2008年12月27日 12時27分 |
壁の耐震補強リフォーム |
住宅の壁を補強して耐震性能をあげる事が出来ますが、これは専門家に判断してもらわなければなりません。住宅には強度とバランスも大切になってきます。ただ単純に壁を強固なものにリフォームしてもバランスが悪くなり、余計に耐震性のを失うだけです。住宅は屋根がありそれを梁や柱でささえ、基礎に伝えるという力の流れがあります。一方だけが頑丈な壁だともう一方に力が伝わりすぎ、倒れやすくなってしまいます。この事を念頭に置き考えてください。 壁の耐震補強リフォーム 壁を補強する方法 ひとつは筋交い(すじかい)をいれて補強するというリフォーム方法があります。在来住宅の建築途中などの家を見たときに柱と柱の間に斜めに入っている木材のことを筋交いといいます。住宅のバランスを見て入れないと耐震補強にはならないし、余計に耐震性が下がりますので注意しましょう。また接合部分も注意しましょう。専門のプレートがありますのでプレートを使うようにしましょう。 板で壁を補強するリフォーム方法もあります。板といっても建築用の構造用合板を使用します。構造用合板は柱と梁に直接釘やビスなどで留めましょう。柱と梁にきちんと付いていないと意味がありません。柱と梁を構造用合板で一体にして強度を高めます。釘やビスなどの間隔も注意しましょう。間隔があきすぎていては、効果を発揮しません。 ほかに開口部分を壁にしてしまう方法もあります。ないところに壁を作ってしまうのですから耐震補強リホームではかなり有効な手段だと思いますが、窓などがなくなるということも起こってきますので注意が必要です。 冒頭でも書きましたがしつこいぐらい言いますがバランスが大切なのです。闇雲に、大体では出来ないので、リフォーム会社さんに頼むときなどはしっかりと説明をうけましょう。しっかりした説明が出来ないようなリフォーム会社さんなら断るようにしましょう。 |
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