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血染めの染雪吉野桜 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2013年3月31日 14時12分の記事


【時代小説発掘】
血染めの染雪吉野桜
斎藤 周吾



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】:
 染井吉野桜と言う桜の種は、幕末の頃、江戸の駒込の染井村で偶然にできた新種のようです。
 染井吉野の種を播いても、不飽和作用が働き、同じ物はできません。
 今ある染井吉野桜は全て、接ぎ木して、一本の原木から枝を伸ばしたものです。
 最近は、植物組織培養技術を利用して、クローン増殖できるようですが、
 まだまだ、接木や挿木で増やすしかないのです。
 日本の明治への夜明けをコトホギ、桜の神である木花咲耶姫が、
 染井吉野桜を、授けて下さったのだと思います。

血染めの染雪吉野桜

©山神之音

【プロフィール】:

斎藤周吾 (さいとうしゅうご)
受賞歴
 平成20年8月、日本文学館『最後の家康』で、短編部門の審査員特別賞。
 平成20年1月、(財)斎藤茂吉記念館にて、『短歌部門』で、川嶋清一選で佳作。


これまでの作品:

女帝物語−わが子に



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【時代小説発掘】
血染めの染雪吉野桜
斎藤 周吾



(1)亡霊出現

 花雲のはるかな上空から、寛永寺の鐘が鳴り響いてくる。
 慶応四年二月末、夕七つ(西暦1868年3月末、午後4時)を告げていた。
 鏡のような不忍池(しのばずのいけ)の水面に、上野山寛永寺南麓の総門前の桜花が花雲となって浮かぶ、のどやかな春の夕方であった。
「幸作! 死んでしまえ…… 幸作など消えうせろ……」
 植木職人の幸作が、不忍池のほとりの空き地に売れ残った桜の苗木を植えている時、突然、幸作の後頭を、撞木で鐘を撞くようにクツの列が襲い、ゴンゴンと踏みつけたのだ。「わあ!」、殺されると思った幸作は、思わず、仲春の不忍池の冷たい水の中に逃げ込んだ。
 先日、将軍家菩提寺である寛永寺に大樹(たいじゅ、川十五代将軍慶喜)様が蟄居なされ、上野山を警護する武士がにわかに増えた。この辺りに勝手に桜の苗木を植えるのはまかりならん、と咎められたと思い、池の中の幸作は、冬枯れした蓮葉の間から河童のように首だけ出した。
 ドンドコドン・ピーヒャララと鼓笛の音を響かせる兵隊は、奉行所の取り締りや幕府伝習隊ではない。木の皮に似た昔の挂甲(けいこう)かと惑う変わった鎧を纏い、不忍池の水面に映える花雲をかき乱しながら寛永寺の方に渡り歩いて行く姿は、朝敵征伐せよと錦の御旗を掲げる薩長兵だろうか。
 
