白華の檻〜隠岐秋房ルート感想〜 | |
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2013年6月9日 20時22分の記事 | |
ずっとやりたいなと思っていて、ようやく手に入れました白華の檻! 緋色シリーズ好きとしては凄く気になっていたので・・・! まずは一番気になっていた隠岐秋房ルートから!
秋房は、主人公 詞紀の幼なじみであり、詞紀の側仕えである武官の青年です。 幼なじみもわんこ系キャラも大好きな私がハマらないわけがなかった(笑) 姫様第一で真っ直ぐ真面目な子です。一途で可愛い。 それ故にみんなの扱いや公式の扱いが酷いです(笑) 愛すべきいじられキャラ。そんなところも大好きです。 姫様命で真っ直ぐ過ぎたがために道満に騙されて罠にはまった時は、「秋房やめてえええ…!!それ罠だから!明らかに怪しすぎるから!」という気持ちでした…(笑) 秋房らしくもあり、詞紀のことを想うが故の行動だったので、不思議と秋房に対する怒りは湧いてきませんでした。悪いのは道満、お前だ。 清々しいくらい道満が外道でしたね。すごくわかりやすい悪役です。 まあでも、道満の罠にはまった秋房に対して古嗣が本気で怒った気持ちもわかるし、あの時代だと、そういう失態をした場合に自害するのは珍しくないということも理解はしています。 なのでひたすら辛かったですね…。秋房に死んでほしくなくて必死に謝っている詞紀の気持ちと完全にシンクロしてました。 秋房ルートの大きなテーマというかキーワードは、もう一人の幼なじみ 言蔵智則との対比だと思います。 秋房と智則、二人共詞紀のことが好きなのですが、二人の性格・やり方・考え方が正反対で、二人の違いの対比がとても丁寧に描かれていました。 最初は、思ったより智則の出番や活躍少ないなあと思っていました。 しかし、秋房ルートが別名智則ルートと言われているように、終盤の智則のが活躍が凄すぎました・・・! 道満にとどめをさしたのも、例の鬼を倒したのも智則でした。 最初に鬼を斬って追い返したのと、道満と接戦したのと、最終的に鬼斬丸に取り込まれそうになった智則を斬ったのは秋房だったんですけどね。 それでも、詞紀のことを想う気持ちは誰にも負けない一途で真っ直ぐな秋房はとてもかっこよくて素敵でした。 そんな秋房だからこそ、智則は詞紀のことを秋房に託したのだと思います。 二人の友情が伝わってくる場面もすごく好きです。 「お前のこと、親友って呼んでもいいか…?」という台詞、すごく秋房らしくて良かった。 秋房と智則の対比は、アムネシアのシンルートでのシンとトーマの対比とちょっと似てるかもと思いました。 キャラの性格とか諸々違うんですけど、考え方ややり方が正反対な所とか、お互いにお互いの良さを羨ましがっていた所とか、「俺じゃなくてそいつを選ぶのか」的な台詞とか。 それから、3年前に、秋房が玉依姫の因習を知って、詞紀をそんな運命から救おうと一緒に村の外へ逃れようとしたこと。 無印緋色での拓磨と珠紀の逃避行が思い出されて(´;ω;`)ブワッ ってなりました…。 秋房も拓磨も常世神を祖先にもつ鬼の守護者なので、どこか通じる部分があるのかなあとか思ったり。 明らかにおかしな因習だけれど、閉鎖的な村での因習な上に世界云々がかかわってくる問題なので、こういう状況でおかしいことをはっきりおかしいと思って行動できる人って、すごく貴重なんじゃないかなあと思うのです。 「玉依姫だからとか関係なく、惚れた女だから」というのは緋色シリーズ恒例みたいなものですが、やっぱりこういうの良いですね。王道大好きです! 「あの時離してしまった手」というのも秋房ルートの大きなテーマだと思うので、とても丁寧に描かれてすごく好きです。 二人のやり取りも凄く可愛くて微笑ましいです(*´∀`) 秋房を看病している時に詞紀が秋房の手を握っていて、それに気づいた秋房がかなり動揺したり「この手は一生洗えないぞ…。」と言ったりしてマジ秋房でした(笑) 可愛い…。 二人の台詞とか心の声が一致してる場面もあってやたら可愛かったです。 結構似た者同士なのかもですね。 秋房、自ルートなのに結構不憫だったような気もしますが、ちゃんと諸々解決して平和になり、詞紀と一緒になれて本当に良かったなと心から思いました…! 良かったね秋房…!! 秋房好き過ぎて、他ルートでの秋房のことを想像するだけで辛くなってくるので、まだ他ルートはやれずにいます…。 絶対不憫だよね秋房…!これだから幼なじみは…!(笑) BADエンドとノーマルエンドもまだ回収できていないので、落ち着いてきたら進めていこうと思います。ちゃんとフルコンプしたい。 | |
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