帝物語−わが子に
斎藤 周吾


 
「皇后よ、大津皇子は、まだ来ぬか……」
 病床に横たわる天武(てんむ)天皇が、皇后を苦しげな声で呼んだ。
 まどろむ鵜野(うの)皇后だが、夫帝の弱々しいかすかな声にはっと我に返ってすばやく側に寄り、まだ来ませんと答えた。
 すでに骨皮だけになった天皇の玉体は、軽くノド元を押さえただけで息絶えるようであった。
 
 西暦672年、天武天皇元年初秋、両軍あわせて数万が戦った古代史上最大の壬申(じんしん)の乱が勃発した。革命軍である大海人(おおあま)皇子の兵は、東国の不破・鈴鹿・愛発の三関(さんげん)から進撃し、大和の囮(おとり)軍と共に近江京を包囲し、大友皇子の朝廷軍を殲滅した。
 
 大海人皇子は旧都飛鳥に凱旋し、浄御原宮(きよみがはらのみや)で即位して天武天皇となった。
 
 それから十四年の歳月が流れた枯葉散る晩秋、天武という巨星が、まさに落ちなんとしていた。
 
「大田よ、大津皇子は、まだ来ぬか」
 顔を近づける鵜野に、天武は苦痛に眉をゆがめ、またもや大田よ……、と言った。
 鵜野は先帝である天智天皇の次女で、天武より二回りほど年下の四十一歳になっていた。
 鵜野は、夫帝の病がいよいよ篤くなるとつきっきりで仕え、病床の下に正座したままで眠った。
 天武が言う大田とは、十九年前に二十三歳で夭死した、鵜野の一歳年上の同父同母の姉である。
 天武は初め、美しい大田皇女だけを妃にと望んだが、鵜野も一緒に貰い、お気に召さずば大田の雑仕女としてでも使ってほしい、と厄介払いのように十二歳の鵜野は天武に押しつけられたのだ。
 鵜野は死んだ姉に間違われても無言で、寝不足で出来た目のクマを更に黒くするだけであった。
 大津皇子は姉の大田に天武が生ませた男子であり、今年、母の享年と同じ二十三になっていた。
 天武は一昨日より、真夜中でも大津皇子を呼んでいた。
「二上山へ狩りに行っているのが分かり、さきほど伝えたそうにございます」
 鵜野はようやく、口を重そうに開いた。
「二上山は神山だ。殺生を行っては神の怒りに触れる。その方達が居ながらなぜ止めなんだ」
 病に伏して気弱になったのか、神罰を恐れる天武の声だ。
 まして二上山の麓には、天皇以外の狩猟を禁ずる標野(しめの)がある。
「大津皇子は、神鹿といえども、冬に神木を喰い荒らす荒鹿(あらじし)が増えすぎた時は射つべし、と言って禁断である二上山の神域を分け入ったそうにございます」
 鵜野はここぞとばかり、声に怒気をこめて言った。
「そちの怒った顔は、まるで、醜女で名高いイワナガ姫のようじゃ」
 天武が言うイワナガ姫とは、神話時代のニニギノミコトが美女の姉妹のコノハナ姫のみを愛し、醜女ゆえに追い出された女である。天武は、神域や標野を犯した大津の罪は問わず、大津の母でもある美しかった姉の大田を懐かしんで皮肉っているのだ、と鵜野の内心は穏やかではない。
 だが、天武は鵜野をイワナガ姫のようには追放せず、妃の一人に加えて慈しんでくれただけでもありがたい。そのうえ草壁皇子までもうけた。夫を生涯の師と思って仕え、今でも夫とか皇后とか言うにはおこがましく、刀自(とじ、家政婦)のように分を保っている。
「イワナガ姫は不老長寿の神。鵜野にはありがたき褒め言葉(ことのは)にございます」 白い霜が降り始めた乱れる前髪をかきあげながら、強いて笑顔をつくる鵜野であった。
 病床に伏す天武は天蓋と帳の奧に潜み、その前で鵜野が帝に代わってマツリゴトの裁可を下している。初めて宮奧に入る臣下のほとんどは、ふくよかで美しい額田姫王(ぬかだのおきみ)を皇后と思ってそちらに平伏する。だが、小柄で質素な鵜野だが声だけは並外れて大きく、遠くを見つめるような目だけは誰よりも強く光り輝いていた。
「そちは余り丈夫な体ではなく、気が立っておる。下がって少し休め」
 天武は、六年前に大病を患った鵜野をいたわるのであった。
「夫の看病は妻たる私の勤め、誰にも譲りとうございませぬ」
 鵜野は力をこめると、
「勝手にいたせ」
 なじる天武だが、長年夫帝に仕える鵜野には嬉しいと伝わってくる。
「はい、勝手にお仕えいたします」
 鵜野は、静かに微笑して答えるのが常であった。
 