 寛永寺総門(黒門)前の不忍池の岸に並ぶ五本の桜は、幸作が植木奉行の許しを得て二十年前に植えた染雪吉野桜である。今年は、蟄居した大樹様を守る寛永寺の警護が厳しく、幸作は総門からずっと離れた池の隅の空き地で染雪吉野桜の苗木を売っていた。
「池向こうの総門前に咲く桜と同じ花をつける苗木はいらんかね。まほろばの大和国は吉野、その本場吉野の山桜より美しく、雪のように白く咲く染雪吉野桜だ。一斉に咲き、綿雪が降るように一斉に散ってゆくいさぎよい花だ。よそでは絶対に売っていないのに、苗木一本がたったの六百文(この頃の一両を九千文で算定。一両は現在約三万円。私算で二千円)。さあ、買ったり買ったり」
 その日の幸作は、染雪吉野桜の苗木を台に乗せ、道行く人々に売り口上を述べていた。 その時、「これが、染雪吉野桜とかいう花木の苗木かい……」、と背後で叫ぶ男がいた。
 幸作は、人を威圧する声に、人の弱みにつけ込む地回りかと思い、思わず首をすくめた。植木が売れず、ショバ代さえ払えないのだ。代わりにこの植木を全部上納しますので世に広めて下さい、と言ったら、ふざけるな、河童になって近くの河童寺に流れてゆけ、と幸作は引導を渡され、植木を載せた車台共々、池に放りこまれたことがあった。
 ふり返ると、小直衣(このうし)を着て太刀を佩(は)く公家の身なりで、若く小生意気そうな顔つきだ。上野山周辺は風水にも適い、東の御所として寛永寺内に東叡山輪王寺が建てられている。京から下って輪王寺の上野宮様に仕える、大樹様御台所縁者の町口彩麿だと名乗って自慢する。
「昨年も、どんなに風情のあるおもしろい桜かと思って眺めたが、匂いもなく、すっと咲いてぱっと散る安っぽいアヅマエビスの白桜。これはまるで、江戸絵に描かれたペルリさんの黒船の大砲のように、どんと出てすっと消える白い硝煙花やないか。異人は喜ぶやろうが、わびさびを尊ぶ古京では下品な桜や。古歌に、 ”いにしへの 奈良の都の 八重桜 きょう九重に 匂いぬるかな”、とあるように、幾重にも、清き匂いの漂う吉野桜か京桜の方がよろしい。十人十色というように、桜も一色の花より違った趣のある色んな花が長く咲き競うのを楽しむ、それがおつやないか」
 彩麿は幸作に、手に持つ半円になった中啓の先を槍のように突きだし、散々さげすんで去った。
 染雪吉野桜は他の山桜よりわずかに早く咲くので道行く人は一瞬足を止めるが、染雪吉野桜の苗木には勿論、足のつま先を幸作の台に向けて止まる人はほとんど居ない。それでも足を止める人は、
「先月、京でこなた(鳥羽伏見の戦いの幕府軍)が薩長軍に敗れた。薩長の西軍がまもなく江戸に攻め下り、江戸を丸焼けにするとの噂だ。町人の多くは遠くの縁筋を頼ってどんどん江戸を脱けだしておる。寛永寺の鐘の音が届く、一里から二里(4〜8?)四方に残る、わし等のようなどこにも行き場のない江戸っ子に、焼け出されるのが分かっていながら呑気に桜の若木を買うスキ者はいねえ」
 と吐き捨てて通り過ぎた。染雪吉野桜花の咲く総門から遠いせいもあって、さらに売れない。
 
「…… 幸作さん、大丈夫ですか!」
 幸作の体を揺らす女が居る。幸作が目をあけると、女房のお雪であった。
 ようやく岸をはいあがった幸作だが、頭を打たれたので深い茂みの中で気を失っていたようだ。
