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猿御前
[【時代小説発掘】]
2010年5月8日 9時24分の記事



【時代小説発掘】
猿御前   
末永喜一郎


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】:
剣術の日本三大源流の一つ「念流」の開祖念大慈恩には、十四人の高弟がいた。
その一人でもあり、「陰の流れ」の流祖でもある<猿御前>という奇妙な名を持つ者の正体は・・・・

【プロフィール】:
末永喜一郎。かつて評論を志すも、人と社会を描く歴史・時代小説の大きな魅力に抗えず・・・・!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
末永喜一郎さんの前作は、当方ボスが「うむ!この書き手はやるな!抜き胴、一本取られた!」とうなった剣客もの「信綱敗れる」です。


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【時代小説発掘】
猿御前   
末永喜一郎



(一)不思議な女

 朝――。
 高原の清澄な空気が、胸に心地よい。
 丈の低い潅木の中を、念大慈恩は、黙々と歩きつづけていた。
 飯綱(いずな)山を背負う形で、目指すは、戸隠山中の猿一族の里であった。
 天授四年、南朝では永和四年にあたるこの年、京では足利三代将軍義満が、花の御所を造営した。四季折々の花々に囲まれた室町御所は、義満将軍の権威をさらに高め、いよいよ南朝の凋落を印象付けるに充分であった。
「戸隠山にいる、猿一族を味方につけたい」
 南朝の忠臣新田義貞の嫡孫義則が、そう切り出したのが一月前のことである。
 新田一族は、義貞亡き後、上野国、越後国に逼塞を余儀なくされていた。そんな中義則は、わずかだが心きいた家臣とともに、信州伊那郡大河原の城に来た。そして、この地の南朝に心を寄せる豪族とともに、密かに来るべき決起のための準備を進めていたのである。
「下野の小山義政殿と連絡がついた」
 朗報がもたらされたのは、その少し前のことであった。
「九州の壊良(かねなが)親王も振るわぬいま、今一度、坂東から反撃の旗を掲げる」
 それが義則たちの悲願であった。日の目を見る機会が、いよいよ迫ってきたのである。
「下野の小山殿に呼応して大河原、越後、奥州が一気に立つ。だが、各所が互いにしっかりと意思を通じあわさねば、北朝方に太刀打ちできぬ。そのためには、早足(はやあし)の者が要る」
 一日千里を走る、早足の能力を持つという、猿一族の情報をもたらしたのは、板持(いたもち)という楠木正儀に仕える忍びであった。
 彼もまた一日千里を走ると言われていた。二代目になる。
 初代は楠木正成に仕えて、その神出鬼没の能力が敵方に大いに恐れられたものだった。
 初代ほどではないが、二代目もその能力はなかなかのものである。
「下野、上野、越後、奥州、そして吉野との緊密な連絡を取るためには、どうしても猿一族の力が必要なのだ。和尚殿、ぜひ彼等を我が方に・・・・」
 と、義則から直々に頭を下げられては、慈恩としても断るわけにはいかなかった。
「やってみましょう」
 念大慈恩が引き受けて、大河原の城を後にしたのが先週のことだった。
 猿一族の情報を集めながら、戸隠山の戸隠神社奥社の、さらに奥まった山中深くに、彼等の住む里があると聞いて、こうして訪ねるところなのである。
 戸隠山は、古来より修験の山として知られている。
 猿一族は、彼等の間でも伝説の一族であった。
 不思議な霊力を持つ、齢(よわい)不明の〈おばば〉を頭に頂き、百人ほどの老若男女がひっそりと暮らしているといわれている。
 だが、その中の壮年の男達は、脚力に優れ、体術をよくし、まるで猿のように身のこなしが軽いことから、いつか猿一族と呼ばれていたのである。
 世俗に交わらず、自分達の術を密かに伝承していると言う。
 そうした情報を、さる修験者から得た板持が、新田義則にもたらしたものだった。