「天智帝………… おゆるしを…………」
 突然、天武は苦しげに身をよじった。
 滅ぼした大友皇子の亡き父である先帝の天智が枕辺に現れ、怯えているようだ。
「大津…… 大津皇子、これへ……」
 天武はまた、大津皇子をうわごとで呼んだ。
 大津はまだ来ないと鵜野が答えたばかりなのに、天武は大津をまたもや呼んでいる。
「そろそろ着いてもよい刻限です……」
 鵜野は逆らわず、身を動かして夫帝の胸に掛かる絹衾(きぬぶすま)をそっと直した。「遅い…… 先日から呼んでいるのに、大津皇子は一体なにをしておるのか……」
 夢から覚めた天武は虚空をにらみ、声を荒げた。
 薬師の見たてでは、オモユでさえ帝のノドを通さず、腑臓は死臭を放つ。並の者ならすでに命は尽きている。大乱を駆け抜けた強い意志だけで命を繋いでおられる、とそっと鵜野に告げていた。
 先帝が天武の枕辺に立つと言う事は、明日まで命はもたないと直感した鵜野である。
「草壁は皇太子として立派に政務をとっています。草壁はカゼをひいて伏せっていますがまもなく本復すると薬師(くすし)は申しております。皆の前で草壁に次の皇位をとご命じ下さいませ」
 皇太子などという称号を生前に用いたのは草壁皇子が初めてである。
 皇太子とは大兄皇子(おおえのみこ)の事で、次期天皇の最有力という地位でしかない。
 聖徳太子の長子である山背(やましろ)大兄王は、蘇我豊浦大臣の支持が得られずに失脚し、古人大兄皇子も中大兄皇子(後の天智天皇)に殺された。この天武自身、日継御子(ひつぎのみこ)の皇太弟と定まっていながら、兄天智天皇の最晩年に隠遁させられているのだ。
 草壁は大津の一歳上だが、病がちで父帝の病床にも顔を出せず、カゼと公称して自邸に伏せっている。反面、大津は決断力があり、もの覚えも早い。真冬でも山川の狩りに熱中している。
 天武の美質を最も強く受け継いでいる甥の大津が、鵜野にとっては頭痛の種であった。 先日、草壁がもうけた軽(かる)という三歳になる男児に、名家紀氏の娘が生んだ皇女を妻(め)あわせる事を天武に願って許された。おそらく天武最後の子であり、歩き始めたばかりだが白い肌のきめは細かく、長ずれば見目麗しくなる品と相がある。この皇族間の縁組が許されるという事は、即位した草壁に万が一の事が起こっても、その子である軽皇子即位が約束されたようなものだ。軽を天皇にする為に、逆に、病弱な草壁皇子即位があると言っても過言ではない。
 帝が大津をしきりに呼んでいるのは、己の亡き後の皇位の人選であると感じている鵜野である。
 鵜野は、最後の最後の願いとして、草壁皇子即位を強く訴えていた。
「うむ……」
 天武はまたもや瞑目するのみであった。
 
 二十六年前、唐が朝鮮の百済(くだら)を侵略したのも、わが国が斉明という女帝ゆえに百済救援の兵を差し向けないと誤認したのが一因だ。その後、百済の白村江(はくすきえ)の戦いでわが軍が唐に壊滅して以来、唐は筑紫に二千の軍兵を進駐させた。唐はわが国の争乱を長引かせて疲弊させようと壬申の乱では朕(われ)に加担した。朕なればこそそんな唐を逆に利用し、唐を防ぐ為に置かれた西国の諸将を説いて中立させ、わずか一ケ月で近江朝廷軍を敗った。大乱で蘇我・安部等の名家は衰亡し、皇統を支える藩屏(はんぺい)がない。天皇さえ倒せば天下を手中にできる。その先便を付けたのが朕だ。それゆえに恐い。病弱な草壁皇子が即位すれば、唐は好機到来とばかりに西国の不平不満豪族をけしかけ、一気にこの国を制圧する。
 私情をおもんばかってはこの国を滅ぼす、と天武は語っていた。
 だが、壬申の乱後の十四年間に制度を整えて来たのは鵜野だ。
 藤原の地に永遠の都も築造中だ。これは我が国が戦備増強できぬよう散財させる唐の安辺策であり、これをしなければ唐の侵寇を招くと鵜野は外圧を巧みに利用して唐留学僧の道昭に献策させた。二十年という式年で宮処が遷るのではなく、礎石を用いた壮大な宮殿を造るのは、居ながらにして朝廷の権威を高め、病身の帝でも統治できるようにする為だ。服装の改革、髪型、女が鞍に跨がって馬に乗る事など、鵜野は女の地位向上の為に強い施策を推し進めてきたという自負がある。
 
 反面の天武は、朕が居たからこそ鵜野は皇后として気楽にやってこられた。病弱な天皇の後見という重圧とは雲泥の差だ。まして宿痾(しゅくあ)という持病を持つ鵜野だ。老獪(ろうかい)な重臣(おとな)どもを鵜野では押さえきれぬ。天智天皇は、わが子の若い未経験な大友皇子を無理に即位させた為、朕に天下を奪われた。先帝と同じ轍を踏んではならぬ。人を追い使うくらいの生気あふれる大津皇子でなければ、この国はもたぬ。
 と己の苦衷を知る天武は繰り返すだけであった。
 
 若い女を侍らす天武に一度も嫉妬した事のない鵜野である。むしろ、天武が一人の女に寵を与えようとすると、鵜野は天武の好みそうな別の若い美人を近づけて皇后の座を保っていた。
 神仙術に凝る天武は回春長生しようと、病床に四手の結界を張って仙境を擬した。
 鵜野は仙気の強い女官(うねめ)に道服を着せ、閨房に添わせていた。
 そんなある日、筑紫から、漢土特鋳という多くの神獣円鏡が献上された。
 鵜野は、新体制造りに功績のあった功臣や学僧に下賜しようとした。
 病床で聞いていた天武は、鈴を鳴らして鵜野を呼んだ。
「鏡は朕の形見として妃嬪どもに分けよ。日頃そちを恨む女達も感謝するので一挙両得である」
 と上機嫌に言う。鵜野はその場は従ったが、後で密かに功臣学僧に分け与えた。
 夫帝は老病を患ってからすっかりお変わりなされた。大津皇子に期待するのでさえ、本当に国を思っての事なのか分からなくなった鵜野である。ますますマツリゴトから遠ざかった天武に長嘆息しながらも、臣下が私の意に従うのは、全ては帝の御威徳(みいつ)と言い続けてきた。
 