「危ない、お前は早く逃げろ!」
 起きだした幸作は、顔色を変えてお雪の肩を抱きすくめた。
「…… 誰もいませんよ。今日も苗木が三本しか広まらないので、疲れているのではありませんか」
 お雪は残った苗木を数え、ふくよかな小首を微かにかしげて語った。
 だが、お雪が売れたと思った三本の苗木は、幸作が池の周りに植えたものであった。
 月のない空には満天の星がまばたいている。明かりのない夜を過ごしている幸作は、月がなくても星さえあれば夕暮れのように夜目が利く。恐る恐る頭をもたげて辺りを見回すと誰もいない。
「…… そうか…… 亡霊でも見たのかな……」
 幸作が亡霊というと、お雪の目は一瞬、猫の目のように光ったが、すぐ元の憂い顔に戻り、
「まあ、可哀相に…… お顔がこんなに腫れて……」
 お雪は星の下、邪鬼のように踏みしだかれた幸作の顔を、そっと柔らか手に触れて涙を流した。
「お雪、寝てないと駄目じゃないか。駒込染井からここまで半里もある。どうして勝手に来たのだ。不穏な世の、しかも夜に…… 女房担ぎにでも遭ったら、それこそお前を探すのに骨が折れる」
 倒れていた幸作だが、病身で、しかも足が悪く、歩くに困難なお雪に声を荒げていた。「ごめんなさい…… でも、そんなに怒られると、私はもう、幸作さんのお側に居られない……」
 いつも謎めいた事を言うお雪であったが、夜に、ぼーっと光るように浮く顔をひそめると、自然の極みとさえ思うほど凄婉な美しさになる。幸作は硬直し、それ以上問い詰めることができないのだ。
 五年前の夕暮れ、お雪は、足をくじいたので一夜の宿を下さいと幸作の家に紛れこんできた。それがいつしか、二人で所帯を持っていた。ただしお雪は、過ぎた昔を一切聞かないで下さいという。幸作はお雪の年さえも聞けない。今も最初に逢った時と少しも変わらぬ美しさである。すでに二十一、二の頃とは思うが、十五、六にしか見えない時もある。駆け落ちした男と別れたか、崖から飛び降り心中し、お雪だけが足をケガしただけで生き還ったのだろうか。
 心中という相対死の罪を負う者をかくまえば、町奉行所から、どんなおとがめを受けるか分からない。幸作は恐れ半分であったが、お雪と巡り会うために四十五の今まで所帯を持たなかったのだ、とうそぶくほど毎日が満たされた。
 幸作は、憂い顔のお雪に、
「すまぬ、心配をかけて…… それに、もしお前が探してくれなかったら、水に濡れたわしの体は夜露に当たり、明日の朝には冷たくなっていた……」
 一度死に損なったお雪だからこそ人の痛みが分かり、流言を放つ薩長の間諜、盗賊や辻斬りが横行する夜になっても必死に探しに来てくれたのだ。だが、蝋燭も買えないので提灯を持たず、よくここに幸作の倒れているのが分かったものだ。幸作は嬉しい反面、不思議でもあった。
 お雪は、幸作を探し歩いて疲れたのか、うずくまって黒いものを吐いた。いつもの鮮血のようだ。
「だから、いわんこっちゃない……」
 幸作は、お雪の背中をさすりながら呟き、足の悪い女体を大八車に横たえた。先程の亡霊や悪者に襲われないよう苗木で覆ってお雪を隠した。幸作は危ない裏通りを通らず、遠回りになるが、大通りを駒込染井にある家まで、馬車馬のように突っ走るのであった。


