ずっと寝かせていた着物類の整理 | |
2015年9月12日 18時39分の記事 | |
いまは和服専門の買取業者さんというのが増えてきて、ネットや電話一本で査定依頼できるようです。 ずっと寝かせていた着物類ですが、またどこかで誰かに喜んでもらえると考えると気持ちもすっきりしますね。 査定やキャンセル料が無料のところも多いですし、宅配便も利用できるなど昔よりだいぶ便利になっています。 正絹のものなど意外な高額で引き取ってもらえるようです。 織り着物を持っていて、様々な思い入れがあったので大切な着物としてきちんと保管していましたが、洋服しか着ない毎日ですし、その着物を着る機会は今後なさそうなので思い切って処分しようかと迷いました。 ネットやタウンページで調べたところ、着物を引き取り、換金できる業者があることを知りました。 可燃ゴミになるより、リユースできれば着物が役に立つ可能性もあると思い売るのが一番いいと心を決めました。それほど重さが苦にならないのであれば、自分の手で和服買取のお店に持参するのが納得の秘訣だと思います。 訪問査定と違って、業者の出した金額に不満があるときは、買い取りを断ってしまえばいいのです。対面で疑問点の解消もできますし、価格を交渉することもできます。それと、もし量がたくさんあって持参が困難な場合は、いくつかを自分でピックアップしたうえで持込査定を依頼し、ここなら良いというところに出張査定をお願いするというのもありですね。中古着物の買取業者によるトラブルが増えていますから、これから利用する人は気をつけましょう。たとえば、買取前の出張見積りを依頼したところ、決めた日時より早く、突然押しかけてきて、着物には目もくれず宝石や高級時計などを不当な安値で買おうとしたこともあります。ポスティングチラシだけ見て申し込むのは考えものです。古物商の届出が出ている業者は、このような行為は無縁でしょう。 たとえ未使用の着物で、傷みがなくても、それだけで価値があるというわけではありません。未使用の着物であっても経年劣化は多少なりともあるのでもろくなるなど、状態の悪化はどうしても起こります。着用の有無が全てを決めるわけではなく、査定時の状態が良ければ高値がつきます。未使用で着るあてもなく、保管状態も悪くないという着物をお持ちの方、少しでも早く査定を受けることをおすすめします。形見分けなど、着物の処分も量がまとまると、予想以上のお金に換えられることもあります。 確定申告は必要なのか、気になるところです。考え方としては、衣類は生活必需品なので有償で譲渡しても課税されませんが、美術工芸品とみなされると売却額に税金がかかるので税法上も案外複雑です。いい値で売れて喜んでばかりもいられないときは、後から申告漏れで追及されるのは誰でも嫌なので、時間を作って税務署の相談窓口に問い合わせましょう。着物はトータルコーディネイトするものなので、着物、帯はもちろん帯締めに帯揚げといった小物も併せて買取可能です。 ただ、襦袢の買取は期待しないでください。 襦袢は和装の下着だとみられているため一度でも着たものは買い手がつきません。 それでも買い取る可能性があるのは素材が絹で、未使用のものや、昔風の珍しい柄行のものであればうまく交渉すれば買い取ってくれるかもしれません。遠慮せず、一度査定してもらうと良いですね。 不要になった和服などがあれば、買取専門店で買い取ってもらうのも良いですね。愛好者の多い紬などは、大柄の黄八丈のような着物でも、きちんと査定して買い取ってくれます。リサイクル店より見る目があるので、相応の価格がつくのが嬉しいですね。紬は男性物でも良いですし、友禅やブランド着物なども広く取り扱っているそうです。検討する価値はありそうです。 普通の人が和服を買い取ってもらうことはあまりないと思うので、処分する際には、価値相応の価格で買い取ってもらうために着物買取業者の評価をチェックしておいたほうが良いでしょう。 サービスが充実していて高値買取してくれそうな業者というのをリストアップして、少なくとも2社以上に見てもらい、査定額を比較します。買取値や査定理由が明確なところを選ぶと納得のいく取引ができるでしょう。着物買取の値段を決める要因は、というと着物そのものの品質もさることながら、状態の良し悪しはかなり重要です。 着物としてどれほど高級だとしても、汚れがひどいもの、カビの跡が明らかなものだと大幅に安くされるのが仕方ないと思ってください。ただし、簡単にその汚れを落とせる場合、それなりの値がつくこともあり得ます。くれぐれも素人判断は禁物です。 とにかくプロに見てもらわないと、最終的な価値はわかりません。いい着物であるほど、自宅で手入れするのは大変です。 着ないとわかっている着物は、折を見て着物の買取業者に査定してもらうと世のため、人のためかもしれません。初めての買い取り依頼で、どの業者が良いのか多くのデータを集めて決めたいときにはランキングサイトを上手に活用し、自分の条件に合った業者を探しましょう。 着物の価値は保管状態や製作者などで大きく変わりますが、第一に状態が良くないと、高価買い取りを期待できません。 | |
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