「大津皇子は、二上山で狩った、禁猟の子を孕んだ雌鹿の獲物を高々と掲げ、醜く太った鹿のツラは鵜野皇后によく似ている、と笑ったそうにございます。私と草壁皇子はいつ大津皇子に殺されるのかと思うと恐いのです。どうせ死ぬなら帝の手で、今すぐ殺して下さりませ」
 いつ何時、才気煥発で残虐な大津皇子に母子共々殺されるか分からない。
 鵜野はさめざめと泣き伏しながら誰が味方か、天武に悟られぬよう、並み居る重臣をうの目たかの目で見回し、諸皇子の中では最も年長の三十二歳になる高市皇子に視線を止めた。天武が慣例に従って次の皇位は誰が良いかと重臣にはかった時、太上大臣の地位と引き替えに、草壁を推すと夕べ約束していたのだ。高市皇子は、ゆっくりとうなずいた。
「…… 言われて見れば確かに、そちの顔は、女の頭に立派な角を生やした、荒鹿によく似ておる」
 帝の頬の皮膚は動いていないが、声の調子は笑っている。
(帝までが私に、ししおどしをなさるおつもりか!)
 わめこうとした鵜野だが、寝不足で土色に化した顔を真っ赤に膨らますだけであった。 ここで怒っては、今まで耐えに耐えてきた全てのものが水泡に帰す。
「大津皇子は、そちの血の色濃くつながる甥ではないか。あの子には少し乱暴な所があるが、勢い余る若さゆえだ。母代わりのそちには慈しむ責務がある……」
「…………」
 鵜野は、一方的な責務を押しつける帝に、苦しげに平伏するのみであった。
 骨肉ほど血なまぐさい抗争を繰り返しているのが今の世相だ。
 鵜野の母方の祖父は蘇我倉山田である。異母弟の蘇我赤兄(あかえ)の讒訴(ざんそ)によって実父である中大兄皇子に、祖父は惨殺された。実家を失った母は悶死した。讒訴によって蘇我の氏上(このかみ)の地位を祖父から奪った赤兄に、鵜野が五歳の時に姉の大田皇女と共に預けられた。
「人は、御位という頂きに上れば豹変します」
 人の言う事など信用できない。天武の遺訓など守る大津ではない。
 こんな異論を直にぶつける事でさえ、鵜野は今が初めてである。
「それでは、草壁皇子が即位すれば、汝も変わるのか……」
 天武は声を絞り出すように言った。
「…………」
 論じては、天武にかなう者など誰もいない。鵜野は、うつむくだけであった。
「帝の最も尊厳な専権事項である皇嫡に、女は口出しをするな。めんどりが朝を告げれば、陽は西から昇る」
 天武はついに語気を荒げたが、タンが詰まるのか、何度も苦しそうにむせる。
 鵜野は、玉体を起こして丸くなった背中を懸命にさすったが、天武は煩わしそうによじる。
 真綿に染みこませた薬湯を口に含ませようとするが、口すら開けようとしない。
 次の皇位は誰にするか、第三者である重臣だけにはかろうとする大御心のようだ。
 大津皇子の正妃である山辺皇女の祖父は、鵜野の祖父を讒訴したあの赤兄だ。従妹達は美しい着物を着ているのに、二人は貧しい身形で雑仕女のように片隅で過ごした。道を歩けば、あれが謀反人の子かと悪童に石を投げられて何度も死ぬ思いをした。赤兄家に対しては怨みこそすれ決して良い思いは抱いていない。天武の病が重篤になると、山辺皇女はすでに大津天皇の皇后になったような口の利き方である。天武と二人で苦心して築きあげた王権を憎い赤兄の血筋にまたもや奪われる。
 大津皇子と山辺皇女の顔が、怒濤のように大きく、鵜野に襲いかかってくる。
 先程、草壁を推薦してくれる筈の高市と目が合った時、彼の瞳には夕べの輝きがなくなっていた。
 ここにはもう私の居場所がないのか、と鵜野は深い奈落の底に沈んだ。
 