 
(2)染雪吉野桜

 売れない染雪吉野桜にもかかわらず、幸作が売るのに執着するのは、深いわけがあった。
 幸作は三十年前、木漏れ日さえ届かぬ日陰になった畑の隅の大岩の割れ目に、一本の桜の若木がやせ細った枝を伸ばしているのを見つけた。土のない岩の中では枯死する。可哀相にと思って岩を砕いたが、硬くてそれ以上ノミが入らない。もう、根元なので引けば盆栽のように根こそぎ抜けると思って強く引くと、曲がって細く節になった所でちぎれた。そのちぎれ口を見ると真っ赤な汁がしたたり落ちている。「血だ!」、と驚いた幸作は慌てて戻ったが、先程の大岩の割れ目に、ちぎった元の根元の先が跡形もなく消えていた。 狐につままれたような幸作だが、山桜の台木を選んで接木して、日当たりの良い所に植え替えた。
 水や肥やしは勿論、風や霜よけを設けて育てても若木を接木したせいか樹勢が弱く、何度も枯れそうになった。接木して五年目、綺麗な白い花をつけるようになったが、花は咲けども実がつかない。一斉に花が咲き、葉が出る前に、一斉に花を散らす不思議な桜木であった。
 幸作の家の種畑は代々、桜の新種を作ろうと、山桜・大島桜・彼岸桜等、幾種類もの桜を交配の為に幹と幹が触れ合うほど密に植えてある。桜は同じ木の花同士では実が着かないからだ。それゆえ、この桜は偶然に掛け合わさってできた新種のようだ。
 白は、赤青黄の光が集まるとできる高貴な天上界の色である。天上界には白い曼珠沙華の花が咲き乱れるという。白花こそが花の中では最も高貴な花だ、と幸作の心はときめいた。
 江戸開府以来、上方に負けぬ桜を江戸に育てよ、と植木職人仲間は、ずっとお上から命じられてきた。白梅やハクモクレンの白より勝る染雪吉野桜の白花の美しさは必ず喜ばれる。幸作は得意顔で植木頭の伊兵衛さんに見せ、大樹様に献上したいと願った。だが、綺麗に色着いた山桜から見ると見劣りがする。白は素(しろ)であって色ではない。接木しなければ増えない木では手間ばかり食ってしようがない、と取り合ってはくれない。大樹様に献上して褒美を頂くどころの騒ぎではなかった。
 高尚な白い花物と幾ら自慢しても、売れなければ暮らし向きが成り立たない。染雪吉野桜の評判が悪いので苗木を全部処分し、接木採枝用の中から樹勢の強い幾本かを交配用に残し、他は切って実物の栗か柿に植え換える。忌地(いやち)になって同じ桜は植えられないからだ。原木の樹勢は最も弱いが、切るのは可哀相だ。枝を全部下ろし、根巻をしてどこぞの山にでも移植してあげよう。赤い血汁だけは見たくないので、暗くなってからノコギリを当てた時、偶然お雪が紛れ込んできた。切るのは止めなさい、必ず世に広まりますというお雪の言葉によって、ここまで来た。
「染雪吉野桜を広めるのは、私に気兼ねしているだけではありませんか……」
 お雪は、売れない苗木を見て、責任を感じたのか辛そうに溜息をついた。
「いや、お雪の名からとった染雪吉野桜だ、きっと売れる」
 幸作が唇を真一文字に結んで微笑を湛えると、お雪は、白い頬にほんのりと朱を浮かべた。
 お雪が病に伏した三年前から、お雪に色目を使う男はなくなった。幸作は嫉妬に悩まされる事がなくなり、染雪吉野桜の振り売りにも精を出していた。植木を売って、三河島の伊藤七郎兵衛や向島の荻原家のような大名格の大金持になりたい。それ以上に、お雪は遠慮して昨年巣鴨に越した漢方名医の尾台榕堂先生でもこの病は治せない、と言って治療を拒むが、唐・天竺からでも良薬を手に入れてお雪の不治の病を何とか治してあげたい。お雪の喜ぶ顔を見たい一心で励んでいた。
「さあ、粥ができた、おあがり」
