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月面着陸のなぞ
 
2012年9月9日 23時51分の記事

アームストロング
「オバマ大統領、月面着陸した時の画像だけは解析されないようにしてください。画像のトリックが見抜かれたら、世界中の人々にすべてがバレてしまいます。
そうなればアメリカは世界の笑い者です。


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いいですか、アメリカの信頼を保つためにもアポロ計画は成功したことにしなければならないのです。
あとをたのみますよ・・・」





おお、オバマ大統領、お久しぶりです。
私を食事に誘ってくださるとは光栄です。最近、調子はどうですか?





ん・・・?ああ、あんまり気分がすぐれなくて。
なんだか毎日悪い夢を見るんだ。





そうなんですか。いや〜、私の方は絶好調でして。
え?なぜ私だけがそんなに元気なのか、聞きたいんですか?聞きたいでしょう!
実は私、趣味で写真をはじめましてね。これが楽しくて楽しくて・・・





(別に聞きたくもねえんだけど・・・)





私の目指す写真家は、あの月面着陸したアームストロング船長です。
あの方はすごいですよ。
みんなあんまり知らないようですけど、月面でのカメラにはなんと「ファインダーが無かった」んです。被写体が見えなくてあれだけの写真を撮るのはまさに人間じゃないですね。




しかもですね、月面・・つまり「撮影場所の温度は平均82℃という灼熱地獄」です。太陽光の下では、温度は93℃まで上昇しますが、この温度はフィルムの許容範囲を超えています
温度を平均化する大気がないから、「日陰では温度がマイナス118℃になる極寒地獄」です。で、調べてみたんですが・・・

なんと月面撮影に使われたカメラの金属製ケースには、高熱や冷気を遮断する機能がありません。すごいでしょ?




・・・





普通のフィルムであれば、93℃の高熱に数分さらされると感光乳剤が軟化し、マイナス118℃の冷気にあたるともろくなります。
しかも月面は放射線に満ちていて、わずか25レムの放射線を浴びただけでフィルムは使い物にならなくなります。知ってましたか?






1950年代のイーストマンコダック社パンフレットより
病院、工場、研究所などで、いかに包装されていても、フィルムはX線やラジウムを含む放射性物質から保護されなければならない。
100mg のラジウムから750cmの距離にフィルムがある場合、厚さ約9cmの鉛で覆わなければならない。

1990年代のイーストマンコダック社パンフレットより
X線の影響は蓄積するので、低レベルの放射線を数回にわたって受けた場合、または放射線レベルが高い場合、フィルムにかぶりが生じることがある。




こんなね、過酷な状況で素晴らしい写真を撮って来たのがアームストロング船長です。
高熱にならないようカメラが熱っぽくなったら日陰に行き、冷たくなってきたら日なたへ移動する・・・高熱や低温のまま数分立つとカメラが使い物にならなくなってしまうからですね。





・・・





そして、宇宙服の手の部分は分厚くて、指の感覚が失われて曲げることも困難です。そんな手袋をしながら、ファインダーのないカメラを使って、少しの欠けや重なりもなく、きちんと写真がつながるようにパノラマ写真を撮る。

しかも月は放射線に満ちているのに、フィルムが放射線にさらされた痕跡もない。まさに神技です!素晴らしい!人間じゃない!

私はあの方を心から尊敬していますし、あのような写真が撮れるようになりたいんです。





・・・





・・・





アームストロングって、誰?



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