【詩】マイノリティの午後 | |
[詩] | |
2023年9月10日 0時59分の記事 | |
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正午の工場のサイレンが鳴り響く。 弁当箱にこびりついた米。 あくせく働いて手にする糧。 抵抗することも敵わないなら、ボロ雑巾に願いを託して。 頬杖をついて鼻歌を歌った夜。 お前の寝顔を眺めて想う。 闇にあがなえるのは愛だけだろう。 もう世界には愛しかないから。
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