 翌朝、幸作は櫃底にわずかに残る米で粥を作ってお雪を起こした。畑に残った大根や枯れた青菜も入れてある。売れないので日銭が入らず、お雪の薬どころか米さえ買えない。米は悪徳商人の買い占めにより買いに行くたびに値上がっている。仕方なく染雪吉野桜の花まで入れて量を増やしてある。
「私は今日も動かないので、お腹がすかないのです。働き通しの幸作さんこそ食べて下さい……」
 お雪は、じっと粥を見つめて言った。
「わしは昼間、染雪吉野桜を売っていた時、飯をくれていった客がいたので食べた」
 幸作は嘘をついたが、それでもお雪は、
「花びらを見ていたら、お腹が一杯になりました……」
 と悲しげに言って食べようとはしない。お雪は粥ではなく、ほとんど湯ばかりの粥に、白色がぬけて透き通って浮く、染雪吉野桜の花びらを見つめていたのだ。
 お雪は、幾日も食べずに水しか飲まないのに、少しも痩せ衰えない不思議な女であった。
 夜半になると雨が降りだし、遠雷がだんだん近づく。
 春雷かと思ったドンドコドンという音は、以前聞いた、あの魔の音であった。
「幸作、接木した桜の苗木を広めるのは、今すぐやめろ。さもないと今度こそ殺すぞ」
 乗り込んで来たのは、薩長軍や打ち壊しの凶徒ではなく、台木の怨霊であった。
「わしらは何も悪い事はしていない。美しい桜花を作って何が悪い。むしろ善い事をしているのだ」
 幸作は、お雪をかばって震えながら、叫んだ。
「幸作よ、先日、お前を半殺しにしたのに、台木にされた山桜の痛みや苦しみがまだ分からんのか。我等は一生、華々しく咲く染雪吉野桜に踏まれて地下に押しこめられ、命の水をしぼり取られっぱなしだ。お前の首を取ってわしらの首にすげ替えたらどういう気持になるか、考えても見ろ」
 台木の怨霊達は口々に叫び、ひこばえの枝にも似た鉄砲を幸作に向け、気勢をあげている。
「接木でしか増えない染雪吉野桜は人手がないと数十年で滅んでしまう、か弱い桜だ。山桜を台木に使ってあげればその後、根元からひこばえを生やして二千年でも生きられる。何の不満があるのだ。台木に選ばれる山桜にとってむしろ喜ばしいことではないのか」
 幸作が叫ぶと、「それは、お前の勝手な逃げ口上だ」、と怨霊は幸作に銃口を向けた。「待って下さい、台木さん。この人には何の罪もないのです。罰するなら私を……」
 お雪は、凛として幸作の前に立ちふさがった。
「やめんか、お雪……」
 病弱で大人しい筈のお雪の、どこにそのような一身を顧みない激しさが残っているのだ。染雪吉野桜を切ろうとした幸作を止めたのは私だ、と幸作を気づかうお雪に、死ぬほど嬉しい幸作であった。
 突然、ドーン、という大きな音がした。幸作は思わず伏せると、近くに落ちた雷の音であった。
 幸作がおずおずと頭をもたげると、怨霊達はいずこともなく消え去っていた。
 幸作は翌朝、種畑から少し離れた育苗畑に行くと、丹精をこめて作った染雪吉野桜の苗木が全部黒変している。新種を売り出して大金持の大名格となり、お雪を喜ばせたいと願った幸作だが、大事な飯の種がなくなり、へなへなと畑に崩れた。
 花冷えの夜、お雪は今までにない大量の血を吐いた。苦しげなお雪を引き寄せると、いつも冷たいお雪の体だが、今は本物の雪のように冷たい。幸作は一分の隙間も作らぬよう深く抱きしめると、目を閉じるお雪の顔は、さも満足げに浸っている。
 しばらく後、幸作の腕を脱けて厠に立ったと思ったお雪が、なかなかもどって来ない。 裏から水音がする。またもや雨が降ってきたのだろうか。
 幸作が起き出すと、お雪はこの寒空に、井戸から汲んだつるべ桶の水を肩からかけては、
「台木の怨霊が退散し、染雪吉野桜の苗木が回復し、世に広まりますように……」
 と水垢離(みずごり)をしているのだ。
「何をバカなことをしている。それでなくったって体の弱いお前ではないか。死んでしまうぞ!」