 中天の日が西に傾いた。
 慣れぬ山道は、熊笹や地を這う蔓に足をとられがちだが、若くして兵法を修めた慈恩にとっては、特に苦しいものではなかった。
 どれほど登ったであろうか。流れる汗も樹間を渡る風に、ひんやりとしてむしろ心地良いほどである。
 山鳥の鳴き声や、野に咲く花に心なごませながら、慈恩が登っていたそのとき、
「お前よりあたいの方が腕は上・・・・」
 甲高く怒っているような女の声が聞こえてきた。声の質からしてまだ若い女のようである。
「去(い)ね!」
 鋭い声は、なにやら争っているように思われた。
 ――近い!
 こんな山奥に何ゆえに・・・・。
 不審に思った慈恩は、声のする方へ足を早めた。
 しばらく行くと樹木が切れて、小さな岩場が見えた。そこは沢になっていて、幅二間ほどの小さな川が、さらさらと流れている。季節がら、浅くゆるやかな流れであった。水は澄み清らかである。
 はっ、として慈恩は、近くの松の木の陰に身を隠した。
 いましも女の声を背に受けて、一人の男が立ち去るところであった。慈恩の方からは、男は背になっていて顔は分からない。無造作に束ねた髪、下帯から下はがっしりとした肢体が見て取れる。この男も若いと思われた。
 男の身のこなしは見事であった。岩場から大きく跳躍したかと思うと、あっというまに彼方の潅木の林に姿を消した。
 後には女が一人残っている。
 ――あ・・・・!
 思わず慈恩は、息をのんだ。
 なぜなら、女は男が行ってしまうのを見届けると、着ていた衣装を脱いで、一糸まとわぬ裸形となったからである。
 慈恩の目は、女に釘付けになった。
 遠目に面立ちを見る限り、年齢(とし)の頃は、十八か九ぐらいだろうか。
 伸びやかな肢体に、ふっくらと三角に尖った形の良い乳房、くびれてきれいな曲線を描く腰から尻への流れ、淡い繊毛も露なその身体には、黒子(ほくろ)一つ見えない。
 桃の果実のようなみずみずしさに溢れていた。
 そんな慈恩の視線を知ってか知らずか、やがて女は、岩場から川に入った。
 女は水浴みをしているようである。
 ややあって、川から上がった女は、岩にかけてあった薄絹をまとった。その姿は、話しに聞く天女もかくやとばかりに見まがうほどの美しさであった。
 やがて女は、同じく岩にかけてあった浅黄色の小袖を身につけた。
 そのとき、ふと、寂しげな表情がよぎったように見えた。
 女は川に近づくと、細く白い手で、長い髪をかきあげるようにして、川面に自分の顔を映していた。
 まるで雷に撃たれでもしたかのように、じっとその不思議な光景を見ていた慈恩は、ようやく我に返って、
 ――先ほどの男の体術といい、もしや猿一族につながる者ではないか。
 という、疑念が湧いた。
 もし、そうであるならば、一族の里への案内を請えないものか。
 慈恩は、意を決して林から出ると、川べりにたたずむ女に近づいた。
 女は川面に映った自分の顔をあかず眺めながら、物思いに沈む風情であったが、慈恩が後ろから近づいて、
「もし、そこなお方」
 と、声をかけるや否や、ぱっと跳躍して慈恩の後ろに回った。
 その身の軽さに驚愕して振り向いたとき、女の小刀が、慈恩の喉元につきつけられていた。