「父上!」
 その時、大津皇子の声が渡り廊下に響いてきた。
「おお、かつてない元気な声だ…………」
 天武は、耳を澄ました。
 天武の唇に微かな笑みが浮かぶと、鵜野の醜く歪んだ顔から一層血の気が失せた。
 晩秋ともなれば、三方を高山に囲まれる飛鳥京の夜は冷える。病室には炭をおこして暖をとっているが天井が高く寒い。大津皇子が戸を開けて入ってくると、外の冷たい風も飛びこんで絹の帳を揺らす。秋風は天武の頬もなでたが、咳をする顔はむしろ心地よさげだ。
 大津皇子を歓待する女達の気が辺りに蔓延するのを感じた鵜野の顔は、ますます曇った。
 偉丈夫な大津皇子は、どかっと父帝に崩れた。
 東山の麓の磐余(いわれ)にあるオサダの自邸から馬を責め、約四半刻(30分弱)で来たのだ。
 風でくしけずった丸い美豆羅(みずら)の髪が垂れて天武の顔に掛かった。
「酒は度を過ごすなとあれほど命じているのに、そちはしたたかに酔っておるな」
 天武は、かすかに眉をひそめた。
「これは異な事を。父上が全快なされたとお聞きし、親友の川嶋皇子と二上山麓の標野の横の原で狩りをしました。狩りを終えて自邸に帰ったところ、父上から快気祝いと称して御酒が届いていました。川嶋皇子と飲んで居た所に、急に呼び出しが…… あっ、さては皇后…………」
 今まで、酒に乱れて何人もの舎人(とねり)を斬り殺している大津皇子である。
 酒を贈ったのは皇后か、と大津皇子は憎々しげな酔眼を鵜野に向けた。
「人を魔境に誘う酒にどれくらい強いか、そちの踏まえどころを計ったまでじゃ。飲む方が悪い」
 酒を一滴も飲まぬ鵜野は、大津を睨んだ。
 かつて天武が皇太弟の時、天智天皇即位の礼という厳かな饗宴でしたたかに酔い、槍で床を突いた。天智は皇太弟を殺せと烈火のごとく怒ったが、中臣鎌足(なかとみのかまたり)の必死な取りなしでようやく事なきを得た。それ以来天武は絶対に深酒をせず、鵜野が見ても別人かと思うほど忍耐強く辛抱強くなった。鵜野は大津に、それを教えるのだとうそぶいた。
「大津皇子よ、そちの母でもあり、朕の皇后だ。ひかえよ」
 血は争えぬ父帝が優しく子をたしなめると、「はい」、と大津は素直にうなだれた。
「皆は、集まっておるか」
 天武は、妃嬪(ひひん)と重臣達を集めたかと問うのだ。
「はい、すでに集まっております」
 今度の鵜野は周りを見わたすまでもなく、集めていると即答した。
「朕を起こせ」、と天武は命じた。
 鵜野は静かに玉体を起こしながら大津皇子を睨むと、大津も負けずに鵜野を見返した。 鵜野は天武のまうしろにいるので、大津はまるで天武を憎悪しているようであった。
 起きた天武は几帳と屏風を取り払わせ、居並ぶ一人一人の顔をしげしげと眺めた。
 皆、しわぶき一つするのさえこらえ、衣ずれ音を立てず無人のように静まり返っている。
 幼い子の話しや泣き声は癇に障るといって、天武は、孫やわが子でさえ近づかぬよう命じてある。
 天武は、おもむろに口を開いた。
「皆の者に告げる。朕が皇位は、大津皇子に譲る」
 天武は重臣に次の皇位は誰がよいかとはからず、声をふり絞り荘重な声で宣旨(命令)した。
 天武は七年前、子供達が仲良くせよと吉野で誓わせ、等しく愛してきたので骨肉の間には波風がたたなかった。それがまた、おのおの勝手な事をして収拾のつかなくなったのが鵜野には歯がゆい。だが、今思うと、天武が吉野で誓わせたのは大津皇子が成人するまで鵜野の補佐が必要であった為に草壁皇子を皇太子に冊立し、病に冒され始めた己の代理として鵜野を働かせようとしたのだ。仲良くせいと言う天武の本心を初めて知った鵜野は、絶望の余り卒倒しそうであった。
 無視された重臣の間にもどよめきが起こり、重臣は、互いに互いを見回していた。
 一番驚いたのは大津皇子本人であり、じっと父帝の真意を窺っていた。
 天智が十五年前、大海人皇太弟を密室である病床に呼んで皇位を譲るとささやいた。
 受ければ殺されると密告してくれる者がいたので、大海人は辞退してすぐ吉野宮滝に隠棲した。
 しかし今、天武は満座の中で大津皇子に皇位を譲ると一方的に宣言したのだ。
 それを証すかのように、天武は改めて大津皇子即位を皆に宣言した。
「ははー」
 皆は、一斉に平伏した。
 鵜野は、夫帝の背中を黒子のように支えている。
 もはや人形同然の病身になっても鵜野の意思を無視して天武は語っているのだ。
 天武の首を絞めようとして震える手を、鵜野は必死に押さえた。
「ただし、皇后は皇太后となって祭事を司り、大津は政務を執るべし。皆も朕亡き後、新天皇と皇太后を支え、唐に侵寇されぬよう、しっかりした日本国を造るべし」
 天武が鵜野に気づかうと、鵜野の手の震えはようやく止まった。
「朕が子、大津皇子よ、皆に何か申せ」
 天武は、満足げに大津皇子に目をやった。
「はい…… 皇后は今後、何かと吾がマツリゴトに害を為すのは必定。もはや皇后に頼らずともやって行けます。皇后は尼となって薬師寺に入るべし」
 大津皇子に頭を下げるのが最も遅かった鵜野を見て、己の才を誇る大津は立ち上がって叫んだ。
「不肖、私はこれまで二十九年、微力ながら帝にお仕えして大乱を勝ち抜き、必死に帝をもり立ててまいりました。その功績を無にするとは何と情けなや。この世に正義はないのですか」
 鵜野は、天武に訴えた。
「…………」
 天武は、あいかわらず瞑目したままだ。
 しばらく時が過ぎれば、動顛した鵜野の発作が治まるとでも思っているようだ。
 壬申の乱の総大将であり重臣筆頭の高市皇子の目は、鵜野と視線が合うと明らかに怯えた。
 高市にとって、酒に乱れる大津皇子より病弱な草壁皇子の方が都合良い。天武は機先を制して一方的に大津皇子即位を宣言したので言い出す機を失っていた。帝は大津皇子を愛しているのを知り、高市は大津にも密かに近づいているのを鵜野は知っていた。やはりそうかと鵜野は愕然とした。
 もはや、天武の信がある大津皇子に分がある。
 鵜野が尼になったところで、いずれ残忍な大津皇子に殺される。草壁と軽も罪人となる。
 鵜野は今までほとんど眠っていない。どっと疲れがでて、目の前が突然真っ暗になった。
 胸は高鳴り、六年前の目まいが再発し、もう何も考えが浮かばない。
「もはや私は、一足先に黄泉(よみ)に参り、帝をお待ちしとうございます」
 鵜野は、天武の前に回って涙を流した。
 鵜野は言ってから驚いた。黄泉に行く、死にたいと極めて重大な事を口走ったのだ。
「…………」
 さらに残酷にも、天武はあいかわらず無言で、瞑目したままだ。
 隣の間では、巫女達が招魂続魄(たまふり)という、帝の魂がこの世に止まり病が平癒するよう祈祷している。巫女の声はもう、鵜野を弔うかのように響くだけであった。
 無明長夜の死出の山を越える鵜野の足許を照らすかのように、燭がこうこうと灯る。
 鵜野の顔は火影に揺れ、ますます陰惨な顔になった。
「先帝が朕を死の床に呼んだのは、目障りな朕を殺すというより、寂しいので一緒に死んで欲しかった事が今ようやく分かった。朕も間もなくそちの跡を追う。吉野で過ごしたように、苦しみのない黄泉で誰はばかる事なく、そちと二人だけで暮らしたいものだ……」 十四年前、近江朝廷の刺客に怯えながら、二人で隠棲した吉野が懐かしいという天武であった。
(ああ…………)
 鵜野は思わず、天武以上の苦痛な声をあげていた。
 薬師が告げるまでもなく、天武おんみずから死期を悟っていたのだ。
 もはや朕やそちの役目は終わった。古いものが終わって新しい世が始まる。まもなく朕も行く。そちも朕に殉死してくれるのは嬉しい、という声の響きであった。
「誰か止めてくれると思い、死ぬの生きるのと浅はかな気病みの女に重臣は従わぬ。まして父帝が鈴を鳴らして指示しても、皇后はことごとく変えていると言うではないか。父帝はご立腹であるぞ」
 大津皇子は勝ち誇ったように叫んだが、変えた事を知っている重臣達は瞑目するのみであった。
 悄然と肩を落とした鵜野は、もう、不思議に死の恐怖を感じなかった。
 今まで何度も恐怖を感じていたからであろうか。
 涙はない。
 何の望みもない。今はただ、ゆっくりと眠りたいだけだ。
 不可解な悦びさえこみあげていた。
 朦朧とする鵜野は、静かに懐剣を抜いた。
 懐剣を握る手がぶるぶると震える。
「帝! お先に……」
 鵜野は、ついにノドを突いた。
 