 幸作が声を荒げると、
「祈る私の、邪魔をしないで下さい……」とお雪は、意外に涼しげな顔で幸作を拒んだ。 さらに、
「今から少しばかり出かけてきますが、私が帰るまで、絶対に私を見たり探したりしないで下さい。いいですね、約束しましたよ……」
 お雪は託宣する巫女のように厳かに言い、濡れた着物を着たまま、行き先も告げずに出かけた。
 お雪は、少しどころか夜九つ(午前0時)の鐘が鳴り終わり、明け方近くなっても帰らない。木の上では鵺(ぬえ)が夜通し、ヒーヒー、とお雪の悲鳴にも似た寂しげな声で鳴いている。もしやお雪がさらわれたのでは、また血を吐いて倒れたのでは、それとも死ぬ気なのでは、と鵺の鳴き声を聞く度に、不安がつのる幸作であった。
 居たたまれない幸作は、お雪が足繁くお参りする裏の富士浅間社に来ていた。この神社は江戸を守護する富士山の神霊であり、桜の精でもある木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)を祭ってある。神は苦しい時にこそありがたい。境内の中はしんと静まり返り小川のせせらぎしか聞こえない。お百度参りしてお雪の無事を祈ろう、と二十数段ある石段を上りきって社殿を見つめると、何やら本坪鈴の前で狐火か鬼火のような白や赤に輝く玉が微かに揺らめく。初めは榊か枝垂れ桜が風に揺れていると思ったが、沢山の光る玉を満開桜花のように枝に寄せ、風もないのに桜木が宙を舞っているのだ。それも、ちょんぎった、あの染雪吉野桜の原木と同じ枝振りである事を、植木屋の幸作は直感した。
 突然、小川のせせらぎの音が止み、「幸作さん…… お恨みいたします……」
 とどこからともなくお雪の声がする。幸作の全身が凍った。
 そういえば、ここに小川は流れていない。せせらぎの音と思ったが、実は、お雪の祈る頭声が幸作の肺腑に響いていたのだ。
 お雪が、染雪吉野桜の原木の下に行ったと思うと見えなくなった事が度々あった。どこに行ったのだろうと思ったが、原木に乗り移って休んでいたのだ。お雪の足が悪いのは、かつて幸作があの原木を、ちぎったためだったのか。
「見ない、見ていない…… わしは何も知らない……」
 幸作は叫んで階段を駆け下り、家に帰って褥(しとね)にもぐりこんで震えた。
 お雪は、陽が昇る前、朝風が動き始めた時に帰り、震える幸作の褥に入って来た。
 三十年前、染雪吉野桜の種を運んだ鵺が幸作の畑の岩の割れ目に誤って落とした。三年前、散る桜と共に富士に帰り、元の白雪になる定めだったが、吐血の病罰を受けても幸作の側に居たかった。病罰を祓おうと木花咲耶姫に祈っていたが、醜い姿を幸作に見られた以上、もはや側に居ることは適わない。しかしお雪の本当の寿命は三十路になる今夜だ、と先程、木花咲耶姫に告げられたと言う。
「幸作さんに救われ、三十年も育てて頂き、ありがとうございました……」
 お雪が幸作に手を合わせると、日が昇ると共に、お雪の足許から、まるで、褥から滑り落ちるように、見る見る溶け出していった。雪のように白くなったが、やがて、全て泡のように消えた。
 幸作は慌てて畑に行くと、あの、岩場から引き抜いて育てた染雪吉野桜の原木も立枯れしていた。
「ああ、お雪、許してくれ……」と幸作は、悔やんでも悔やみきれない。
 幸作は絶食を始めた。
「幸作さん……」、とどこからともなくお雪の声がする。
「私は、幸作さんの思いに温められてサワリが除かれ、白雪の精霊と化すことができ、台木の怨霊を底根国(そこつねのくに)に鎮めました。染雪吉野桜は、これから多くの人が喜んでくださいます…… 幸作さんは生きて染雪吉野桜を広めて下さい……」
 お雪の言葉に、幸作は驚いて起き上がったが、どこにもお雪の姿はない。