「ううむ!」
 それは、全く見事というほかないものだった。
 兵法に優れた慈恩をうならせるに十分な体術であった。
「何者!」
 女の声は、低く鋭い。察するに、気の勝った女と思われた。
 だがその声音は、慈恩にとってはむしろ快く響いた。
 並の僧侶なら、眼前の小刀と女の激しい誰何で縮みあがっていただろが、慈恩は兵法に覚えがある。悠然として小刀と女の眼を見比べると、わずかの油断を見逃さずに、さっと身を引いて、女の小刀を打ち落とした。そのまま、女の片手を後ろにねじ上げようとした。
 だが女は、それより早く、慈恩の手を振りほどくと、くるりと一回転して、河原に腰を落とすと、そのまま石を拾って礫(つぶて)を撃った。
 さらに、すぐさま移動しながらさかんに礫を撃ってくる。
 慈恩は、やむなく錫杖で礫を払いながら、女に近づく機会を窺った。
 やがて女は、落ちていた小刀を拾い上げると、そのまま慈恩に向かってきた。
 ガッ――。
 小刀と錫杖が打ち合う鈍い音がした。
「・・・・!」
 女に驚愕の表情が浮き出た。
 それは自慢の技前が、無残に打ち砕かれた兵法者のそれに似ていた。
 小刀と錫杖とでは、やはり無理があったのだ。勝負の帰趨は明らかだった。
「そなた、猿一族にゆかりのものではないのか?」
 今度は慈恩が、錫杖を女に突きつけた。
 そして、努めて柔らかい声音で問うた。
 だが女は、その問いには答えずに、
「お坊さん強いねえ。この付近一帯ではあたいが一番強いんだけど」
 ややいたずらっぽく言った。
 突きつけられた錫杖を無視するような、邪気のない言葉だった。
 その微笑を含んだ顔は、先ほどの気丈な女と同じだとはとても思えないほどの愛くるしさがあった。
「ふふ。世の中は広い。拙僧より強い者はたくさんいるぞ」
 慈恩は、気の張った身体から力が抜けるようであった。
「ほんとう!」 
 女は目を輝かして慈恩を見た。
 だが、すぐに悲しげな表情を作ると、ぱっと身を翻した。一瞬のうちに慈恩との距離が離れる。
「あたいは、強い人は好きだよ」
 にっこり微笑んでそう言うと、女はそのまま跳躍して、林の中に消えていった。
 それはあっという間の出来事だった。
「ううむ。見事な!」
 慈恩の口から感嘆の言葉がもれた。それほどに優れた体術だったのである。
 慈恩は消えた林の方を見つめながら、最後に微笑んだ女の顔を思い出していた。
 丸い顔に大きく澄んだ瞳と赤い唇が、ひときわ鮮明に脳裏に焼き付いている。白い歯も鮮やかな印象を持って思い返された。
 キキッ、という猿の鳴き声に、慈恩は、深い眠りから覚めたように、我に返った。猿の鳴き声は、二声、三声聞こえただけで、すぐに林の中はしんと静まり返った。
 ややあって、山鳥が鳴きだした。
 しばらく様子を窺っていた慈恩だったが、再び道を探して歩き出した。
 ――このような山奥に面妖なことよ。
 慈恩は、先ほどの女との出会いが、とても現実に起こったこととは思われなかった。
「狐にでも化かされたか」
 ひとりごちながら、再び猿一族の里を目指した。

(二)猿一族

 戸隠山は、古来より修験の山である。
 中腹にある戸隠神社は、かつて「戸隠山勧修院顕光寺」として、最盛期は十三谷三千坊を擁していた。当時、三千坊を擁していたのは、比叡山、高野山と実にこの戸隠神社の三つのみであったという。この時代、やや衰えたりとはいえ、それでも比叡山の末寺として殷賑を極めていた。
 猿一族の里は、そんな戸隠神社の奥社のさらに奥、鬱蒼と生い茂る古杉の林を抜けたさらにその先にあった。
 そこは山と山が入り組んだ、外界と遮断された谷間になっていて、めったによそ者が入りこめない造りになっていた。秘境といって良いかもしれない。
 猿一族は、老若男女およそ百人ほどであろうか。
 谷間に開けたわずかばかりの土地に、肩を寄せ合うように暮らしていた。
 田はないようである。だが、いわゆる焼畑とも違い、陸稲や狩猟を中心とした一族といって良い。山の民とも少し異なるようで、他と交わらず、孤高を貫いているようにも見えた。
 慈恩は、長老のいる屋敷に案内された。子(ね、北)の方角に位置する長老屋敷は、一応入り母屋風に造ってはあったが、見るからに質素な造りであった。
 不思議な霊力を持つ、齢不明のおばばを頭に頂く百人ほどの集団、という猿一族の噂は、事実とはやや異なったようだ。実際は、長老と呼ばれる男性の老人が、頭のようである。
 長老は、すでに六十歳は越えていよう。頭髪はなく、手足は干からびたように細かった。それでも、真っ白な眉と髭は豊かで、唐土の仙人もかくやと思わせる風情があった。
「このようなむさくるしいところへよう参られたの」
 慈恩が僧形だからであろうか、始め長老は機嫌が良かった。
 だが、新田義則への助力を請うと、長老の顔色は一変した。
「ふむう。南朝にのう・・・・」
 額に縦じわを刻み、真っ白な眉を寄せて、深く考え込むふうになった。
 二間四方の小さな板の間である。
 部屋の正面に長老と思しき老爺と老婆が、藁(わら)ゴザを敷いて座し、左右には二人の屈強な男がこれも藁ゴザに座している。老婆は、イタチのような獣を抱いていた。背が茶色で腹が白い。
「じゃが、もはや南朝は、風前の灯ではないのか?」
 長老は、人外の秘境にあって、世の動きを正確に掴んでいた。そのこと自体が、慈恩にとって驚きでもあった。
「ぜひとも、我らに力を貸して欲しいのです」 
 慈恩は、新田義則の計画を打ち明け、成算のあることを説いた。
「まだまだ、我ら南朝には力が残されています」
「有力な守護で、味方するものはおらぬようだが?」
「確かに武家の力は弱い。だが、修験の者や悪党などは、南朝に心寄せるものが多いのです」
「公家とて吉野の奥に逼塞しておる」
「後醍醐帝もそのような中で、かつて北条を打倒しましたぞ」
 慈恩と長老の問答は、果てしがなかった。
 やがて、長老が思案するように目を閉じた。慈恩は、そんな長老をただ見つめ続けていた。

