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タロットに見る創造性? ?正義と数  その類縁性と正義のバランス
[ |ー?正義]
2013年7月16日 0時2分の記事

昨日に引き続き「8正義」を考察して行こうと思います.

さて、「8正義」の絵柄と構成および象徴から伺える”両義性”『深淵なバランス』『正義』という言葉の懐の深さを垣間見てきたわけですが、今日は「8正義」のキーワードの一つである”バランス”について昨日とは別の観点から探って行こうと思います.

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ですが、その前にちょっと”数字”について触れておこうと思います.

ごく一般的な感性として、数字というのは序列や順番や量を表現するための機能的な道具として非常に無機質な、よって感情やイメージの伴わないモノとして社会的には認識されているのではないでしょうか。

数字のキャラクターである無機質さというのは、異なるものを”量”に還元し等質なものとして扱うところに由来します。

そして、"量”のような概念は等質化できない”個性”を捨象することで成立する上位概念としての統合性を持ちます.

例えば,数ではありませんが「人間」のような概念は男女の性差という異質性を捨象することで成り立つ上位概念です.
男女同権運動などは、上位概念の持つ統合性の一つの具体的な現れなわけですね.

つまり、一般的に私たちが知り、そして使っている数字は上記のような上位概念としての側面で、その統合性を具現化したものの代表的なものの一つがお金です.

だから、お金には労働とサービス、モノとモノといった本来異質なものを交換するための仲介的な機能があるわけです.

ですが、私がタロットを語る上で注目するのは統合原理として働く数字ではなく、上位概念として捨象される前の個別のキャラクターが剥き出しの数字です.

それは、近代化が始まる前のまだ”神秘”がごく普通に息づいていた時代に扱われていた数字です.
一つの見方として”数字”から霊(たましい)を抜き去ることで近代が始まったといっても過言ではないかもしれません.

しかし、その数字の霊は消え去り無くなったのではなく単に人間の表層意識という表舞台から深層意識という舞台裏へと引っ込んだだけなのです.

ですから、私たちは意識を自身の裏舞台へと向けないかぎり”数字の霊”に出会うことは出来ません.
それに、そもそも一つの舞台を”表と裏”に分けたのも人間自身なわけで、それは数字の預かり知らぬところですから、時折ひょっこりと彼のもう一つの顔を我々の前へ見せてくれることがあります。

そのもう一つの裏の顔が、私がタロットを読む際に一つの柱としている「数の原理」です。

また、「ストーリー性」を柱としてタロットを読むというのは、私たちがよく知っている”数の表の顔”を意識しながら読んでいることになります.

しかしながら、こうした”数の二面性”というのは人間の意識の二面性(表層意識と深層意識)が投影された結果に過ぎません.
ですから、便宜上「数の原理」と「ストーリー性」と二つの別の原理としてわけていますが、本来は同一のものの表と裏を別々に観測しているだけなのです.



さて、数についてちょっとだけ述べるつもりが、いつもの如くずいぶん大袈裟なことになってしまいました(笑)


ここまで、私は”数字”について延々と述べてきましたが、あることに気付かれた方もおられるかと思います.

それは、数字と「8正義」のキャラクターの類縁性です。

◆ 二面性(表である表層意識と裏である深層意識)

◆ 数字の個性の捨象(無機質)と正義の感情の捨象(無表情)
  
  数字→量などの上位概念
  正義→”正義”という上位概念(高い視点を表す)

などなど。。

個別の象徴をみれば他にもいくつか上げられますが昨日の内容とかぶるところもあるので割愛します.

さて、数字について述べてきたなかで、上位概念は異質なものを等質化し、結果的に現実において統合原理として働くことを言いましたが,このことは「8正義」についても数字との類縁性で指摘したように同様なことがそのまま言えるわけで、その部分がまさに「8正義」の創造性なのだということです.

このことは次のように言い換えることも出来ます.

「8正義」は本来一つである自分をあえて二つに分割することで、つまり、表の表層意識と裏の深層意識に自らの役割を機能分化することで上位概念という抽象化された世界観を自身の世界に導入し、そして彼のその創造物は現実世界においては統合原理として働く.

それはすなわち、彼の創造性は統合原理の創出にフォーカスしているということにもなるでしょう.

そのための前提条件として、自身の2分割化は必須なのですが、その際に分割化された双方のバランスがとても大事なのだと思います.


「”光が強ければそれだけ闇は濃くなる”」


のは自然の理で、ここに法(ダルマ)、つまり宇宙の法則を見ることが出来ますが、これはどちらか一方が強すぎてもならず弱すぎてもならず、双方のバランスがとれていること自体に自然の理が無理なく働いていることの証を見ることが出来ます.

つまり、「8正義」のバランスは自然の理である法(ダルマ)のことであり、それなくして「8正義」の創造は有り得ないということではないでしょうか。



あとがき

今日の記事は冒頭でバランスの探求を謳いながら、全く関係のない方向へとどんどん書き連ねられていったので、どうしようかと内心焦りましたが、なんとか収めることが出来たように感じます.
まぁ、無理やり感は拭えませんけどね(汗)
  

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