血染めの染雪吉野桜

©山神之音



 
(3)ええじゃないか

 
 翌日、水を飲んで飢えをしのぎ、新しく苗を育てようと歯を食いしばって育苗畑に行くと、何と、枯れたはずの苗木が全部、青々と葉を茂らせている。花も咲いているではないか。
「ああ、お雪は、己が身を犠牲にして、苗木を蘇生させてくれたのだ。これは決して夢ではない」
 茫然と苗木を見つめる幸作は、お雪と過ごした五年、いや三十年が、まるで夢のようであった。
「あんたは、たしか幸作と言うたな……」
 幸作がふと振り向くと、輪王寺の上野宮様に仕える、あの、公家の町口彩麿が後ろに立っていた。
「寛永寺の総門前に染雪吉野桜を植えたあんたを、さる尊い御方がお呼びだ。お気持ちがお変わりならぬうち、はよう、私と一緒にきやれ」
 せかす彩麿に、幸作は綿入に印半纏(しるしばんてん)を羽織って行くと、日当たりの良い総門前の染雪吉野桜花はもう、一斉に散る最中であった。
「ゆえあって、余は名を名乗れぬが、直答を許す。この染雪吉野桜を植えたのは、その方か」
 花の散る桜木の根元の床几に腰かけている御方が、駘蕩然(たいとうぜん)と問う。
「へへ……」と幸作は地に顔を伏せたが、身なりは立派だが、下々の植木職人に親しく声をかけてくるからには、どこか御譜代の小大名か御旗本だろう。染雪吉野桜を沢山買ってくれる財力も、植える広い屋敷もないだろうと値踏みしていた。
「昨夜、私の夢枕に木花咲耶姫の神霊が立ち、この幸作とか申す者が植えた染雪吉野桜を観れば、富士の麓の駿河に安住できる、桜街道が開くとのお告げがございました。今は不穏な江戸ですが、居ても立っても居られず、供の数を増やし、お城の筋違御門を密かにぬけだして参りました…… 総門内の花なら、御蟄居中の上様とはお目通り叶わぬところでした…… 池の島の弁天堂に傾く陽を見ながら、散る桜花の風情に浸れるのも、神霊のお導きかと思います……」
 かしこまって聞いていた幸作は、さる御方の北の方のようなお方様が居ることに初めて気づいた。お方様が、西の富士に坐す木花咲耶姫のことを語ると、幸作は思わず、体を小刻みに震わしていた。
「江戸は寒く、雨が少のうございます。山桜は吉野山のように綺麗に咲きませぬ。江戸では染雪吉野桜の方が綺麗に咲きます。上方に負けぬ高貴な白い花をつける染雪吉野桜は、散り際があざやかで、ほんまに、奥ゆかしい花どすなあ……」
 十日ほど前、幸作の染雪吉野桜を散々けなした彩麿が、すまし顔で和している。
「古歌に、散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ、とある。この散る桜はまさに、天下のマツリゴトから潔く身を退いて駿河に落ちよ、と余に訴えておるのか……」
 さる御方は、一斉に散る染雪吉野桜に、はらはらと涙をこぼしている。
「この因幡、馬齢を重ね、一昨年に七十の古希を迎えましたが、今日この日まで、まことに長生きした甲斐がございました……」
 側に仕える穏やかそうな老武士は、時に感じて花に涙を注いだ。
「吹雪くように見事に散る白桜を見るのは、神君家康公でさえ叶わなかった…… 爺、千両万両にも勝る花を見せてくれた天晴れなるこの者に、ささやかながら、何か褒美をとらせよ……」
「はっ…… それにつきまして、この桜を、上野山や水戸の桜川に植えてはいかがか、と……」
 さる御方の言葉を老武士は受け継ぎ、妙案を提言した。
「…… うむ…… そうせい……」
 さる御方は、あごの先で命じた。
「幸作とやら、今のお言葉を聞いたであろう。染雪吉野桜の苗木の数は、千両分ほど、あるか……」
 老武士は、大変なご時世にもかかわらず、七十二まで隠居せずに主の側近く仕えて居られるのは、気前のよい、奇特な御仁だからだろう。人のよさそうな顔で幸作に尋ねて来た。
「…… はい、年代物が五百本、台売物が千本、一年物が千五百本。全て集めれば千両を二割ほど超え、それこそ十二分にございます……」
 預かり地に雇い人を使って植えた木、親しい植木仲間に勧めた物まで、大小かき集めての総数である。商才ある幸作は抜け目なく、ざっと六倍ほどの高値で即答したが、値引いて千両にするつもりであった。物がべらぼうに高騰する乱れた今の世とはいえ、小判千枚は大金である。わしが大名格の大金持になる事をお雪がきっと、木花咲耶姫様にお願いして下さったのだ。愛する者の死を悲しみながら桜花の灰を撒く花咲爺のように、幸作は、お雪の待つ天にも昇る夢心地であった。
 やがて、さる御方が寛永寺に登ると、お方様も幸作に美しい微笑を投げてお城に去って行った。
「幸作とやら、今申した染雪吉野桜の苗木を全て、将軍家に献上せよ」
 居残った老武士は、顔に、人なつっこい微笑をたたえて命じた。
「はっ?…… 大樹様に、ケンジョー…… ですか…… もしや…… 全部、ただで……」
 お方様の目まぜの余韻に心地よく浸っていた幸作は、そのまま、あんぐりと口を開けていた。
「そうじゃ。江戸が戦で焼け野原になれば、植木など、柴やたきぎ同然に燃え尽きよう。染雪吉野桜のごとく、散り際は潔く、鮮やかにせよ」
「ウヘー! それだけはご勘弁を……」
 大名格どころか、文無しになる。幸作は思わず、どんと尻餅をついていた。
「今の御方をどなたと心得る、将軍様なるぞ……」
 幸作は、大樹様とは薄々感じていたが、改めて言われると地に叩頭しなければならなかった。
「尊い御方は、このような些事に関わりを持たぬ。もし上様に直訴すれば、その方のここが飛ぶぞ」
 老武士が、半開きした秋津柄の江戸扇子で幸作の首を軽く叩くと、裏と表を見せながらひらりひらりと散る桜が、幸作の目には、山吹色の大判小判に羽が生え、舞い飛んでゆくように映った。
「染雪吉野桜を上野山に植えるのは、西の京の朝廷に、あくまでも恭順の意を伝える為や。恭順したのに川家を廃絶する暴挙をとれば、上野山を桜の吉野山にするおつもりや。すなわち、南北朝時代の吉野朝廷のように、上野山を東の京にして徹底抗戦する覚悟を示す為やろう。だが、薩長軍に幕府軍がもしも敗れ、染雪吉野桜をあんたが売ったとわかれば、あんたも賊として薩長に討たれる。苗木を召し上げられたとあれば、あんたへの科はなくなる……」
 彩麿は、幸作を散々脅し、そしてすかした。

