| ひょっとすると、人間の誰しもが感じている「思いやり」と言う感情の「愛」が今までのこのサブ宇宙に存在していなかったのかも？ | |
| [宇宙] | |
| 2015年5月22日 22時49分の記事 | |
多くの「スピリチュアル情報」が本物とするなら、私はこの表題に上げた、「人間の誰しもが感じている「思いやり」と言う感情の「愛」が今までの宇宙に存在していなかったのかも？という意識を持ってしまいます。 まさか？ とも思いますが、そう感じてしまいます。
確かにこの地球での人類の歴史は多種多様で複雑でこのサブ宇宙の中でも最も過酷なものであるようです。 そのような厳しい過酷な経過をたどって得られた意識の一つがこの「思いやり」という感情なのかもしれません。 そして、この感情は個人によって様々だと思いますが、人間であれば少なからず持っている意識であると思います。 しかし、だからと言ってこの感情がこのサブ宇宙の知的存在が全て持っているとは限りません。 そして、高次元意識が必ず持っているものとも限らないものであると思います。 何故なら、その必要が無かったからなのではと思われるからです。 高次元意識はこの多次元宇宙意識に当然通じているものと思います。 その次元の段階によってその理解度は異なるかもしれませんが、基本的に宇宙意識を持っているものと思います。 その基本的な宇宙意識とは、「全ては繋がっている」、「全ては一体である」、「無条件の愛」であると思います。 そして「無条件の愛」は、言葉で「無条件」と言ってしまえばそれまでですが、それを体験し実感できたものでなければ本当の「無条件の愛」は身につかないものだと思います。 そして、これは次元に関係なく経験によってのみ持ち得るものであり、その魂に刻まれるものなのではないでしょうか。 そして高次元域での「無条件の愛」の経験の中に、この「思いやり」という感情が無いか、あるいは、その感情が薄い状態であるものも一部あったのではと思います。 高次元域では、全てが繋がっており一体であるということが理解されていることであると思いますが、このことは逆に分離の意識が存在していないということになります。 ですから、自分から見て他のものを「思いやる」必要も無いしその経験も出来ないことになります。 ですから、そのような中では「思いやり」という意識が「無条件の愛」の中に含まれていないのではと思われます。 バカな！ 高次元意識は当然その「思いやり」という意識を持っているはずだ！ と、思われるかもしれませんが・・・ 永遠の存在である意識（魂）と言えども、その成長は全て経験によるものであると思います。 ですから、経験していないものは、その意識の中には存在していないものであると思います。 それが、たとえ高次元意識体であってもそうなのではないでしょうか。 そして特に高い次元域の経験しかない高次元意識体は「思いやり」という知識は持っていても、その経験としての感情が「無条件の愛」の中には存在していないのではと思われます。 何故、このようなことを書いているのかと言えば。 伝えられている多くの「スピリチュアル情報」の中に、この「思いやり」の意識が欠けているものが散見されると感じているからです。 もちろん「愛」そのものが欠けているのは論外であり、それらは偽情報であるか、または、私たちの意識の混乱を意図するものです。 そうでは無く、伝えようとする情報そのものは正しくても、「思いやり」に欠けるものがあるのは、たとえ高次元意識体であってもその経験が無いものは、その感情を無視した表現になってしまうのではないでしょうか。 ですから、その情報がダメであるというのでは無く、私たち受け取る側でこのことを理解しておく必要があるのではと思っています。 私たちは、この「牢獄の惑星」とも言われるこの地球で何回となく輪廻転生を繰り返し経験を重ねてきました。 そして、その経験は宇宙意識に反する分離と言う経験です。 この分離の経験が高じてしまうと分裂となり最後は消滅しかねない危険な経験です。 そして、肉体上では、その危険な経験を何度も繰り返してきました。 「スピリチュアル情報」の中には、この世界は「幻影」であるとか「ゲーム」であるとするものがあります。 確かにそのような側面はあります。 しかし、私たちの分離の経験をただの「幻影」であるとか「ゲーム」であるとするのは、その経験は「夢幻」であり意味の無いことであると言っていることになります。 しかし、私はそうとは思えません。 何故なら、この多次元宇宙には無駄なものは何も無いと思っているからです。 あらゆる経験は必然として起こっていると思っています。 また、そのように思うことがこの多次元宇宙に対して「無条件の信頼」をするということになるのではないでしょうか。 ですから、この地球上の分離と言う経験も大きな意味があると思います。 それは、私たちの意識（魂）に於いてもそうであるし、この多次元宇宙にとっても大きな意味を含んでいると思います。 その一つが「思いやり」という意識でありその感情だと思います。 この意識は「分離」の経験が無いと生まれないものです。 そして、その経験が過酷であればあるほど、そこから生み出されたものは強力であると思います。 その「分離」の経験の中で生み出される「思いやり」の意識は「分離」の壁を越えて他と繋げるものです。 面白いことに、制限され分離されたこの地球での私たちの経験から生み出された「思いやり」の意識は、他のものとを繋げる宇宙意識であったのです。 この地獄の環境の中で自らを天国へと導くような意識です。 この多次元宇宙の中のサブ宇宙（物質宇宙）の一つの銀河に属する小さな惑星である地球上で、宇宙に閉ざされ制限された環境の中で、宇宙意識に反する「分離」の経験を重ねてきた私たちが、宇宙意識に通じる「思いやり」という意識を生み出してきたことは、宇宙の奇跡に値するものではないでしょうか。 また、他にも、閉ざされ制限され分離された宇宙意識に反する環境の中でしか育たない意識も多くあると思います。 例えば、忍耐強さ、平和を強く望む意識などです。 ですから、逆境の中でこそ育まれたその強い意識は、宇宙意識にも影響する力を持っているのではないでしょうか。 ということは、この「牢獄の惑星」の逆境の環境こそ、意識の上では新たな強い意識を生み出す最上のものであったと言えるのではないでしょうか。 そして、私たちはその強い意識を、その経験を通してこの魂に刻むことが出来たのではないでしょうか。 究極の多次元宇宙創造主は。 「私が望み、そのように計画していたこととはいえ」 「あなたたちはその逆境の中でりっぱにやり遂げた！」 「ありがとう、そして、おめでとう！」 と、きっと思っていると思います。 ですから、この「思いやり」などの意識をその魂に刻んだ人間は全てそのギフトを携えて、これからこの多次元宇宙で活躍することになるのでしょう。 この多次元宇宙に無駄なものは何もありません！ もちろん、私たちの経験にも！ 以上、「勝寛舟」の大妄想より。 | |
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