| 貴方に子や孫がいるなら、あなたは、彼らがどうように生きて行く事を望みますか？ | |
| [人間の本質] | |
| 2015年9月16日 21時42分の記事 | |
その望みの根底に「愛」があるなら、あなたは、きっと、彼らが元気で精いっぱい人生を生きていけることを望むでしょう。 そして、願わくば楽しい人生であることを願うでしょう。 それが本当の親心ではないでしょうか。 ですから、その人生にある役割を背負わすことがあるでしょうか？ その役割を背負わせて、あえてその人生の生き方を制限しようとするでしょうか？
確かに、子や孫に抱く人生の生き方に対してあなたの希望や期待は在るかもしれません。 しかし、それを背負わせることはその人生を制限することになります。 そして、彼らが持っている魂はあなたとはまったく異なるものです。 いくら血がつながっているとはいえ、その魂や志は異なります。 ですから、あなたの意識の根底に「愛」があるなら、あなたが子や孫たちに望む生き方は、ただ、人生を元気に精一杯楽しんで暮らせることを望むのではないでしょうか。 それが、親や祖父母としての「愛」がある自然な望みなのではないでしょうか。 そして、この意識は、私たちの多次元意識体が持つ意識も同じなのではないでしょうか。 ライオンがあえて自分の子を谷底に落とし、その子供が這い上がってくるような、たくましいものに育ってくれるように望むことや、苦労を買ってでもさせるというその意識の根底には、「ただ、人生を元気に精一杯楽しんで暮らせることを望む」という「愛」がありますが。 このような「愛」の表現は、世界が厳しいものであるということを前提にしたものです。 ですから、その前提に立って、その厳しい世界に屈することが無いように「鉄は熱いうちに鍛える」という発想です。 確かに、今までのこの世界の状態からすると、このような考えもなりたちます。 しかし、本当にそうでしょうか。 その意識の根底に何があるのでしょうか。 その意識の根底には、「心配、不安、怖れ、恐怖」があります。 その意識を前提としたものから生まれる発想です。 では、私たちを産み出した高次元の存在がそのような意識を持つでしょうか？ そのような意識を前提にして、私たちの生き方に制限を加えたり役割を課すでしょうか？ 当然、そうであるとは思えませんね。 そんな低いレベルの意識である訳がありません！ そのような意識が私たちの高次元意識体であるとは到底思えません！ 何が言いたいのかと言えば。 役割を課すということは、その生き方を制限するということであり、その役割が満たされたかどうかを判断し裁定するということです。 判断し裁定し審判するということは、従来の宗教による洗脳・誘導であり、支配であるということです。 「スピリチュアル情報」の中に、未だにこの意識の支配を意図した多くの情報があります。 この度の私たちの意識の拡張、波動の上昇の根本には、私たちの意識の制限や分離からの解放があります。 ですから、そこには、もちろん制限も無く、分離も無く、従って判断や裁定、審判もありません！ あるのは自由と解放と一体感だけです！ そして、その意識が生まれる根底には「無条件の愛」があるだけなのです！ 「無条件の信頼」があるだけです！ その「無条件の愛」と「無条件の信頼」でもって子や孫たちを育てその人生を願う時。 その願いは、ただ、「元気に精一杯楽しく生きて行く」ことになるのではないでしょうか。 それが親としての、そして高次元意識の願いであり望みであると思います。 そして、この願いと望みは、産み出すものが産み出されたものに対して抱く、たった一つの想いなのではないでしょうか？ 生きるもの全ての根源的な想いなのではないでしょうか。 その想いによって幾世代も繋がっていくのではないでしょうか。 そして、全ての生きものが持っているその根源的な想いは、ややもすると「愛」が欠落したこの人間社会を含むこの地球にあっても、なお厳然として存在する現実です。 「スピリチュアル情報」の中には、今までの世界は二元性であり波動が低くレベルの低い世界であったと伝えるものがあります。 確かに人間社会に於いてはそれを否定できない現実もあります。 しかし、その世界の中でも、一般の人々が抱く子や孫への気持ちは、この根源的な「愛」であり、その想いが今も現に生き続けています。 この現実を見れば、私たちのこの意識を産み出した私たちの意識の親とも言うべき私たちの高次元意識が私たちの意識に対して何を望むでしょうか。 何か役割を与えるでしょうか？ 多分、何も望まないでしょう。 「元気で精いっぱい生きる」ことさえ望まないでしょう。 もし、望みがあるとすれば。 それは、「楽しく在る」ということだけでしょう。 そして、高次元の意識体の世界は繋がり、より一体化されたものであると思われるので、私たちの高次元意識体とそれ以外の高次元の存在の意識は同じものであると思います。 そうであるなら。 私たちは、日々、「楽しく在る」ということで良いのでしょう！ 私たちが「楽しく在る」ような世界を創造すればよいのでしょう！ まさに、私たちは、あのワクワクする自由で解放された“遠足”を楽しむためにこの美しい星に来たのです！ 以上、「勝寛舟の大妄想」より。 | |
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