 ややあって、
「おババはどうじゃな」
 長老は、長い思案の後に、隣のおババに意見を求めた。
 おババもだいぶん齢を重ねているように思われた。髪の毛は油っけがなく、背中まで伸びてはいるものの、雀の巣のようにぼさぼさである。顔にはしみがいっぱいに湧いていた、手足には白い布が巻きつけてある。
「天猿と猿丸はどうじゃ」
 おババは、慈恩をじっと見つめた目を離さずに左右の男達に問うた。
 目にも強さが感じられない。このおババのどこに霊力が備わっているのだろうか。慈恩は先ほどから、このおババの力を計りかねていた。
 ――もしかしたら、おババの抱いている獣が、話に聞く飯綱であろうか。
 確かに飯綱使いは、不思議な術を使うという噂がある。イタチに似たその獣は、慈恩が初めて見る動物だった。
「我ら猿一族は、全てが体術に優れているわけではない」
 慈恩の左手に座している男が、口を開いた。
 その男は、胸のところで組んでいた手をはずした。鹿革の袖無しに麻の筒袖を着している。髪は無造作に後ろに束ねてあるだけだ。慈恩はやがて三十路だが、この男は、慈恩より十ほど年長かと思われた。名を天猿大軒と言った。
 天猿の語るところによると、猿一族は、元来が唐土からの渡来民だという。本国が蒙古族に蹂躙されたときに、わが国に難を避けてきた。その後、諸国を流離い、鎌倉時代の末頃に現在のところに居を定めたとのことだった。それゆえ、山の民を含めた我が国の他の一族との交流はほとんどないらしい。
 一日千里を走る、と言われる不思議な体術は、彼らが代々訓練により伝えてきた術である。その術あればこそ、一族は無事にわが国にたどり着けたという。しかしながら、その術を使えるのは、一族百名ほどのうちわずか十人足らずだという。
 その体術が、猿のように身のこなしが軽いことから、猿一族とあだ名されてはいるが、特に猿を使った術に長けているわけではないようだ。
 幼いうちから厳しい修行を積み、やがて認められた者だけが体術を継承していく。わが国で猿一族と噂された頃から、天猿や猿丸の名を名乗り、代々襲名することにしたという。二人とも三代目であった。
 認められた者は、
「おババを頭と仰ぎ、堅いつながりを持って里を守るのだ」
 と、天猿は言った。やはり板持の情報は、事実だった。
 認められなかった者は、里で普通の暮らしをするという。
「もし、我らの力になってもらえれば、この北信の地に豊かな生活を保証しよう、との仰せである」
 慈恩は恩賞を約束した。
「我らはこの地で充分じゃ。早々に去ね」
 険しい声で言ったのは、慈恩の右にいる男である。
 名を猿丸と言った。格好は天猿と大差ない。だが、年齢は若いようで、慈恩と同じくらいかやや下だろう。