「ああ……」
 だが、ノドを突いた剣が菰(こも)で編んだ円座に落ちていた。
 生きている。どうしたのだ。
「お待ち下さい。おきさき様、おん自らを害した先例などありませぬ…… 日本国の恥で、それこそ外つ国につけいる隙を与えますぞ」
 末席に連なる藤原不比等(ふひと)が飛び出して来て、鵜野の剣を払っていた。
 鵜野は、茫然と微官の不比等を見つめていた。
「不比等よ、皇位に昇る吾に背くか」
 大刀を舎人に預けて病床に入った大津皇子は、隠し持つ懐剣を抜いて不比等に向けた。 額田姫王はじめ、側に仕える女達は一斉に悲鳴をあげた。
「大津皇子様、帝の御前でありますぞ。剣を収めてお座り下さい」
 六十の還暦を二つ過ぎた最長老の多治比や刑部皇子が大津を止めた。
 ついに、重臣筆頭の高市皇子も、声を絞るように大津をいさめ始めた。
 鵜野が懐剣を側に置くのは帝を守る為であるのに、大津皇子の帯剣は朝廷の定めに背いている。
 周りの気が、どんどんどんどん、鵜野の有利な方向に展開し始めているのが分かる。
 重臣の支持は鵜野にある。天は未だ鵜野を見捨てたまわず。
「待て、大津…………」
 周りを察気(さっき)した天武は、大津に命じた。
「勅命じゃあ。酒に乱れ、剣を隠し持って入る大津は社稷(しゃしょく)を傾ける暴虐の徒なり。舎人ども、大津皇子を捕縛せよ」
 鵜野は、夫帝の言葉尻を巧みにとらえて間髪を入れず、渾身の力で叫んだ。
 今こそ、マツリゴトを代行する皇后として、天武の御威徳を最大限に利用すべき時である。
 大津皇子が即位するまでは皇后の方が上位だ。最初にして最後、夫帝への最大の反抗であった。
「むむ…………」
 帝は、どすんと枯れ木が倒れるように崩れた。
「帝!」
 我に返った鵜野は叫び、慌てて天武を抱き起こした。
 天武の息が止まっている。
「薬師!」
 鵜野が叫ぶと、後ろに控えて居た薬師が天武の脈を取り、厳かに崩御(ほうぎょ)を告げた。
(ああ…… 帝はついにみまかられた……)
 今まで自分を支えていた巨大な大地が、音を立てて崩れ落ちてゆくのが分かった。
 鵜野は飯含(はんがん)と言う、天武の口をそっと開けて璧玉を含ませた。
「この、死に損ないの性悪女め、父帝を殺したのは皇后だ!」
 大津皇子は遂に、鵜野に剣先を向き変えて咆吼した。
 密かに酒に混ぜた烏頭・丹薬・淫羊霍が暴れて利き始めたのか、大津皇子は足をふらつかせながら、舎人等よ、吾にこそ従えとわめいている。
 どちらにつくか迷っているのだろう。鵜野が命じた舎人達は、次室から乱入して来ない。
 不比等始め重臣達は、天武が存命であればこそ大津を諫めたが、崩御された後、どうなるのか、ただ形勢を観望している。高市皇子とて、鵜野と大津が刺し違えてくれれば漁夫の利で皇位が転がってくると思い、日和見を始めたようだ。
 だが、鵜野は着物を厚く重ね着し、腕力のある大津と王者の決闘をしても敗ける。
 潔く夫帝の跡を慕った方が、草壁は温情で助かるかも知れない。
 鵜野は、大津の剣で首から肺を貫けるよう、着物のエリを両手ではだけて目を閉じた。 大津は、女を自らの手で殺す事になると思ったのか、鵜野の突然な変化に困惑し始めた。
「鵜野…… 大津皇子の即位を見届けよ……」
 その時、背後に、はっきりと天武の声がした。
「ああ…… 帝!」
 さきほど、天武は崩御されたと告げたのに何といい加減な事をいう薬師だ、と鵜野は思わない。なぜか分からないが急に浮き上がり、大地がよみがえった思いであった。
 生きたい、わが子の為に生きのびたい。
 今の夫帝の言葉で、鵜野の何ものかに火が着いた。
「帝たる者、一度開いた金口(こんく)を違える事は大政を損なう元。改めて命ずる、であえ、舎人ども、乱心者の大津皇子を捕らえるのじゃあ…… 舎人ども、出てきて皇后の命に従え!」
 鵜野は剣を拾い、振り回して叫んだが、大津は悪あがきする鵜野に苦笑するのみであった。
 時が止まった一瞬後、大舎人寮の輔(すけ、副官)でもある川嶋皇子が、舎人を従えて土足のまま乱入してきた。
 鵜野はふり向き、「川嶋…………」、と思わずつぶやいた。
「おお、川嶋皇子か…… 吾は御位を譲られた今上天皇なるぞ、皇后を謀反の罪で捕らえよ」
 大津皇子は親友の川嶋に鵜野を捕らえよと命じた。その口ぶりはもう、一天万乗の君であった。
 やがて大津皇子は、笑みを浮かべながら悠々と剣を鞘に収めた。
 その時、
「…… な、なにをする! 血迷うな。捕らえるのは吾ではない、皇后だ……」
 叫んだのは、大津皇子の方であった。
 川嶋皇子は、逆に、大津皇子を羽交い締めに捕らえていた。
 ほっと大きく溜息をついた鵜野の手から懐剣が滑り落ち、床に突き刺さっていた。