 幸作は、根こそぎ苗木を持っていかれた畑で茫然としていると、幸作の掌に染雪吉野桜の花びらがひらひらと舞い込んだ。見あげると、お雪の原木から枝を取って接ぎ木をして増やし、上野山と同じころに植えた、枝取り用の十六本の染雪吉野桜からであった。お雪の分身であり、忘れ形見の大事な子供達でもある。この畑は日陰になっているので、いまだ半分は散らずに残っていた。
 一ひらの花弁の根元をじっと見つめると、真っ赤な血の色に染まっている。
「これは悲しく切ない、お雪の血の色だ。お雪が呼んでいる……」
 春のなごりの最後の花を見つめる幸作に、涙はない。
 幸作が、染雪吉野桜の原木である枯れたお雪桜に登り、首に縄をかけ、地に体を落としていた。
「…… おや?…………」
 しばらく後、幸作の耳に、鼓笛の音が高らかに鳴り響いてくる。
 台木の怨霊が、ざまあ見ろと地の底にある底根国へ引っ張りにきたのだ。
 だが、目前に立ったのを見ると、幸作の畑から苗木を運んで植えるよう因幡から狩り出された、植木職人や町衆、彼らの家の者達である。
 幸作は驚いて首に巻いた縄の先を見ると、何と、太いお雪桜が、根ごと倒れているではないか。
 町衆は、幸作を慰めるかたわら、染雪吉野桜の花見をしたいと言う。車には、あの印旛から贈られた酒樽一荷が積んであった。沢山の食い物もある。運んだ苗木の一部は彼らがくすねているのを幸作は見ている。染雪吉野桜が世に広がる事でもあり、喜ぶべきことである。
 大樹様のお側に居られたお方様は、千代田城一橋の自室に桜の調度品を揃え、桜御殿と呼ばせるほど桜が大好きな将軍家御台所様だと彩麿が去り際に語ってくれた。御台所様の夢枕に立ったのはきっとお雪だ。お雪がわしに、生きて染雪吉野桜の苗木を作って世に広めよと言って原木を倒したのだ。
「さあ、染雪吉野桜を世に広めてくれる、皆の衆への褒美の酒だ、思いっきり、やってくれ……」
 幸作は喜んで畑を開放し、酒樽の蓋を自ら割った。
 ドンドコドン・ピーヒャララ、と太鼓や笛が響く染雪吉野桜花の下、老いも若きも、男も女も、盆と正月が一緒に来たように踊り、腹を抱えて笑い転げた。
 白は高貴な色ではなく、白こそが多くの人の好む大衆の色だった。周りが白一色に包まれると、白銀の雪の中を走り回る犬のように、人は無邪気にはしゃぎ始めるではないか。昼の白い太陽に映える白い花雲、地に散り敷く白い花の絨毯こそが、この世の白い曼珠沙華の楽土だ。
 その時、ゴーン、と上野寛永寺の大鐘が鳴り始めた。
 幸作は、一つ、二つ、三つ……、と数えてゆき、おやっ?、と耳を澄ました。
 初めの捨て鐘三つに続き、九つ(正午)、計十二鳴るが、鳴る間合いが、三つづつ連打し、四回鳴るように聞こえた。「はやがねだ−!」、と誰かが叫んだ。
 大鐘の鳴る間合いと数が、近くで出火したか変事を報せる、半鐘の早鐘と同じなのだ。 踊っている男は手や片足をあげたまま止まり、母親は子供を抱きすくめ、鳴る音を数えていた。
 駒込植木職人の幸作は、近火の時は町火消九番組の『つ組』に鳶人足としてはせ参ずる。あこがれの毘沙門剣のマトイを掲げるように、素早く高木の天辺に登ったが、風上や周りを見たが煙が立ちのぼらない。火事ではない。江戸市中を焦土と化す西軍がついに攻めて来たのか。しかし戦なら鐘より早く、南の高輪大木戸辺りから銃砲の音がする。耳をつんざく鉄砲や大砲の轟音は鐘の何倍も遠くに届くからだ。
「あの鐘は、早くとも明日にならないと西軍が攻めて来ないという予鐘か。だったら、捨鐘一つ撞いて間を置き、次に三つを早撞き、それを何度も繰り返せばいいものを…… 全くもって人騒がせな」
 幸作は軽く舌打ちしたが、聞き慣れた大鐘を半鐘と間違うほどに皆は恐慌しているのだと気づき、
「ええじゃないかええじゃないか、よいよいよいよい、あらえっさっさあ……」
 久しぶりの米の飯にかぶりついて気力がみなぎった幸作は、ほっかぶりをして、腰には切箸という植木を切るハサミを何本も着けてじゃらじゃらと鳴らし、めちゃくちゃな節を付けてはやしながら、染雪吉野桜花の下で、諸肌脱いで踊りだした。
 少なくとも、命のある今日一日、存分に踊り楽しまねば、損々。
 皆の衆も幸作に誘われ、一瞬静まり返った蛙の群が再び合唱を始めるように、以前よりはるかに、何かに憑かれたように、はしゃぎ始めるのであった。
                                                             了

 
 染雪吉野桜は、明治になると染井吉野桜として全国に植えられ、桜前線北上の指標となった。

  参考文献 佐藤俊樹『桜が作った日本』岩波新書
       平塚晶人『サクラを救え 染井吉野寿命60年説に挑む男たち』文藝春秋
       松浦 玲『徳川慶喜―将軍家の明治維新』 中公新書
  取得資格 一級造園施工管理技士
  挿  絵 山神之音





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