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| ３-?-２ ペテン経済学にいどむ 自由貿易はなぜできたのか？ |
| 2012年4月16日 0時24分の記事 |
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鎖国という政策に入っちゃったんです、日本はね。 で、徳川家康が天下を統一したから戦争は無かったんです。その間、鎖国したんですけど鎖国すると文明が止まっちゃうんです。 けっして頭が止まったんじゃないんです。けっして日本人が頭が悪かったんじゃないのね。 ところがヨーロッパから比べると全然違っちゃったんです。 その結果、明治になった時に外国の「書物」を読める人が必要だったのね。 だから日本は明治になった時にすごい学歴を重視したんです。ものすごい学歴を重視して、国民の中から天才みたいなのを選んで外国の本を翻訳できる人間を探したんです。 だから日本人のやってる英語っていうのは本当にできないんです。中学で３年やって、高校で３年やって、たいがい６年もやればしゃべれるようになるのに日本のはしゃべれないんです。 で、なぜしゃべれないかっていうと、日本政府は国民を外国にやりたいとは思ってなかったんです。外国の「自由主義」なんか持ち込まれたくなかったんです。 ともかく進んでる文明を日本の中に取り入れなきゃいけなかったんです。だからエリートという人に日を当てる。 外国から文献を取り入れて、その文献で頭のいいやつがこういう物を作る・・・とか。 あとは人間がまめに働けば良かったんです。そのときに絶対に出されては困るのが個性だったんです。 だから髪型はボウズとか、制服とか、スカートの丈は何ｃｍまでとか。 ともかく個性を出すことを嫌う。なぜかと言うと同じものを大量に作らなきゃいけないのに、一人ひとり個性を出されたらできた商品がバラバラになっちゃう。 それで世界に追い付け追い越せってやってたんだけど、おかげさまで世界に追い付いてきた。 この不況で損する人この不況で得する人 （斉藤一人 著 付録CDより） わけのわからない人物がこのブログに対して「アホ」だとか「所詮この程度」だとか言っている。 しかしその人物は一切データを出さないし、情報も出さない。 頭の中の想像だけで「TPPに参加しても大丈夫だ」と結論づける。 TPPに参加しても大丈夫というなら、当然関税をゼロにした国の経済のことを語るべきだろう？ どこそこの国は関税をゼロにしたけどこうやって産業を守りました、とか具体的な国名をあげて検証すべきなんじゃないのか？ あの国は何％関税を下げて産業はこうなりました、など過去の歴史を例にあげるべきなんじゃないのか？ 「TPPに参加しなかったら報復関税を喰らう」などと妄想を連発しているが、では具体的に何％の報復関税を喰らうのか？日本の輸出業はどれくらい関税が上がったら、何％売り上げが落ちて、企業がやっていけなくなるのか？アメリカの歴史は長いが、具体的に報復関税を喰らった国の名前は？ そういった具体的な話は何もない。 「何のデータも出さないし、何の情報も出さないし、関税をゼロにした国の歴史を検証もしないで、俺の頭の中ではTPPに参加しても大丈夫だ！」 所詮このようなはったり嘘つきは情報不足だから、どこかでつじつまが合わなくなってくる。 情けない。本当に情けない。いつから議論というのはこんな低レベルなものに成り下がったのか？それとも前からこのような人物だったのか？ 情けないが、放っておくしかない。 では前回の続き、自由貿易について述べる。 ３ ?−２ 自由貿易はなぜできたのか？ |
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