「川嶋、お前が狙っていた石川姫を吾が奪ったので、それを恨んで皇后に寝返ったのか……」
 舎人に引き立てられる大津は、ふり返って叫んだ。
 大津皇子のオサダの自邸で、大津に酒をすすめた川嶋皇子は、当薬と十薬の解毒薬を飲んでいたが酔って苦しみ、今ようやく宮中に着いたのだ。
 川嶋皇子は大津皇子と一緒にオサダからやってきて、高市皇子と共に鵜野の味方になって草壁皇子即位をすすめる役だったが、来なかった。
 事の成就を危ぶんで川嶋は逃亡したのかと気落ちして、自害寸前の鵜野であった。
「それにしても大津皇子は酒に強い。私の何倍も飲んでさえあの調子だ。決して並の人間ではない」
 川嶋皇子は、申しわけなげに頭をかいて鵜野を見つめた。
 もう少しで死ぬところだった鵜野には笑う余裕などなく、思わず川嶋皇子を睨んだ。
「今の皇后様の御尊顔は美麗で凛々しく、まるで天照大神様のように神神しく光り輝いています」
 川嶋皇子は気まずいと思ったのか、鵜野をほめたたえると、
「今から、若くて美人のほまれ高い石川姫を、そう言って口説くつもりか」
 鵜野は指先で、川嶋の肥満した腹を思わず小突いていた。
 
