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暗記するためのコツ
[勉強方法のヒント]
2011年4月16日 9時26分の記事

行政書士試験や宅建レヴェルの資格試験で大切なことは、「暗記すること」である。

司法試験などと違い、「現場思考型」と言われる問題は少ない。

出題される問題のほとんどが、条文と判例を押さえていれば解答できる問題ばかりだ。

では、如何にして、暗記していったらいいのか?

最近の脳科学の研究によれば、以下のような方法が暗記に適しているとのことだ。

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1、書いてみる

例えば、テキストを読むだけでなくて、ノートに書き出してみるといったような作業である。
ただ、まとめノート作りに没頭するあまり、問題を解く時間がなくなってしまいがちだから、たっぷり時間が取れる人だけにお薦めしたい。

2、声に出す

テキストを読む時は、目で追うだけでなくて、実際に声に出して読んでみるといい。
自分が講師になって教壇で解説しているつもりになって読めるようになれば、実力がついてきている証拠だ。

3、問題を解く

テキストだけでなく、問題を解くことにより、記憶に定着しやすくなる。
宅建や行政書士であれば、過去問を何度も解くことが大切だ。

行政書士試験を受ける人は、問題を解く際は必ず、ノートや紙を用意しておき、選択肢ごとに、解答はもちろんであるが、「解答を導いた理由」を書いていくとよいであろう。時間はかかるが、記述対策にもなるので一石二鳥だ。



私だったら、テキストで勉強するときは、声を出して読み、その音声をヴォイスレコーダーに記録してしまい、通勤時間などに、聞きなおすようにする。

テキストを基にして、まとめノート作りを行うようなことはやらない。時間がかかりすぎる割には、効果が薄いからだ。



過去問を解く時は、宅建も行政書士もノートを用意して、選択肢ごとに、○×はもちろんであるが、その理由も40字程度で記載する。行政書士試験の記述対策の練習を兼ねていることはいうまでもない。

さらに、別のノートを用意して、過去問を基に、オリジナルの問題を作ってしまう。
例えば、選択肢で問うている内容をひっくり返して、選択肢を作ったり、解説を読んで関連する論点を基にした問題を作るのだ。

作った問題はその場では当然解答できるのが当たり前なので、過去問を一通り終えてから、オリジナルの問題を解いていく。時間を置けば、自分で作った問題とは言え、結構考え込んでしまうものだから、勉強になる。

オリジナルの問題を作る作業を行うことで、知識も整理できるから、時間がある人は、ぜひ、挑戦してみてほしい。

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