「じゃが、我らの先祖が、この国に渡ってきたとき、どこでも好きな地に住むが良い、と言うてくれたは、今の南帝の曾祖父の帝にあらせられる」
 後宇多天皇のことである。
 現在の南帝は、後宇多天皇の父亀山天皇の大覚寺統に発している。ちなみに北朝は、亀山天皇の兄後深草天皇の持明院統なのである。
「無碍(むげ)にはできまいのう」
 おババが初めて口を開いた。
 イタチに似た獣が、おババの手から離れた。そのまま逃げるように外に出て行った。
 天猿と猿丸の目が、おばばに集中する。つられて長老もちらと視線を向けた。
「おババどの。我らはこの地に住みついてほぼ百年。穏やかに暮らしてきたのだ。これからも穏やかに暮らしていこうではないか」
 猿丸がおババを見て言った。
 じきに天下は、北朝のもとに統一されるのだ。とも言った。
「百年の穏やかな暮らしは、後宇多帝の恩情でもありましょう。その後宇多帝の子孫が困苦しているときに、徒に一族のみ安穏を貪って良いのでしょうか。聞けば、外界と遮断された秘境にありながら、これほど世情に通ずる一族が、世情と無縁に一族のみの安逸を願って良いのでありましょうか」
 慈恩も必死である。 
 その言を聞いて、おババの眉が、ぴくりと動いた。
「確かに我らは、亡国の民なれど、この百年の恩義は、片時も忘れたことはない」
 これは長老の言である。
「天猿はどう考える」
 猿丸は天猿に水を向けた。
 猿丸は、里の中で平和に生きていきたい、という思いが強いようだ。四人の中では、最も若いのだが、なぜか里を出るのを嫌がっている風である。
「わしは皆の決定に従う」
 天猿はどちらでも良いようだ。それは自分の考えを持っていない、というよりも、長老やおババの決定に従うのが、自分の努めと考えている風があった。
「おお、そうじゃ。皆の意見を聞いては」
 一族の意見を、ということであろう。
 猿丸は、まるで救われたように、自分のその考えを主張した。
「これは一族の帰趨を決める一大事。南朝に味方すれば死人がでるやも知れぬ。里の者全員の評定で決すべきじゃ」
 この場合、それは正論と言うべきであろう。
 猿丸の意見をさすがに長老もおババも無視できなかった。
「確かに道理ではあろうのう」
 おババがしゃがれた声で呟くように言った。
「和尚どの。返答はしばしまたれい。しばらく、この里でくつろがれよ」
 長老の一言で、結論は持ち越しとなった。
 慈恩もこれ以上の言をはばかって、やむなく一族の評定を待つこととした。
 直ちに長老は、里の者全員に寄合いのための召集をかけた。

(三)長老の死

 その夜――。
 月が出た。盛夏に向う上弦の月は、煌々と照りはえて、思わず慈恩も詩情を誘われるほどであった。
 猿一族の里は、他の里に比べるとかなりの高地にある。さすがに夜は肌寒かった。
 数名の見張りを残して、長老の屋敷に一族全員が集まったようである。小さな屋敷は、念仏踊りの見物人のように押しあい、へし合い、それでもいさかいもなく寄合いは静かに進められていた。
 里のはずれの一室に案内された慈恩は、酒肴を供された。このような里に酒があるとは思ってもみないことだった。案内した者の話では、特別の来客に供するものだという。
 納得した慈恩であったが、僧侶の身でござれば、と丁重に断った。
 慈恩は酒を飲まない。酔って不覚をとることを警戒するからである。
 それではというので、改めて茶がふるまわれた。宋国からの帰化人である猿一族は、すでに喫茶の風習を有していたのである。禅僧である慈恩も喫茶の風習は知っている。里のまろやかな苦味のある茶に魅せられた。
 咽喉の渇きと腹を満たした慈恩は、やがて旅の疲れも手伝ってか、いつの間にかぐっすりと眠り込んでいた。
 翌日――。
 不覚にも慈恩が目を覚ましたのは、すでに日が中天に上る頃合であった。
 そのうえ、気がつくと慈恩が寝ていた離れを、剣や刀などを手にした里の男衆が取り囲んでいた。
「長老殺し!」
「・・・・?」
 慈恩はわけがわからない。
 やがて、天猿が現れて説明してくれた。
「明け方に里の長老が殺害された。和尚どのには、長老殺しの疑いがかかっている」
「何! まさか・・・・」
 慈恩は、次の言葉がでてこない。
「里の者は、皆長老の屋敷に集まっていた。和尚どのの言われる南朝に味方するかどうか話し合っていたのだ。結論は容易に出ず、疲れた長老が、休息のために外に出たほんの一瞬の出来事であった。我らは今まで、そのとき見張りに出ていた一族の者を調べていたが、いずれも疑いは晴れた」
 天猿は冷静だった。だが、
「残るは、御坊のみじゃ!」
 これは血気にはやる、離れを取り巻いている一人の男の言である。その言葉に触発されて、
「さっさと白状せい」
「よそ者は信用できん」
 次々と罵る声が聞こえてくる。
「待て。拙僧は仮にも御仏に仕える身、ゆえない殺生は致さぬ、それに、先ほどまでぐっすりと眠り込んでいたのだ。長老を殺すなどとんでもないことだ」
 落ち着きを取り戻した慈恩は、僧衣をまとって部屋から出ると、毅然として言った。
「長老の元に案内してくれ。申し開きもそこでしよう」
 こうしたときの慈恩は、不思議な神々しさがある。里の者もその威に打たれたように手を出しかねていた。
「よかろう。こっちじゃ」
 天猿は、先にたって歩き出した。