 ようやく天武に気づいた鵜野は、そっと抱き起こした。
 大津皇子即位と叫べば、己の胸先で、夫帝の鼻と口をふさごうとさえ思った。
 この時の鵜野はもう、奸婦のそしりを受けようと、わが子の為、蛇にも、雄を食い殺す雌カマキリにもなろうと決意していた。
 だが、天武の頭をそっと抱くと腕や肩の力はすでに失せ、今度こそ脈は完全に止まっていた。
(ああ…… 私の広き胸分けに夫の顔を埋めるのは何年ぶりであろう……)
 忘れていた若い時の郷愁がよみがえった。
(これで、帝は鵜野だけの夫…… ようやく姉の大田から奪い取った…… もう離さない)
 鵜野が夫帝の顔に頬ずりすると、涙が天武の頬に落ちていた。
(まさか…………)
 帝の体は、すでに冷たくなっているではないか。薬師が告げた時、やはりみまかっていたのだ。
 大きな璧玉を口にくわえているので、あのようにはっきりと、ものを言える筈がなかった。
 あの声は、夫帝の呪縛から逃れられない鵜野の内なる心の叫びか、それとも幻覚だったのか。
 何も聞こえない重臣達は当然、天武の崩御後は日和見の態度をとり、大津も余裕を取り戻した。
 あの極限の中を女一人で、よくも、はったりだけでかいくぐったものだ。
 天武の御威徳を背に負って叫んでいた鵜野は、今になって、急に重臣達がそら恐ろしくなった。
「帝!」
 鵜野は鋭く叫んだあと、
「皆の者、亡き帝の御霊(みたま)は黄泉に大行(たいこう)せず、この宮に三年は留まり、マツリゴトを見守ると仰せである。帝に恥じぬよう励めや…… 拝礼……」
 重臣達よ、亡き帝が御高覧だ、私に従って結束せよ、とふり返って大声で叫び、天井に未だ漂っている筈の御霊に向かい、鵜野は自ら合掌拝礼するのであった。
(帝の御遺志を継いで努めを果たした後、罪深い鵜野は、黄泉でお仕えいたします……) 鵜野は密かに心に誓った後、いつまでもいつまでも微動だにせず、夫帝のなきがらを抱きしめて温め続けるのであった。
 天井をあお向いたまま鵜野が動かないのは、いつのまにか、不覚にも眠っているからであった。
 
 
 この、約一月後の冬十月三日、大津皇子はオサダの自邸で謀反の罪によって死を賜った。
 大津皇子の妃の山辺皇女は髪を振り乱し、妻屋のある西の館からオサダに裸足で駆けつけ、夫に殉じた。見る者は皆、すすり泣いたと『日本書紀』という正史にある。
 
 持統天皇になって吉野行幸(みゆき)を繰り返した鵜野が崩御する時、土葬ではなく、今までの慣例を破って荼毘(だび)に付し、天武の眠る大内山陵に合葬同穴するよう遺勅したのであった。
                                    了








このブログへのチップ   100100pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
★★★★★

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:


くる天
officematsunaga
速報情報は、オリジナル取材ネタも含めてtwitterで無料公開!
twitter

【オフイス・マツナガのブログ】

【CONTACT/連絡先】

カレンダー
<<2013年01月>>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
マーケット情報
by 株価チャート「ストチャ」


FX経済指標


会員制システム
会費は月額1000円で、すべての記事、すべての連載、バックナンバーを見ることができます。また、一般には入手困難な資料等をダウンロードできます。
 購読の規約に関しては、くる天 よくある質問を参考ください。


会費の支払い方・課金の仕方

1:くる天へ会員登録する。
2:ポイントを購入する。
3:記事を購入する 。
 という手順となります。
 初めての課金の申し込み方

返金システムに関して

なお、会費を支払い購読されて「これは課金に値しない」と判断された方には、すみやかに返金に応じます。詳細は、返金システムに関してを参考ください。

入稿後は加筆・修正しません

有料会員制度のサイトという性格と、くる天さんのシステムから、有料記事に関しては入稿後の修正、訂正はきかないようになっています。そのため誤字・脱字・錯誤が含まれる場合があります。誤字・脱字・錯誤等の修正に関しては、別途、指摘させていただく場合があります。誤字・脱字・錯誤  修正情報

皆様へのお願い

 申し込まれたアクセスコード、パスワードを他人に教えたり、譲渡する行為は犯罪行為です。すでに、第三者におしえてしまった!という方は、すみやかにパスワードの変更をお願いします。やむなき場合は、しかるべき対応をさせていただきます。
皆様へのお願い  
当サイト連載コラム
週刊日程表

本日のマーケット

今週の永田町

永田町レポート

本日のオフレコ情報

遠藤顧問の歴史だよ

時代小説発掘(無料公開)

