ヘルメスの独り言 『今週の重賞予想 2』 | |
[独り言] | |
2020年2月15日 3時15分の記事 | |
ヘルメスの独り言 『今週の重賞予想 2』 今週の日曜日の東京のメインレースは芝1800mの共同通信杯(G3)。 例年、大体10〜13頭位の出走だけど、今年も9頭と少頭数。コース的には最後の525mの直線を含めてその馬の能力が反映されやすいので、実力のある人気馬の信頼度が高いコース。なので、極端な穴狙いとかはやめといた方が無難かも。 2011年以降はここが3歳緒戦だった馬が7勝、2着6回、3着5回と好成績。 枠は少頭数なので、あまり不利はなくフラットに思えるけど、内枠で馬番?〜?が好成績。これはスタートして2コーナーまでの距離が160m、3コーナーまでの距離が750mあって、あまり先行争いが激しくならないけど、この2コーナーでのロスが想像以上に大きいらしい。なので、8枠は未勝利。?番から外の馬は苦戦傾向にある。脚質的には逃げは最後の直線が長いので、余程の馬でない限り厳しい。また、追い込み馬もまだ3歳で完成している訳でもないので、4角10番手以下からの直線一気というのもちょっと厳しい。なので、先行、差しを重視した方がいい。 このレースはG1への叩き台のようなレースで、実力馬でも賞金を沢山持っている馬は何が何でも勝たないと、というような状況ではないので、そういう馬は調整の為とか東京は初出走という馬はコース慣れを見込むとか、なので、そういう馬は実力があってもあんまり重視しない方がいいかも。実際過去10年で1人気で勝った馬は2014年のイスラボニータだけ。なので、4勝している3人気とか2人気あたりを重視した方がいいかも。 過去10年で連対している馬は前走3着以内に入っていた。入っていないのは2016年の1着ディーマジェスティ(前走取消)、2着イモータル(前走9着)だけ。この年は過去10年で唯一良馬場ではなく、稍重だった。 以上よりこのレースのプロファイリングは何が何でも勝って賞金を加算しておきたい実力のある2〜3人気の馬。先行、差し馬で?〜?の馬番の内枠の馬。前走3着いない。 このプロファイリングに一番近い馬はダーリントンホール、ビターエンダー、フィリオアレグロあたりか。 実力的にはマイラプソディで決まりだと思うけど、このレース、過去10年で1人気が一回しか勝っていないので、このマイラプソディがどれくらいの本気度で参戦してくるかが問題。東京コース初出走だし、ローテも中11週ってことはやっぱこのレースは叩き台かな。仕上がり具合で勝ちも勿論ありだけど、軽く調整で2,3着、下手したら4、5着とかもあるかも。 ということで、少頭数だけど、買い目はちょっと広めにした方がいいかも。 現時点での自分の予想は ◎?ダーリントンホール 〇?マイラプソディ ▲?ビターエンダー △?フィリオアレグロ ?ココロノトウダイ ?エン ?ダーリントンホール 前走の葉牡丹賞は1番人気だったが状態の良くなかった中でも3着。今回は調教の仕上がり具合も良さそうで、併入したフレッチアを圧倒。2走前の札幌2歳Sは追い出しで待たされるロスがあって勝負どころでスムーズさをかいての3着。先週はプリモシーンで東京新聞杯を勝っている厩舎だけあって、勢いがある。今回は左回りコースがポイントだけど、食欲も戻ってきたし、素質は高い馬なので問題なさそう。 ?マイラプソディ ハーツクライ産駒。このメンバーの中では実績最上位。新馬戦、野路菊S、京都2歳Sと無傷の3連勝中。本番の日本ダービーに備えて、東京コースを経験する為の出走だと思うけど、4連勝は勿論狙っているはず。でも絶対勝利とまではいかないと思うので、70〜80%くらいのデキで出走するんじゃないかな、とは思っているのだけど。跳びの大きい馬なので、東京コースは合っていると思うし、とにかく同世代のG1馬、コントレイル、サリオスに匹敵するほどポテンシャルは高い。2歳暮れのG1には向かわずにきた、ということは日本ダービーを目標に焦らずにじっくり成長させていると考えて、ここは勝たなくてもいいや、みたいな感じじゃないかな。と思っているんだけど。勿論、末脚の破壊力を考えたら、まともに走れば勝って当然だとは思っているけど。鞍上も3戦ともコンビを組んだ武豊騎手だし、このレースは06年と09年に勝っている。 ?ビターエンダー オルフェーヴル産駒。前走中山の京成杯は初めての重賞とトリッキーな中山コースということで4着でも問題ないんじゃないか。今回の東京コースは4着以下がないし、長い直線は長く使える末脚を持っているこの馬には有利に働きそう。 ?フィリオアレグロ ディープインパクト産駒。1勝馬だけど、鞍上が先週の東京新聞杯を勝ったMデムーロ騎手。半兄のサトノクラウンは今回と同舞台の東京2歳Sをデビュー2戦目で制している。東京芝2000mのデビュー戦は大外枠からのスタートだったが、楽に折り合ってレースセンスも高い。直線は2着のレッドルレーヴと激しい一騎打ちを制したが、3着以下には6馬身差と突き放した。その破った相手は既に5頭が勝ち上がり、サトノフラッグは2勝目を挙げているほど、その新馬戦のレースレベルは高かった。前走からの上積みもあるとすると、1勝馬だけどここで勝ってもおかしくはないほどのポテンシャルを持っていそう。 ?ココロノトウダイ 父はエイシンフラッシュ。デビューからの全3戦でメンバー最速の上がり3ハロンタイムをマークしているほど強力な末脚を持っている。東京の長い直線はこの馬にとって有利。3戦全て芝1800mと距離適性も抜群。福島の新馬戦は2着に敗れたが、未勝利戦、きんもくせい特別と連勝中。前走のきんもくせい特別で2着に破ったエヴァーガーデンが次戦の葉牡丹賞(2着)で、今回、共同通信杯に出走するダーリントンホール(3着)に先着しているので、この馬の能力もかなり高いと思える。 ?エン 父のTabistockは芝のG1を2勝。川崎での2連勝は2着に2戦合計で12馬身の着差をつけたほどの能力。中央にきても引けは取らないと思うけど、距離がどうかなと、逃げがこの長い東京コースでは厳しいかな、とは思っているんだけど。でもあの2連勝の圧巻のレースをされたら、この馬が勝ってもおかしくはない。たぶん、地方馬ということで軽視されるはずなので。 にほんブログ村 ポチっとお願いします。(*^_^*)
| |
このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] [チップをあげる] |
このブログの評価 評価はまだありません。 [このブログの評価を見る] [この記事を評価する] |
◆この記事へのコメント | |
コメントはありません。 | |
◆この記事へのトラックバック | |
トラックバックはありません。 トラックバックURL https://kuruten.jp/blog/tb/fortunateday/440561 |