 長老の屋敷に着くと、すでに長老は、死化粧を施されて部屋の上座に寝かされていた。昨日、慈恩が長老と話したあの部屋である。
 遺体の左右に里の主だったものが数名合掌し、その他の者は、葬儀の準備に追われていた。
「失礼いたす」
 慈恩はまず合掌し、次に長老の傷口を改めた。
 左胸をまっすぐ一突きである。小刀によるものと思われた。声を発する間もなかったであろう。
(見事な突き傷)
 明らかに武芸の心得のある者の仕業と知れた。
「皆様、ごろうぜられよ。この突き傷は、小刀によるもの。前から見事な一突き。これは長老が、気を許していた証しでありましょう。おそらく、殺害した者は、長老存知よりの者、それもかなり兵法の心得のある者ではありますまいか」
 慈恩の推理に、おお、というどよめきが起こった。
「確かに。御坊の言われることはもっともじゃ」
 天猿が、一族を代表するような形で口を開いた。後に聞いた話だが、天猿は一族の中では、長老、おババに次いで尊敬されているとのことだった。
「夕べの評定の模様を詳しく聞かせてもらえませんかな」
 慈恩は、やんわりと天猿を促した。
 天猿の語ったところによると、評定は遅々として進まなかったという。
 南朝に味方しようと言う者、この際勢威盛んな北朝に味方しようと言う者、里で静かに暮らしているのだから、このままどちらにも味方しないという者、積極的な意見もなく、堂々巡りを繰り返していたという。
「それで、長老の思いは?」
 慈恩は、長老の意を知りたかった。
「うむ。長老は、一族がこの国に来たときの後宇多帝の恩義を思い、南朝に味方しても良いのではないかという考えであった。評定に疲れた皆は、最後に長老の断に従おうということになった。長老は、皆の考えを踏まえ、今一度熟考すると申されて座をはずされた。その直後に殺されたのだ」
 ううむ。天猿の説明を聞き、慈恩は再び考え込む体になった。
「早々に白状されよ」
「言い逃れは許されぬぞ」
 その間にも、慈恩を犯人と思う里の男達の罵声が飛ぶ。
 やがて、その声は大きくなった。気の早いものは、再び武器を構えている。いまにも飛びかからんばかりに猛り立っている者もいる。
「天猿どの。長老殺害は、その坊主に決まっておる。よそ者など信用できぬわ。早々に縄打て」
 元来がひっそりと生きてきた里の者たちである。
 彼等の排他性にも火がついて、慈恩追求の声がさらに大きくなった。

(四)おババの正体

 里の男達の声が大きくなって、ついには、よそ者を殺せ、という声まで出るようになった。
 屋敷の回りは、手に手に武器を持った男達に取り囲まれている。
「道を空けぬか」
 そのとき、しゃがれた声とともにおババが現れた。
「おお、おババじゃ。おババの力で、そのよそ者を成敗してくれ」
 おババは、長老とともに里の尊敬を集めている。
 今にも手にした武器で、慈恩を襲おうとしていた里の男達の動きが止まった。
 慈恩はゆっくりとおババを見た。眼と眼が合う。だが、おババの眼に殺気は感じられなかった。
 おババは、慈恩の隣に来ると、
「皆集まっておるか?」
 里の者たちに向き直って訊いた。
「おう。見張りの者を除いて皆集まっておるぞ。早う、そのよそ者を成敗してくれい」
 男達の中から声が返って来る。
「猿丸はどうした。見張りの番か?」
 再びおババが訊く。
「いや。見張りの番ではない」
 という声とともに、猿丸、猿丸はどこじゃ、という声が大きくなった。
「わしならここじゃ」
 屋敷の外から、ひときわ大きな声が、返ってきた。
 おババ、慈恩、天猿の順に屋敷から男達を割って外に出た。広場になったところに猿丸が、腕組みして立っていた。
「皆の衆。何をしておる。早くその坊主を殺せ」
 猿丸は憎々しげに叫んだ。
 おお、というどよめきが起こって、里の男達が、慈恩を取り囲む。
「そなた。夕べ、長老と何を話しておった」
「何!・・・・」
 おババの一言で、猿丸の顔色が変わった。