カテゴリ
全て (3356)
2014衆議院選挙当落予想 (12)
無料公開記事 (7)
週間日程表 (154)
選挙 (26)
政治 (86)
経済 (6)
社会 (17)
永田町レポート (67)
今週の永田町 (326)
本日のオフレコ情報 (71)
本日の日経225 (29)
本日のマーケット (1654)
特オチ最前線 (75)
瘋癲老人のレイジーな日々 (25)
扱い注意 (38)
ネットでメシウマ!ウェブマーケティングの虚実 (32)
伊藤博一の事件の眼 (23)
鬼デスクの酔いどれ日記 (44)
アダルトサイト運営奮闘記 (3)
遠藤顧問の歴史だよ (30)
業界記者の覆面レポート (2)
真名のケーザイ探検 (27)
ホッピー・モツ焼・闇市の世界 (4)
ネットでビビるな!ネット音痴の業界人へ (14)
今週のマスコミがびびったネットネタ by 野次馬 (10)
アラカルター久里&占い軍団 (46)
コーヒーブレイク・エクササイズ編 (64)
コーヒーブレイク・ボイスエクササイズ編 (12)
医読同源 (1)
永田町奥の院を新人記者「僕」行く (12)
アンコール (2)
「永田町に棲んだ女たち」2 (13)
「永田町に棲んだ女たち」 (15)
ぼやき三毛猫 (49)
白川司郎訴訟関係 (4)
動画で go !!!! (7)
縄文だよ!!!! (4)
【時代小説発掘】 (204)
2009年 衆議院選挙  最新調査データ (26)
衆議院選挙 選挙区レポート (4)
島田が行く!報道現場の盲点 (2)
誤字・脱字・錯誤  修正情報 (6)
見落とすな!ネット情報・リンク先・保存先 (3)
「永田町に棲んだ女たち・特別番外編」 (8)
雑誌販売動向 (7)
最近の記事
12/06 12:26 江戸浅草物語14「月こそ心よ花こそ心よ」 (無料公開)
11/15 15:30 〈助太刀兵法46〉北斎蛸踊り(8) (無料公開)
10/26 08:49 「本日のマーケット」(FX編)・・・今週は日米の金融政策イベントに注意。
10/26 08:40 「本日のマーケット」(株式編)・・・ 続伸後に日経平均株価が1万9000円台を回復。
10/21 08:39 「本日のマーケット」(FX編)・・・ドル円は120円ちょうどの壁を意識。
10/21 08:25 「本日のマーケット」(株式編)・・・手掛かり材料難のなか、方向感の出づらい展開。
10/19 08:33 「本日のマーケット」(FX編)・・・午前11時に発表される中国の一連の経済指標に注目
10/19 08:23 「本日のマーケット」(株式編)・・・午前11時、中国経済の指標しだい。
10/14 08:48 「本日のマーケット」(FX編)・・・昨日に続き中国の経済指標。米9月小売売上高。
10/14 08:31 「本日のマーケット」(株式編)・・・前日の動きが継続し軟調な展開。
10/13 08:46 「本日のマーケット」(FX編)・・・ドル円は120円大台を中心に方向感に欠ける動きが当面続きそう
10/13 08:36 「本日のマーケット」(株式編)・・・5日線(前週末9日時点で1万8218円)が下値を支え
10/05 08:46 「本日のマーケット」(FX編)・・・東京タイムではドル円やクロス円は押し目買いが優勢
10/05 08:34 「本日のマーケット」(株式編)・・・続伸後、日経平均株価が1万8000円に迫る。
10/04 12:07 江戸浅草物語13「天海僧正の結界が破られる時、魔界の者たちの進撃が始まるのか」 (無料公開)
10/02 08:44 「本日のマーケット」(FX編)・・・米雇用統計を控えた様子見姿勢
10/02 08:35 「本日のマーケット」(株式編)・・・週末要因や米雇用統計を前にポジション調整
10/01 08:47 「本日のマーケット」(FX編)・・・9月日銀短観、9月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)などが材料。
10/01 08:35 「本日のマーケット」(株式編)・・・欧米株式の上昇を受けて買いが先行後、もみ合い。
09/30 08:52 「本日のマーケット」(FX編)・・・日中は119円後半のもみあい
09/30 08:44 「本日のマーケット」(株式編)・・・反発後、上値が重い展開。
09/29 08:55 「本日のマーケット」(FX編)・・・株安・円高パターンの継続はドル高圧力を後退
09/29 08:36 「本日のマーケット」(株式編)・・・続落後に落ち着きどころを探る展開。
09/28 08:46 「本日のマーケット」(FX編)・・・東京時間のドル/円は120円半ばを中心にもみあい。
09/28 08:36 「本日のマーケット」(株式編)・・・手掛かり材料難のなか、もみ合い。
09/25 08:53 「本日のマーケット」(FX編)・・・・朝方、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が年内利上げが適切との見方を
09/25 08:44 「本日のマーケット」(株式編)・・・引き続き弱含みで推移。直近の安値1万7415円61銭を意識。
09/24 08:37 「本日のマーケット」(FX編)・・・・連休明けの東京時間のドル/円は120円前半を中心にもみ合う展開。
09/24 08:26 「本日のマーケット」(株式編)・・・続落スタート。連休中にNYダウが軟調に推移。
09/20 10:55 〈助太刀兵法45〉北斎蛸踊り(7)(無料公開)
オフイス・マツナガのサイト
[現役雑誌記者によるブログ日記!by オフイス・マツナガ]

[オフイス・マツナガ書籍部]

[今週のキーワードbyオフイス・マツナガ]

[オフイス・マツナガのブログWordPress版]

[週刊日程表(アクセス規制有)]

[調査分析報道・資料倉庫]

【公にされない公の資料を公開】

【その他 オフイス・マツナガweb管理人】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近のコメント
風雲 念流剣 七 (無料公開)(鮨廾賚此丙郤圈)
宿志の剣 三 (無料公開)(会話スキル★吉野)
週刊・月間誌 販売動向13年3月6-7日(管理人:kitaoka)
週刊・月間誌 販売動向13年3月6-7日(珈琲好き)
■この国の最大の問題点は「スパイ防止法案」がない点。マスコミだけでなく、政党にも外国勢力が跋扈。(珈琲好き)
イチローストレッチが止まらない!(バーバリー 時計)
■あまりにあっけなく、野田民主党惨敗。あまりにあっけなく、安部自民党大勝利(takeshi.komi)
時代小説発掘 !!!!!告知!!!!!()
〈助太刀兵法21〉 尾道かんざし燈籠 (無料公開)(モンクレール ダウン)
薩摩いろは歌 雌伏編(十一)痛撃(無料公開)  (株式の初心者)
ブログ内検索

RSS
携帯からも見られます!
QRコード対応の携帯で、このコードを読み取ってください。

Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved