くる天 |
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CANAL さん |
TALES OF NIGHTINGALE |
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ブログの説明: 〜〜真実が浮かび上がるのは、夜。見つめるのは、ナイチンゲールの瞳。〜〜
「TALES OF NIGHTINGALE」にお立ち寄りくださいましてありがとうございます。当ブログでは、真実を見つめ続けるナイチンゲールの視点を借りて時事政治経済、フィギュアスケートなど関心のありますことについて硬軟問わずネットの森の片隅で語っております。 |
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身体的素因 〜over the tears ?〜 |
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2015年5月3日 20時14分の記事
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環境的要因以外に、股関節唇損傷に至った身体的要因として、ひとつには、足が長さが挙げられるかな…、 手足、特に足が長いという事は、表現面では動きに大きさと伸びやかさが出て演技が映えるから、非常に有利である反面、各関節にかかる負荷もまた、そうでない選手に比して、大きくなる、 支持アームの長いクレーンと短いクレーン、支点にかかる負荷がどっちが大いか考えれば自明、でもこれはまぁちょっと中心ではない遠因かな…、
より直接的な素因としては大きくふたつあると思う、
まずひとつめは、
この足の長さとも無関係ではないけど、重心が高い事、
細くて足が長いとどうしても重心が上がりやすい、そして重心が高いと遠心力がより大きく働いてしまうため、ジャンプで落ちた時にどうしても外側に身体が飛び出しやすくなる、つまり順回転の場合は左側を打つ可能性が大きくなるという事だね、
実際、こないだから、あちこち演技を見てるけど、天国靴の期間を除いて、私がチェックした限りでは、特に3以上に勢いを要する4については、落ちる時は全部外側に出て左を打ってた、レイの演技を全部視聴してるわけではないけど、もし統計を取れば、おそらくフォールでは、特に4については、後方や内側よりも、外側、つまり左に落ちてるケースが圧倒的に多いんじゃないかと推測してる、
ダンサーとして股関節を酷使する事以外に、このジャンプの転倒で左から落ちるというのが、今回の損傷には相当大きく影響している可能性はあるように思う、実際、私の記憶違いでなければ最初に股関節を痛めたのは、2010の暮れにジャンプのフォールでおかしな落ち方をしてからだよね…?
もうひとつ、要因として考えられるのが、筋肉の薄さ、
かなり前にレイのジャンプは筋力で跳ぶよりも、今の軽いジャンプを追及したほうがいいって書いた事あるけど、筋力で跳ぶタイプの男子のジャンパーは、特に4持ちともなれば、脚部同様、相応に大殿筋もついてるのが一般的だけど、軽さと細さと流れで跳ぶレイの場合は、必ずしもジャンプにそこまでの大きな筋肉を必要としない。筋肉がなくても跳べちゃうジャンプという事だね、実際、レイは、一見トップアスリートに見えないような細くて筋肉の薄い体つきをしてるし、この事はトゥよりもエッジが得意という特性とも矛盾しない、エッジは流れで跳べるけど、トゥはより脚力を必要とするからね、 この筋肉の薄さは、細い軸を作るのに非常に大きなアドバンテージである一方で、落ちた時の衝撃が筋肉で緩衝されずに、ダイレクトに骨に響いてしまうという点ではやはり不利になってくる、
私はブルーを知るまでは、男子はほとんど見てなくて、もしかしたらこれまでもそういった選手はそれなりにいて、私が知らないだけかもしれないけど、私の知る限りでは、これまでにトップクラスの選手で、形成不全ならともかく、股関節唇損傷という故障をした男子シングルの選手を知らない、
それはつまり、そもそも重心が高い選手はどうしてもジャンプの着氷が外に飛びやすいため、そのデメリットを克服してトップに至るまでに相当数が脱落してしまうからじゃないかと推測してるんだけど、だとしたら、軸の細さというアドバンテージの一方で、細い踵や高い重心といった不利な点を持ちながら、何年にも渡って第一線で頑張ってるレイの努力はやはり並大抵ではなかったはずだ、こんな事態になってあらためてそう感じている、えらいよ、
ただ、ケのつく二文字や病気においては、我慢強い事は美点にはならないから、不必要に神経質になる事はないけど、ちょっとでも違和感あったらすぐドクターに相談して、ドクターがやっていいという事以外はやらないでね、むしろ、ドクターがOK出しても違和感あったり、怖さがあれば大事を取るくらいでいいんじゃないかな…、
個人的には、1年かけて元に戻すくらいのペースでいいように思う…、最初は、4抜きにして、4以外の部分をどこまでボトムアップできるかを追及する機会と捉える事も可能じゃないかな…、 氷に載れるようになっても、当面は、身体の状態に合わせて、一日に跳ぶジャンプの回数や滑走の時間自体も制限して、少しづつ戻してね、
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