「長老が最後の思案をしに屋敷を出たとき、そなたが長老と会っていたのを、このおババが知らぬとでも思うてか」
 しゃがれた声ながらおババの声は鋭い。
「待て。おババどの、わしは・・・・」
 そう言いながら、おババに近づいた猿丸は、腰の刀を抜くと、隣にいる慈恩に突然、斬りつけた。
「やはりそなたが・・・・」
 慈恩は間一髪でよける。
 だが、錫杖は持っていない。長老殺しの詮議の途中だっただけに持って出なかったのだ。
 慈恩は、猿丸の切っ先をかわしながら、巧みに里の男衆と離れた。反撃の機会を窺うのだが、さすがに猿丸の技量は鋭く、逃げるのが精一杯である。
 ――疲れを待つか。 
 慈恩が思案していると、
「和尚どの」
 独特のしゃがれた声がしたかと思うと、おババが太刀を投げてよこした。
「・・・・!」
 天猿の目が大きく見開かれた。
 里の男衆も一様に驚いている。
 だが、何よりも驚いたのは、猿丸本人だったろう。
「おババどの。何故によそ者に肩入れを・・・・」
 後は言葉にならなかった。
 太刀を得た慈恩は、猿丸の攻撃を苦にしなかった。
 得意の体術を駆使して襲う猿丸に対して、太刀で受けながら、やがて猿丸の動きを見切っていた。
 そのことが分かるのであろう、やがて猿丸は、最後の勝負に出た。三間先に間合いを取ると、一気に慈恩に向かって駆けて来たのである。勢いを駆ってすれ違い様に斬る心算と思われた。
 慈恩もまた望むところである。慈恩もまた猿丸に向かって駆けだしていた。
 二人がすれ違う。
 一瞬の間があって、慈恩がくるりと背を回した。
 猿丸はそのまま跳躍して逃げにかかった。
「あ・・・・!」
 その跳躍した背中に慈音の記憶が蘇った。

 すぐに後を追おうとするより早く、誰ともなく猿丸に向かって小刀が投げられた。小刀は狙いを過たず、猿丸の背中に深々と突き刺さった。
 ぐあっ、という怪鳥のような叫びを残して、猿丸が落下した。落下点に向かって慈恩が走る。
 それを見た里の男衆が、武器を手に慈恩に向かって行こうとした。
「待て!」
 それを止めたのは、以外にもおババであった。
「皆の衆。長老を殺したのは猿丸じゃ。ババの調べに間違いはない」
 おババは、きっぱりと言った。
 そのときのおババの声は、しゃがれてはいなかった。鋭く澄んだ高い声音であった。腰がしゃんと伸びている。
 猿丸の息は、絶えていた。慈恩は、その背に刺さった小刀を抜き取って見て、
「おう!」 
 小さな驚きの声をあげた。
 慈恩は、その小刀に見覚えがあったからである。
 そのまま慈恩は、眼をおババに移した。眼と眼が合う。その吸い込まれそうなひとみにも明らかに見覚えがあった。
 おババは、両手で顔を覆うと、まるで獣の皮を剥ぐように、己の顔を引き剥がした。
「和尚。広い世界に連れて行ってくだされ」
 それは猿一族の里に来る途中、沢で出会ったあの不思議な女の顔であった。
「我ら一族のみ安穏を貪っておるわけにもいくまいに」
 愛くるしい微笑を称えた顔が、そこにあった。

 後世、おババの名前は〈猿御前〉と伝わっている。
 念大慈恩の高弟十四人の一人で、<陰の流れ>を伝えた伝説の人物である。
 この流れの延長に上泉伊勢守信綱の〈新陰流〉があるといわれている。

(了)









最終編集日時:2010年12月14日 13時48分

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